無垢で優しく暗示にかかりやすい嬉奈優香ちゃんは騙されやすい【R18】

ヤラナイカー

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無垢で優しく暗示にかかりやすい嬉奈優香ちゃんは騙されやすい

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 無垢で優しい嬉奈優香うれしなゆうかちゃんは、すぐに知らない人を家に上げてしまう。

「手品師の先生なんですか?」

 見知らぬおじさんの説明に、ワクワクしている優香。

「ためしにやってみましょうか」
「ぜひお願いします」

「じゃあ、まずこれで目隠しをしてください」

 渡された目隠しをする優香。

「では両手をゆっくりと前に上げてくんでください。はい、ストップ」

 手品師の先生はコップを渡してくる。

「これは……」
「コップに、なみなみと液体が入ってますよね」

「はい」

 確かに水か何かの液体が入ったコップだ。

「両手でしっかりとこぼさないように。こぼしたら命に関わりますよ」
「は、はい」

 恐ろしい話だ。
 怖くなった優香は、しっかりと両手で握りしめる。

「では、じっとしてくださいね」
「はい」

 下でプチっと音がして、バサッと布が落ちた音がする。
 なんかスースーするなと思ったら、今度はするっと太ももをすべる感覚。
 
 これは鈍い優香でもわかる。

「やだっ! なんでパンツを脱がしたんですか」
「おっと動かないで、水をこぼしたら命に関わりますよ!」

「で、でも」
「大丈夫です。俺は目が悪いからまったく見えないんですよ」

「そ、そうなんですか……いや、そういうことじゃなくて」

 なんでスカートとパンツを引きずり下ろされたのか、ということだ。

「目が悪いから、うっかりして手が滑ってしまったんですよ」
「そ、そうなんですか」

 相手に悪気がないと知ってホッとする。
 今は、身動き取れない状態なのだ。

「すぐに下着をもとに戻しますからね」

 そう言いながら、今度はブラジャーのホックを外して、ぷるんとおっぱいをむき出しにする。

「ちょ、ちょっと」
「すみません。目が悪いから、間違えました」

「そうなんですか……」

 目が悪いからといわれると、そう非難もできない。
 優香は優しくて人がいいのだ。

 それに、相手は悪気があってやっているわけではない。

「悪気はないですからね。ちょっと、足を開いてみてくれますか」

 ほら、相手もそう言ってる。
 内股になっていた優香は、言われた通りにちょっと中腰になってガニ股になった。

「あの、私はこのコップをいつまで」
「おっと動かさないで! ちゃんと持っててください。支えてあげますから」

 Gカップ九十八センチのおっぱいを下から支えるように揉み上げる。
 だが、そんなことをされては手が震えてしまう。

「きゃっ! だめ!」
「何がだめなんですか。言ってくれないとわからないな」

「だから、胸が……あれ、なんですかこの太ももにくっついてるの」
「ソーセージですよ! 落としてはいけないから、太ももで挟んで落とさないようにしてください」

「ええっ! ソーセージ?」

 お水の入ったコップの次は、ソーセージか。
 この手品師の先生は、お買い物にでもいったのだろうか。

「ちゃんと、落ちないように押さえつけておいてくださいね」
「でも、このソーセージ暴れて」

 太ももをズリズリするソーセージを落とすまいと、優香はなんとか挟んでいる。
 でも、ソーセージは暴れん坊でじっとしてくれない。

 さっきからおっぱいをぐにぐに形を変えるくらいに強く揉まれるし、コップの水がこぼれてしまいそう。
 もうだめだと優香が思ったそのとき。

「うっ」

 ソーセージが激しく脈動すると、どびゅー! となにやら、液体がふりかけられた。

「今度はなんですか。なんかべとってするんですけど」
「乳液ですよ。健康にいい乳液だから、心配しないでくださいね」

「はあ……あっ、ソーセージ落ちちゃった」

 暴れるのをやめてくれたのはいいが、柔らかくなったソーセージが引き抜かれてしまった。

「さてと、じゃあ今日はこれくらいにしておきましょうか」
「あ、ありがとうございます」

 ブラジャーのホックを留めてくれて、下着とスカートを穿かせてくれたので優香はお礼を言う。
 ちょっと下着がべとべとするような気がするが、相手に悪意はなかったのだなとホッとした。

「はいじゃあ、手品は終わりです」

 そう言って、男は優香の目隠しを外した。

「あ、あの、これってどういう手品だったんですか」

 なにか起こったようには見えない。

「コップの中をよく見てください」
「あっ、何もない……すごい」

 さっきまで波々と液体が注がれていたコップに思えたのに、手をおろしてコップの中を見ると空っぽだった。

「この程度の手品で毎回驚いてくれて、ほんとに嬉しいですよ」
「私こんなすごい手品を見るのは、初めてです」

 微笑む手品の先生に、優香も愉快そうに微笑み返すのだった。
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