ポリゴンスキルは超絶チートでした~発現したスキルをクズと言われて、路地裏に捨てられた俺は、ポリゴンスキルでざまぁする事にした~

喰寝丸太

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第2章 遠征編

第25話 殺し屋とオーク退治

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 やっぱり来たな殺し屋共。
 夜間物音がしたので、窓から外を見ると、イオとカリストが迎撃していた。
 だが、人数が多い。
 十人はいるだろうか。
 ドアのポリゴンが壊され、殺し屋達が入ってくる。
 壁に掛かっている剣が空を飛び、殺し屋に突き立てられた。
 これは剣の色々な動きのアニメーションを作り、AIを入れて作ったのだ。

 フライングソードって名前にしたら、侵入者に反応するようになった。
 まだまだ、壁には沢山の剣が掛かっている。

 ミサイルもAIを入れたら自動迎撃するようになった。
 ただ、ミサイルは使い捨てなんだよな。
 当たると大抵は消える。
 消えなくても動かなくなる。
 律儀にそんな再現をしなくても良いだろうに。
 当たるとパンチを食らったぐらいの衝撃があるから、その後にフライングソードが来ると避けられない。

「ふぁー、眠いや。子供の体で徹夜は無理だな。寝よう。バナナ、強敵が来たら起こして」

 少しうるさいが、眠気には勝てなかったみたいだ。
 すぐに眠りに就いた。

 朝、起きると、死屍累々。
 こいつらの懸賞金はいかほどかな。
 トラックを作り、死体を積み込む。

「盗賊の死体をもってきました」
「坊主凄いな。これをみんなやったのか」
「まあね。これでも覚醒者だから」

「待ってろ。すぐに手配書を見て賞金を出すから」

 ふふ、しめて金貨25枚。
 物凄く儲かった。
 もっと殺し屋こないかな。

 次辺りは覚醒者が来そうな気もするが、その時は家を消して岩メテオ攻撃だな。
 元気にマリーと一緒にギルドへ顔を出した

「お前、死んだんじゃなかったのか」

 ゼットが俺を見てそう言った。
 こいつが殺し屋を雇ったの確定。
 復讐リスト2番目に記載されました。

「お小遣いありがとう。お兄ちゃん」

 俺は甘ったるい声を出した。

「お兄ちゃんだと、気色悪い声を出すな。鳥肌が立つ」

 わざとやっているんだよ。
 イラつかせるためにな。
 こいつが剣を抜いたらその時が最後だ。
 フライングソードが首を刎ねる予定になっている。

「くそう、高い金払ったのに無能な奴らだ。この愚弟、もしかして案外やるのか。いや、きっと運が良いだけだ」

 心の声が漏れてまっせ。

「じゃ、行くから、お兄ちゃん」

 俺は依頼の中からオークの群れ退治を選んだ。
 村の畑に大挙して押し掛けて困っているらしい。
 村人では歯が立たなくて戦々恐々としているのだとか。
 畑の作物が無くなったら、今度は村人の番ではないかと思っているとの事。

 俺達はオープンカーに乗って村に駆け付けた。
 村人から話を聞いていると何やら表が騒がしい。
 馬車が停まっていて、片目の男と太った男が油断なく辺りを見回している。
 非常に嫌な予感がする。

「俺様が来たからにはもう大丈夫だ。俺様より先に来た冒険者がいるそうだが、そんな奴はキャンセルしろ」
「ご無体な」

「よお、お兄ちゃん」
「お前は愚弟。まあいいそこで俺様の活躍を見ていろ」
「じゃ、お手並み拝見」

 畑に行くと作物が荒らされ無残な状態になっていた。
 しばらく待つとオークが森から現れた。

「お前達退治しろ。いいなラストアタックは俺にやらせるんだぞ」
「へい」
「おう」

 片目の男と太った男が剣を抜いてオークに切りかかる。
 流石、傭兵だな。
 足を斬り、腕を斬り身動きできない状態にする。
 それをゼットがレイピアで止めを刺す。

 だがな、次々にオークがくるぞ。

「この数は捌けないぞ」
「撤退指示を」

 見るとゼットは何も言わずに、いち早く逃げ出していた。

「逃げるぞ」
「おう」

 傭兵達が逃げる。
 さて、俺の番かな。

「ディザ、撃っていいの」
「ああ、マリーやっていいぞ」

 マリーがライフルを撃つ。
 10匹ほどならそのうち片付くだろう。

「フライングソード、けん制しろ。イオとカリストは俺達を守れ」

 マリーのライフルの腕は上がっているようだ。
 僅かな時間で片が付いた。

 ユンボを使い、ダンプにオークの死骸を積む。
 俺達が街に帰るとゼットがギルドの買取所にいて待ち構えていた。

「俺様の獲物を横取りしたな。全部、俺様の物だ」
「何をほざいているのだか。フライングソード威嚇しろ」

 腰から剣が抜けてゼットの首筋でピタリと止まった。

「あわわわ。お前ら囮になれ」

 ゼットは腰が抜けて座り込んだ。
 傭兵達が俺達の間に立ちふさがる。

「フライングソード、鞘に収まれ」
「覚えてろ」

 捨て台詞を残してゼットはハイハイしながら去っていった。
 弱いくせにムカつく奴だ。
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