69 / 69
3章
68話
しおりを挟む
「私はどうすればいいですか?」
「ドレイク王国側の立場でミルドレッド王国を抑えてください」
「分かりました。
必ずミルドレッド王国を抑えます」
ハンザがとても張り切っています。
ハンザにもこの勝負は勝てるように見えるのでしょう。
私も九分九厘勝てると思います。
ホワイト王国自体は領地を増やせませんが、莫大な利益が手に入りました。
人口も耕作地も激増しています。
実質領地を獲得したのと同じです。
それに、他国への影響力は確実に増大しています。
マイヤー王国に義勇兵を参加させたミルドレッド王国の貴族は、利益次第でミルドレッド王国を裏切るでしょう。
ホワイト王国から参加した義勇兵も、利益次第でゲラン王国に得た領地を持ってマイヤー王国を裏切り、ホワイト王国に寝返るでしょう。
どう言う手順で動けば、一番安全確実にホワイト王家はこの大陸を制覇できるのでしょうか?
ドレイク王国との血縁同盟を優先して、時間をかけて連合王国を作ってから大陸制覇に動くべきでしょうか?
しかしそれでは、私ではなくアーサーに負担がかかってしまいます。
時間がかかり過ぎる分、不確定要素が発生してしまう可能性が大きいです。
予想では圧倒的に有利になるはずですが、世の中何が起こるか分かりません。
だれもリアムがあれほど愚かな高度はしないと思っていたように。
オレイク王が実子を殺してハンザを後継者に指名する、大英断を下すとは思っていなかったように。
今ホワイト王国軍がゲラン王国に攻め込んだら、九分九厘勝てるのは間違いないですが、問題はその隙にミルドレッド王国軍が我が国に攻め込んできた場合です。
確率的には、ミルドレッド王国貴族士族の過半数はホワイト王国に味方してくれるはずですが、ファルドが法外な恩賞を約束すれば、再寝返りも有り得るのです。
そうなったら、オレイク王がドレイク王国軍を話が国に攻め込ませる、想定外の大英断を再び下す可能性もあるのです。
「レイスリー、ズダレフ王国を許して同盟を締結し、大山脈を越えてミルドレッド王国を牽制させる作戦をどう思いますか?」
「とてもよい作戦だと思います。
マイヤー王国の強大化は防げますし、ミルドレッド王国も裏切れなくなります。
ドレイク王国は絶対に裏切らないでしょう。
この状態でゲラン王国に攻め込んだら、マイヤー王国が攻勢をかけたとしても、領地の五割は占領できると思われます。
マイヤー王国が占領した領地の大半も、我が国関係している義勇兵が得ています。
決断されるべきです」
そうですね。
アーサーに重い荷物を背負わせる訳にはいきません!
「ドレイク王国側の立場でミルドレッド王国を抑えてください」
「分かりました。
必ずミルドレッド王国を抑えます」
ハンザがとても張り切っています。
ハンザにもこの勝負は勝てるように見えるのでしょう。
私も九分九厘勝てると思います。
ホワイト王国自体は領地を増やせませんが、莫大な利益が手に入りました。
人口も耕作地も激増しています。
実質領地を獲得したのと同じです。
それに、他国への影響力は確実に増大しています。
マイヤー王国に義勇兵を参加させたミルドレッド王国の貴族は、利益次第でミルドレッド王国を裏切るでしょう。
ホワイト王国から参加した義勇兵も、利益次第でゲラン王国に得た領地を持ってマイヤー王国を裏切り、ホワイト王国に寝返るでしょう。
どう言う手順で動けば、一番安全確実にホワイト王家はこの大陸を制覇できるのでしょうか?
ドレイク王国との血縁同盟を優先して、時間をかけて連合王国を作ってから大陸制覇に動くべきでしょうか?
しかしそれでは、私ではなくアーサーに負担がかかってしまいます。
時間がかかり過ぎる分、不確定要素が発生してしまう可能性が大きいです。
予想では圧倒的に有利になるはずですが、世の中何が起こるか分かりません。
だれもリアムがあれほど愚かな高度はしないと思っていたように。
オレイク王が実子を殺してハンザを後継者に指名する、大英断を下すとは思っていなかったように。
今ホワイト王国軍がゲラン王国に攻め込んだら、九分九厘勝てるのは間違いないですが、問題はその隙にミルドレッド王国軍が我が国に攻め込んできた場合です。
確率的には、ミルドレッド王国貴族士族の過半数はホワイト王国に味方してくれるはずですが、ファルドが法外な恩賞を約束すれば、再寝返りも有り得るのです。
そうなったら、オレイク王がドレイク王国軍を話が国に攻め込ませる、想定外の大英断を再び下す可能性もあるのです。
「レイスリー、ズダレフ王国を許して同盟を締結し、大山脈を越えてミルドレッド王国を牽制させる作戦をどう思いますか?」
「とてもよい作戦だと思います。
マイヤー王国の強大化は防げますし、ミルドレッド王国も裏切れなくなります。
ドレイク王国は絶対に裏切らないでしょう。
この状態でゲラン王国に攻め込んだら、マイヤー王国が攻勢をかけたとしても、領地の五割は占領できると思われます。
マイヤー王国が占領した領地の大半も、我が国関係している義勇兵が得ています。
決断されるべきです」
そうですね。
アーサーに重い荷物を背負わせる訳にはいきません!
11
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(19件)
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
公爵家の家政を10年回した私が出ていったら、3ヶ月で領地が破綻しました
歩人
ファンタジー
エレナは公爵家に嫁いで10年、夫は愛人に入れ込み、義母には「家政婦代わり」と
罵られた。だが領地の財務も、商会との交渉も、使用人の管理も、全部エレナが
やっていた。ある日、義母から「あなたの代わりなんていくらでもいる」と言われ、
エレナは静かに離縁届を出した。「では、代わりの方にお任せください」
辺境の町で小さな商会を開いたエレナ。10年間の実務経験は伊達ではなかった。
商会はたちまち繁盛する。一方、エレナがいなくなった公爵家は3ヶ月で経営破綻。
元夫が「戻ってこい」と泣きつくが——
「お断りです。あと、10年分の未払い給金を請求いたしますね」
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
「『お前に書く手紙などない』と言った婚約者へ、私は7年間手紙を書き続けた——ただし、届け先は別の人でした」
歩人
ファンタジー
辺境伯令嬢リゼットは、婚約者に7年間手紙を書き続けた。返事は一度もなかった。
「お前に書く手紙などない。顔も覚えていない」——婚約破棄。しかしリゼットは
泣かなかった。手紙の本当の届け先は、最初から別にあったから。前世の情報分析
能力で辺境の異変を読み解き、暗号として織り込んだ7年分の手紙。それを受け取り
続けていたのは第一王子。リゼットは誰にも知られず、王国を守っていた。
婚約破棄の翌朝、王子からの手紙が届く。「7年間、ありがとう。迎えに行く」
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します
スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」
眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。
隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。
エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。
しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。
彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。
「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」
裏切りへのカウントダウンが今、始まる。
スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
もう、話の内容が、婚約破棄も報復も全く関係ないし、侯爵令嬢じゃない件。
感想ありがとうございます。
そうですね。
恋愛小説大賞用に無理をしていますね。
⬇ご笑納もとい『つまらない物(以下略)』の代わりに使えそうな言い回しとしては
『お好み(orお口)に合えば宜しいですが(以下略)』
『我が国自慢の名馬を300ほど進呈いたしますので心ゆくまで堪能して頂ければ幸いです』
など、上記の例文の様な自分にとっては自信のある良い物を贈ったつもりだけど気に入ってくれたらいいな〜な感じのニュアンス込めた遠回しな言い回しが無難かと思われます。
感想ありがとうございます。
考えてみます。
更新を楽しみに読ませていただいております。
ちょっと気になった所がありまして...
ゲラン王国からの大使達と謁見するシーンですが
仰々しいくらいの挨拶をした後に、王様からの進物を預かって来たと有りますよね?
預かってきた進物を「御笑納下さい」と言っていますが、ご笑納って親しい間柄で使うフランクな言い回しで、大したものでは無い(つまらないものor粗品)ので笑って受け取ってくださいという意味なので、かしこまった場面や目上の方や初対面の方、付き合いの浅い方に対して使う言葉としては大変失礼に当たります。
金銀財宝と名馬三百頭がつまらない贈り物??
んー国力にもよるでしょうけど...( ̄▽ ̄;)
ゲラン王国側が足止め程度の付き合いしかしないと言う腹積もりだと匂わす意図があったのかな?にしても、あの仰々しい挨拶をしゲラン国王から預かって来た進物をご笑納と言うのはあからさま過ぎて、最初の仰々しい挨拶言葉はなんだったのかな?と思う次第で...(´・ω・`)
感想ありがとうございます。
言葉使いが相応しくないですね。
考えてみます。