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第一章
第7話:初実戦
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「フローラ御嬢様、私が完璧に御守りします。
焦らずに状況を把握し戦術を考えられ、確実に詠唱指揮されてください」
イザベルが隙のない態度で指揮官役のフローラを護り励ます。
「そうだぞフローラ嬢、安心して指揮を執るんだ。
何かあったら俺が支援するから大丈夫だ」
班から離れて危険な事がないようにロイドが見守っている。
級長とはいえ同じ生徒なのにまるで先生だ。
だがフローラ以外の生徒はその事に全く疑問も心配もしていない。
既に何度も同じ状況を経験しているのだろう。
とても生徒とはいえない実力者だと全員が知っているのだろう。
まあ、そうでなければ生徒が執行導師格になどな成れはしない。
「ドロシー、魔獣のボスは火属性よ、上級水属性魔術を準備して。
ライル、最小の金属性魔術で木属性魔獣を斃して。
護衛は斃せる魔獣を迎え討って。
シモン、治癒魔術を準備していて。
ピエールは不意討ちに備えて準備しておいて」
「「「「「おう」」」」」
フローラ達が斃そうとしているのはサラマンダーに率いられた魔獣だった。
だが火属性の魔獣だけが相手ではなかった。
魔境には多くの魔獣が跳梁跋扈している。
特に木属性と土属性の魔獣が多い。
ひっきりなしに襲い掛かる木属性魔獣を斃しながら、サラマンダーを迎え討たなければいけないという状況だった。
今のところ確実に木属性魔獣を斃していた。
魔術士はフローラを含めて五人だが、それぞれの護衛が五人いる。
魔術で斃さなくてもいい弱い魔獣は護衛が始末している。
強力なサラマンダーが躊躇うことなく襲い掛かってきた。
そこにドロシーの上級水属性魔術が叩き込まれた。
だが相手は強力なサラマンダーだ。
上級水属性魔術一撃ではとても倒せない。
素早くドロシーが威力よりも速射性を優先した中級水属性魔術を叩きこむ。
最初の一撃でサラマンダーの強さを把握したフローラが、特級水属性魔術を発現させるまでの時間稼ぎだった。
信じられないほど早く正確な呪文詠唱と結印で特級水属性魔術が発現された。
「ギャアアアアア」
恐ろしいほど激しい断末魔だった。
特級水属性魔術とはいえ信じられないほどの破壊力だった。
素材回収を考えればサラマンダーを破壊し過ぎてしまっていた。
原因として考えられるのは、必要以上に強力な魔術の使用だった。
だがいくら多くの魔力を込めても特級水属性魔術にも上限下限がある。
それを超えた破壊力があるのは異常過ぎた。
だがそんな事を考えている余裕など彼らにはなかった。
「下、下から魔獣が近づいてくるわ。
全員回避、ピエールは迎え討って」
焦らずに状況を把握し戦術を考えられ、確実に詠唱指揮されてください」
イザベルが隙のない態度で指揮官役のフローラを護り励ます。
「そうだぞフローラ嬢、安心して指揮を執るんだ。
何かあったら俺が支援するから大丈夫だ」
班から離れて危険な事がないようにロイドが見守っている。
級長とはいえ同じ生徒なのにまるで先生だ。
だがフローラ以外の生徒はその事に全く疑問も心配もしていない。
既に何度も同じ状況を経験しているのだろう。
とても生徒とはいえない実力者だと全員が知っているのだろう。
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護衛は斃せる魔獣を迎え討って。
シモン、治癒魔術を準備していて。
ピエールは不意討ちに備えて準備しておいて」
「「「「「おう」」」」」
フローラ達が斃そうとしているのはサラマンダーに率いられた魔獣だった。
だが火属性の魔獣だけが相手ではなかった。
魔境には多くの魔獣が跳梁跋扈している。
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今のところ確実に木属性魔獣を斃していた。
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強力なサラマンダーが躊躇うことなく襲い掛かってきた。
そこにドロシーの上級水属性魔術が叩き込まれた。
だが相手は強力なサラマンダーだ。
上級水属性魔術一撃ではとても倒せない。
素早くドロシーが威力よりも速射性を優先した中級水属性魔術を叩きこむ。
最初の一撃でサラマンダーの強さを把握したフローラが、特級水属性魔術を発現させるまでの時間稼ぎだった。
信じられないほど早く正確な呪文詠唱と結印で特級水属性魔術が発現された。
「ギャアアアアア」
恐ろしいほど激しい断末魔だった。
特級水属性魔術とはいえ信じられないほどの破壊力だった。
素材回収を考えればサラマンダーを破壊し過ぎてしまっていた。
原因として考えられるのは、必要以上に強力な魔術の使用だった。
だがいくら多くの魔力を込めても特級水属性魔術にも上限下限がある。
それを超えた破壊力があるのは異常過ぎた。
だがそんな事を考えている余裕など彼らにはなかった。
「下、下から魔獣が近づいてくるわ。
全員回避、ピエールは迎え討って」
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