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第26章 相談クラブのドラゴン
第152話 名簿魔法
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今回の相談者は普通だった。
顔も普通なら、体つきも普通。
ほとんど特徴のない奴だった。
「で、どんな事が困っているんだ」
「魔法名と本名が一致しないので困ってます」
「どっかにメモしておけよ」
「メモに書いて置くのはいいのですが、名前を探すのに手間取ってしまって」
「ゆっくり探せばいいだろう。時間はあるんだしな」
「それがそうもいかないのです。相場ってのは一秒を争います」
「お前その歳で相場師なのか? 恐れ入ったな」
「学園の授業は何かと物入りでして」
「分かるよ。魔法は高いものな」
「よし、任せとけ」
住所録みたいな物を作れば良いんだな。
機能は初期化、追加、検索で良いだろう。
削除など便利機能をおいおい追加すればいいな。
初期化は簡単だ。
こんなもんかな。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
void main(void)
{
stone[0]=0x1a;
while(1);
}
追加はこんなだ。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
int main(int argc,char *argv[])
{
int i,j; /**/
i=0;
while(stone[i]!=0x1a){ /*名簿終わりまでループ*/
i++;
}
if(strlen(argv[1])+strlen(argv[2])+i+3>99) return(1); /*容量オーバーなら1を返す*/
j=0;
while(argv[1][j]!='\0'){
stone[i++]=argv[1][j++]; /*名前を入れる*/
}
stone[i++]='\0'; /*名前の終わり*/
j=0;
while(argv[2][j]!='\0'){
stone[i++]=argv[2][j++]; /*魔法名を入れる*/
}
stone[i++]='\0'; /*魔法名の終わり*/
stone[i]=0x1a; /*終わりコードを入れる*/
return(0); /*正常終了*/
}
検索はこんなだな。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
int name_comp(char *ss1,char *ss2) /*名前の比較関数*/
{
while(*ss1==*ss2){
if(*ss1=='\0') return(1);
ss1++;
ss2++;
}
return(0);
}
int name_copy(int i,char *output) /*名前の切り出し関数*/
{
while(stone[i]!='\0'){
*output=stone[i++];
output++;
}
i++;
*output='\0';
return(i);
}
void main(int argc,char *argv[])
{
TEL *t; /*伝言魔法の定義*/
char name[32]; /*名前*/
int i;
t=topen("魔法名"); /*回線を開く相手を指定*/
i=0;
while(stone[i]!=0x1a){ /*名簿終わり*/
i=name_copy(i,name); /*名簿から名前切り出し*/
if(name_comp(name,argv[1])==1){ /*検索の名前と一致してれば*/
i=name_copy(i,name); /*魔法名切り出し*/
tprintf(t,"%s\n",name); /*魔法名出力*/
}
else{
i=name_copy(i,name); /*魔法名切り出し、名前が違うのでスキップする*/
}
}
}
だが問題がある。
魔道具にして運用するのだが、魔力が消えると内容が消える。
それに100文字では少なすぎだ。
でかい石を持ち歩く訳にもいかない。
内容が消えるのは魔石に記憶できれば良いんだが。
魔石に記憶する魔法をタルコットに調べるよう言ったがなしのつぶてだ。
単純に石から魔石に記録を切り替えるのは出来る。
魔法語の『トカラミイ』を『モチキニソろトカラミイ』に変えれば良い。
ただ実用出来る容量の魔石って言うとでかい。
持ち運びにも不便だし、盗賊に狙われる危険もある。
あれだな大きさを変えないで容量を増やす。
一つ疑問に思っていた事がある。
壁系の魔法だ。
魔力に対する大きさが面積だ。
体積だと思ったが違うルールらしい。
じゃあ魔石を薄くして重ねたらどうなる。
やってみよう。
魔石を薄くするのは簡単だ。
薄く延ばす魔法がある。
魔石を薄くして積み重ねた物を作った。
記録してみると何百倍の情報が入った。
やった完成だ。
魔石記録式名簿が出来た。
「ありがとうございます」
「いや礼には及ばん。この名簿の魔道具は物凄く儲かるから」
「そうですね。相場師の勘もそう言ってます」
今回は少し有意義だった。
こういうのもいい物だ。
顔も普通なら、体つきも普通。
ほとんど特徴のない奴だった。
「で、どんな事が困っているんだ」
「魔法名と本名が一致しないので困ってます」
「どっかにメモしておけよ」
「メモに書いて置くのはいいのですが、名前を探すのに手間取ってしまって」
「ゆっくり探せばいいだろう。時間はあるんだしな」
「それがそうもいかないのです。相場ってのは一秒を争います」
「お前その歳で相場師なのか? 恐れ入ったな」
「学園の授業は何かと物入りでして」
「分かるよ。魔法は高いものな」
「よし、任せとけ」
住所録みたいな物を作れば良いんだな。
機能は初期化、追加、検索で良いだろう。
削除など便利機能をおいおい追加すればいいな。
初期化は簡単だ。
こんなもんかな。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
void main(void)
{
stone[0]=0x1a;
while(1);
}
追加はこんなだ。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
int main(int argc,char *argv[])
{
int i,j; /**/
i=0;
while(stone[i]!=0x1a){ /*名簿終わりまでループ*/
i++;
}
if(strlen(argv[1])+strlen(argv[2])+i+3>99) return(1); /*容量オーバーなら1を返す*/
j=0;
while(argv[1][j]!='\0'){
stone[i++]=argv[1][j++]; /*名前を入れる*/
}
stone[i++]='\0'; /*名前の終わり*/
j=0;
while(argv[2][j]!='\0'){
stone[i++]=argv[2][j++]; /*魔法名を入れる*/
}
stone[i++]='\0'; /*魔法名の終わり*/
stone[i]=0x1a; /*終わりコードを入れる*/
return(0); /*正常終了*/
}
検索はこんなだな。
char stone[100]; /*石100立方センチ*/
int name_comp(char *ss1,char *ss2) /*名前の比較関数*/
{
while(*ss1==*ss2){
if(*ss1=='\0') return(1);
ss1++;
ss2++;
}
return(0);
}
int name_copy(int i,char *output) /*名前の切り出し関数*/
{
while(stone[i]!='\0'){
*output=stone[i++];
output++;
}
i++;
*output='\0';
return(i);
}
void main(int argc,char *argv[])
{
TEL *t; /*伝言魔法の定義*/
char name[32]; /*名前*/
int i;
t=topen("魔法名"); /*回線を開く相手を指定*/
i=0;
while(stone[i]!=0x1a){ /*名簿終わり*/
i=name_copy(i,name); /*名簿から名前切り出し*/
if(name_comp(name,argv[1])==1){ /*検索の名前と一致してれば*/
i=name_copy(i,name); /*魔法名切り出し*/
tprintf(t,"%s\n",name); /*魔法名出力*/
}
else{
i=name_copy(i,name); /*魔法名切り出し、名前が違うのでスキップする*/
}
}
}
だが問題がある。
魔道具にして運用するのだが、魔力が消えると内容が消える。
それに100文字では少なすぎだ。
でかい石を持ち歩く訳にもいかない。
内容が消えるのは魔石に記憶できれば良いんだが。
魔石に記憶する魔法をタルコットに調べるよう言ったがなしのつぶてだ。
単純に石から魔石に記録を切り替えるのは出来る。
魔法語の『トカラミイ』を『モチキニソろトカラミイ』に変えれば良い。
ただ実用出来る容量の魔石って言うとでかい。
持ち運びにも不便だし、盗賊に狙われる危険もある。
あれだな大きさを変えないで容量を増やす。
一つ疑問に思っていた事がある。
壁系の魔法だ。
魔力に対する大きさが面積だ。
体積だと思ったが違うルールらしい。
じゃあ魔石を薄くして重ねたらどうなる。
やってみよう。
魔石を薄くするのは簡単だ。
薄く延ばす魔法がある。
魔石を薄くして積み重ねた物を作った。
記録してみると何百倍の情報が入った。
やった完成だ。
魔石記録式名簿が出来た。
「ありがとうございます」
「いや礼には及ばん。この名簿の魔道具は物凄く儲かるから」
「そうですね。相場師の勘もそう言ってます」
今回は少し有意義だった。
こういうのもいい物だ。
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