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焦燥
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早苗の様子を見かねて、真一は度々彼女を慰めた。
「そんなの気にしない方が良いですよ。
結局何もできません、何人集まろうが烏合の衆です。
見ている事しか出来ませんよ。
今は興信所みたいなのが沢山あって、そんな仕事を請け負っている所もあるんです。
個人でも利用できますよ、おもに浮気調査などに利用するんですけど、同僚との足の引っ張り合いとか、嫌がらせとかでも利用できますし、社長や上司が、部下を奴隷化するために利用する事もあるし。
心配なのは分かりますけど、心配し過ぎるのも体に毒ですよ。
不安が不安を呼んで、事実以上に悪夢を膨らませているだけかもしれないし、そもそもそれが向こうの手だったりしますから」
早苗の眼は虚ろで定まらず、話していても宙を見つめる。焦燥しきっている様子だ。
ちょうどその頃、聖子は焦っていた。5年生になったら東京に行くはずだったみのるは、6月になっても茨城にいたからだ。
それに加えて、嫌がらせを相談する早苗へアドバイスをする真一の言葉を聞いてしまってから、どうにもこうにもいられなかった。
真一自体は、これといって悪の人間操作術に精通しているわけではなかったが、東京での勤め人時代に受けた事があったし、今の会社でも経験している。人を使ってまでした事は無いが、言葉の端端に人を意のままに操ろうとする一言を組み入れる事位はある。
アドバイスの内容は、早苗にとって全く役に立たないものであるが、彼の心の強さに、この人といれば安心だ、と思わせた。
実際、真一は過去に受けた嫌がらせに対して、ストレスを感じた事は無い。感覚的には、堀と城壁に囲まれた城の最上階から、堀の外で1人踊るピエロが視界に入る程度にしか感じていなかった。
普通なら、この様な人間は殆どいない。真一の性格を評して、あるOLは人間離れしているとか神がかっているとか言った事がある。それもそのはずで、実はもっと恐ろしい経験をした事があるのだ
高校の時に川釣りをするために1人で山に入って、道に迷ったことがあった。とりあえず下って行けば、砂利道に出るだろうと考えて進むが、一向に道は現れない。そればかりか、目の前に下り坂は無くなり、小高い山が立ち塞がる。
この山を越えれば、この山を越えれば、と幾度となく山を上り下りするが、やはり道は現れない。陽も傾き始めて焦り始めた頃、真一はようやく看板を発見した。
久しぶりに見た人工物に嬉しくなって駆けより、文字が書いてあるであろう反対側に回って、絶句した。
『熊注意』
白い立て看板には、赤字でそう書かれていて、その横に黒字で村名が書いてあった。
確かに、昔から熊がいるとは言われているが、1度も出くわした事は無い。もし出てきたなら、護身用のサバイバルナイフで襲って、熊鍋にしてやろうとさえ思っていたくらいだった。それがどうだ。熊との遭遇が現実味を帯びると、途端に恐怖に駆られた。捕食する側からされる側になったのだ。
どんどんと日は落ちていく。空気が橙色に輝きだした時に、真一はようやく気が付いた。
「太陽があっちに沈むという事は、向こうから昇ってきたという事か?」
地理上、太陽は人里の方から昇る。真一は、下ってさえいればいつかは山から出られると考えていたが、それが間違いであるとようやく気が付いた。山は円錐形なのだから、出られると錯覚していただけなのだ。
また、運が悪い事に、真一は熊と遭遇してしまった。唸り声をあげて立ち上がった熊は、出来るだけ自分を大きく見せようと両手を広げる。150cm位だろうか、本州の熊だから、だいぶ小ぶりの種類なのだが、それでも大きな牙と爪は、人間を絶命させるだけの威力がある。
肋骨から下はガタガタと震え、脱力してへたり込んでしまいそうだ。腰を抜かすとはこういう事かと、初めて知った。
下腹部の筋肉は緩く伸びて、尿意が無いのに漏らしてしまいそうだ。心臓が締め付けられて、胃の内容物と共に口から戻してしまいそうなほど気持ち悪い。
もし逃げれば、クマは本能的に追いかけてくるか、空腹なら相手は弱いと判断して襲ってくる。死んだふりは通用しない。そもそも熊は死肉を食べるから、そのまま食べられてしまうだろう。
自分が有効だと聞いている対処法は、クマが諦めるまでそのまま睨みつけて動かずにいるか、食べの物が入っているカバンを置いて、クマがそれをあさっている間に、ゆっくりと後退りするかだ。
熊は木登りも得意だし、足も車並みに速いから、逃げ切る事はほぼ不可能だ。しいて言えば、蛇が怖いのと短足だから急斜面を駆け下りるのが苦手なくらい。
真一は、戦う事を選んだ。心の中で、熊鍋、熊鍋と唱えながら、背負ったリュックからサバイバルナイフを取り出して構える。震えで落としてしまいそうだ。1歩、また1歩と、熊に向かって歩を詰めていく。
熊は頭が良い。真一との距離が2m位まで縮まると、前足を地面につけて後退りを始める。ナイフを構える人間の有効射程圏内に入る事を避けたのだ。
真一が立ち止まっても、クマは後退を止めない。3m位離れると、クマは転進して笹竹の中へと消えて行った。
既に日没を迎えていたが、地平線の向こうでは太陽の光が放たれていて、雲を下から橙色に染める。まだ薄暮と言えるギリギリの時間帯に、真一は舗装された道路へと出る事が出来た。
そこから10km以上歩いて家に帰った。この経験の前と後では、自分でも分かるほど、精神力が強くなっていた。
早苗の訴えほどの目には、遭った事が無い。実際は気が付かなかっただけで、多かれ少なかれ、真一の力を削ごうとする試みは行われていた。しかし、山の中で生きるか死ぬかの状況を何回も経験していた彼にとって、東京にそびえ立つ、人の歪んだ精神が作り出した伏魔殿は、砂上の、しかも蜃気楼の楼閣でしかない。
実際、彼を陥れようとした人々の多くは、自らの言動に首を絞められて退散していく。周りにとって幸いだったのは、真一に悪徳を持って人を動かす趣味が無かったのと、敵の攻撃に気が付きもしなかった事である。
最後の最後まで彼を平伏させることに固執した上司がいたが、その手段はことごとく一蹴されていた。結局、陽子から田舎に引っ越したいと言われて退社するまで、この上司は真一を動かす事が出来なかった。
真一は、自らがリーダーを務める仕事と、指揮下の同僚の仕事環境が円滑に進む事に終始し、上司から押し付けられる仕事で自分に転嫁されるべきでない負担は上司に押し返して帰宅していた。ほとんどチキンレースだ。
あの手この手の嫌がらせを行っても仕事を押し付けられなかった上司は、結局自分で処理するしかなく疲弊していた。行った策略がすべて悪手であったことは明らかだ。その証拠は頭頂部に出ていた。人を呪わば穴2つというが、まさにそのとおりである。
真一から上司に嫌がらせの仕返しをした事は無い。それどころか、この様にしたら良いとかああしたら良いと提案をして、彼の負担を軽減させようとしている。
ただ、上司の濁った眼は簡単に浄化される事は無く、非効率な自身の作業方法に固執して、1日で終わる仕事を2日かけて行っていた。
仕事量に対して見合う人数ではなかったから、真一のチームも残業は度々だったが、期限までにはいつも終わらせる事が出来ている。だが、それが上司は気に入らない。
井上チームが行った作業を最終的に完成させるのは上司の仕事であるのだが、上司だけが期限を過ぎても終わらせる事が出来ずにいたからだ。
それに対して、真一はケロッとしていた。まるで、彼の存在を気にしている様子は無い。そもそも、彼に価値を置いていないようにすら思えた。呪は信ずれば有るし、信じなければ無い。彼の振る舞いはそれを体現していた。
役員達は上司を叱咤し続けていた。真一は社畜化された彼を哀れに思っていたが、自分のアドバイスを受け入れない以上、どうする事も出来ない。結局諦めてしまい、彼に対して無関心になってしまった。
「そんなの気にしない方が良いですよ。
結局何もできません、何人集まろうが烏合の衆です。
見ている事しか出来ませんよ。
今は興信所みたいなのが沢山あって、そんな仕事を請け負っている所もあるんです。
個人でも利用できますよ、おもに浮気調査などに利用するんですけど、同僚との足の引っ張り合いとか、嫌がらせとかでも利用できますし、社長や上司が、部下を奴隷化するために利用する事もあるし。
心配なのは分かりますけど、心配し過ぎるのも体に毒ですよ。
不安が不安を呼んで、事実以上に悪夢を膨らませているだけかもしれないし、そもそもそれが向こうの手だったりしますから」
早苗の眼は虚ろで定まらず、話していても宙を見つめる。焦燥しきっている様子だ。
ちょうどその頃、聖子は焦っていた。5年生になったら東京に行くはずだったみのるは、6月になっても茨城にいたからだ。
それに加えて、嫌がらせを相談する早苗へアドバイスをする真一の言葉を聞いてしまってから、どうにもこうにもいられなかった。
真一自体は、これといって悪の人間操作術に精通しているわけではなかったが、東京での勤め人時代に受けた事があったし、今の会社でも経験している。人を使ってまでした事は無いが、言葉の端端に人を意のままに操ろうとする一言を組み入れる事位はある。
アドバイスの内容は、早苗にとって全く役に立たないものであるが、彼の心の強さに、この人といれば安心だ、と思わせた。
実際、真一は過去に受けた嫌がらせに対して、ストレスを感じた事は無い。感覚的には、堀と城壁に囲まれた城の最上階から、堀の外で1人踊るピエロが視界に入る程度にしか感じていなかった。
普通なら、この様な人間は殆どいない。真一の性格を評して、あるOLは人間離れしているとか神がかっているとか言った事がある。それもそのはずで、実はもっと恐ろしい経験をした事があるのだ
高校の時に川釣りをするために1人で山に入って、道に迷ったことがあった。とりあえず下って行けば、砂利道に出るだろうと考えて進むが、一向に道は現れない。そればかりか、目の前に下り坂は無くなり、小高い山が立ち塞がる。
この山を越えれば、この山を越えれば、と幾度となく山を上り下りするが、やはり道は現れない。陽も傾き始めて焦り始めた頃、真一はようやく看板を発見した。
久しぶりに見た人工物に嬉しくなって駆けより、文字が書いてあるであろう反対側に回って、絶句した。
『熊注意』
白い立て看板には、赤字でそう書かれていて、その横に黒字で村名が書いてあった。
確かに、昔から熊がいるとは言われているが、1度も出くわした事は無い。もし出てきたなら、護身用のサバイバルナイフで襲って、熊鍋にしてやろうとさえ思っていたくらいだった。それがどうだ。熊との遭遇が現実味を帯びると、途端に恐怖に駆られた。捕食する側からされる側になったのだ。
どんどんと日は落ちていく。空気が橙色に輝きだした時に、真一はようやく気が付いた。
「太陽があっちに沈むという事は、向こうから昇ってきたという事か?」
地理上、太陽は人里の方から昇る。真一は、下ってさえいればいつかは山から出られると考えていたが、それが間違いであるとようやく気が付いた。山は円錐形なのだから、出られると錯覚していただけなのだ。
また、運が悪い事に、真一は熊と遭遇してしまった。唸り声をあげて立ち上がった熊は、出来るだけ自分を大きく見せようと両手を広げる。150cm位だろうか、本州の熊だから、だいぶ小ぶりの種類なのだが、それでも大きな牙と爪は、人間を絶命させるだけの威力がある。
肋骨から下はガタガタと震え、脱力してへたり込んでしまいそうだ。腰を抜かすとはこういう事かと、初めて知った。
下腹部の筋肉は緩く伸びて、尿意が無いのに漏らしてしまいそうだ。心臓が締め付けられて、胃の内容物と共に口から戻してしまいそうなほど気持ち悪い。
もし逃げれば、クマは本能的に追いかけてくるか、空腹なら相手は弱いと判断して襲ってくる。死んだふりは通用しない。そもそも熊は死肉を食べるから、そのまま食べられてしまうだろう。
自分が有効だと聞いている対処法は、クマが諦めるまでそのまま睨みつけて動かずにいるか、食べの物が入っているカバンを置いて、クマがそれをあさっている間に、ゆっくりと後退りするかだ。
熊は木登りも得意だし、足も車並みに速いから、逃げ切る事はほぼ不可能だ。しいて言えば、蛇が怖いのと短足だから急斜面を駆け下りるのが苦手なくらい。
真一は、戦う事を選んだ。心の中で、熊鍋、熊鍋と唱えながら、背負ったリュックからサバイバルナイフを取り出して構える。震えで落としてしまいそうだ。1歩、また1歩と、熊に向かって歩を詰めていく。
熊は頭が良い。真一との距離が2m位まで縮まると、前足を地面につけて後退りを始める。ナイフを構える人間の有効射程圏内に入る事を避けたのだ。
真一が立ち止まっても、クマは後退を止めない。3m位離れると、クマは転進して笹竹の中へと消えて行った。
既に日没を迎えていたが、地平線の向こうでは太陽の光が放たれていて、雲を下から橙色に染める。まだ薄暮と言えるギリギリの時間帯に、真一は舗装された道路へと出る事が出来た。
そこから10km以上歩いて家に帰った。この経験の前と後では、自分でも分かるほど、精神力が強くなっていた。
早苗の訴えほどの目には、遭った事が無い。実際は気が付かなかっただけで、多かれ少なかれ、真一の力を削ごうとする試みは行われていた。しかし、山の中で生きるか死ぬかの状況を何回も経験していた彼にとって、東京にそびえ立つ、人の歪んだ精神が作り出した伏魔殿は、砂上の、しかも蜃気楼の楼閣でしかない。
実際、彼を陥れようとした人々の多くは、自らの言動に首を絞められて退散していく。周りにとって幸いだったのは、真一に悪徳を持って人を動かす趣味が無かったのと、敵の攻撃に気が付きもしなかった事である。
最後の最後まで彼を平伏させることに固執した上司がいたが、その手段はことごとく一蹴されていた。結局、陽子から田舎に引っ越したいと言われて退社するまで、この上司は真一を動かす事が出来なかった。
真一は、自らがリーダーを務める仕事と、指揮下の同僚の仕事環境が円滑に進む事に終始し、上司から押し付けられる仕事で自分に転嫁されるべきでない負担は上司に押し返して帰宅していた。ほとんどチキンレースだ。
あの手この手の嫌がらせを行っても仕事を押し付けられなかった上司は、結局自分で処理するしかなく疲弊していた。行った策略がすべて悪手であったことは明らかだ。その証拠は頭頂部に出ていた。人を呪わば穴2つというが、まさにそのとおりである。
真一から上司に嫌がらせの仕返しをした事は無い。それどころか、この様にしたら良いとかああしたら良いと提案をして、彼の負担を軽減させようとしている。
ただ、上司の濁った眼は簡単に浄化される事は無く、非効率な自身の作業方法に固執して、1日で終わる仕事を2日かけて行っていた。
仕事量に対して見合う人数ではなかったから、真一のチームも残業は度々だったが、期限までにはいつも終わらせる事が出来ている。だが、それが上司は気に入らない。
井上チームが行った作業を最終的に完成させるのは上司の仕事であるのだが、上司だけが期限を過ぎても終わらせる事が出来ずにいたからだ。
それに対して、真一はケロッとしていた。まるで、彼の存在を気にしている様子は無い。そもそも、彼に価値を置いていないようにすら思えた。呪は信ずれば有るし、信じなければ無い。彼の振る舞いはそれを体現していた。
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