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多摩編
赤石魔境ボスの実力・再三甲府城・供応・甲府城代の質問
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『赤石魔境ボスの実力』
俺は赤石ボスの魔力量を計って、多摩の3倍の距離を保った。
「旦那様!」
赤石ボスは俺の予想を超えて、多摩の4倍の距離からブレス攻撃をしてきた。
「その位置にいろ!」
思わず飛んで近づこうとした彩を押し止めた。
ボスのあまりに強力なブレスに前方展開した防御魔法壁が削られる!
あっという間に防御魔法壁が消失。
新たに製作していた魔法盾にブレスが襲い掛かる。
魔法盾とはボス戦専用に創ったもの。
直径3mの円盤盾
5cm厚の圧縮強化岩盤
5cm厚の圧縮強化木盤
5cm厚の鋼鉄
前面には防御魔法壁発生魔法陣
後面には浮遊魔法陣・風移動魔法陣
各面には大量の魔晶石を埋め込んでいる。
これを各3枚の合計9枚合わせたもの
魔法盾が創り出した防御魔法壁がガリガリとブレスで削られる。
しかし次々と再発生される防御魔法壁がブレスを防ぐ
もう大丈夫、この盾で赤石ボスのブレスは防ぎきれる。
これで態(わざ)と多摩ボス用の弱い防御魔法壁で試した甲斐が有る。
彩や他の魔法使い達の為にも、正確にボスのブレス力を計る必要があったのだ。
『再三甲府城』
俺と彩は、赤石で狩った獲物を多摩で売る4度目の往復を終えた後で甲府城に向かった。甲府冒険者組合長を信じていないわけではないが、事の成否は確認しておかなければならない。
「門番、王国士族大和尊である、上使様御一行はもう帰られたか?」
「大和様でありますか、上使様方から伺っております。」
「うむそれで?」
「上使様御一行はまだ城内に居られます。」
「甲府の冒険者組合長に接待を命じて、資金も渡してあったのだが?」
「甲府城代様が大和様共々、上使様御一行を供応されたいとのことです。」
「私は妻と一緒でな、魔獣魔竜狩りのパートナーである妻とは常に一緒に行動しないと不安なのだよ。」
「それは・・・・・正式な供応に女性同伴は無理かと思われます。」
「判った、妻を安全な所の送って再び参ろう、30分後に戻る、そのようにお伝えしてくれ。」
「は! 承知いたしました。」
「彩、参ろうか。」
「はい旦那様。」
『供応』
彩を多摩の地下住居に送り再び甲府城に戻り、供応の部屋に案内された。
「お待たせいたしました。」
「おおお、大和殿か入られよ。」
「御免。」
「こちらに居られるのが甲府城代の杉浦殿じゃ。」
「御初にお目にかかります、この度士族申請をいたしました、大和尊でございます、どうぞお見知りおきください。」
「杉浦兵部でござり、此方こそよしなに。」
「ささ、こちらに来て料理を召し上がれよ。」
「は、御相伴にあずからせていただきます。」
「それで、赤石のボスはどんな奴でした?」
「正使様、流石に巨大で、多摩の4倍のブレス射程でした!」
「なんと! よくご無事でしたな?」
「ボス専用の魔法盾を創っておりましたので、出なければ即死でした。」
「うむうむ、しかし新兵器を考案されていたとは、多才でござるな。」
「そこで折り入ってお願いが有るのですが。」
『甲府城代の質問』
「何でござるかな?」
「赤石魔境周辺で頂ける領地は、境界から多摩の4倍でお願いしたいのです。」
「そうでござるな、その余裕が無ければ家臣領民は即死でござるな。」
「明日からは、測量優先でボスにブレスを吐かせる心算でございます。」
「うむ、では我らは既存の村や田畑の無いところを測量しておきましょう。」
「大和殿、伺(うかが)いたいことがござるのだが?」
「なんでござろう? 城代殿。」
「陪臣の採用は、王国主催の文武大会だけで決めるとのことでしたが?」
「はい、その予定だったのですが、私と妻の代わりにボス囮が出来る魔法使いは随時採用にいたしました。」
「魔法の使えない武芸者の随時採用は無いのでござるか?」
「王国との誓約も有り、陪臣採用は無理でござるが、冒険者として士族卒族子弟の武者修行は受け入れております。」
「武者修行でござるか?」
「強化複合長弓・鎖鎌・投げ縄を使える武芸者は、魔獣魔竜狩りが出来るので、受け入れております。」
「ほう、修行に成るのですか?」
「はい、狩りの収入は1日平均4万4000銅貨に成ります。」
「なんと! 1日4万4000銅貨ですと!!」
「はい。」
「僅か7日狩りに出るだけで、150石知行の士族の年収が手に入るのか!」
「大会の弓部門で実力が認められれば、陪臣採用は無理でも、武者修行は受け入れる心算です。」
大幅に加筆修正した『改訂版・奴隷魔法使い』も投稿しております、読んで頂ければ嬉しいです。
俺は赤石ボスの魔力量を計って、多摩の3倍の距離を保った。
「旦那様!」
赤石ボスは俺の予想を超えて、多摩の4倍の距離からブレス攻撃をしてきた。
「その位置にいろ!」
思わず飛んで近づこうとした彩を押し止めた。
ボスのあまりに強力なブレスに前方展開した防御魔法壁が削られる!
あっという間に防御魔法壁が消失。
新たに製作していた魔法盾にブレスが襲い掛かる。
魔法盾とはボス戦専用に創ったもの。
直径3mの円盤盾
5cm厚の圧縮強化岩盤
5cm厚の圧縮強化木盤
5cm厚の鋼鉄
前面には防御魔法壁発生魔法陣
後面には浮遊魔法陣・風移動魔法陣
各面には大量の魔晶石を埋め込んでいる。
これを各3枚の合計9枚合わせたもの
魔法盾が創り出した防御魔法壁がガリガリとブレスで削られる。
しかし次々と再発生される防御魔法壁がブレスを防ぐ
もう大丈夫、この盾で赤石ボスのブレスは防ぎきれる。
これで態(わざ)と多摩ボス用の弱い防御魔法壁で試した甲斐が有る。
彩や他の魔法使い達の為にも、正確にボスのブレス力を計る必要があったのだ。
『再三甲府城』
俺と彩は、赤石で狩った獲物を多摩で売る4度目の往復を終えた後で甲府城に向かった。甲府冒険者組合長を信じていないわけではないが、事の成否は確認しておかなければならない。
「門番、王国士族大和尊である、上使様御一行はもう帰られたか?」
「大和様でありますか、上使様方から伺っております。」
「うむそれで?」
「上使様御一行はまだ城内に居られます。」
「甲府の冒険者組合長に接待を命じて、資金も渡してあったのだが?」
「甲府城代様が大和様共々、上使様御一行を供応されたいとのことです。」
「私は妻と一緒でな、魔獣魔竜狩りのパートナーである妻とは常に一緒に行動しないと不安なのだよ。」
「それは・・・・・正式な供応に女性同伴は無理かと思われます。」
「判った、妻を安全な所の送って再び参ろう、30分後に戻る、そのようにお伝えしてくれ。」
「は! 承知いたしました。」
「彩、参ろうか。」
「はい旦那様。」
『供応』
彩を多摩の地下住居に送り再び甲府城に戻り、供応の部屋に案内された。
「お待たせいたしました。」
「おおお、大和殿か入られよ。」
「御免。」
「こちらに居られるのが甲府城代の杉浦殿じゃ。」
「御初にお目にかかります、この度士族申請をいたしました、大和尊でございます、どうぞお見知りおきください。」
「杉浦兵部でござり、此方こそよしなに。」
「ささ、こちらに来て料理を召し上がれよ。」
「は、御相伴にあずからせていただきます。」
「それで、赤石のボスはどんな奴でした?」
「正使様、流石に巨大で、多摩の4倍のブレス射程でした!」
「なんと! よくご無事でしたな?」
「ボス専用の魔法盾を創っておりましたので、出なければ即死でした。」
「うむうむ、しかし新兵器を考案されていたとは、多才でござるな。」
「そこで折り入ってお願いが有るのですが。」
『甲府城代の質問』
「何でござるかな?」
「赤石魔境周辺で頂ける領地は、境界から多摩の4倍でお願いしたいのです。」
「そうでござるな、その余裕が無ければ家臣領民は即死でござるな。」
「明日からは、測量優先でボスにブレスを吐かせる心算でございます。」
「うむ、では我らは既存の村や田畑の無いところを測量しておきましょう。」
「大和殿、伺(うかが)いたいことがござるのだが?」
「なんでござろう? 城代殿。」
「陪臣の採用は、王国主催の文武大会だけで決めるとのことでしたが?」
「はい、その予定だったのですが、私と妻の代わりにボス囮が出来る魔法使いは随時採用にいたしました。」
「魔法の使えない武芸者の随時採用は無いのでござるか?」
「王国との誓約も有り、陪臣採用は無理でござるが、冒険者として士族卒族子弟の武者修行は受け入れております。」
「武者修行でござるか?」
「強化複合長弓・鎖鎌・投げ縄を使える武芸者は、魔獣魔竜狩りが出来るので、受け入れております。」
「ほう、修行に成るのですか?」
「はい、狩りの収入は1日平均4万4000銅貨に成ります。」
「なんと! 1日4万4000銅貨ですと!!」
「はい。」
「僅か7日狩りに出るだけで、150石知行の士族の年収が手に入るのか!」
「大会の弓部門で実力が認められれば、陪臣採用は無理でも、武者修行は受け入れる心算です。」
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