転生 徳川慶勝 日露開戦 日米開戦

克全

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征夷副大将軍

第102話一八三一年、収支と婚姻話

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 俺は地位のある正室を迎える前に妻妾を迎えることにした。
 精通が始まったので、跡継ぎを残したいと思ったのだ。
 正室は将軍家との絆を深めるために、家斉の血筋から迎えなければいけないだろうが、尾張家家臣団との関係を考えれば、徳川義直の男系血筋を補強したかった。

 そこで、尾張徳川家八代藩主徳川宗勝の子孫で徳川義直の血を継ぐ、下総高岡藩七代藩主井上正紀の長女幸と次女の雪を側室に迎える事にしました。
 幸は泰廣系の江戸松前家二千石の跡継ぎ、松前八之丞の婚約者だったが、徳川義直の血統を松前家に残したいという俺の願いに、快く婚約を解消してくれました。
 雪も井上家の家臣分家に嫁ぐことになっていたが、俺のお願いに快く婚約を解消してくれた。

 まさに鬼畜の所業だったが、幕府の役職にもつけない愚か者と、小大名の陪臣に気を使うよりは、血統の補強が大切だった。
 そんな外道な所業でも、徳川義直の男系血筋を内心誇りに思っていた井上正紀と竹腰正定は、逆に喜んでいたので胸が痛んだ。
 偽善だったが、江戸松前家と井上家と竹腰家の子弟を、千石の家臣として召し抱えたが、当然だが陪臣は戦える者を召し抱えさせた。

「一八三〇年の松前松平家収支と軍事力」

備蓄金 :△四千二百五十二万二百十二両

二朱銀益:六百万両
北前船 :△百七十四万両(百七十四隻は船団を組み清国や東南アジア)
北前船 :△十六万八百両(自家以外の四百二隻運上金)
快速丸 :△百五十万両(七十五隻)
迅速丸 :△三百万両(七十五隻)
商場運上:△八万両
試合興行:△十八万両
小計  :△千二百六十六万八百両

藩士扶持:▲十八万九十六両(二万八千兵)
旧薩摩藩:▲三十一万八千(五万兵)
野非人 :▲五十五万両
食費役費:▲二十八万八千両
小銃生産:▲八万両(ドライゼ銃八千丁)
(鉄砲部品外注:八千丁分▲一万六千両)
玉薬代 :▲五万両
鉄銅鉛代:▲百万両
鍛冶職 :▲二万両(日本刀、槍、鏃)
練炭  :▲五千両
豆炭  :▲五千両
七輪  :▲一万両
陶磁器 :▲二万両
艦艇修理:▲一万七千四百両(百七十四隻)
快速丸 :▲一万両(五十トン二十隻×五百両)
迅速丸 :▲二万両(百トン二十隻×千両)
三十六門フリゲート艦:▲三万五千両(三百五十トン十艦×三千五百両)
五十二門フリゲート艦:▲六万両(三艦×二万両)
農耕牛 :▲三十万両(十万頭×三両)
軍馬駄馬:▲二十万両(十万頭×二両)
小計  :▲三百十六万八千四百九十六両

総計  :△九百四十九万二千三百四両

「現有戦力」
反射高炉:高須藩・独立四炉を四基
反射高炉:江戸韮山二炉一基を二基
反射高炉:松前藩函館二炉一基を六基
反射高炉:松前藩福山館二炉一基を六基
反射高炉:松前藩小樽二炉一基を八基
反射高炉:松前藩室蘭二炉一基を六基
反射高炉:松前藩釧路二炉一基を二基
反射高炉:松前藩網走二炉一基を二基
反射高炉:松前藩石狩二炉一基を二基
三十六門フリゲート艦:三五〇トン=二十八艦
五十二門フリゲート艦:一五七六トン=五艦
快速丸 :五十トン=七十五隻
迅速丸 :百トン=七十五隻
合の子船:百七十四隻
火縄銃 :一万二千丁
後装火縄銃:三千丁
ドライゼ銃三万五千丁
農耕牛 :二十万頭
軍馬駄馬:二十万頭
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