49 / 88
第二部 成り上がり編
第48話 魔力ゴーレム無双
しおりを挟む
休みの日々は終わり再び遠征の日になった。
「二人共準備はいいか。出発するぞ」
「師匠、なんでオーガの領域ではなく遠征なんです?」
「たしかにオーガの領域なら日帰りで稼げる。しかし、日帰りでは野営の経験は積めないだろう。魔力ゴーレムの攻撃方法は隠しておきたい。荒野だと丸見えだろ」
「野営つ事はもしかしてこの町ばではることも考えでらはんですか?」
「そうだな。そのうちに他の町に行く事も考えている」
「故郷からあまり離れてぐねのだばって」
「ローレッタ、その時は話し合おう。まだまだランクも足りないし、経験もない。ずっと先の事だ」
オークの領域で野営する。
夜半にウインドウルフの襲撃があった。
「薄いトーチカと鉄条網だ。ローレッタ俺がやる」
魔力ゴーレムをトーチカの外に出す。拒絶を片手だけ発動する。
ここで秘密兵器を登場させる。魔鉄と精錬魔石で作ったナイフだ。
魔力はフィオレラに込めてもらった。
ウインドウルフにはナイフが宙に浮いて見えるのだろう。
鉄条網をすり抜け、ウインドウルフにナイフを迫らせる。
魔力ゴーレムの素早さに追いつかないウインドウルフ。
ナイフをきらめかせ首をかき切った。
続けざまにナイフを別のウインドウルフに突き立てる。
ナイフを素早く引き抜き。
魔力ゴーレムを低い体勢にし胴体に切りつける。
この状態は正に無双だ。
三匹葬られたのを見ると逃げて行った。
魔力ゴーレムの素早さを持ってすればウインドウルフなんて雑魚だ。
「うん魔力ゴーレム強い」
「凄い。無敵です」
「体がすり抜けるのも良だの。誤射ば気にさねぐてよさそうだ」
今夜は気持ちよく眠れそうだ。
いよいよオークの領域を過ぎワイバーンの領域に入る。
「みんな気を引き締めていくぞ」
「「はい」」
野営はいつでも気を抜けない。今夜も襲撃があった。
見張り用魔道具の警報に起こされる。
「すいません。気づがねがった」
「ローレッタ気を落とすな。来たみたいだ。あれならしょうがない」
現れた魔獣はアサシンレパードだった。
「薄いトーチカと鉄条網だ。魔力ゴーレムを前に出す。ローレッタ弓で援護してくれ」
魔力ゴーレムにナイフを持たせ突っ込ませる。
「ちっ早いが、速さなら負けないぞ」
魔力ゴーレムのナイフを突きたてようとするが、なかなか決まらない。
宙を飛ぶナイフとアサシンレパードがクルクルと踊る。
ローレッタの矢も全て外れた。
そうだ、あれを試してみよう。拒絶を解除する。
アサシンレパードは落ちるナイフを目で追っていた。
魔力ゴーレムをこっそり近づける。
「今だ。【雷魔法】やったか」
感電して倒れるのを確認した。
ゼロレンジ魔法強いな。
いい手札ができた。
拒絶を再び発動しナイフを拾い目に突き入れる。
「綺麗に倒したから皮を剥ぐぞ。薬品を用意してくれ」
皮を剥いで水で洗い薬品を塗る。
この薬品はハンターギルドで売っている。
なんでも倒してすぐ塗ると品質が良くなるのだとか。
「そろそろ交代だろ。ローレッタ寝ていいぞ。フィオレラもお疲れ」
「はい、ねへ」
「おやすみなさい」
一人になって考える。
トルネードと加速砲は大規模すぎて試せない。
小回りの利きそうな技が幾つか欲しい。
何が欲しいかというと範囲攻撃だ。
火の海にすれば簡単だけど、問題がある。
魔境の森の木は燃えにくい落ち葉も水を含んでいて同様だ。
しかし、限度がある。
小さい火の玉を幾つか出せば良いが、魔法でも魔術でも複数の物を同時に制御するのは難しい。
制御しない魔法は一秒ほどで魔力に戻る。
投擲型魔道具の風の刃も同時には出せないので連続して飛ばす様にしていた。
トルネードも中の風の刃は本体に繋がっている。
フィオレラが使う鉄条網も端っこでトーチカに繋がっていた。
それと魔法は手元からしか出せないが、絶対無理と言う訳ではないけどやっぱり難しい。
なぜなら体内にある魔力を伸ばして発動しなければいけないからだ。
魔力を伸ばすのは時間がかかる。
しかも分析が使えない人にはどこまで魔力が伸びたのか分からない訳だ。
対人戦の不意打ちには使えるが魔獣相手には役に立たない。
しかも手元から出た魔法は止まった状態で出現する。
そこから加速するため遅い。魔法は強いが万能では無い。
思考が逸れた。
元に戻そう。
範囲攻撃のアイデアだ。
魔力のゴリ押しで魔力ゴーレムを浮かべて土魔法で作った岩の塊を落として攻撃するか。
魔石まで潰れそうだ。
そうだ、水魔法で粘着性のある水を出せないだろうか。
辺り一面に出せば素早い魔獣には有効かもしれない。
火事の心配もないし木も邪魔にならない。
土魔法で作った檻に閉じ込めるのも有りか。
檻の隙間から遠距離攻撃を当てるのはいいな。
風魔法で巨大な刃を打ち出すのもいいだろう。
精錬で酸素を抜き取るのはどうか。
周りからあっという間に酸素が入って意味が無いか。
でも一瞬ぐらい隙ができるかも。
もうアイデアは出ない。次は魔境の生態系について考えるか。
魔境はサイクルが早い。
木の葉はいつでも落ちる。
枯れ葉になる前に分解された。
木の実も一年中生る。
魔獣の成長も早い。
だから子供の魔獣は滅多に見れない事になっていた。
魔力が作用していると言うが本当だろうか。
分析で見てみる。
うわもの凄く魔力が濃いミルクの中にいる様だ。
体に影響は無いだろうな。
引退したハンターが年を取る前に死ぬなんて話も聞かないから、大丈夫だと思いたい。
そうだ魔力ゴーレムはアビリティは使えるのか試してみる。
俺が使えない照明のアビリティをやってみた。
使えたぞ。
スキルとの同時使用はどうだ。
だめだ一秒も使えない。
フィオレラからコピーしたOSだからだろう。
ローレッタからコピーすれば同時使用ができる可能性がある。
しかし、ローレッタにスキルは無い。
悩む所だ。
使いやすさで選ぼう。
その方が安全な様な気がする。
どっちと付き合うかそろそろ考えないと。
もしフィオレラと付き合ってローレッタがパーティを抜けたら、攻撃力の大幅ダウンだな。
その時はワイバーンの領域は厳しいだろう。
逆の場合は防御と運搬が使えない。それと魔道具の整備もだ。
どちらにしろ人を増やせば解決する問題だろうが、現状では人は増やせない。
好みで選ぶならフィオレラだ。
悩ましい
その他取りとめの無い事を考えていたら、夜が明けて皆が起きる時間になった。
今日も頑張るとするか。
「二人共準備はいいか。出発するぞ」
「師匠、なんでオーガの領域ではなく遠征なんです?」
「たしかにオーガの領域なら日帰りで稼げる。しかし、日帰りでは野営の経験は積めないだろう。魔力ゴーレムの攻撃方法は隠しておきたい。荒野だと丸見えだろ」
「野営つ事はもしかしてこの町ばではることも考えでらはんですか?」
「そうだな。そのうちに他の町に行く事も考えている」
「故郷からあまり離れてぐねのだばって」
「ローレッタ、その時は話し合おう。まだまだランクも足りないし、経験もない。ずっと先の事だ」
オークの領域で野営する。
夜半にウインドウルフの襲撃があった。
「薄いトーチカと鉄条網だ。ローレッタ俺がやる」
魔力ゴーレムをトーチカの外に出す。拒絶を片手だけ発動する。
ここで秘密兵器を登場させる。魔鉄と精錬魔石で作ったナイフだ。
魔力はフィオレラに込めてもらった。
ウインドウルフにはナイフが宙に浮いて見えるのだろう。
鉄条網をすり抜け、ウインドウルフにナイフを迫らせる。
魔力ゴーレムの素早さに追いつかないウインドウルフ。
ナイフをきらめかせ首をかき切った。
続けざまにナイフを別のウインドウルフに突き立てる。
ナイフを素早く引き抜き。
魔力ゴーレムを低い体勢にし胴体に切りつける。
この状態は正に無双だ。
三匹葬られたのを見ると逃げて行った。
魔力ゴーレムの素早さを持ってすればウインドウルフなんて雑魚だ。
「うん魔力ゴーレム強い」
「凄い。無敵です」
「体がすり抜けるのも良だの。誤射ば気にさねぐてよさそうだ」
今夜は気持ちよく眠れそうだ。
いよいよオークの領域を過ぎワイバーンの領域に入る。
「みんな気を引き締めていくぞ」
「「はい」」
野営はいつでも気を抜けない。今夜も襲撃があった。
見張り用魔道具の警報に起こされる。
「すいません。気づがねがった」
「ローレッタ気を落とすな。来たみたいだ。あれならしょうがない」
現れた魔獣はアサシンレパードだった。
「薄いトーチカと鉄条網だ。魔力ゴーレムを前に出す。ローレッタ弓で援護してくれ」
魔力ゴーレムにナイフを持たせ突っ込ませる。
「ちっ早いが、速さなら負けないぞ」
魔力ゴーレムのナイフを突きたてようとするが、なかなか決まらない。
宙を飛ぶナイフとアサシンレパードがクルクルと踊る。
ローレッタの矢も全て外れた。
そうだ、あれを試してみよう。拒絶を解除する。
アサシンレパードは落ちるナイフを目で追っていた。
魔力ゴーレムをこっそり近づける。
「今だ。【雷魔法】やったか」
感電して倒れるのを確認した。
ゼロレンジ魔法強いな。
いい手札ができた。
拒絶を再び発動しナイフを拾い目に突き入れる。
「綺麗に倒したから皮を剥ぐぞ。薬品を用意してくれ」
皮を剥いで水で洗い薬品を塗る。
この薬品はハンターギルドで売っている。
なんでも倒してすぐ塗ると品質が良くなるのだとか。
「そろそろ交代だろ。ローレッタ寝ていいぞ。フィオレラもお疲れ」
「はい、ねへ」
「おやすみなさい」
一人になって考える。
トルネードと加速砲は大規模すぎて試せない。
小回りの利きそうな技が幾つか欲しい。
何が欲しいかというと範囲攻撃だ。
火の海にすれば簡単だけど、問題がある。
魔境の森の木は燃えにくい落ち葉も水を含んでいて同様だ。
しかし、限度がある。
小さい火の玉を幾つか出せば良いが、魔法でも魔術でも複数の物を同時に制御するのは難しい。
制御しない魔法は一秒ほどで魔力に戻る。
投擲型魔道具の風の刃も同時には出せないので連続して飛ばす様にしていた。
トルネードも中の風の刃は本体に繋がっている。
フィオレラが使う鉄条網も端っこでトーチカに繋がっていた。
それと魔法は手元からしか出せないが、絶対無理と言う訳ではないけどやっぱり難しい。
なぜなら体内にある魔力を伸ばして発動しなければいけないからだ。
魔力を伸ばすのは時間がかかる。
しかも分析が使えない人にはどこまで魔力が伸びたのか分からない訳だ。
対人戦の不意打ちには使えるが魔獣相手には役に立たない。
しかも手元から出た魔法は止まった状態で出現する。
そこから加速するため遅い。魔法は強いが万能では無い。
思考が逸れた。
元に戻そう。
範囲攻撃のアイデアだ。
魔力のゴリ押しで魔力ゴーレムを浮かべて土魔法で作った岩の塊を落として攻撃するか。
魔石まで潰れそうだ。
そうだ、水魔法で粘着性のある水を出せないだろうか。
辺り一面に出せば素早い魔獣には有効かもしれない。
火事の心配もないし木も邪魔にならない。
土魔法で作った檻に閉じ込めるのも有りか。
檻の隙間から遠距離攻撃を当てるのはいいな。
風魔法で巨大な刃を打ち出すのもいいだろう。
精錬で酸素を抜き取るのはどうか。
周りからあっという間に酸素が入って意味が無いか。
でも一瞬ぐらい隙ができるかも。
もうアイデアは出ない。次は魔境の生態系について考えるか。
魔境はサイクルが早い。
木の葉はいつでも落ちる。
枯れ葉になる前に分解された。
木の実も一年中生る。
魔獣の成長も早い。
だから子供の魔獣は滅多に見れない事になっていた。
魔力が作用していると言うが本当だろうか。
分析で見てみる。
うわもの凄く魔力が濃いミルクの中にいる様だ。
体に影響は無いだろうな。
引退したハンターが年を取る前に死ぬなんて話も聞かないから、大丈夫だと思いたい。
そうだ魔力ゴーレムはアビリティは使えるのか試してみる。
俺が使えない照明のアビリティをやってみた。
使えたぞ。
スキルとの同時使用はどうだ。
だめだ一秒も使えない。
フィオレラからコピーしたOSだからだろう。
ローレッタからコピーすれば同時使用ができる可能性がある。
しかし、ローレッタにスキルは無い。
悩む所だ。
使いやすさで選ぼう。
その方が安全な様な気がする。
どっちと付き合うかそろそろ考えないと。
もしフィオレラと付き合ってローレッタがパーティを抜けたら、攻撃力の大幅ダウンだな。
その時はワイバーンの領域は厳しいだろう。
逆の場合は防御と運搬が使えない。それと魔道具の整備もだ。
どちらにしろ人を増やせば解決する問題だろうが、現状では人は増やせない。
好みで選ぶならフィオレラだ。
悩ましい
その他取りとめの無い事を考えていたら、夜が明けて皆が起きる時間になった。
今日も頑張るとするか。
1
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる