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3章
57話
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「ヒルメス。
アルフィン摂政王太女は実質的な女王だ。
アルフィン摂政王太女への不敬は絶対に許されない事だ。
お前の愚行の所為で、実質王配となっていたハンザが離婚されてしまった。
お前の行いは王家の利益を損なった。
いや、国に大損害を与えた。
極刑に値する大罪だ!」
「待ってください父上」
「陛下と呼べ!
この場は裁きの場だ!
そこで親子の関係を頼むなど、公私の区別もつかぬ子供や愚者の行動だ!
其方はもはや子供という歳ではない。
それなのにこの言動、王子の資格なしだ!」
「申し訳ありません。
ですが、それは余りに非情、哀しいです。
陛下と私が親子である事は間違いないではありませんか。
それに、神から王権を授けられた王族が特権を与えられるのは当然です」
「そうですわ、陛下。
あのような尻軽女に何を言っても不敬に当たるとは思えません。
それにヒルメスは王太子も同然。
尻軽女と同格ではありませんか」
「黙れ愚か者!
お前がそのような馬鹿な事を言うので、ヒルメスが思い上がり愚か者になったのだ!
ヒルメスのような馬鹿に国を継がす訳がなかろう。
これ以上政道に口出しすれば、お前も実家ごと皆殺しにするぞ!」
「何と御情けない事を申されますか!
兄と私がこれまで陛下や王国のためにどれだけ働いてきた事か!
それをなかったことにして他の王子を引き立てるなど、あまりに酷い仕打ちでございます!」
「それが思い上がりといっておる!
余や国のために働いているのは全ての貴族士族がおなじだ!
お前や侯爵は自分達の利益のために動いていただけではないか!
余の目は誤魔化せんぞ!」
「お待ちください陛下。
貴族が自家のために動くのは普通の事でございます」
「黙れゴーゼン。
お前が本来王家が受け取るはずだった税を着服していたのは分かっておる。
今この場で斬り殺されたくなければ黙っていろ!」
「まずはヒルメスだ。
ヒルメスは死罪とする」
「待ってください、父上。
いえ、国王陛下。
私は陛下のため国のためにやったのです。
ハンザのような傍系王族よりも、陛下の血を受け継いだ私が王配になるべきだと思ったのです。
少々言葉が過ぎたのは反省します。
どうか寛大な処分を御願いします」
「黙れ愚か者!
余が直系に拘って王家や王国の利益を損なう愚者だと思っておるのか!
お前や他の王子が見劣りするからハンザを王配に送ったのだ。
お前や他の王子達が有能なら、長男であろうと喜んで王配として送っておるわ!
余の後継者は王子である必要など無い!
アルフィン殿とハンザの間に生まれた子を、ドレイク王国とホワイト王国の連合王国の国王にすれば、戦をする事なく大帝国が生みだせるのだ!
分かったか!
だったら四の五の言わずに死ね!」
アルフィン摂政王太女は実質的な女王だ。
アルフィン摂政王太女への不敬は絶対に許されない事だ。
お前の愚行の所為で、実質王配となっていたハンザが離婚されてしまった。
お前の行いは王家の利益を損なった。
いや、国に大損害を与えた。
極刑に値する大罪だ!」
「待ってください父上」
「陛下と呼べ!
この場は裁きの場だ!
そこで親子の関係を頼むなど、公私の区別もつかぬ子供や愚者の行動だ!
其方はもはや子供という歳ではない。
それなのにこの言動、王子の資格なしだ!」
「申し訳ありません。
ですが、それは余りに非情、哀しいです。
陛下と私が親子である事は間違いないではありませんか。
それに、神から王権を授けられた王族が特権を与えられるのは当然です」
「そうですわ、陛下。
あのような尻軽女に何を言っても不敬に当たるとは思えません。
それにヒルメスは王太子も同然。
尻軽女と同格ではありませんか」
「黙れ愚か者!
お前がそのような馬鹿な事を言うので、ヒルメスが思い上がり愚か者になったのだ!
ヒルメスのような馬鹿に国を継がす訳がなかろう。
これ以上政道に口出しすれば、お前も実家ごと皆殺しにするぞ!」
「何と御情けない事を申されますか!
兄と私がこれまで陛下や王国のためにどれだけ働いてきた事か!
それをなかったことにして他の王子を引き立てるなど、あまりに酷い仕打ちでございます!」
「それが思い上がりといっておる!
余や国のために働いているのは全ての貴族士族がおなじだ!
お前や侯爵は自分達の利益のために動いていただけではないか!
余の目は誤魔化せんぞ!」
「お待ちください陛下。
貴族が自家のために動くのは普通の事でございます」
「黙れゴーゼン。
お前が本来王家が受け取るはずだった税を着服していたのは分かっておる。
今この場で斬り殺されたくなければ黙っていろ!」
「まずはヒルメスだ。
ヒルメスは死罪とする」
「待ってください、父上。
いえ、国王陛下。
私は陛下のため国のためにやったのです。
ハンザのような傍系王族よりも、陛下の血を受け継いだ私が王配になるべきだと思ったのです。
少々言葉が過ぎたのは反省します。
どうか寛大な処分を御願いします」
「黙れ愚か者!
余が直系に拘って王家や王国の利益を損なう愚者だと思っておるのか!
お前や他の王子が見劣りするからハンザを王配に送ったのだ。
お前や他の王子達が有能なら、長男であろうと喜んで王配として送っておるわ!
余の後継者は王子である必要など無い!
アルフィン殿とハンザの間に生まれた子を、ドレイク王国とホワイト王国の連合王国の国王にすれば、戦をする事なく大帝国が生みだせるのだ!
分かったか!
だったら四の五の言わずに死ね!」
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