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第3章 貴族活躍編
第54話 道路舗装の副業
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王城から呼び出される。
褒美かと思ったら、ダリウスと戦った場所を直せと言われた。
ダリウスと戦ったのを国は把握しているのか。
だとしたら、侮れないな。
とにかくダリウスと戦った場所までハングライダーで飛んでいった。
上から見ると穴ぼこだらけでたしかに酷い。
馬車を走らせた時は土魔法で一時的にふさいだけど一般人に無理だろう。
もの凄い迷惑をかけた気がする。
てっとりばやく直そうと考えた。
ゴーレムで土を持ってきて穴を埋めるのは簡単だが、道は踏み固められているから差異が出てしまう。
よし、土を変形スキルで固めよう。
クレイゴーレムを作り穴を埋めてから、魔力ゴーレムにスキルを使わせ舗装する。
かちこちの石みたいな道が出来上がった。
ザラザラにして滑らないようにするのには苦労した。
これでどこからも文句は出ないだろう。
意気揚々と王都に帰り、三日後に義務の登城をした。
話の概要が見えない会議が終わった時に役人が話し掛けて来た。
「サンダー準男爵、あなたがあの道を作ったのですか」
「どの道が知らないが、切通しの道なら俺が直した」
「一日にどのくらいの距離を舗装できるのですか」
「10キロメートラぐらい余裕だと思うけど」
「街道を同じ様にできませんか」
「ただじゃ嫌だな」
「一日金貨十枚出しましょう」
「だいぶ安い気がするがまあいいだろう。暇だしな」
俺は道を作り始めた。
水魔法の流動に乗り、魔力ゴーレムを道幅いっぱいな並べて前進する。
俺が通り過ぎると舗装した道路が出来上がる。
おっと、フォレストウルフのお出ましか。
銃魔法を一発。
馬車で俺の後について来た役人が悲鳴を上げた。
辺境ならこんな魔獣は戦闘スキルを持っている一般人なら倒すよ。
恐いのなら無理して後をついて来なくてもいいのに。
一週間もやると俺は真っ黒に日焼けして貴族らしからぬ風貌になった。
そして、道の舗装はある村に差し掛かった。
どこにでもあるような村の中央の広場で休む。
アイテム鞄から水筒とコップと板を取り出した。
コップにジュースを注ぎ魔導金属を貼った板の上に置く。
魔力放出を使いコップを水魔法で包みキンキンに冷やした。
孤児に店で使わせているのと同じ道具だ。
改良の余地がないか調べている。
「ぷはー、仕事の合間のジュースは美味いぜ」
「何だよ。何でもっと早く来てくれなかったんだ」
少年にわめくように問われた。
少年の腰に吊るしている鉈が木鞘の中でカタカタ鳴った。
「道に文句があるのなら、役人に言ってくれ」
「そうじゃないんだ。こんなに簡単に道ができるのなら、メリアも怪我しなかったはずだ」
唾をとばされ力説されたが、いきなり知らない人の話をされてもな。
一応話を聞いてみるか。
「メリアってのは誰だ」
「行商人の娘で親と一緒に各地を回っているんだ」
「怪我って言うのは」
「一ヶ月前、この村に行商に来た時に魔獣に襲われたんだ」
大体の事情が分かったよ。
道が悪くて駆けつけるのが遅くなったと。
俺に責任はないじゃん。
無能な役人が悪いんだ。
「それは気の毒だが、俺には関係ない事だな」
「何だよ役人なんて嫌いだ」
「言っておくが俺は役人じゃないぞ。道を作る為に雇われているだけだ」
「悪かったよ。八つ当たりしてごめん」
「大変だ。行商の馬車が襲われて」
男が駆け込んで来た。
「メリアっ!」
そう叫ぶと少年は村の外へ駆け出して行った。
俺も少年の後に続く。
水魔法の流動で移動すると瞬く間に少年に追いついた。
「乗れ」
俺がそう言うと少年は水魔法に飛び乗って来た。
「はぁはぁ、急いで」
「言われなくとも分かっているさ」
俺は移動スピードを上げた。
フォレストウルフに囲まれた馬車が見えた。
フォレストウルフが馬車の扉にかじり付いている。
銃魔法だと流れ弾が馬車に当たるので魔力ゴーレムを先行させる。
そして、ゼロレンジ魔法で電撃を出した。
キャインという悲鳴を上げてフォレストウルフが倒れる。
扉が別のフォレストウルフにこじ開けられた。
フォレストウルフが馬車の中に入ろうとする。
「メリアっ! 今行くよ!」
「おい待て」
少年はフォレストウルフがまだ健在なのに水魔法から飛び降り馬車に駆け寄った。
「斬撃強化」
少年は腰に吊るしていた鉈を抜くとスキルを掛ける。
そして、馬車に入ろうとしていたフォレストウルフを切り裂いた。
かなり、無茶をするな。
俺はゼロレンジ魔法の電撃で次々に周りのフォレストウルフをしとめていった。
フォレストウルフは全て退治され、馬車から中年の男が出てきた。
「メリアは?」
「ありがとう、メリアは奥で震えているよ」
少女が続いて下りてきた。
「おとうさん、震えてなんていないわ」
「無事で良かった」
「鉈でフォレストウルフを真っ二つにするところ見ていたわよ。格好良かった」
「今度一緒に森に出かけないか。景色が綺麗な穴場を知っているんだ」
「そんな気分にはなれないわ。それに私、王都に好きな人がいるの」
「えっ……」
少年の勇み足って所だな。
なんにせよ間に合ってよかった。
「道が良くなって良かったよ。そうでなければ村から離れた所でやられていたよ」
そう言われると道を作った甲斐がある。
「なら、頑張って道をこれからも作るよ」
「あんたが作ったのかい。良い仕事するね」
「魔力ゴリ押しだけどな」
道を作る作業は着々と進み、遂にロレットの街に到着した。
というのも俺がロレットの街に伸びる街道を優先したのだ。
フリーになって苦労してそうだから、ちょっとした支援だ。
俺はロレットの城に招かれた。
「サンダー準男爵、久しぶりだな」
「一ヶ月ぶりかな」
「街道が凄く良くなってうれしいよ」
「商売が活発になればと思ったんだけど」
「そうだね。じわじわと効いてくるんじゃないかな」
「何か変わりはないか」
「貴族派が騒がしいらしいよ」
「へぇ」
「貴族派のエイブラッド伯爵がきな臭い」
「どんな感じに」
「魔法使いの危ないのとか集めている」
「そうか」
危ない魔法使いというとダリウスの事が思い出される。
エイブラッドの所に出入りしてたりしてな。
そんな都合の良い話はないだろう、
目的を達したので一旦王都に戻る事にする。
王都に戻るとゴブリン退治の褒美が決まっていた。
こじんまりとした屋敷を貰える事になった。
管理に人を雇わないといけないな。
ギルドで募集をかけよう。
褒美かと思ったら、ダリウスと戦った場所を直せと言われた。
ダリウスと戦ったのを国は把握しているのか。
だとしたら、侮れないな。
とにかくダリウスと戦った場所までハングライダーで飛んでいった。
上から見ると穴ぼこだらけでたしかに酷い。
馬車を走らせた時は土魔法で一時的にふさいだけど一般人に無理だろう。
もの凄い迷惑をかけた気がする。
てっとりばやく直そうと考えた。
ゴーレムで土を持ってきて穴を埋めるのは簡単だが、道は踏み固められているから差異が出てしまう。
よし、土を変形スキルで固めよう。
クレイゴーレムを作り穴を埋めてから、魔力ゴーレムにスキルを使わせ舗装する。
かちこちの石みたいな道が出来上がった。
ザラザラにして滑らないようにするのには苦労した。
これでどこからも文句は出ないだろう。
意気揚々と王都に帰り、三日後に義務の登城をした。
話の概要が見えない会議が終わった時に役人が話し掛けて来た。
「サンダー準男爵、あなたがあの道を作ったのですか」
「どの道が知らないが、切通しの道なら俺が直した」
「一日にどのくらいの距離を舗装できるのですか」
「10キロメートラぐらい余裕だと思うけど」
「街道を同じ様にできませんか」
「ただじゃ嫌だな」
「一日金貨十枚出しましょう」
「だいぶ安い気がするがまあいいだろう。暇だしな」
俺は道を作り始めた。
水魔法の流動に乗り、魔力ゴーレムを道幅いっぱいな並べて前進する。
俺が通り過ぎると舗装した道路が出来上がる。
おっと、フォレストウルフのお出ましか。
銃魔法を一発。
馬車で俺の後について来た役人が悲鳴を上げた。
辺境ならこんな魔獣は戦闘スキルを持っている一般人なら倒すよ。
恐いのなら無理して後をついて来なくてもいいのに。
一週間もやると俺は真っ黒に日焼けして貴族らしからぬ風貌になった。
そして、道の舗装はある村に差し掛かった。
どこにでもあるような村の中央の広場で休む。
アイテム鞄から水筒とコップと板を取り出した。
コップにジュースを注ぎ魔導金属を貼った板の上に置く。
魔力放出を使いコップを水魔法で包みキンキンに冷やした。
孤児に店で使わせているのと同じ道具だ。
改良の余地がないか調べている。
「ぷはー、仕事の合間のジュースは美味いぜ」
「何だよ。何でもっと早く来てくれなかったんだ」
少年にわめくように問われた。
少年の腰に吊るしている鉈が木鞘の中でカタカタ鳴った。
「道に文句があるのなら、役人に言ってくれ」
「そうじゃないんだ。こんなに簡単に道ができるのなら、メリアも怪我しなかったはずだ」
唾をとばされ力説されたが、いきなり知らない人の話をされてもな。
一応話を聞いてみるか。
「メリアってのは誰だ」
「行商人の娘で親と一緒に各地を回っているんだ」
「怪我って言うのは」
「一ヶ月前、この村に行商に来た時に魔獣に襲われたんだ」
大体の事情が分かったよ。
道が悪くて駆けつけるのが遅くなったと。
俺に責任はないじゃん。
無能な役人が悪いんだ。
「それは気の毒だが、俺には関係ない事だな」
「何だよ役人なんて嫌いだ」
「言っておくが俺は役人じゃないぞ。道を作る為に雇われているだけだ」
「悪かったよ。八つ当たりしてごめん」
「大変だ。行商の馬車が襲われて」
男が駆け込んで来た。
「メリアっ!」
そう叫ぶと少年は村の外へ駆け出して行った。
俺も少年の後に続く。
水魔法の流動で移動すると瞬く間に少年に追いついた。
「乗れ」
俺がそう言うと少年は水魔法に飛び乗って来た。
「はぁはぁ、急いで」
「言われなくとも分かっているさ」
俺は移動スピードを上げた。
フォレストウルフに囲まれた馬車が見えた。
フォレストウルフが馬車の扉にかじり付いている。
銃魔法だと流れ弾が馬車に当たるので魔力ゴーレムを先行させる。
そして、ゼロレンジ魔法で電撃を出した。
キャインという悲鳴を上げてフォレストウルフが倒れる。
扉が別のフォレストウルフにこじ開けられた。
フォレストウルフが馬車の中に入ろうとする。
「メリアっ! 今行くよ!」
「おい待て」
少年はフォレストウルフがまだ健在なのに水魔法から飛び降り馬車に駆け寄った。
「斬撃強化」
少年は腰に吊るしていた鉈を抜くとスキルを掛ける。
そして、馬車に入ろうとしていたフォレストウルフを切り裂いた。
かなり、無茶をするな。
俺はゼロレンジ魔法の電撃で次々に周りのフォレストウルフをしとめていった。
フォレストウルフは全て退治され、馬車から中年の男が出てきた。
「メリアは?」
「ありがとう、メリアは奥で震えているよ」
少女が続いて下りてきた。
「おとうさん、震えてなんていないわ」
「無事で良かった」
「鉈でフォレストウルフを真っ二つにするところ見ていたわよ。格好良かった」
「今度一緒に森に出かけないか。景色が綺麗な穴場を知っているんだ」
「そんな気分にはなれないわ。それに私、王都に好きな人がいるの」
「えっ……」
少年の勇み足って所だな。
なんにせよ間に合ってよかった。
「道が良くなって良かったよ。そうでなければ村から離れた所でやられていたよ」
そう言われると道を作った甲斐がある。
「なら、頑張って道をこれからも作るよ」
「あんたが作ったのかい。良い仕事するね」
「魔力ゴリ押しだけどな」
道を作る作業は着々と進み、遂にロレットの街に到着した。
というのも俺がロレットの街に伸びる街道を優先したのだ。
フリーになって苦労してそうだから、ちょっとした支援だ。
俺はロレットの城に招かれた。
「サンダー準男爵、久しぶりだな」
「一ヶ月ぶりかな」
「街道が凄く良くなってうれしいよ」
「商売が活発になればと思ったんだけど」
「そうだね。じわじわと効いてくるんじゃないかな」
「何か変わりはないか」
「貴族派が騒がしいらしいよ」
「へぇ」
「貴族派のエイブラッド伯爵がきな臭い」
「どんな感じに」
「魔法使いの危ないのとか集めている」
「そうか」
危ない魔法使いというとダリウスの事が思い出される。
エイブラッドの所に出入りしてたりしてな。
そんな都合の良い話はないだろう、
目的を達したので一旦王都に戻る事にする。
王都に戻るとゴブリン退治の褒美が決まっていた。
こじんまりとした屋敷を貰える事になった。
管理に人を雇わないといけないな。
ギルドで募集をかけよう。
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