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3話
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グワッシャァァァァ!
私は、手足を拘束していた手枷足枷を軽々と引き千切りました。
反逆罪の人間を拘束するために作られた、特に強固な手枷足枷です。
この国で最も固い木材と、剣に加工する鋼鉄を組み合わせて作った手枷足枷です。
この国一番の剛力が、全身全霊で壊そうとして壊せない強固な作りなのです。
ですがどれほど強固で頑丈な手枷足枷でも、私を拘束することはできません。
「なんだと?
何をした?!」
王太子に疑問に答える必要などありません。
まずはアウロラの安全を確保すること。
それが最優先です。
私が力を開放した以上、王太子やダニエラなどいつでも殺せます。
「アウロラ、目をつぶってしゃがんで!
死になさい、恥知らずども!」
私はアウロラがしっかり目をつぶったのを確認して、引き千切った手枷足枷の残骸である鉄片・鎖片・木片を、私やアウロラを引っ立てていた恥知らずな兵士達に次々と投げました。
私の怪力で投げつけられた鉄片・鎖片・木片は、恐ろしい凶器となります。
鉄製の兜をかぶっていても、貫通して脳症をぶちまけて死ぬことになります。
鉄製の胸甲をつけていても、貫通して大穴が開きます。
「まだよ!
まだ目をつむってしゃがんでいるのよ、アウロラ!」
「はい!
ヴァルナ様がいいとおっしゃられるまで、何日でも目をつぶっています!」
アウロラは可愛いことを言ってくれます。
でもそんなに待たせたりはしません。
直ぐに片を付けます。
王太子とダニエラを殺すことなんて、一つ息をする間にできます。
驚愕と恐怖に固まった王太子とダニエラなんて、指先で殺せます。
簡単に殺せますが……
気が変わりました。
そんなに簡単に殺しては気がすみません。
私はともかく、アウロラをあれほど怖がらしたのです。
じっくりと恐怖を噛み締めてもらいます。
眠れる夜を過ごしてもらいます。
ようやく寝れても、悪夢で飛び起きるほどの恐怖を与えてあげましょう。
「王太子、今までい色々とやってくれたわね。
お礼をさせてもらうわ。
でもせっかくだから、一度で済ませたりはしないわ。
毎日毎日御礼させてもらうわ。
まずは片目をもらいましょう」
私は常識外れの脚力を全開にして、ひとっ飛びで王太子の前に行き、人外の威圧力を込めた眼力で睨みつけました。
王太子は一瞬で失禁脱糞しましたが、それは些末なことです。
私は脅迫と宣言を口にして、有言実行で王太子の右目玉を指で摘まみだしました。
「ギャァァァァアァアァアア」
恐怖に硬直していた王太子が、激痛に悶え苦しみだしました。
せっかくですから開いていた口に眼玉を放り込んで飲み込ませてあげました。
父母から頂いた大切な体なのですから、食べてくださいね。
「明日も来るからね。
楽しみに待っていてね。
そうそう、せっかくだから恋人同士ペアにしてあげましょう。
ダニエラの右目もつまみだして、あ、げ、る」
私は、手足を拘束していた手枷足枷を軽々と引き千切りました。
反逆罪の人間を拘束するために作られた、特に強固な手枷足枷です。
この国で最も固い木材と、剣に加工する鋼鉄を組み合わせて作った手枷足枷です。
この国一番の剛力が、全身全霊で壊そうとして壊せない強固な作りなのです。
ですがどれほど強固で頑丈な手枷足枷でも、私を拘束することはできません。
「なんだと?
何をした?!」
王太子に疑問に答える必要などありません。
まずはアウロラの安全を確保すること。
それが最優先です。
私が力を開放した以上、王太子やダニエラなどいつでも殺せます。
「アウロラ、目をつぶってしゃがんで!
死になさい、恥知らずども!」
私はアウロラがしっかり目をつぶったのを確認して、引き千切った手枷足枷の残骸である鉄片・鎖片・木片を、私やアウロラを引っ立てていた恥知らずな兵士達に次々と投げました。
私の怪力で投げつけられた鉄片・鎖片・木片は、恐ろしい凶器となります。
鉄製の兜をかぶっていても、貫通して脳症をぶちまけて死ぬことになります。
鉄製の胸甲をつけていても、貫通して大穴が開きます。
「まだよ!
まだ目をつむってしゃがんでいるのよ、アウロラ!」
「はい!
ヴァルナ様がいいとおっしゃられるまで、何日でも目をつぶっています!」
アウロラは可愛いことを言ってくれます。
でもそんなに待たせたりはしません。
直ぐに片を付けます。
王太子とダニエラを殺すことなんて、一つ息をする間にできます。
驚愕と恐怖に固まった王太子とダニエラなんて、指先で殺せます。
簡単に殺せますが……
気が変わりました。
そんなに簡単に殺しては気がすみません。
私はともかく、アウロラをあれほど怖がらしたのです。
じっくりと恐怖を噛み締めてもらいます。
眠れる夜を過ごしてもらいます。
ようやく寝れても、悪夢で飛び起きるほどの恐怖を与えてあげましょう。
「王太子、今までい色々とやってくれたわね。
お礼をさせてもらうわ。
でもせっかくだから、一度で済ませたりはしないわ。
毎日毎日御礼させてもらうわ。
まずは片目をもらいましょう」
私は常識外れの脚力を全開にして、ひとっ飛びで王太子の前に行き、人外の威圧力を込めた眼力で睨みつけました。
王太子は一瞬で失禁脱糞しましたが、それは些末なことです。
私は脅迫と宣言を口にして、有言実行で王太子の右目玉を指で摘まみだしました。
「ギャァァァァアァアァアア」
恐怖に硬直していた王太子が、激痛に悶え苦しみだしました。
せっかくですから開いていた口に眼玉を放り込んで飲み込ませてあげました。
父母から頂いた大切な体なのですから、食べてくださいね。
「明日も来るからね。
楽しみに待っていてね。
そうそう、せっかくだから恋人同士ペアにしてあげましょう。
ダニエラの右目もつまみだして、あ、げ、る」
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