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第1章
第29話:バカのひとつ覚え・佐藤克也視点
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「天国では暮らせない者たち、恨みを捨てきれない哀しき者たち。
彼らの想いをそのまま受け入れる大きな心を持つイザナミノミコト。
アンデッドが恨みを持ったまま暮らせる、ヨミの国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコト。
このままの彼らを受け入れてあげてください、お願いいたします、エントリ」
森の中にいた犬に似た魔獣やシカに似た魔獣のアンデット、腐った身体のゾンビや骨だけのスケルトンが目の前からいなくなる。
「克也様、もう少し奥までまいりましょう」
聖なる力を抑えた白い大きな犬のイワナガヒメが言う。
最初はもも太郎のお供と同じと思っていたけど、違うかった。
いつも僕の側にいてくれる13人のお供の中でも1番の氏神様だ。
神様だから、本気で聖なる力を使ったら、アンデッドを全員成仏させられる。
でも、僕が冒険をしたいと言ったから、力を抑えてくれている。
レベル上げるための移住呪文を使わせてくれる。
本当は成仏させる方がレベルがたくさん上がる。
生まれ変わる事もできなくなる浄化なら、成仏よりもたくさんレベルが上がる。
だけど、そんなひどい事はできない、絶対にできない!
そんな悪い事を信者やらせる悪神が許せない。
僕を無理矢理この世界に召喚した異世界の唯一神が許せないんじゃない。
生まれ変わる事も許さない、身勝手な悪神が許せないんだ。
悪神に恨みを持つアンデットを集めて、ふくしゅうの機会を作ってあげるんだ。
「ギィ、ギィィィ、ギィギ、ギィィ」
前回の冒険で説得したのと同種族のゴブリンが、何も知らずに襲って来た。
身勝手な唯一神がまた他の神から信者を奪ったのだ。
イワナガヒメがとても怒っていたし、こりない悪神だとバカにしていた。
「「「「「鬼は内、福は外!」」」」」
手のあるお供と一緒に豆まきをする。
豆をぶつけて痛い思いをさせるのはかわいそうだけど、力を見せつけないと、襲ってきたらイワナガヒメが手を出してしまう、間違って殺してしまったら大変だ。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、ウォオオオオン!
唯一神を信じる者は許さん、ウォオオオオン!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、ウォオオオオン!」
イワナガヒメが襲って来たゴブリンを怒っている。
僕のお願いを聞いて殺さないようにしてくれる。
イザナミノミコトの創ってくれた異界に移住するように説得してくれる。
怒っておどすのを説得するというのは心が痛いけど、殴るよりはいい。
僕が最初にやってしまっていたように、ゲームのように殺すよりはいい。
もうあんな間違いはしない、レベル上げと言って殺したりしない。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、クッケェエエエエ!
唯一神を信じる者は許さん、クッケェエエエエ!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、クッケェエエエエ!」
赤くて大きな雉の姿をしたヒノカグツチノカミも説得してくれる。
猿の姿をしたお供は僕と一緒に豆をぶつけてくれる。
色んな姿の神使いはそれぞれの姿でおどかしてくれる。
「ギィ、ギィィィ、ギィギ、ギィィ」
またゴブリンたちが一斉に消える。
唯一神よりもイワナガヒメたちの方が強いと思ったゴブリンたちが、唯一神が手を出せない、美味しい果物がたくさんある異界に移住する。
黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコトが創った異界は、弱い唯一神では手が出せないとイワナガヒメが言った。
それが本当なのは、ゴブリンたちがよろこんで移住するので、まちがいない。
ここのゴブリンやアンデットに移住を勧める前に、前回移住してくれたゴブリンの異界を見に行って、本当に幸せに暮らしているか確かめたからだいじょうぶ。
「天国では暮らせない者たち、恨みを捨てきれない哀しき者たち。
彼らの想いをそのまま受け入れる大きな心を持つイザナミノミコト。
アンデッドが恨みを持ったまま暮らせる、黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコト。
このままの彼らを受け入れてあげてください、お願いいたします、エントリ」
古戦場をまわってアンデッドを探す。
僕が近づくと土の中からアンデットが出てくる。
黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコトが呼び出してくれる。
「ウォン、ウォォン、ウォウォオン、ウォンウォォォン」
「克也様、今回の本命がやってまいりました」
イワナガヒメが注意してくれる。
ここに来る前に、気を付ける事として教えてくれていた。
唯一神がコボルトの神を殺して信者を奪ったと。
「うん、分かっている、教えてくれた通り、ゴブリンと同じようにする。
犬に似ているから、豆をぶつけるのは嫌だけど、胸が痛むけど、やる。
唯一神にだまされて殺し合わないように豆をぶつける、鬼は内、福は外!」
僕は心を鬼にして豆をぶつけた、犬によく似た魔獣に豆をぶつけた!
お供をしてくれている12人の氏神様も一緒に豆をぶつけてくれる。
手のない氏神様は言葉でコボルトをおどかしてくれる。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、ウォオオオオン!
唯一神を信じる者は許さん、ウォオオオオン!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、ウォオオオオン!」
特にイワナガヒメが1番きつい言い方でコボルトをおどかしてくれる。
同じ犬の姿をしたイワナガヒメにおどかされるのが怖いようだ。
かかって来たコボルトが尻尾を丸めておしっこをちびっている。
彼らの想いをそのまま受け入れる大きな心を持つイザナミノミコト。
アンデッドが恨みを持ったまま暮らせる、ヨミの国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコト。
このままの彼らを受け入れてあげてください、お願いいたします、エントリ」
森の中にいた犬に似た魔獣やシカに似た魔獣のアンデット、腐った身体のゾンビや骨だけのスケルトンが目の前からいなくなる。
「克也様、もう少し奥までまいりましょう」
聖なる力を抑えた白い大きな犬のイワナガヒメが言う。
最初はもも太郎のお供と同じと思っていたけど、違うかった。
いつも僕の側にいてくれる13人のお供の中でも1番の氏神様だ。
神様だから、本気で聖なる力を使ったら、アンデッドを全員成仏させられる。
でも、僕が冒険をしたいと言ったから、力を抑えてくれている。
レベル上げるための移住呪文を使わせてくれる。
本当は成仏させる方がレベルがたくさん上がる。
生まれ変わる事もできなくなる浄化なら、成仏よりもたくさんレベルが上がる。
だけど、そんなひどい事はできない、絶対にできない!
そんな悪い事を信者やらせる悪神が許せない。
僕を無理矢理この世界に召喚した異世界の唯一神が許せないんじゃない。
生まれ変わる事も許さない、身勝手な悪神が許せないんだ。
悪神に恨みを持つアンデットを集めて、ふくしゅうの機会を作ってあげるんだ。
「ギィ、ギィィィ、ギィギ、ギィィ」
前回の冒険で説得したのと同種族のゴブリンが、何も知らずに襲って来た。
身勝手な唯一神がまた他の神から信者を奪ったのだ。
イワナガヒメがとても怒っていたし、こりない悪神だとバカにしていた。
「「「「「鬼は内、福は外!」」」」」
手のあるお供と一緒に豆まきをする。
豆をぶつけて痛い思いをさせるのはかわいそうだけど、力を見せつけないと、襲ってきたらイワナガヒメが手を出してしまう、間違って殺してしまったら大変だ。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、ウォオオオオン!
唯一神を信じる者は許さん、ウォオオオオン!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、ウォオオオオン!」
イワナガヒメが襲って来たゴブリンを怒っている。
僕のお願いを聞いて殺さないようにしてくれる。
イザナミノミコトの創ってくれた異界に移住するように説得してくれる。
怒っておどすのを説得するというのは心が痛いけど、殴るよりはいい。
僕が最初にやってしまっていたように、ゲームのように殺すよりはいい。
もうあんな間違いはしない、レベル上げと言って殺したりしない。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、クッケェエエエエ!
唯一神を信じる者は許さん、クッケェエエエエ!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、クッケェエエエエ!」
赤くて大きな雉の姿をしたヒノカグツチノカミも説得してくれる。
猿の姿をしたお供は僕と一緒に豆をぶつけてくれる。
色んな姿の神使いはそれぞれの姿でおどかしてくれる。
「ギィ、ギィィィ、ギィギ、ギィィ」
またゴブリンたちが一斉に消える。
唯一神よりもイワナガヒメたちの方が強いと思ったゴブリンたちが、唯一神が手を出せない、美味しい果物がたくさんある異界に移住する。
黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコトが創った異界は、弱い唯一神では手が出せないとイワナガヒメが言った。
それが本当なのは、ゴブリンたちがよろこんで移住するので、まちがいない。
ここのゴブリンやアンデットに移住を勧める前に、前回移住してくれたゴブリンの異界を見に行って、本当に幸せに暮らしているか確かめたからだいじょうぶ。
「天国では暮らせない者たち、恨みを捨てきれない哀しき者たち。
彼らの想いをそのまま受け入れる大きな心を持つイザナミノミコト。
アンデッドが恨みを持ったまま暮らせる、黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコト。
このままの彼らを受け入れてあげてください、お願いいたします、エントリ」
古戦場をまわってアンデッドを探す。
僕が近づくと土の中からアンデットが出てくる。
黄泉国の女王ヨモツオオカミでもあるイザナミノミコトが呼び出してくれる。
「ウォン、ウォォン、ウォウォオン、ウォンウォォォン」
「克也様、今回の本命がやってまいりました」
イワナガヒメが注意してくれる。
ここに来る前に、気を付ける事として教えてくれていた。
唯一神がコボルトの神を殺して信者を奪ったと。
「うん、分かっている、教えてくれた通り、ゴブリンと同じようにする。
犬に似ているから、豆をぶつけるのは嫌だけど、胸が痛むけど、やる。
唯一神にだまされて殺し合わないように豆をぶつける、鬼は内、福は外!」
僕は心を鬼にして豆をぶつけた、犬によく似た魔獣に豆をぶつけた!
お供をしてくれている12人の氏神様も一緒に豆をぶつけてくれる。
手のない氏神様は言葉でコボルトをおどかしてくれる。
「アンデットを滅ぼす事も人を殺す事も許さん、ウォオオオオン!
唯一神を信じる者は許さん、ウォオオオオン!
我らを信じろ、我らを信じないと殺すぞ、ウォオオオオン!」
特にイワナガヒメが1番きつい言い方でコボルトをおどかしてくれる。
同じ犬の姿をしたイワナガヒメにおどかされるのが怖いようだ。
かかって来たコボルトが尻尾を丸めておしっこをちびっている。
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