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第26章 相談クラブのドラゴン
第153話 当たらない魔法
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「助けて下さい。魔法が当たらないんです」
「ほう、詳しく話せ」
詳しい話を聞いた。
「すいません、めんどくさい事を頼んで」
今回の相談者は普通の女の子だったが、問題は空間感覚だった。
例えばゴミ箱にゴミを投げ入れると普通の人は10回もやれば成功する。
この女の子は100回でも成功しない。
目の機能は話を聞いた限り正常だから、空間を把握する能力が低いと見た。
「とりあえず、レーザーポインターから試してみよう」
訓練場に場所を移して的と向き合う。
タルコットの店で売られているレーザーポインターの魔道具を彼女に手渡した。
的まで一直線に光が伸びる。
彼女が魔法を詠唱する。
火の弾は的を外れた。
「うん、誘導弾も駄目なんだよな」
「ええ、魔法を使う時に目標をイメージするのが下手で」
さてと、困ったぞ。
どういう魔法が最適だろうか。
スコープの魔法か。
はたまた、グリッド線の魔法か。
自動ロックオン魔法か。
とりあえず、手あたり次第、考えてみるか。
スコープの魔法から挑戦してみる。
レンズを魔法で再現するのは出来ているけど、組み合わせるのは至難の技だ。
それに標的が大きく見えたところで命中精度が上がるとは思えない。
この案はなしだな。
次に考えるのはグリッド線。
ホログラフィで出せば問題ないが魔力量がな。
二百メートル先まで展開するのは難しい。
やっぱり自動ロックオンか。
魔法に敵を判別させるのは難しい。
物凄い複雑な物になりそうだ。
俺の知識では如何ともし難い。
それで、考えた。
候補をいくつも指定して、ホログラフィでシミュレーションをするのだ。
その中で目標に当たったものを選んで魔法を放つ。
これでどうだろうか。
ライブラリはこう。
void target10(char *ss[])
{
char o[10]; /*軌道データ*/
int i,j; /*カウンター*/
MAGIC *m; /*魔法の定義*/
for(i=1;i<11;i++){
m=obj_make(1,IMAGEBALL,HOLOGRAPHY); /*極小のボール生成*/
for(j=0;j<2000;j++){ /*二千回繰り返し。射程200メートル*/
magic_direct(m,o,sizeof(o),ss[i]); /*目標に向かう軌道データ生成*/
magic_move(m,o,sizeof(o)); /*軌道データ通りに動かす*/
}
}
scanf("%d",&i); /*目標を入力*/
if(i>0 && i<12){ /*範囲外キャンセル。一つも当たらない場合は0でキャンセルできる*/
m=fire_ball_make(15); /*火の玉生成*/
for(j=0;j<2000;j++){ /*二千回繰り返し。射程200メートル*/
magic_direct(m,o,sizeof(o),ss[i]); /*目標に向かう軌道データ生成*/
magic_move(m,o,sizeof(o)); /*軌道データ通りに動かす*/
}
}
}
メインはこう。
void main(int argc,char *argv[])
{
if(argc==11){
target10(argv);
}
}
目標を10個設定してホログラフィを放つ。
そして、当たった物を選んで火の玉を放つ。
これなら、どうか。
タルコットの店でこの呪文を彼女に買わせた。
そして、ドラゴンの前でライブラリーをコピー。
「落ち着いて、適当に10個の目標を選んで。そして魔法を放つんだ」
「はい。ヒラニシ・モチニミゆニミカ・チスキソネソクチス・けチスキヒガムよ・が・ニハゆチスキソほほヌヌよが・カチスキイカヌワゆチスキヒよレ・む・む」
ホログラフィのボールが色んな場所に当たる。
「1番外れ、2番外れ、3番当たった、これ以降は関係なし。よし、3番いけぇー」
3回目のが標的に当たったので、彼女はそれを入力したようだ。
見事に火の玉が木の標的を焦がした。
「よし、当たったな。慣れてきたら、設定の数を段々と減らしていこう」
「はい」
今回も目新しい発見はなかった。
だが、大魔力で攻撃する場合に外せないという事はままあるだろう。
その時にシミュレーションをするという考えは役に立ちそうだ。
ミレニアム国の攻撃用魔道具には組み込みたい機能だ。
なかな有意義だったと思う。
「ほう、詳しく話せ」
詳しい話を聞いた。
「すいません、めんどくさい事を頼んで」
今回の相談者は普通の女の子だったが、問題は空間感覚だった。
例えばゴミ箱にゴミを投げ入れると普通の人は10回もやれば成功する。
この女の子は100回でも成功しない。
目の機能は話を聞いた限り正常だから、空間を把握する能力が低いと見た。
「とりあえず、レーザーポインターから試してみよう」
訓練場に場所を移して的と向き合う。
タルコットの店で売られているレーザーポインターの魔道具を彼女に手渡した。
的まで一直線に光が伸びる。
彼女が魔法を詠唱する。
火の弾は的を外れた。
「うん、誘導弾も駄目なんだよな」
「ええ、魔法を使う時に目標をイメージするのが下手で」
さてと、困ったぞ。
どういう魔法が最適だろうか。
スコープの魔法か。
はたまた、グリッド線の魔法か。
自動ロックオン魔法か。
とりあえず、手あたり次第、考えてみるか。
スコープの魔法から挑戦してみる。
レンズを魔法で再現するのは出来ているけど、組み合わせるのは至難の技だ。
それに標的が大きく見えたところで命中精度が上がるとは思えない。
この案はなしだな。
次に考えるのはグリッド線。
ホログラフィで出せば問題ないが魔力量がな。
二百メートル先まで展開するのは難しい。
やっぱり自動ロックオンか。
魔法に敵を判別させるのは難しい。
物凄い複雑な物になりそうだ。
俺の知識では如何ともし難い。
それで、考えた。
候補をいくつも指定して、ホログラフィでシミュレーションをするのだ。
その中で目標に当たったものを選んで魔法を放つ。
これでどうだろうか。
ライブラリはこう。
void target10(char *ss[])
{
char o[10]; /*軌道データ*/
int i,j; /*カウンター*/
MAGIC *m; /*魔法の定義*/
for(i=1;i<11;i++){
m=obj_make(1,IMAGEBALL,HOLOGRAPHY); /*極小のボール生成*/
for(j=0;j<2000;j++){ /*二千回繰り返し。射程200メートル*/
magic_direct(m,o,sizeof(o),ss[i]); /*目標に向かう軌道データ生成*/
magic_move(m,o,sizeof(o)); /*軌道データ通りに動かす*/
}
}
scanf("%d",&i); /*目標を入力*/
if(i>0 && i<12){ /*範囲外キャンセル。一つも当たらない場合は0でキャンセルできる*/
m=fire_ball_make(15); /*火の玉生成*/
for(j=0;j<2000;j++){ /*二千回繰り返し。射程200メートル*/
magic_direct(m,o,sizeof(o),ss[i]); /*目標に向かう軌道データ生成*/
magic_move(m,o,sizeof(o)); /*軌道データ通りに動かす*/
}
}
}
メインはこう。
void main(int argc,char *argv[])
{
if(argc==11){
target10(argv);
}
}
目標を10個設定してホログラフィを放つ。
そして、当たった物を選んで火の玉を放つ。
これなら、どうか。
タルコットの店でこの呪文を彼女に買わせた。
そして、ドラゴンの前でライブラリーをコピー。
「落ち着いて、適当に10個の目標を選んで。そして魔法を放つんだ」
「はい。ヒラニシ・モチニミゆニミカ・チスキソネソクチス・けチスキヒガムよ・が・ニハゆチスキソほほヌヌよが・カチスキイカヌワゆチスキヒよレ・む・む」
ホログラフィのボールが色んな場所に当たる。
「1番外れ、2番外れ、3番当たった、これ以降は関係なし。よし、3番いけぇー」
3回目のが標的に当たったので、彼女はそれを入力したようだ。
見事に火の玉が木の標的を焦がした。
「よし、当たったな。慣れてきたら、設定の数を段々と減らしていこう」
「はい」
今回も目新しい発見はなかった。
だが、大魔力で攻撃する場合に外せないという事はままあるだろう。
その時にシミュレーションをするという考えは役に立ちそうだ。
ミレニアム国の攻撃用魔道具には組み込みたい機能だ。
なかな有意義だったと思う。
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