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第4章
第81話:楽しい建築
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カチュアと別行動になっている間、とても寂しく不安だった。
何度もカチュアの後を追いかけようと思ってしまったほどだ。
だがそんな事をしたら、男として面目が立たないとグッと我慢した。
前世での記憶も、今生の世界での男尊女卑の風習からも、男なら女々しい態度を取ってはいけないと思ってしまうのだ。
ここで改めて自分の行動原理がカチュアを最優先にしていると分かった。
これほどカチュアに執着依存しているとは、自分でも意外だった。
「やあカチュア、交渉は順調に進んでいるかい?
何か問題はないかい?」
女々しい行動とは分かっていても、1日に何度もカチュアに連絡してしまう。
レベル2キングスライムのサクラとレベル2ロードスライムのサクラの間にある繋がりを利用して、互いの声帯模写でお話するのだ。
もっともカチュアが何かしているわけではない。
スライム同士をつないでいるのは、スライム従魔司である俺の力だ。
「はい、全く何も問題ないですわ。
国王も重臣達も、リドワーン様の配慮に感謝していましたわ」
街道割譲の代償を惜しまずに支払った事で、大きな効果があったようだ。
もっとも元々全部この国の産物だから、俺自身には全く損害がない。
まあ、黙って猫ババを決め込む事もできたのだが、そんな事は俺の不完全な良心回路が許してくれないので、上手く利用できたと思う。
本当なら何より大切な国際条約や損得の事などどうでもいい。
いつ戻って来られるのかとか、迎えに行こうかとか、口走ってしまいそうになる。
「そうかい、余り離れすぎるのは危険だから、サクラの身体を伸ばして、国境近くの宿と休憩所の建築を優先してゆっくり進むから、焦らずに交渉を続けてくれればいいからね、カチュア」
見栄を張って強がりを口にしてしまう事こそ、俺の弱さ女々しさの証拠だ。
だが、この性分はなかなか治すことができない俺の本性だ。
一旦口に出してしまった以上、宿と休憩所の建築に集中する。
宿や休息所の警備に残すためにビッグスライムは、ベビースライムからスライムに成長させ、そのスライムを合体統合さることで多数確保しなければいけない。
「分かりました、でもできるだけ早く全部済ませますわ。
少しでも早くリドワーン様にお会いしたいですもの」
カチュアにそんな事を言ってもらえたら、天にも昇る喜びを感じる。
カチュアが俺のために確保してくれた街道の権利だから、宿と休憩所の建築には全力を注ぐ。
僅かたりとも手抜きなどできない。
全力を尽くして大陸一の街道と言われるための努力をする。
王侯貴族をもてなすための最上級の部屋から、貧民や流民が無料で利用できる部屋まで、ありとあらゆる人が利用できる宿と休憩所にするのだ。
何度もカチュアの後を追いかけようと思ってしまったほどだ。
だがそんな事をしたら、男として面目が立たないとグッと我慢した。
前世での記憶も、今生の世界での男尊女卑の風習からも、男なら女々しい態度を取ってはいけないと思ってしまうのだ。
ここで改めて自分の行動原理がカチュアを最優先にしていると分かった。
これほどカチュアに執着依存しているとは、自分でも意外だった。
「やあカチュア、交渉は順調に進んでいるかい?
何か問題はないかい?」
女々しい行動とは分かっていても、1日に何度もカチュアに連絡してしまう。
レベル2キングスライムのサクラとレベル2ロードスライムのサクラの間にある繋がりを利用して、互いの声帯模写でお話するのだ。
もっともカチュアが何かしているわけではない。
スライム同士をつないでいるのは、スライム従魔司である俺の力だ。
「はい、全く何も問題ないですわ。
国王も重臣達も、リドワーン様の配慮に感謝していましたわ」
街道割譲の代償を惜しまずに支払った事で、大きな効果があったようだ。
もっとも元々全部この国の産物だから、俺自身には全く損害がない。
まあ、黙って猫ババを決め込む事もできたのだが、そんな事は俺の不完全な良心回路が許してくれないので、上手く利用できたと思う。
本当なら何より大切な国際条約や損得の事などどうでもいい。
いつ戻って来られるのかとか、迎えに行こうかとか、口走ってしまいそうになる。
「そうかい、余り離れすぎるのは危険だから、サクラの身体を伸ばして、国境近くの宿と休憩所の建築を優先してゆっくり進むから、焦らずに交渉を続けてくれればいいからね、カチュア」
見栄を張って強がりを口にしてしまう事こそ、俺の弱さ女々しさの証拠だ。
だが、この性分はなかなか治すことができない俺の本性だ。
一旦口に出してしまった以上、宿と休憩所の建築に集中する。
宿や休息所の警備に残すためにビッグスライムは、ベビースライムからスライムに成長させ、そのスライムを合体統合さることで多数確保しなければいけない。
「分かりました、でもできるだけ早く全部済ませますわ。
少しでも早くリドワーン様にお会いしたいですもの」
カチュアにそんな事を言ってもらえたら、天にも昇る喜びを感じる。
カチュアが俺のために確保してくれた街道の権利だから、宿と休憩所の建築には全力を注ぐ。
僅かたりとも手抜きなどできない。
全力を尽くして大陸一の街道と言われるための努力をする。
王侯貴族をもてなすための最上級の部屋から、貧民や流民が無料で利用できる部屋まで、ありとあらゆる人が利用できる宿と休憩所にするのだ。
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