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第28章 守護者のドラゴン
第163話 ウサギが人さらい
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「おい、暗部。賭けの勝負はまだついてない。ウサギが人さらいだ」
俺はウサギ小屋の前でそう言った。
「また話が飛躍しましたね。負け惜しみですか」
誰も居ない空間から返答があった。
「そう思うなら、ウサギの奴隷契約を調べてみたら良い」
「まさか、ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
カイリ・けカセニネけカセラレ・
ソクチス・トガフエオムレ・
カセニほカラセイミゆふスチココニカルトラナリふよレ・
カセラほカラセイミゆふシチスノトニシイふよレ・
テクニリイゆカキイカトゆトネフエオネカセニよぬほ・ミナリリよが・
ニハゆモチトカイスろクイシイスろソノゆトよほほヌよが・
カセスニミカハゆカセラネふえトふネモチトカイスミチモイゆトよよレ・む・む・
カソリラトイゆカセニよレ・
カソリラトイゆカセラよレ・む。なんとこいつは従魔だ」
「そうだと思ったよ。ウサギが素手で子供に捕まる訳はないよな」
「迂闊でした。警戒網にウサギが引っかかったのは何回かありましたが、こういう事だったとは」
「警報装置の魔道具に動物も引っかかるから、引っかかった場合には今度から殺すんだな」
「それは無理というものです。接触してから駆けつけるまでに動物は移動します。人間なら足跡など痕跡を残しますが、動物では無理ですね」
「警報装置の魔道具に、近くにいた者の魔法名を知らせる機能をつける」
「それは妙案ですね。追跡がはかどります」
魔法のイメージはこんなだ。
void main(void)
{
MAGIC *m; /*魔法の定義*/
char name[32]; /*名前*/
TEL *t1,*t2; /*伝言魔法の定義*/
m=obj_make(1,IMAGEBALL,HOLOGRAPHY); /*極小のボール生成*/
t2=topen("魔法名"); /*回線を開く相手を指定*/
while(1){
if(touch(m)==1){ /*ボールに触った*/
system("dir > temp"); /*この場にいる人間をリストアップ*/
t1=topen("temp"); /*リストを開く*/
tgets(name,32,t1); /*一番近い人の魔法名*/
tclose(t1); /*リストを閉じる*/
tprintf(t2,"罠1番に%sが触った",name); /*メッセージとして送る*/
}
}
tclose(t2); /*回線を閉じる*
}
また警報装置を量産しないといけないな。
自動的に魔道具をバージョンアップしてくれる機能があったら良いのに。
「ところで誰がウサギを放ったと思う」
「そうですね。順当に考えると隣国のカジロン王国ではないでしょうか」
「きな臭い事になりそうか?」
「ええ、間違いなく」
「侵入したウサギを殺すのは骨だな」
「いえそれほどでもありません。動物には動物を。猟犬をけしかけてやります」
「そうか」
「ところでこのウサギ達貰ってもいいですか」
「なんに使うんだ。まさか食べるんじゃないだろうな」
「訓練を施したウサギなんて手に入るものじゃありません。奴隷主を書き換えて使役します」
「子供達が悲しむな」
「出動させていない時は今まで通りウサギ小屋に入れておきますよ」
「ならいいか」
「あー、うさちゃんだ」
「人に簡単に捕まる人懐っこいウサギがいたら連れて来てくれ。お駄賃を出すぞ」
「本当? 約束だよ」
「おい、金貨10枚持ってこい。賭けは無効だろう」
「魔力おじさん、誰もいない所に話し掛けて変なの」
「お駄賃を持ってきてくれるように頼んだんだよ」
空中から金貨10枚がこぼれる。
「うわ本当だ。もしかして魔法の召使?」
「そうだな。魔法の召使だな。難しい仕事も難なくこなしてくれるよ」
「じゃあ、お菓子もって来て」
空中からクッキーを包んだと思われる物が現れて、子供の手に落ちた。
「みんなにウサギを捕まえる事を言っておいてくれよ」
「うん」
子供達の手から逃げられるウサギがどれほどいるかな。
しかし、ウサギに人間を警戒する事をなぜ教えなかったのかな。
ああ、街に潜入するのに人間を警戒したら、入り込めないか。
ペットになって色んな家庭の話を盗み聞きする計画だったのだろう。
馬鹿だな。
流浪の民だった国民にペットを飼う余裕なんてないのに。
調べがそこまで及んでいないって事か。
捨て駒の動物の斥候だから駄目元で放ったのかな。
次は本格的侵攻かもしれない。
俺はウサギ小屋の前でそう言った。
「また話が飛躍しましたね。負け惜しみですか」
誰も居ない空間から返答があった。
「そう思うなら、ウサギの奴隷契約を調べてみたら良い」
「まさか、ヒラニシ・モチニミゆヒラニシよ・が・
カイリ・けカセニネけカセラレ・
ソクチス・トガフエオムレ・
カセニほカラセイミゆふスチココニカルトラナリふよレ・
カセラほカラセイミゆふシチスノトニシイふよレ・
テクニリイゆカキイカトゆトネフエオネカセニよぬほ・ミナリリよが・
ニハゆモチトカイスろクイシイスろソノゆトよほほヌよが・
カセスニミカハゆカセラネふえトふネモチトカイスミチモイゆトよよレ・む・む・
カソリラトイゆカセニよレ・
カソリラトイゆカセラよレ・む。なんとこいつは従魔だ」
「そうだと思ったよ。ウサギが素手で子供に捕まる訳はないよな」
「迂闊でした。警戒網にウサギが引っかかったのは何回かありましたが、こういう事だったとは」
「警報装置の魔道具に動物も引っかかるから、引っかかった場合には今度から殺すんだな」
「それは無理というものです。接触してから駆けつけるまでに動物は移動します。人間なら足跡など痕跡を残しますが、動物では無理ですね」
「警報装置の魔道具に、近くにいた者の魔法名を知らせる機能をつける」
「それは妙案ですね。追跡がはかどります」
魔法のイメージはこんなだ。
void main(void)
{
MAGIC *m; /*魔法の定義*/
char name[32]; /*名前*/
TEL *t1,*t2; /*伝言魔法の定義*/
m=obj_make(1,IMAGEBALL,HOLOGRAPHY); /*極小のボール生成*/
t2=topen("魔法名"); /*回線を開く相手を指定*/
while(1){
if(touch(m)==1){ /*ボールに触った*/
system("dir > temp"); /*この場にいる人間をリストアップ*/
t1=topen("temp"); /*リストを開く*/
tgets(name,32,t1); /*一番近い人の魔法名*/
tclose(t1); /*リストを閉じる*/
tprintf(t2,"罠1番に%sが触った",name); /*メッセージとして送る*/
}
}
tclose(t2); /*回線を閉じる*
}
また警報装置を量産しないといけないな。
自動的に魔道具をバージョンアップしてくれる機能があったら良いのに。
「ところで誰がウサギを放ったと思う」
「そうですね。順当に考えると隣国のカジロン王国ではないでしょうか」
「きな臭い事になりそうか?」
「ええ、間違いなく」
「侵入したウサギを殺すのは骨だな」
「いえそれほどでもありません。動物には動物を。猟犬をけしかけてやります」
「そうか」
「ところでこのウサギ達貰ってもいいですか」
「なんに使うんだ。まさか食べるんじゃないだろうな」
「訓練を施したウサギなんて手に入るものじゃありません。奴隷主を書き換えて使役します」
「子供達が悲しむな」
「出動させていない時は今まで通りウサギ小屋に入れておきますよ」
「ならいいか」
「あー、うさちゃんだ」
「人に簡単に捕まる人懐っこいウサギがいたら連れて来てくれ。お駄賃を出すぞ」
「本当? 約束だよ」
「おい、金貨10枚持ってこい。賭けは無効だろう」
「魔力おじさん、誰もいない所に話し掛けて変なの」
「お駄賃を持ってきてくれるように頼んだんだよ」
空中から金貨10枚がこぼれる。
「うわ本当だ。もしかして魔法の召使?」
「そうだな。魔法の召使だな。難しい仕事も難なくこなしてくれるよ」
「じゃあ、お菓子もって来て」
空中からクッキーを包んだと思われる物が現れて、子供の手に落ちた。
「みんなにウサギを捕まえる事を言っておいてくれよ」
「うん」
子供達の手から逃げられるウサギがどれほどいるかな。
しかし、ウサギに人間を警戒する事をなぜ教えなかったのかな。
ああ、街に潜入するのに人間を警戒したら、入り込めないか。
ペットになって色んな家庭の話を盗み聞きする計画だったのだろう。
馬鹿だな。
流浪の民だった国民にペットを飼う余裕なんてないのに。
調べがそこまで及んでいないって事か。
捨て駒の動物の斥候だから駄目元で放ったのかな。
次は本格的侵攻かもしれない。
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