65 / 88
第三部 無双編
第64話 ダンスパーティ
しおりを挟む
ビーコンが思いのほか好評でギルドマスターに泣きつかれ沢山作る事になった。
荒野では位置を知るのに岩を目印に行動する。
魔道具があれば町まで帰るのに方向が確実に分かるというので人気になった。
森でも迷った時に役に立つと更に人気に。
これって方位磁針があれば問題が解決するのではと考えた。
雷魔法を使い電磁石に電気を供給して方位磁針を作ってみる。
銅線を作るのは簡単だったが被覆を作るのには苦労した。
塗料で良いのが見つかったのが幸いだ。
大多数のハンターは魔道具より圧倒的に安い方位磁針を買っていく。
大銅貨一枚ほどの材料で銀貨一枚で売れる。
元手の十倍。ぼろ儲けだ。
ギルドに手数料を引かれても八倍ぐらいの儲け。
しかも製法が分からないのも良い。
科学知識の無い人には電磁石は作れまい。
時間が経つと磁力が抜けるのも良い。
消耗品扱いだ。
企業努力は必要だということで磁力を長く保つ素材を探したところ、鉄より長く持つ物を見つけた。
黒鉄という素材だ。
これにより数は売れなくなったが副業にはちょうど良くなった。
そして救難信号代わりに魔道具を使うのは上級者のハンターにとって必須になる。
ギルドに救助チームができる事に。
儲かったが魔道具と方位磁針の製作者を隠した為にギルドマスターに借りまでいかないが厄介をかける事になった。
本業のハンター稼業は相変わらず順調だ。
しかし前から分かっていた問題がいくつかある。
銃が攻撃力不足なのとトーチカが手狭になった事だ。
銃の方はアビリティと魔弾でなんとかなるが、魔弾は高いので使いたくない。
オリハルコン早くこないかな。
トーチカの方は魔力ゴーレムをフィオレラが使えれば問題ないけど。
その為にはストーンゴーレムをやめて魔力ゴーレムを連れていけば良いのだが今後を考えると魔力ゴーレムの輸送手段が欲しい。
良いスキルが何かないか資料室で暇な時調べて接着スキルを見つけた。
接着スキルは魔力を接着剤にして物を一時的にくっ付けるスキルだ。
水魔法の粘着と機能が被るどっちが高性能だろう比べてみたい。
接着スキルを持っている人をギルドに紹介してもらう。
接着スキルは高い所にも楽々登れる。
その使い方から泥棒のスキルとされあまり評判が良くない。
スキルを見せてくれた斥候は木に登るには便利ですと笑って言っていた。
接着スキルの見て感じた事だが、接着は魔力をくっ付ける力に変換している。
俺にはできないスキルだ。
フィオレラに試してもらったところ。
接着力では接着スキルの方が水魔法より優秀だ、
効果範囲は水魔法の方が良い悩むところ。
とりあえずスキルを魔力ゴーレムに試すと見事張り付いた。
魔道具を作り馬ゴーレムのお尻に装備する事にする。
魔道具に五体まで魔力ゴーレムをつけられるようにした。
形が洗濯物を干す道具みたいになったがしょうがない。
ついにあの日がやって来たダンスパーティだ。
盛装に着替え迎えの馬車にフィオレラと乗る。
大広間に案内され気後れしながら中に入った。
中はシャンデリアに照らされドレスやアクセサリーがキラキラと光を反射している。
シャンデリアの光源がよく見たら魔道具だ。
侯爵は新しい物が好きなんだろうか。
辺りを見回すと何人ものドレスを着た女性や礼服を着た男性が談笑していた。
そして人だかりがしている場所がある。
列が出来ているので並ぶ事に。
段々と人だかりに近づいていく。
列の先にはやっぱり侯爵がいた。
「本日はお招き頂きありがとうこざいます」
「充分に楽しんでいってくれ」
侯爵の顔が少し険しい。何かあったのか。
後でちょっと話しがあると小声で言われた。
なんだろう厄介事かな。
要件を聞いてから考えよう。
曲が始まり踊りたくなかったがフィオレラと踊る。
この日の為に毎日練習したけど上達した気がしない。
やっぱりだフィオレラの足を踏む。
フィオレラが顔をしかめる。
ごめん付け焼刃なんだ許して欲しい。
結局一曲踊り終えるまで三回も足を踏んだ。
とりあえずノルマは果たしたと壁の花になっていると突然女の子達に囲まれた。
代表の女の子が話しかけてくる。
「氷結の大魔法使い様、私にワイバーン討伐の英雄譚を聞かせて下さいませんか」
「夢を壊すようで悪いけど英雄でもなんでもない穴に隠れてひたすら冷やしただけだよ」
実際と話が少し違うが祭り上げられるのは勘弁だ。
彼女達は地味な英雄譚に興が削がれたみたいで散っていった。
フィオレラを探すと年配の紳士と踊っていた。
羽を伸ばせているようで良かったと思う。
その後何人か話を聞きに来たが地味な話をすると離れていった。
パーティも中盤になった頃に執事が呼びに来て小部屋に行くと侯爵が待ち構えている。
侯爵は少し不機嫌だ。
俺が部屋に入るなり切り出す。
「お前は何か言うことがあるだろう」
何か不味い事がばれたか。ここ最近派手な事はしてないはず。
「これといって思いつきません」
「機転の利かない奴だ。まあ良いだろう。稀人の件だ」
ああ、その事か。ギルドマスターも貴族がうるさくなると言っていた。
謝っておく一手かな。
「すいません報告が遅れました」
侯爵は顎を触りながら言う。
「王都の貴族連中はその噂で持ち切りだ。痛くもない腹をさぐられたまらん」
教会経由で広まったのだろう。
今後教会に報告してもらう情報は選択する必要があるな。
「ご迷惑をお掛けします」
侯爵は後ろを向いて言った。
「どんな物にも長所と短所がある。長所を示して欲しいものだな」
「ワイバーンの群れ討伐の功績でチャラという訳にはいきませんか」
「今回はそれでいいが、あまり短所ばかりが目立つと切り捨てるぞ」
「はい肝に銘じます」
部屋を退出し、さてどうしようか考える。
そうだとりあえず贈り物で機嫌を取っておこう。
魔道具の詰め合わせなんてのを贈るか。
商業ギルドから配達させればいいな。
今回はこれで良いとする。
休憩中のフィオレラに話しかける。
「どうだ楽しかったか?」
少し疲れた様子のフィオレラ。
でも満足気な表情だ。
「ええ久しぶりに沢山踊りました」
「まだ踊る?」
「では最後にシロクさんと」
「お嬢様、踊って頂けますか?」
今までの疲れが吹き飛んだかのように明るく笑うフィオレラ。
「はい」
今度は足を踏まないように注意して踊る。
最初の緊張がなかったせいか。
まあまあ上手く踊れた。
家に帰るとローレッタがドレス姿のフィオレラを見て羨ましそう。
ビオンダさんが馬子にも衣装だなと感想を述べる。
俺へは服に着られているなと相変わらずだ。
こういうのは出掛けに言うものじゃないのかな。
素早く着替えて出かける準備をする。
リビングに行くとフィオレラはまだドレス姿で話し込んでいる。
なんとなく疎外感を感じてそそくさと商業ギルドに。
クリフォードさんを呼び出し、侯爵様に魔道具の詰め合わせを贈るよう頼む。
ビーコンと方位磁針を商業ギルドにも卸してほしいと懇願された。
そんなに必死にならなくてもと宥めてハンターギルドと同じ値段で交渉する。
手数料程しか儲からなくて不満がありそうだが。
両方ともコピー品は作れないので強気に出る。
商談は上手くいってこちらの要求が通った。
荒野では位置を知るのに岩を目印に行動する。
魔道具があれば町まで帰るのに方向が確実に分かるというので人気になった。
森でも迷った時に役に立つと更に人気に。
これって方位磁針があれば問題が解決するのではと考えた。
雷魔法を使い電磁石に電気を供給して方位磁針を作ってみる。
銅線を作るのは簡単だったが被覆を作るのには苦労した。
塗料で良いのが見つかったのが幸いだ。
大多数のハンターは魔道具より圧倒的に安い方位磁針を買っていく。
大銅貨一枚ほどの材料で銀貨一枚で売れる。
元手の十倍。ぼろ儲けだ。
ギルドに手数料を引かれても八倍ぐらいの儲け。
しかも製法が分からないのも良い。
科学知識の無い人には電磁石は作れまい。
時間が経つと磁力が抜けるのも良い。
消耗品扱いだ。
企業努力は必要だということで磁力を長く保つ素材を探したところ、鉄より長く持つ物を見つけた。
黒鉄という素材だ。
これにより数は売れなくなったが副業にはちょうど良くなった。
そして救難信号代わりに魔道具を使うのは上級者のハンターにとって必須になる。
ギルドに救助チームができる事に。
儲かったが魔道具と方位磁針の製作者を隠した為にギルドマスターに借りまでいかないが厄介をかける事になった。
本業のハンター稼業は相変わらず順調だ。
しかし前から分かっていた問題がいくつかある。
銃が攻撃力不足なのとトーチカが手狭になった事だ。
銃の方はアビリティと魔弾でなんとかなるが、魔弾は高いので使いたくない。
オリハルコン早くこないかな。
トーチカの方は魔力ゴーレムをフィオレラが使えれば問題ないけど。
その為にはストーンゴーレムをやめて魔力ゴーレムを連れていけば良いのだが今後を考えると魔力ゴーレムの輸送手段が欲しい。
良いスキルが何かないか資料室で暇な時調べて接着スキルを見つけた。
接着スキルは魔力を接着剤にして物を一時的にくっ付けるスキルだ。
水魔法の粘着と機能が被るどっちが高性能だろう比べてみたい。
接着スキルを持っている人をギルドに紹介してもらう。
接着スキルは高い所にも楽々登れる。
その使い方から泥棒のスキルとされあまり評判が良くない。
スキルを見せてくれた斥候は木に登るには便利ですと笑って言っていた。
接着スキルの見て感じた事だが、接着は魔力をくっ付ける力に変換している。
俺にはできないスキルだ。
フィオレラに試してもらったところ。
接着力では接着スキルの方が水魔法より優秀だ、
効果範囲は水魔法の方が良い悩むところ。
とりあえずスキルを魔力ゴーレムに試すと見事張り付いた。
魔道具を作り馬ゴーレムのお尻に装備する事にする。
魔道具に五体まで魔力ゴーレムをつけられるようにした。
形が洗濯物を干す道具みたいになったがしょうがない。
ついにあの日がやって来たダンスパーティだ。
盛装に着替え迎えの馬車にフィオレラと乗る。
大広間に案内され気後れしながら中に入った。
中はシャンデリアに照らされドレスやアクセサリーがキラキラと光を反射している。
シャンデリアの光源がよく見たら魔道具だ。
侯爵は新しい物が好きなんだろうか。
辺りを見回すと何人ものドレスを着た女性や礼服を着た男性が談笑していた。
そして人だかりがしている場所がある。
列が出来ているので並ぶ事に。
段々と人だかりに近づいていく。
列の先にはやっぱり侯爵がいた。
「本日はお招き頂きありがとうこざいます」
「充分に楽しんでいってくれ」
侯爵の顔が少し険しい。何かあったのか。
後でちょっと話しがあると小声で言われた。
なんだろう厄介事かな。
要件を聞いてから考えよう。
曲が始まり踊りたくなかったがフィオレラと踊る。
この日の為に毎日練習したけど上達した気がしない。
やっぱりだフィオレラの足を踏む。
フィオレラが顔をしかめる。
ごめん付け焼刃なんだ許して欲しい。
結局一曲踊り終えるまで三回も足を踏んだ。
とりあえずノルマは果たしたと壁の花になっていると突然女の子達に囲まれた。
代表の女の子が話しかけてくる。
「氷結の大魔法使い様、私にワイバーン討伐の英雄譚を聞かせて下さいませんか」
「夢を壊すようで悪いけど英雄でもなんでもない穴に隠れてひたすら冷やしただけだよ」
実際と話が少し違うが祭り上げられるのは勘弁だ。
彼女達は地味な英雄譚に興が削がれたみたいで散っていった。
フィオレラを探すと年配の紳士と踊っていた。
羽を伸ばせているようで良かったと思う。
その後何人か話を聞きに来たが地味な話をすると離れていった。
パーティも中盤になった頃に執事が呼びに来て小部屋に行くと侯爵が待ち構えている。
侯爵は少し不機嫌だ。
俺が部屋に入るなり切り出す。
「お前は何か言うことがあるだろう」
何か不味い事がばれたか。ここ最近派手な事はしてないはず。
「これといって思いつきません」
「機転の利かない奴だ。まあ良いだろう。稀人の件だ」
ああ、その事か。ギルドマスターも貴族がうるさくなると言っていた。
謝っておく一手かな。
「すいません報告が遅れました」
侯爵は顎を触りながら言う。
「王都の貴族連中はその噂で持ち切りだ。痛くもない腹をさぐられたまらん」
教会経由で広まったのだろう。
今後教会に報告してもらう情報は選択する必要があるな。
「ご迷惑をお掛けします」
侯爵は後ろを向いて言った。
「どんな物にも長所と短所がある。長所を示して欲しいものだな」
「ワイバーンの群れ討伐の功績でチャラという訳にはいきませんか」
「今回はそれでいいが、あまり短所ばかりが目立つと切り捨てるぞ」
「はい肝に銘じます」
部屋を退出し、さてどうしようか考える。
そうだとりあえず贈り物で機嫌を取っておこう。
魔道具の詰め合わせなんてのを贈るか。
商業ギルドから配達させればいいな。
今回はこれで良いとする。
休憩中のフィオレラに話しかける。
「どうだ楽しかったか?」
少し疲れた様子のフィオレラ。
でも満足気な表情だ。
「ええ久しぶりに沢山踊りました」
「まだ踊る?」
「では最後にシロクさんと」
「お嬢様、踊って頂けますか?」
今までの疲れが吹き飛んだかのように明るく笑うフィオレラ。
「はい」
今度は足を踏まないように注意して踊る。
最初の緊張がなかったせいか。
まあまあ上手く踊れた。
家に帰るとローレッタがドレス姿のフィオレラを見て羨ましそう。
ビオンダさんが馬子にも衣装だなと感想を述べる。
俺へは服に着られているなと相変わらずだ。
こういうのは出掛けに言うものじゃないのかな。
素早く着替えて出かける準備をする。
リビングに行くとフィオレラはまだドレス姿で話し込んでいる。
なんとなく疎外感を感じてそそくさと商業ギルドに。
クリフォードさんを呼び出し、侯爵様に魔道具の詰め合わせを贈るよう頼む。
ビーコンと方位磁針を商業ギルドにも卸してほしいと懇願された。
そんなに必死にならなくてもと宥めてハンターギルドと同じ値段で交渉する。
手数料程しか儲からなくて不満がありそうだが。
両方ともコピー品は作れないので強気に出る。
商談は上手くいってこちらの要求が通った。
0
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる