結婚式の日に婚約者を勇者に奪われた間抜けな王太子です。

克全

文字の大きさ
122 / 127
第四章

第122話:叙爵と叙勲

しおりを挟む
 ウェルズリー城代をしていたトレヴァー子爵フランシス卿は、数々の功名を評価され辺境伯に陞爵された。
 魔族が何時通路を掘るか分からない北大山脈沿いで、セント・ジオン皇国とリストン公国の両国と国境を接する領地とサイトプ城という最重要地を預けられた。

 しかも辺境伯という爵位と領地を与えられたにもかかわらず、今まで通り近衛第一騎士団の団長でもあるのだ。
 どれほど信頼されているか分かるというモノだ。
 もっとも幹部騎士や一般騎士の多くが増設された近衛騎士団に転属となり、多くの新兵を預かることになったので、近衛騎士育成の為の後方近衛騎士団ともいえる。

 他にも多くの側近が叙勲されたり大役に任命されたりした。
 アルメニックは子爵に叙爵され、アダレイ子爵アルメニック卿となり、第三近衛騎士団長に任命された。
 ヴィクターも子爵に叙爵され、カンリフ子爵ヴィクター卿となり、第四近衛騎士団長に任命された。
 アルバートも子爵に叙爵され、マナーズ子爵アルバート卿となり、第五騎士団長に任命された。
 リチャードも子爵に叙爵され、バックリー子爵リチャード卿となり、第六騎士団長に任命された。

 リカルド聖帝と一緒に戦い、騎士や徒士に抜擢された義勇兵を中心に、屯田兵や元王都や領都に住む人達で戦闘力のある人々を集め、徒士団が編成された。
 自警団だと担当の都市や街、町や村を出て戦う事はない。
 自警団はあくまでも守備的な組織だ。
 だが徒士団は戦況によっては故郷を離れて遠征に行かなければいけない。
 だから団員が厳選されることになる。
 数も限られてしまうのだ。

『聖帝国軍』
「近衛騎士団」
第一騎士団:リカルド聖帝直卒
第二騎士団:トレヴァー辺境伯フランシス卿:サイトプ城
第三騎士団:アダレイ子爵アルメニック卿
第四騎士団:カンリフ子爵ヴィクター卿
「一般騎士団」
第一騎士団:ベッカー辺境伯バーツ卿:フィエン城
     :自警団
第二騎士団:アクス辺境伯クバント卿:アクス城
     :自警団
第三騎士団:ライアン城伯アイル卿 :アイル城
     :自警団
     :アクス辺境伯クバント卿の指揮下
第四騎士団:セグレイブ子爵ラウンデル卿:フィエン城
     :自警団
     :ベッカー辺境伯バーツ卿指揮下
第五騎士団:マナーズ子爵アルバート卿
第六騎士団:バックリー子爵リチャード卿
「徒士団」
第一徒士団:
第二徒士団:
第三徒士団:
第四徒士団:
第五徒士団:
第六徒士団:
『フィフス王国騎士団』
第一騎士団:国内東・接収した処罰貴族の城館
     :自警団
第二騎士団:国内北・ダドリー城
     :自警団
第三騎士団:国内南・接収した処罰貴族の城館
     :自警団
第四騎士団:国内西・カウリー城
第五騎士団:王都 ・
     :自警団
第一徒士団:ウェルズリー城
第二徒士団:ウェルズリー城
     :自警団
第三徒士団:ノウェル城
     :自警団
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~

名無し
ファンタジー
 突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。  自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。  もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。  だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。  グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。  人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。

【完結】義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜

福田 杜季
ファンタジー
侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。 彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。 だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。 「お義姉さま!」           . . 「姉などと呼ばないでください、メリルさん」 しかし、今はまだ辛抱のとき。 セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。 ──これは、20年前の断罪劇の続き。 喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。 ※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。 旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』 ※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。 ※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。

妹が聖女の再来と呼ばれているようです

田尾風香
ファンタジー
ダンジョンのある辺境の地で回復術士として働いていたけど、父に呼び戻されてモンテリーノ学校に入学した。そこには、私の婚約者であるファルター殿下と、腹違いの妹であるピーアがいたんだけど。 「マレン・メクレンブルク! 貴様とは婚約破棄する!」  どうやらファルター殿下は、"低能"と呼ばれている私じゃなく、"聖女の再来"とまで呼ばれるくらいに成績の良い妹と婚約したいらしい。 それは別に構わない。国王陛下の裁定で無事に婚約破棄が成った直後、私に婚約を申し込んできたのは、辺境の地で一緒だったハインリヒ様だった。 戸惑う日々を送る私を余所に、事件が起こる。――学校に、ダンジョンが出現したのだった。 更新は不定期です。

わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。

織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。 父であるアーヴェント大公に疎まれている―― 噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

【完結】双子の伯爵令嬢とその許婚たちの物語

ひかり芽衣
恋愛
伯爵令嬢のリリカとキャサリンは二卵性双生児。生まれつき病弱でどんどん母似の美女へ成長するキャサリンを母は溺愛し、そんな母に父は何も言えない……。そんな家庭で育った父似のリリカは、とにかく自分に自信がない。幼い頃からの許婚である伯爵家長男ウィリアムが心の支えだ。しかしある日、ウィリアムに許婚の話をなかったことにして欲しいと言われ…… リリカとキャサリン、ウィリアム、キャサリンの許婚である公爵家次男のスターリン……彼らの物語を一緒に見守って下さると嬉しいです。 ⭐︎2023.4.24完結⭐︎ ※2024.2.8~追加・修正作業のため、2話以降を一旦非公開にしていました。  →2024.3.4再投稿。大幅に追加&修正をしたので、もしよければ読んでみて下さい(^^)

外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~

空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」 「何てことなの……」 「全く期待はずれだ」 私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。 このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。 そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。 だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。 そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。 そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど? 私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。 私は最高の仲間と最強を目指すから。

処理中です...