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第一章
第24話:価値・フローラ視点
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酷い言われようですね。
でも、言われてうれしい点もあります。
両親が私の事を心から愛してくれている。
そう言われてうれしくない訳がありません。
それに、エレノアが私の事を慕ってくれているなんて。
嘘や慰めであってもとてもうれしい言葉です。
ロイド君の言葉に騙されてもいいと思えるほどです。
「エレノア嬢がフローラ嬢の事を普通の姉妹としか思っていなくてもいい。
それだけでもエレノア嬢はフローラ嬢をとても大切にする。
フローラ嬢は常識に欠けていて知らないようだが、王級魔術師は貴重なんだ」
またロイド君が私の事を非常識な人間だと言っています。
確かに王妃教育に一生懸命になっていたので、世事には疎いかもしれません。
でも常識外れと言われるほどではないと思うのですが。
「何の意味もなく王級と呼ばれている訳ではないんだ。
そもそも貴級魔術や貴級武術は、会得できれば無条件に叙爵されるからそう名付けられたんだ、知っていたかい」
知りませんでした、知りませんでしたが、だからと言って常識外れとまで言わなくてもいいと思うのですが、違うのでしょうか。
イザベル、そんな可哀想な子を見るような目は止めてください。
「ここまで言えばわかるだろう。
王級の魔術は、皇帝から王に封じられるくらい凄い魔術なんだぞ。
その気になれば建国王に成れるくらい凄い魔術なんだ。
姉妹で帝級と王級の魔術の使い手なんて前代未聞なんだぞ。
姉妹手を取りあえばキャンベル王家にとって代わる事など簡単なのだ」
「でも、私は魔境限定の魔術なので……」
「ふうううう、俺が失伝した魔術を発見したと言ったろ。
学院で執行導師格に成れば魔境以外でも王級魔術が使えるようになる。
それに言ったろ、フローラ嬢は帝級魔術も使えるようになると。
いや、そんな事はどうでもいい事だ。
エレノア嬢とフローラ嬢は姉妹で帝級と王級の魔術士だ。
そうなると王侯貴族がどう考えると思う、ドロシー嬢」
え、あ、何でここでドロシー嬢に聞くのですか。
私では答えられないと思っているのですか。
それはあまりにも私をバカにしているのではありませんか。
確かに何も浮かんではいませんが、普通分からないと思うのです。
「はい、姉妹で帝級と王級の魔術士だと、魔術の才能が遺伝すると思われます。
今までは魔術の才能は遺伝しないと思われていました。
ですが特別な血筋という事もあり得ます。
大陸中の王侯貴族がフローラ嬢の婚約者の座を狙って動きだします。
絶対にフローラ嬢に嫌われるような事はしません」
答えられてしまいました。
私はバカだったのですね。
でも、言われてうれしい点もあります。
両親が私の事を心から愛してくれている。
そう言われてうれしくない訳がありません。
それに、エレノアが私の事を慕ってくれているなんて。
嘘や慰めであってもとてもうれしい言葉です。
ロイド君の言葉に騙されてもいいと思えるほどです。
「エレノア嬢がフローラ嬢の事を普通の姉妹としか思っていなくてもいい。
それだけでもエレノア嬢はフローラ嬢をとても大切にする。
フローラ嬢は常識に欠けていて知らないようだが、王級魔術師は貴重なんだ」
またロイド君が私の事を非常識な人間だと言っています。
確かに王妃教育に一生懸命になっていたので、世事には疎いかもしれません。
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「何の意味もなく王級と呼ばれている訳ではないんだ。
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知りませんでした、知りませんでしたが、だからと言って常識外れとまで言わなくてもいいと思うのですが、違うのでしょうか。
イザベル、そんな可哀想な子を見るような目は止めてください。
「ここまで言えばわかるだろう。
王級の魔術は、皇帝から王に封じられるくらい凄い魔術なんだぞ。
その気になれば建国王に成れるくらい凄い魔術なんだ。
姉妹で帝級と王級の魔術の使い手なんて前代未聞なんだぞ。
姉妹手を取りあえばキャンベル王家にとって代わる事など簡単なのだ」
「でも、私は魔境限定の魔術なので……」
「ふうううう、俺が失伝した魔術を発見したと言ったろ。
学院で執行導師格に成れば魔境以外でも王級魔術が使えるようになる。
それに言ったろ、フローラ嬢は帝級魔術も使えるようになると。
いや、そんな事はどうでもいい事だ。
エレノア嬢とフローラ嬢は姉妹で帝級と王級の魔術士だ。
そうなると王侯貴族がどう考えると思う、ドロシー嬢」
え、あ、何でここでドロシー嬢に聞くのですか。
私では答えられないと思っているのですか。
それはあまりにも私をバカにしているのではありませんか。
確かに何も浮かんではいませんが、普通分からないと思うのです。
「はい、姉妹で帝級と王級の魔術士だと、魔術の才能が遺伝すると思われます。
今までは魔術の才能は遺伝しないと思われていました。
ですが特別な血筋という事もあり得ます。
大陸中の王侯貴族がフローラ嬢の婚約者の座を狙って動きだします。
絶対にフローラ嬢に嫌われるような事はしません」
答えられてしまいました。
私はバカだったのですね。
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