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第1章
第11話:襲撃
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僕とお姉さんたちがパーティーを組んで40日経った。
お姉さんたちが言っていた通り、世界的な配信は協会を動かした。
2日目にはF級冒険者免許をくれた。
お姉さんたちにトレジャーハンターのやり方を教えていると、8日目にはE級冒険者免許をくれた。
念のために付添人をしてくれていたおばあちゃんが、もうだいじょうぶだといなくなった。
20日くらい経つと、お姉さんたちの動きがすごく良くなった。
最初は雑だったお姉さんも、少していねいに隠し扉を探すようになった。
時間がかかり過ぎていた子も、少しずつ早く探せるようになった。
すごく真面目で慎重な子だったから、早くしろと急かすのではなく、自分でがんばって早くなるまで待ったが、本当に努力で早くなってきた。
31日目からは、宝探しが日帰りから泊りがけになった。
とは言っても、僕以外の5人は普通の学校に通っている。
月曜日から木曜日は、これまで通り夕方から数時間パーティーでダンジョンに潜り、宝物を探している。
なので、僕は、月曜から金曜の空き時間は、1人でダンジョンに潜っている。
パーティーメンバーの面倒を見なくてすむので、自由にダンジョンを楽しめる。
ダンジョンと協会事務所を何往復もして、1個1000円の宝石を換金した。
1度の換金で10個1万円にしかならないけれど、10回換金すれば10万円。
1年で3650万円ていどでは、タカラブネファミリーとしては失格だけれど、初日のように金を探し出せれば、目標の年収1億円を超えられる!
金曜日の夕方から日曜日の昼までが泊りがけの宝探しだ。
二泊三日ダンジョンに中にいられるから、ある程度深くまで潜ることができる。
ダンジョンが伸びている最深部まで潜れたら、また金が見つかるかもしれない!
お姉さんたち5人も、30日の間に隠し扉探しが上手くできるようになったので、確認が終わった浅層の隠し扉は探さない。
モンスターに出会わないようにしながら、仮免許用ダンジョンでは非常識な最深層、地下30階よりも深く潜る。
土曜の午後9時頃に最後の隠し扉探しをして、モンスターの出てこない所で寝る。
雨が降らないし温度も一定だから、眠るのにテントも寝袋もいらない。
冒険者用のスーツはじょうぶで快適に作られているから、寝袋代わりになる。
「悪い冒険者が来ているみたい、気をつけて」
僕は小さい頃から鍛えられているから、寝ていても敵の接近に気付ける。
「なんですって?!」
僕の言葉に深雪お姉ちゃんがおどろいている。
おばあちゃんがあれだけ注意したのに、まだ分かっていない。
多くの冒険者は欲望に負けて悪い事をするのだ。
「お姉ちゃん、記録用ドローンがジャミングされているわ!」
1歳下の月奈お姉ちゃんの方がまだ分かっている。
言葉から本気で戦う気が伝わってくる。
「3人は固まっていて、襲ってきたら本気で攻撃しろ」
「「「はい!」」」
僕と同い年の3人も、本気で戦わないと危ないと分かっている。
一番年上の深雪お姉ちゃんが、一番何も分かっていない。
悪い冒険者は30人もいる。
僕たちを殺してでも欲しいモノを奪う気だ。
悪い冒険者達が狙っているのは、僕が持っている魔法袋。
ダンジョンの中でしか利用できないけれど、体積を無視してモノを入れられる、冒険者なら悪い事をしてでも手に入れたい宝物だ。
悪い冒険者は敵、これからは敵と割り切る。
敵は僕たち1人に5人ずつでかおそってくる気だ。
一番強い僕をけん制している間に、お姉ちゃんたちを人質にする気だ。
冒険者協会をだましたのか、それともお金を渡して見逃してもらったのか?
どちらにしても、普通なら持てない武器を持っているかもしれない。
日本のダンジョンでは持ち込み禁止の、拳銃や機関銃を持っているかもしれない。
僕も手を抜かずに本気で戦わないといけない!
☆世界的アイドル冒険者、鈴木深雪のライブ動画
豚キムチ:え、なんだ、とつぜん見えなくなったぞ!
みゆき命:おい、聞こえるか、チャットは読めるか、誰か返事をしてくれ?
ゆうご:うお、こわれたのか?!
雷伝五郎:おい、おい、おい、うそだろ、どうなっているんだ!?
Kenneth:誰だ、露助か、露助がじゃましているのか?
Rafael:おのれヤンキーめ、俺様にみゆきをみせない気だな!
Alban:冷静になれ、ジャミングだ、犯罪者がおそってきたのだ。
Benno:さすがタカラブネファミリーのドローンだ、ジャミングが効いていない。
:通報をしてから、リュウヤのライブに来るように知らせないと!
藤河太郎:ホワイトナイトに通謀だ、タカラブネファミリーに通報だ!
ノンバア:通報だ、急いで協会に通報だ!
★★★★★★
作者です。
作品を読んでいただきありがとうございます。
作品のお気に入り登録や感想が作者のモチベーションに繋がります。
作品のお気に入り登録をお願いします。
<(_ _)>
お姉さんたちが言っていた通り、世界的な配信は協会を動かした。
2日目にはF級冒険者免許をくれた。
お姉さんたちにトレジャーハンターのやり方を教えていると、8日目にはE級冒険者免許をくれた。
念のために付添人をしてくれていたおばあちゃんが、もうだいじょうぶだといなくなった。
20日くらい経つと、お姉さんたちの動きがすごく良くなった。
最初は雑だったお姉さんも、少していねいに隠し扉を探すようになった。
時間がかかり過ぎていた子も、少しずつ早く探せるようになった。
すごく真面目で慎重な子だったから、早くしろと急かすのではなく、自分でがんばって早くなるまで待ったが、本当に努力で早くなってきた。
31日目からは、宝探しが日帰りから泊りがけになった。
とは言っても、僕以外の5人は普通の学校に通っている。
月曜日から木曜日は、これまで通り夕方から数時間パーティーでダンジョンに潜り、宝物を探している。
なので、僕は、月曜から金曜の空き時間は、1人でダンジョンに潜っている。
パーティーメンバーの面倒を見なくてすむので、自由にダンジョンを楽しめる。
ダンジョンと協会事務所を何往復もして、1個1000円の宝石を換金した。
1度の換金で10個1万円にしかならないけれど、10回換金すれば10万円。
1年で3650万円ていどでは、タカラブネファミリーとしては失格だけれど、初日のように金を探し出せれば、目標の年収1億円を超えられる!
金曜日の夕方から日曜日の昼までが泊りがけの宝探しだ。
二泊三日ダンジョンに中にいられるから、ある程度深くまで潜ることができる。
ダンジョンが伸びている最深部まで潜れたら、また金が見つかるかもしれない!
お姉さんたち5人も、30日の間に隠し扉探しが上手くできるようになったので、確認が終わった浅層の隠し扉は探さない。
モンスターに出会わないようにしながら、仮免許用ダンジョンでは非常識な最深層、地下30階よりも深く潜る。
土曜の午後9時頃に最後の隠し扉探しをして、モンスターの出てこない所で寝る。
雨が降らないし温度も一定だから、眠るのにテントも寝袋もいらない。
冒険者用のスーツはじょうぶで快適に作られているから、寝袋代わりになる。
「悪い冒険者が来ているみたい、気をつけて」
僕は小さい頃から鍛えられているから、寝ていても敵の接近に気付ける。
「なんですって?!」
僕の言葉に深雪お姉ちゃんがおどろいている。
おばあちゃんがあれだけ注意したのに、まだ分かっていない。
多くの冒険者は欲望に負けて悪い事をするのだ。
「お姉ちゃん、記録用ドローンがジャミングされているわ!」
1歳下の月奈お姉ちゃんの方がまだ分かっている。
言葉から本気で戦う気が伝わってくる。
「3人は固まっていて、襲ってきたら本気で攻撃しろ」
「「「はい!」」」
僕と同い年の3人も、本気で戦わないと危ないと分かっている。
一番年上の深雪お姉ちゃんが、一番何も分かっていない。
悪い冒険者は30人もいる。
僕たちを殺してでも欲しいモノを奪う気だ。
悪い冒険者達が狙っているのは、僕が持っている魔法袋。
ダンジョンの中でしか利用できないけれど、体積を無視してモノを入れられる、冒険者なら悪い事をしてでも手に入れたい宝物だ。
悪い冒険者は敵、これからは敵と割り切る。
敵は僕たち1人に5人ずつでかおそってくる気だ。
一番強い僕をけん制している間に、お姉ちゃんたちを人質にする気だ。
冒険者協会をだましたのか、それともお金を渡して見逃してもらったのか?
どちらにしても、普通なら持てない武器を持っているかもしれない。
日本のダンジョンでは持ち込み禁止の、拳銃や機関銃を持っているかもしれない。
僕も手を抜かずに本気で戦わないといけない!
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豚キムチ:え、なんだ、とつぜん見えなくなったぞ!
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Kenneth:誰だ、露助か、露助がじゃましているのか?
Rafael:おのれヤンキーめ、俺様にみゆきをみせない気だな!
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Benno:さすがタカラブネファミリーのドローンだ、ジャミングが効いていない。
:通報をしてから、リュウヤのライブに来るように知らせないと!
藤河太郎:ホワイトナイトに通謀だ、タカラブネファミリーに通報だ!
ノンバア:通報だ、急いで協会に通報だ!
★★★★★★
作者です。
作品を読んでいただきありがとうございます。
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