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第19章 テスト期間のドラゴン
第112話 息子に名付ける
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なんとなく速さの限界に挑みたくなった。
翼を最大限、広げ気流を掴む。
ドラゴンは魔力を使い風を起こしているようだ。
これも竜言語魔法の一つだろう。
俺の魔力は強大なのでもの凄い速度が出る。
人を乗せてはこの速度は出せない。
面白いように地表が流れていく。
見覚えがある地形に到達した。
ここはピッパと出会った森だ。
ピッパの奴元気にしているかな。
俺は森に降り立ちピッパの臭いを探した。
見つけた。
別れてから無事辿りつけるか心配だったが、元気でくらしているようだ。
ピッパの臭いに近づくと猪が出す血の臭いが混じる。
ピッパは食事中らしい。
声を掛けるか迷ったが、そっとしておく事にした。
ふと、俺の息子はどうしているのか気になった。
ここまで来たのだから、少し寄り道してもいいだろう。
懐かしい森だ。
あの巣穴に蓋をした岩もそのままになっている。
息子の臭いを探して森をうろつく。
ほどなくして臭いを捕らえる事ができた。
胸は不思議と高まらない。
大木の洞に息子はいた。
息子は俺を見ると一挙手一投足を見逃さないとばかりに俺を見る。
吠えたり歯を剥き出しにしたりはしてない。
「よう」
俺はドラゴンの言葉で話し掛けた。
「何か用ですか」
「馬鹿に神妙だな」
「戦力差を覆す決め手がないですから」
「そうか。なるほどなそういうふうに育ったか」
俺の祝福がどう影響したか気になっていたが、ここまで賢くなるとはな。
「俺はウィザードだ。お前にも名前を付けたい」
「やって下さい。強者の権利です。弱者は好きなように呼ばれる」
「お前はセージを名乗れ」
賢者を意味するセージと日本語での星児をイメージした。
星の子という意味だ。
「分かりました。あなたに挑戦して勝てる日がくるまで私はセージです」
「ところで魔法はどこまで使える」
「手の内は喋りたくありません」
「まさかファイヤーボールとウォーターボールしか使えないなんて事はないよな」
「なぜそれを」
「筋力強化もか」
「ギクッ」
こいつに祝福を掛けた時は攻撃はそれぐらいしか使えなかった。
「まあ、精進するんだな」
そう言って俺はその場を後にした。
息子の魔法名もゲットしたことだし、たびたび伝言魔法を飛ばしてやろう。
俺はなんとなく良い気分で魔法都市に帰った。
そこにはミニアが遊びに来ていた。
「どうした」
「呪文学1、近接魔法学1、魔道具学1、魔力増加学1の試験に合格したよ」
一日で全て合格とはやるなミニア。
ちなみに魔法学園の試験は試験期間中なら何度でも受けれる。
ただし、そのたびに金は取られるが。
「それはめでたいな。俺も嬉しい事があった。息子が俺の後を継いで魔法を極めてくれそうだ」
「そう、お祝いしましょ」
セラリーナが呼び出され豆腐ハウスの前でささやかな宴会となった。
俺はドラゴン本体とゴーレムのダブル出演だ。
「ピッパと遠くで会って来たよ。元気に暮らしてた」
「ホムンさん、ピッパって誰です」
「私が前に従魔にしてた子供ドラゴン」
「そうなんだ。ミニアが可愛がっていたんだ」
「へえ、ドラゴン二匹も従魔にしてたら目立ったでしょう」
「まあね」
「まだお別れが言えなかったのが気になっていたのか」
「そうかも」
「ドラゴンに乗れば、ひとっ飛びだよ」
「私も会いたいなぁ。子供のドラゴンって可愛いの」
「うん、目がくりくりして」
「今はたぶん。顔つきも変わったかもな。よし、今度三人で会いに行こう」
「約束よ」
「うん約束」
「そうだなドラゴンに誓って」
「変なホムンさん。何でドラゴンに誓うの」
「うーん。嘘ついたら、ドラゴンに食われても良いって事さ」
「今、ドラゴンが頷いた。これはホムンさん約束を破れませんね」
「ああ、そうだな。ほれ食え」
ゴーレムを操り料理をドラゴンの口に運ぶ。
「ドラゴンはホムンさんには買収されませんから。だってミニアの従魔なんですもの」
「ところでセラリーナは試験を受けないのか」
「はぐらかした。まあいいわ。私は確実性を求めます。ミニアみたいに天才じゃないから」
「そうか、何年で卒業できれば良いんだ」
「お金が続くかぎり大丈夫みたい」
「授業に出なくても、毎年お金を払ってくれる生徒は、学園にとってはうれしい客なのかもな」
「私は悪い客」
「ミニアは講師になって教授になるんだろ。別の意味で学園にとって良い客になるさ」
「ミニア、論文読んだわよ。あれは画期的ね。どんな発想であれを思いついたの」
「ドラゴン的な発想」
「また人外の能力なのね。私には人を超えるのは無理そうね。コツコツとやるわ。ふぅ」
おい、セラリーナ倒れたぞ。
病気か。
顔が赤いな。
「大丈夫。酔っ払っただけ」
飲んでいたのか。
ミニアもじゃないだろうな。
「ミニアは飲んでないよな」
「隙は作らない。酔っ払って遅れをとるなど言語道断」
「ミニアは武闘派だな」
「これでもBランク」
「そうだった。息抜きも必要だ。ほどほどにな」
「問題ない。魔獣を仕留めればスカッとする」
ミニアってもの凄い戦闘狂なんじゃなかろうか。
これは大丈夫なのか。
俺は少し心配だ。
翼を最大限、広げ気流を掴む。
ドラゴンは魔力を使い風を起こしているようだ。
これも竜言語魔法の一つだろう。
俺の魔力は強大なのでもの凄い速度が出る。
人を乗せてはこの速度は出せない。
面白いように地表が流れていく。
見覚えがある地形に到達した。
ここはピッパと出会った森だ。
ピッパの奴元気にしているかな。
俺は森に降り立ちピッパの臭いを探した。
見つけた。
別れてから無事辿りつけるか心配だったが、元気でくらしているようだ。
ピッパの臭いに近づくと猪が出す血の臭いが混じる。
ピッパは食事中らしい。
声を掛けるか迷ったが、そっとしておく事にした。
ふと、俺の息子はどうしているのか気になった。
ここまで来たのだから、少し寄り道してもいいだろう。
懐かしい森だ。
あの巣穴に蓋をした岩もそのままになっている。
息子の臭いを探して森をうろつく。
ほどなくして臭いを捕らえる事ができた。
胸は不思議と高まらない。
大木の洞に息子はいた。
息子は俺を見ると一挙手一投足を見逃さないとばかりに俺を見る。
吠えたり歯を剥き出しにしたりはしてない。
「よう」
俺はドラゴンの言葉で話し掛けた。
「何か用ですか」
「馬鹿に神妙だな」
「戦力差を覆す決め手がないですから」
「そうか。なるほどなそういうふうに育ったか」
俺の祝福がどう影響したか気になっていたが、ここまで賢くなるとはな。
「俺はウィザードだ。お前にも名前を付けたい」
「やって下さい。強者の権利です。弱者は好きなように呼ばれる」
「お前はセージを名乗れ」
賢者を意味するセージと日本語での星児をイメージした。
星の子という意味だ。
「分かりました。あなたに挑戦して勝てる日がくるまで私はセージです」
「ところで魔法はどこまで使える」
「手の内は喋りたくありません」
「まさかファイヤーボールとウォーターボールしか使えないなんて事はないよな」
「なぜそれを」
「筋力強化もか」
「ギクッ」
こいつに祝福を掛けた時は攻撃はそれぐらいしか使えなかった。
「まあ、精進するんだな」
そう言って俺はその場を後にした。
息子の魔法名もゲットしたことだし、たびたび伝言魔法を飛ばしてやろう。
俺はなんとなく良い気分で魔法都市に帰った。
そこにはミニアが遊びに来ていた。
「どうした」
「呪文学1、近接魔法学1、魔道具学1、魔力増加学1の試験に合格したよ」
一日で全て合格とはやるなミニア。
ちなみに魔法学園の試験は試験期間中なら何度でも受けれる。
ただし、そのたびに金は取られるが。
「それはめでたいな。俺も嬉しい事があった。息子が俺の後を継いで魔法を極めてくれそうだ」
「そう、お祝いしましょ」
セラリーナが呼び出され豆腐ハウスの前でささやかな宴会となった。
俺はドラゴン本体とゴーレムのダブル出演だ。
「ピッパと遠くで会って来たよ。元気に暮らしてた」
「ホムンさん、ピッパって誰です」
「私が前に従魔にしてた子供ドラゴン」
「そうなんだ。ミニアが可愛がっていたんだ」
「へえ、ドラゴン二匹も従魔にしてたら目立ったでしょう」
「まあね」
「まだお別れが言えなかったのが気になっていたのか」
「そうかも」
「ドラゴンに乗れば、ひとっ飛びだよ」
「私も会いたいなぁ。子供のドラゴンって可愛いの」
「うん、目がくりくりして」
「今はたぶん。顔つきも変わったかもな。よし、今度三人で会いに行こう」
「約束よ」
「うん約束」
「そうだなドラゴンに誓って」
「変なホムンさん。何でドラゴンに誓うの」
「うーん。嘘ついたら、ドラゴンに食われても良いって事さ」
「今、ドラゴンが頷いた。これはホムンさん約束を破れませんね」
「ああ、そうだな。ほれ食え」
ゴーレムを操り料理をドラゴンの口に運ぶ。
「ドラゴンはホムンさんには買収されませんから。だってミニアの従魔なんですもの」
「ところでセラリーナは試験を受けないのか」
「はぐらかした。まあいいわ。私は確実性を求めます。ミニアみたいに天才じゃないから」
「そうか、何年で卒業できれば良いんだ」
「お金が続くかぎり大丈夫みたい」
「授業に出なくても、毎年お金を払ってくれる生徒は、学園にとってはうれしい客なのかもな」
「私は悪い客」
「ミニアは講師になって教授になるんだろ。別の意味で学園にとって良い客になるさ」
「ミニア、論文読んだわよ。あれは画期的ね。どんな発想であれを思いついたの」
「ドラゴン的な発想」
「また人外の能力なのね。私には人を超えるのは無理そうね。コツコツとやるわ。ふぅ」
おい、セラリーナ倒れたぞ。
病気か。
顔が赤いな。
「大丈夫。酔っ払っただけ」
飲んでいたのか。
ミニアもじゃないだろうな。
「ミニアは飲んでないよな」
「隙は作らない。酔っ払って遅れをとるなど言語道断」
「ミニアは武闘派だな」
「これでもBランク」
「そうだった。息抜きも必要だ。ほどほどにな」
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これは大丈夫なのか。
俺は少し心配だ。
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