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第2章 遠征編
第24話 宿で襲われる
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夜中に物音で起きる。
イオとカリストが黒ずくめの人間に噛みついているのが、月明かりに照らされて見えた。
当然の事だが、ポリゴンは夜、眠らない。
護衛にぴったりだ。
マリーはすぐそばでぐっすりと寝ていた。
これだけ騒いでも起きないとはマリーよ大物になれるぞ。
俺は抱きついているマリーを優しく剥がすとベッドから起き上がった。
まだいる。
永遠に燃えるカンテラを出して辺りを照らした。
外されたドアがあり、ドア枠の外に何人か人間がいた。
「【具現化】巨大ゴム輪【アニメーション】縮め【具現化】巨大ゴム輪【アニメーション】縮め」
腕と足を拘束した。
これでいいだろう。
「ぐわっ、何だこれは」
「覚醒者だなんて話は聞いてない。俺は逃げる」
一人、噛みつかれて重傷。
もう一人はゴムに拘束されていた。
残りは逃げたようだ。
尋問しようとしたところ、毒を飲んで死んだ。
身分を示す物など持ってないだろうな。
死体をどうしよう。
朝になれば宿の人間も起きてくる
「イオ、カリスト、死体を捨ててきて」
イオとカリストが死体の腕を咥えて死体を引きずっていく。
どこに捨ててくるのだろう。
興味は沸いたが、知らぬが花だな。
後は血の跡とドアを直さないと。
血の跡はポリゴンを床に貼って誤魔化した。
そこだけ床の色が違うが致し方ない。
どうしろってんだ。
ドアは俺の腕力じゃ直せない。
仕方ない。
ポリゴンでドアを作って仮ごしらえだ。
もう、寝よう。
子供の体なんで物凄く眠たい。
「お休み」
朝になり。
廊下に出ると引きずったような血の跡が続いている。
おう、捨てに行かせる時に考えなかった。
俺達の部屋から死体を運んだのがもろばれだ。
やばい。
「マリー、急いで。高飛びするぞ」
「何、飛ぶの。空の上って綺麗?」
ノックの音がして、ドアが開けられる。
「ちょっといいかな」
うわ、兵士が来ちまったよ。
「はい、なんです」
「死体が二つ路地裏に転がされていたんだが、何か知らないか」
「夜中に音がして起きたんだけど、怖くて布団被って寝てました」
「嬢ちゃんのほうはどうだい」
「寝てたよ」
「そうかい」
「たぶんペットの魔獣が泥棒を撃退したんだと思います」
「なるほどね。ドアと床はどうしたんだ」
「スキルで修理しました」
「実に子供らしい行動だな。これはシロかな。まあ正当防衛だから罪に問えないが」
「そうなんですか」
「強盗は殺しても罪じゃない。そうでないと犯罪は無くならない」
「こういう場合壊された宿の弁償は誰がするんですか」
「坊主がする事になるな。ただし、犯罪者には賞金が掛かっている事も多いから、お釣りが出る事もある」
「今回はどうなんです」
「大当たりだな。殺しで手配されている奴だ。たぶん小遣い稼ぎに子供だと思って狙ったのだろう」
「仲間が報復に来る可能性があるんじゃないですか」
「あるな」
これで終わりではないようだな。
「ちょっと、これは一体なんなのよ」
宿の女将が様子を見に来た。
「泥棒が入ったようだな」
「兵隊さん、犯人は捕まったの」
「そこのペットが殺したらしい」
兵士がイオとカリストに視線をやる。
「この床とドアは何!?」
「解除します」
床の血の跡があらわになって、ポリゴンで作ったドアは消えた。
「出て行ってよ。もちろん修理代も払ってもらいます」
「そこは賞金でなんとかなるさ。あまり子供に当たっては可哀そうだ」
「とにかく出て行って」
「マリー、別の所で宿を取ろう」
「うん」
賞金を貰い。
宿の修理代を払って、少し途方にくれた。
別の宿を取ったところで同じ事の繰り返しになるのが想像できたからだ。
「マリー、宿を取るとは言ったがまた奴らが襲って来ないとも限らない」
「お城がほしいな。それでね、侵入者を撃退しちゃうの」
「そうだ、作れば良いんだ。豆腐ハウスで良いのなら簡単に作れる。空き地を探して借りよう。だけど、子供に貸してくれるかな」
街の外なら問題ないか。
俺達は街の外で出た。
まずは土台を作る。
石の床を一面に貼り付けて。
その上にレンガのテクスチャーを貼った壁を作る。
そして壁を何重にも重ねる。
そして屋根を載せて、ドアと木の床を敷き詰めれば完成だ。
これなら、魔獣が襲ってきてもしばらく耐えられるはずだ。
家具は買わないとな。
ベッドとタンスぐらいなら作れるけど。
「ここが二人のお城なのね」
「不格好だが、そうだな」
忍者屋敷みたいに仕掛けも作りたい。
後でバージョンアップしよう。
イオとカリストが黒ずくめの人間に噛みついているのが、月明かりに照らされて見えた。
当然の事だが、ポリゴンは夜、眠らない。
護衛にぴったりだ。
マリーはすぐそばでぐっすりと寝ていた。
これだけ騒いでも起きないとはマリーよ大物になれるぞ。
俺は抱きついているマリーを優しく剥がすとベッドから起き上がった。
まだいる。
永遠に燃えるカンテラを出して辺りを照らした。
外されたドアがあり、ドア枠の外に何人か人間がいた。
「【具現化】巨大ゴム輪【アニメーション】縮め【具現化】巨大ゴム輪【アニメーション】縮め」
腕と足を拘束した。
これでいいだろう。
「ぐわっ、何だこれは」
「覚醒者だなんて話は聞いてない。俺は逃げる」
一人、噛みつかれて重傷。
もう一人はゴムに拘束されていた。
残りは逃げたようだ。
尋問しようとしたところ、毒を飲んで死んだ。
身分を示す物など持ってないだろうな。
死体をどうしよう。
朝になれば宿の人間も起きてくる
「イオ、カリスト、死体を捨ててきて」
イオとカリストが死体の腕を咥えて死体を引きずっていく。
どこに捨ててくるのだろう。
興味は沸いたが、知らぬが花だな。
後は血の跡とドアを直さないと。
血の跡はポリゴンを床に貼って誤魔化した。
そこだけ床の色が違うが致し方ない。
どうしろってんだ。
ドアは俺の腕力じゃ直せない。
仕方ない。
ポリゴンでドアを作って仮ごしらえだ。
もう、寝よう。
子供の体なんで物凄く眠たい。
「お休み」
朝になり。
廊下に出ると引きずったような血の跡が続いている。
おう、捨てに行かせる時に考えなかった。
俺達の部屋から死体を運んだのがもろばれだ。
やばい。
「マリー、急いで。高飛びするぞ」
「何、飛ぶの。空の上って綺麗?」
ノックの音がして、ドアが開けられる。
「ちょっといいかな」
うわ、兵士が来ちまったよ。
「はい、なんです」
「死体が二つ路地裏に転がされていたんだが、何か知らないか」
「夜中に音がして起きたんだけど、怖くて布団被って寝てました」
「嬢ちゃんのほうはどうだい」
「寝てたよ」
「そうかい」
「たぶんペットの魔獣が泥棒を撃退したんだと思います」
「なるほどね。ドアと床はどうしたんだ」
「スキルで修理しました」
「実に子供らしい行動だな。これはシロかな。まあ正当防衛だから罪に問えないが」
「そうなんですか」
「強盗は殺しても罪じゃない。そうでないと犯罪は無くならない」
「こういう場合壊された宿の弁償は誰がするんですか」
「坊主がする事になるな。ただし、犯罪者には賞金が掛かっている事も多いから、お釣りが出る事もある」
「今回はどうなんです」
「大当たりだな。殺しで手配されている奴だ。たぶん小遣い稼ぎに子供だと思って狙ったのだろう」
「仲間が報復に来る可能性があるんじゃないですか」
「あるな」
これで終わりではないようだな。
「ちょっと、これは一体なんなのよ」
宿の女将が様子を見に来た。
「泥棒が入ったようだな」
「兵隊さん、犯人は捕まったの」
「そこのペットが殺したらしい」
兵士がイオとカリストに視線をやる。
「この床とドアは何!?」
「解除します」
床の血の跡があらわになって、ポリゴンで作ったドアは消えた。
「出て行ってよ。もちろん修理代も払ってもらいます」
「そこは賞金でなんとかなるさ。あまり子供に当たっては可哀そうだ」
「とにかく出て行って」
「マリー、別の所で宿を取ろう」
「うん」
賞金を貰い。
宿の修理代を払って、少し途方にくれた。
別の宿を取ったところで同じ事の繰り返しになるのが想像できたからだ。
「マリー、宿を取るとは言ったがまた奴らが襲って来ないとも限らない」
「お城がほしいな。それでね、侵入者を撃退しちゃうの」
「そうだ、作れば良いんだ。豆腐ハウスで良いのなら簡単に作れる。空き地を探して借りよう。だけど、子供に貸してくれるかな」
街の外なら問題ないか。
俺達は街の外で出た。
まずは土台を作る。
石の床を一面に貼り付けて。
その上にレンガのテクスチャーを貼った壁を作る。
そして壁を何重にも重ねる。
そして屋根を載せて、ドアと木の床を敷き詰めれば完成だ。
これなら、魔獣が襲ってきてもしばらく耐えられるはずだ。
家具は買わないとな。
ベッドとタンスぐらいなら作れるけど。
「ここが二人のお城なのね」
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忍者屋敷みたいに仕掛けも作りたい。
後でバージョンアップしよう。
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