145 / 179
第145話 モノポール
しおりを挟む
巨人のダンジョン。
今度は学校。
巨人が40人ぐらいいて、机に向かって椅子に座っている。
教師の巨人は黒板何やら書いていた。
言葉が分からないからなんて書かれているのかも分からない。
この様子はまるで青空教室だ。
しかし、40体の巨人が一斉に向かって来ると考えたら、これはこれで強敵だな。
俺なら連打で切り抜けるところだ。
【巨人が学校の真似事をしている】
【真似事ではありません。彼らは文化を持っているのです】
【生徒がみんな成人だな】
【子供の巨人だったら罪悪感で手が鈍りそうだ】
【彼らの生態は分かってません。が、成人で産まれてくるという説もあります】
【あっという間に大きくなるのかな。まるでゴブリンだ】
【巨人達をゴブリンと同列に見ないで下さい】
「さて、弥衣達はどうするのかな」
【バリスタで近づかれる前に削りまくる】
【何か新兵器を出す】
【一網打尽にするなら爆弾だな】
「見てて」
弥衣が爆弾みたいな物を取り出した。
そして、綺羅々が思いっ切り投げた。
爆弾は青空教室の真ん中で爆発。
巨人に大打撃を与えた。
【おい、爆発物は免許がいるぞ】
【ダンジョンの中だからな。法律は及ばない】
【作っちゃだめだろ。その時点でアウトだ】
「弥衣さんや、さっきのは何?」
「今忙しい」
弥衣はバリスタで巨人の残党を狩っている。
綺羅々とシロガネは前衛として巨人を討伐。
しばらく待とう。
【爆発物の免許取ったのかもな】
【忙しいって拒否られて涙目のおっさんドンマイ】
【カメラにおっさんの顔は映ってないだろ】
【つヤエチャンネル】
「涙目なんかなってない」
【いいんだよ思いっ切り泣いても】
【巨人の討伐を辞めなさい】
【ワンパターンは飽きる】
【彼らは学生ですよ。いたいけな子供を手に掛けるのですか】
【どうみても成人してる】
「やつらが子供だったとしても容赦はしない。それが悪だからな」
【おっさんは何もしてないけどな】
【さっきの爆弾が何だったか考えようぜ】
【肥料から作った】
【犯罪だろ】
【犯罪にならない奴ね。花火を買い込んで作った】
【それも犯罪だ】
【あれは爆弾じゃない。鉄の玉の中に魔法をぶち込んで爆発させたんだ】
【それなら合法だな】
「俺は弥衣が新物質を作ったと思う」
【どんだけ、ヤエちゃんは有能なんだよ】
【分からんぞ】
【俺は酸があるだろあれを化学反応させたに1票】
【あの酸は凶悪だからな確かにあり得るかも】
【またひとつ巨人の住処が襲撃されました。皆さん抗議の声を上げましょう】
「そろそろ良いかな。弥衣や爆弾の種明かしをお願い」
「マグネタリウムがあったでしょ。それの磁力の反発で爆発させたのよ」
【なぬ、モノポールを作ったのか】
【なにそれ】
【磁石ってのはSとNが必ずある。それのないのがモノポールだ】
【これって特許でウハウハなのでは】
「特許申請したのか?」
「もちろん。ただ一瞬しかモノポール状態にならないのよね。魔法の一種みたいな物ね」
「マグネタリウムありきか」
【この技術はノーベル賞ものだろう】
【だな。ヤエちゃんが、ノーベル賞取るのか】
【遠い存在になるな】
【製品に使用されるのは何年か後だろう。それからだな】
【世界に貢献しないとだからな】
うん、弥衣はもう大学行く必要がないんじゃないか。
俺とはますます釣り合いが取れない。
【おっさん、悲しそう】
【ヤエちゃんが離れると思っているのかな】
【仲間なら成功を喜んでやれよ】
「弥衣は離さない。弥衣の功績は俺の物だ」
「うん、そうだよ」
【おっさん、良かったね】
【ヤエちゃんはおっさんのどこが良いんだろう】
【おっさんがヤエちゃんを不良から助けたんだよ。強いと分かってない時に】
【それは勇気ある行動だな。ボコボコにされるとも分からないのに】
【確かにそれは惚れるかもな】
【それに金だけは持っている】
【結局、金か】
「俺の悪党としての恰好良さに弥衣は惚れたんだ」
【その割には涙目だったけどな】
【まあ、財力を考えたらお似合いかもな。悔しいが】
【巨人を守る会に寄付しなさい】
【するわけないだろ】
【素早い突っ込みだな】
「俺は悪を成すために金を使う。誰にも文句は言わせん」
モノポールがどうして凄いのか聞きそびれた。
後で弥衣にこそっと教わろう。
ノーベル賞ものだというからきっと凄いんだろう。
今度は学校。
巨人が40人ぐらいいて、机に向かって椅子に座っている。
教師の巨人は黒板何やら書いていた。
言葉が分からないからなんて書かれているのかも分からない。
この様子はまるで青空教室だ。
しかし、40体の巨人が一斉に向かって来ると考えたら、これはこれで強敵だな。
俺なら連打で切り抜けるところだ。
【巨人が学校の真似事をしている】
【真似事ではありません。彼らは文化を持っているのです】
【生徒がみんな成人だな】
【子供の巨人だったら罪悪感で手が鈍りそうだ】
【彼らの生態は分かってません。が、成人で産まれてくるという説もあります】
【あっという間に大きくなるのかな。まるでゴブリンだ】
【巨人達をゴブリンと同列に見ないで下さい】
「さて、弥衣達はどうするのかな」
【バリスタで近づかれる前に削りまくる】
【何か新兵器を出す】
【一網打尽にするなら爆弾だな】
「見てて」
弥衣が爆弾みたいな物を取り出した。
そして、綺羅々が思いっ切り投げた。
爆弾は青空教室の真ん中で爆発。
巨人に大打撃を与えた。
【おい、爆発物は免許がいるぞ】
【ダンジョンの中だからな。法律は及ばない】
【作っちゃだめだろ。その時点でアウトだ】
「弥衣さんや、さっきのは何?」
「今忙しい」
弥衣はバリスタで巨人の残党を狩っている。
綺羅々とシロガネは前衛として巨人を討伐。
しばらく待とう。
【爆発物の免許取ったのかもな】
【忙しいって拒否られて涙目のおっさんドンマイ】
【カメラにおっさんの顔は映ってないだろ】
【つヤエチャンネル】
「涙目なんかなってない」
【いいんだよ思いっ切り泣いても】
【巨人の討伐を辞めなさい】
【ワンパターンは飽きる】
【彼らは学生ですよ。いたいけな子供を手に掛けるのですか】
【どうみても成人してる】
「やつらが子供だったとしても容赦はしない。それが悪だからな」
【おっさんは何もしてないけどな】
【さっきの爆弾が何だったか考えようぜ】
【肥料から作った】
【犯罪だろ】
【犯罪にならない奴ね。花火を買い込んで作った】
【それも犯罪だ】
【あれは爆弾じゃない。鉄の玉の中に魔法をぶち込んで爆発させたんだ】
【それなら合法だな】
「俺は弥衣が新物質を作ったと思う」
【どんだけ、ヤエちゃんは有能なんだよ】
【分からんぞ】
【俺は酸があるだろあれを化学反応させたに1票】
【あの酸は凶悪だからな確かにあり得るかも】
【またひとつ巨人の住処が襲撃されました。皆さん抗議の声を上げましょう】
「そろそろ良いかな。弥衣や爆弾の種明かしをお願い」
「マグネタリウムがあったでしょ。それの磁力の反発で爆発させたのよ」
【なぬ、モノポールを作ったのか】
【なにそれ】
【磁石ってのはSとNが必ずある。それのないのがモノポールだ】
【これって特許でウハウハなのでは】
「特許申請したのか?」
「もちろん。ただ一瞬しかモノポール状態にならないのよね。魔法の一種みたいな物ね」
「マグネタリウムありきか」
【この技術はノーベル賞ものだろう】
【だな。ヤエちゃんが、ノーベル賞取るのか】
【遠い存在になるな】
【製品に使用されるのは何年か後だろう。それからだな】
【世界に貢献しないとだからな】
うん、弥衣はもう大学行く必要がないんじゃないか。
俺とはますます釣り合いが取れない。
【おっさん、悲しそう】
【ヤエちゃんが離れると思っているのかな】
【仲間なら成功を喜んでやれよ】
「弥衣は離さない。弥衣の功績は俺の物だ」
「うん、そうだよ」
【おっさん、良かったね】
【ヤエちゃんはおっさんのどこが良いんだろう】
【おっさんがヤエちゃんを不良から助けたんだよ。強いと分かってない時に】
【それは勇気ある行動だな。ボコボコにされるとも分からないのに】
【確かにそれは惚れるかもな】
【それに金だけは持っている】
【結局、金か】
「俺の悪党としての恰好良さに弥衣は惚れたんだ」
【その割には涙目だったけどな】
【まあ、財力を考えたらお似合いかもな。悔しいが】
【巨人を守る会に寄付しなさい】
【するわけないだろ】
【素早い突っ込みだな】
「俺は悪を成すために金を使う。誰にも文句は言わせん」
モノポールがどうして凄いのか聞きそびれた。
後で弥衣にこそっと教わろう。
ノーベル賞ものだというからきっと凄いんだろう。
191
あなたにおすすめの小説
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~
華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる