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第三十一話 ついに本気対決! ローゼVSエミリア
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ヘロヘロになったローゼを見物しながら、砂糖をストレートでがばがば飲んだおむつジジイは、足りない分をツケにして再び町へと繰り出す。
「ハシゴ砂糖じゃー」
そこにエミリアが立ちはだかった。
「そうはいきません!――て……ローゼさんは?」
「ああ、なんか、砂糖水自分だけおごってもらえなくて、一人でしょげとるよ。お前さん、行って慰めておやんなされ」
そう言いくるめて“砂糖”のように“去ろう”とするが、「うまい!」と思ったエミリアに呼び止められる。“さ”しかあってないでやんのに。いや、“う”もあってる。
「いいえ、あんな軟弱者は放っておいて、わたしがあなたを成敗します!」と意気込むエミリア。
「ほほう」とおむつジジイ。右目がキラリンと光る。
「えいっやぁー!」
エミリア進撃開始。おむつ爆撃を難なくかわして懐に入る。切れ目のない猛攻の前に、さすがのおむつジジイも必死になった。エミリアは、距離をとろうと逃げたおむつジジイを執拗に追撃。
左右の突き後、間髪入れずに右上段蹴り、返す刀でかかと蹴り。振り子のように下ろした足で再び蹴り上げる。それらを全て払うも、明らかに嫌がるおむつジジイ。エミリアは、自分を取り押さえよう、とするその手を取って右足を乗せたかと思うと、膝から下をしならせて顔面かかと蹴り。惜しい、鼻をかすっただけだった。
後ろに飛びのいたおむつジジイを追いかけて突っ込み、上段突き連打。のち右上段蹴りから、振り下ろす勢いを利用して右回し蹴りが空を切る。全て避けられるのは計算済み。意識を上段に向けさせる策だった。空いた下半身めがけて、渾身の正拳突き。ホロヴィッツの時の再現だ。当てる前から早くも恍惚の笑みを浮かべるエミリア。
はめられてなお反応する老体。おむつジジイは両手を十字に振り下ろして突きの軌道を股下に変えさせた。
でもさすがはエミリア。ガードが下がったばかりか顎も下がったところを見逃さない。構えなおす動作を使ってサマーソルトキック。ようやく合流したローゼ、それを見て唖然呆然、二人凄過ぎ立ち尽くす。もはや空手じゃございません。
あくまでエミリアは空手をベースにしているというだけで、習っていたのは“躰道”中心のマーシャルアーツ。武芸や武術もお手の物。
それすら避けるジジイもすごいが、エミリアもっとすごい。サマーソルトキックの最後の方で頭下にしたままの彼女は、バックステップしようとしたおむつジジイの左手をとって引き戻し、手首をひねって一回転。だが、おむつジジイはさらにその上を行く。おむつジジイの関節が外れる音がエミリアには伝わらない。おむつジジイは自ら回転して、エミリアの投げ技をいなしたのだ。
仰向けに落ちたジジイが起き上がるところ目掛けて、エミリアのかかと落としが迫りくる。瞬間「あっ」とエミリアが声無き声で叫んだ。遅れて走る背中の悪寒。取っていたはずのおむつジジイの手が、自分の左手を取ってひねりに入った。このままでは左手が持っていかれる、と察したエミリアは、かかと落しの軌道を変えて、頭を下にして飛び上がる。高速回転で関節技を無効化成功。
ほんの数十秒であったが、長きにわたる戦闘だった。二人はお互いの間合いに入らない距離で構えて、動かなくなった。だが、戦況はエミリア有利に見える。追い詰められたおむつジジイが言った。
「強いのーお嬢ちゃん、空手チャンピョンじゃんのー。その強さなら、あっちのボインよりも強いんじゃないかのー? お嬢ちゃんの方がヒロインにむいとると思うぞい」
「……」
エミリア固まって動かない。否定しろよ。ていうか何でこっち見て構えてんだよ。
「覚悟ローゼリッタぁ」とエミリアが襲ってきた。「何色気出してんのよ」怒涛の突きをレイピアでさばきながら、ローゼが叫ぶ。
「エミリア、正気に戻って! ほら、おじいちゃんが逃げるから!」
エミリアを処理しながらおむつジジイを追いかけるローゼ。
「あのジジイ、妖言吐いてたぶらかせて――」
左上段蹴り、下ろした足をそのまま回して下段左回し蹴り。地べたに手を突いて逆さに立ちあがって、ローゼのモモ、腰、肩へと回転しながら蹴りの猛攻。顔面への直撃をからくも避けたローゼの懐へ即ダッシュ。入れまいとレイピア突くが、右手を取られて裏拳を顔面にかまされる。
レイピアを奪おうとするエミリアだったが、ナックルガードがあって奪い取れない。仕方なく腕をひねって、前転させるように引き倒す。瞬時に立ちあがるローゼの視界左に黒い影が映った。右上段蹴りに対して、考える間もなくダガーを抜いて即受ける。
しばらくの間、エミリアの相手をしながらおむつジジイを追いかけていたローゼであった。だがしかし、エミリアは片手間で捌けるほど甘い相手ではない。ローゼは掌底喰らって地面に倒れ込んだ。
「観念しなさい、偽物ヒロイン!」エミリア、ビシッと指さしポーズを決める。
哄笑するエミリアは、はたと気がついて息を飲む。不穏な気配を察知して、びりびりビビった。
「エミリアァァ!」
双眸を発光させてゆっくりと身を起こすローゼ。振り向きざまにレイピアで高速シュティッヒェン(刺突)。間一髪避けるエミリア。しかし、陽の光に煌めくブロンドの髪がはらりと落ちる。霊力を帯びていて針金のように頑丈な髪なのに……。避けなかったらマジ死んでた。
エミリア、血の気が引いて顔面蒼白。
「あははー、冗談ですよ、ローゼさん。ほらおじいちゃん、逃げちゃう逃げちゃう」
笑う顔をひきつらせて、エミリアが言った。
しかし、激昂したローゼの耳には入らない。
「やんちくりんのぺんぺんちきー!」
「わっ、わっ、わっ、ローゼさんがキレた!」
今度はエミリアが防戦一方。ローゼの剣速めっちゃ速い。十メートル近く離れて見物している人々の耳にも、風を切る音が聞こえてくるくらいだ。
「死ねっ‼」とローゼ。
「『死ねっ』て言いました? ねえ今『死ねっ』て言いませんでした? ひぇぇぇぇっ、ごめんなさ~い!」
どんなに逃げ回っても切先ロックオン。エミリア、ローゼから逃げ切れない。
ローゼがレイピアを突くたびに、むこうにある吊り看板やら壺やらが落ちたり割れたりする。エミリア声を失い「……」それらを見やって微妙な間。エミリアの頬に一筋の汗。
「的が避けるなァァエミリアぁ」ローゼ咆哮、空気が震える。
「霊力使えないくせにナゼ⁉? 気合? 気功? 何飛ばしたらあんなことに⁉」
「潔く切り刻まれろー!」
「ローゼさん、頭に血管浮いてる! 血管キレたら大変ですから、落ち着いてくださいぃぃぃー‼(泣)」
エミリアはローゼを見やって恐怖絶頂泣き叫ぶ。
「――ああっ! 影になって見にくいけど、目の周り血管だらけ、おでこまで全部血管だらけでピクピクしてる。もはや人間の顔じゃないよぅぅ‼(恐)」
なんとか攻撃に転じようとした時に切先に腕を絡め取られて、エミリアは引き倒された。蹴飛ばされて腹ばいにさせられたエミリアめがけて顔面シュテッヒェン(刺突)。避けたところを激しく突いたレイピアの三分の一が石畳に刺さった。間違いなく殺す気だ。避けなかったら、頭がい骨反対側まで貫通している。
「ひぃぃぃ、お助け~!」エミリアが我を忘れて助けを乞うた。
闇に飲まれたローゼの顔面に浮かぶまなこは金色(こんじき)に輝き、エミリアを心の底から恐怖させた。身動きが取れない。レイピアを引き抜いたローゼがもう一撃。
エミリアは、獲物めがけて飛びかかる大鷲の爪のように光線を引いた切先を咄嗟に真剣白刃取り。半端ないほど超必死。
ハーフハンドで体重を乗せてくるローゼ。
「ぬぐぐぐぐっ、しぶといわね」
エミリア絶体絶命の大ピンチ。不意に右手を引いたローゼは軽くジャンプし、三度一撃。それを避けたエミリアは、ローゼの攻撃で剥がれた石畳の下の砂を掴んで投げつけた。顔にかかって目を潰されてひるんだ隙に、エミリアは脱出に成功。ローゼの視野が回復した時には、既に家の屋根の上を飛んでいくエミリア。
彼女の背中が遠くに見える。
「チッ、仕留め損ねた!」
ローゼは舌を鳴らした。
「ハシゴ砂糖じゃー」
そこにエミリアが立ちはだかった。
「そうはいきません!――て……ローゼさんは?」
「ああ、なんか、砂糖水自分だけおごってもらえなくて、一人でしょげとるよ。お前さん、行って慰めておやんなされ」
そう言いくるめて“砂糖”のように“去ろう”とするが、「うまい!」と思ったエミリアに呼び止められる。“さ”しかあってないでやんのに。いや、“う”もあってる。
「いいえ、あんな軟弱者は放っておいて、わたしがあなたを成敗します!」と意気込むエミリア。
「ほほう」とおむつジジイ。右目がキラリンと光る。
「えいっやぁー!」
エミリア進撃開始。おむつ爆撃を難なくかわして懐に入る。切れ目のない猛攻の前に、さすがのおむつジジイも必死になった。エミリアは、距離をとろうと逃げたおむつジジイを執拗に追撃。
左右の突き後、間髪入れずに右上段蹴り、返す刀でかかと蹴り。振り子のように下ろした足で再び蹴り上げる。それらを全て払うも、明らかに嫌がるおむつジジイ。エミリアは、自分を取り押さえよう、とするその手を取って右足を乗せたかと思うと、膝から下をしならせて顔面かかと蹴り。惜しい、鼻をかすっただけだった。
後ろに飛びのいたおむつジジイを追いかけて突っ込み、上段突き連打。のち右上段蹴りから、振り下ろす勢いを利用して右回し蹴りが空を切る。全て避けられるのは計算済み。意識を上段に向けさせる策だった。空いた下半身めがけて、渾身の正拳突き。ホロヴィッツの時の再現だ。当てる前から早くも恍惚の笑みを浮かべるエミリア。
はめられてなお反応する老体。おむつジジイは両手を十字に振り下ろして突きの軌道を股下に変えさせた。
でもさすがはエミリア。ガードが下がったばかりか顎も下がったところを見逃さない。構えなおす動作を使ってサマーソルトキック。ようやく合流したローゼ、それを見て唖然呆然、二人凄過ぎ立ち尽くす。もはや空手じゃございません。
あくまでエミリアは空手をベースにしているというだけで、習っていたのは“躰道”中心のマーシャルアーツ。武芸や武術もお手の物。
それすら避けるジジイもすごいが、エミリアもっとすごい。サマーソルトキックの最後の方で頭下にしたままの彼女は、バックステップしようとしたおむつジジイの左手をとって引き戻し、手首をひねって一回転。だが、おむつジジイはさらにその上を行く。おむつジジイの関節が外れる音がエミリアには伝わらない。おむつジジイは自ら回転して、エミリアの投げ技をいなしたのだ。
仰向けに落ちたジジイが起き上がるところ目掛けて、エミリアのかかと落としが迫りくる。瞬間「あっ」とエミリアが声無き声で叫んだ。遅れて走る背中の悪寒。取っていたはずのおむつジジイの手が、自分の左手を取ってひねりに入った。このままでは左手が持っていかれる、と察したエミリアは、かかと落しの軌道を変えて、頭を下にして飛び上がる。高速回転で関節技を無効化成功。
ほんの数十秒であったが、長きにわたる戦闘だった。二人はお互いの間合いに入らない距離で構えて、動かなくなった。だが、戦況はエミリア有利に見える。追い詰められたおむつジジイが言った。
「強いのーお嬢ちゃん、空手チャンピョンじゃんのー。その強さなら、あっちのボインよりも強いんじゃないかのー? お嬢ちゃんの方がヒロインにむいとると思うぞい」
「……」
エミリア固まって動かない。否定しろよ。ていうか何でこっち見て構えてんだよ。
「覚悟ローゼリッタぁ」とエミリアが襲ってきた。「何色気出してんのよ」怒涛の突きをレイピアでさばきながら、ローゼが叫ぶ。
「エミリア、正気に戻って! ほら、おじいちゃんが逃げるから!」
エミリアを処理しながらおむつジジイを追いかけるローゼ。
「あのジジイ、妖言吐いてたぶらかせて――」
左上段蹴り、下ろした足をそのまま回して下段左回し蹴り。地べたに手を突いて逆さに立ちあがって、ローゼのモモ、腰、肩へと回転しながら蹴りの猛攻。顔面への直撃をからくも避けたローゼの懐へ即ダッシュ。入れまいとレイピア突くが、右手を取られて裏拳を顔面にかまされる。
レイピアを奪おうとするエミリアだったが、ナックルガードがあって奪い取れない。仕方なく腕をひねって、前転させるように引き倒す。瞬時に立ちあがるローゼの視界左に黒い影が映った。右上段蹴りに対して、考える間もなくダガーを抜いて即受ける。
しばらくの間、エミリアの相手をしながらおむつジジイを追いかけていたローゼであった。だがしかし、エミリアは片手間で捌けるほど甘い相手ではない。ローゼは掌底喰らって地面に倒れ込んだ。
「観念しなさい、偽物ヒロイン!」エミリア、ビシッと指さしポーズを決める。
哄笑するエミリアは、はたと気がついて息を飲む。不穏な気配を察知して、びりびりビビった。
「エミリアァァ!」
双眸を発光させてゆっくりと身を起こすローゼ。振り向きざまにレイピアで高速シュティッヒェン(刺突)。間一髪避けるエミリア。しかし、陽の光に煌めくブロンドの髪がはらりと落ちる。霊力を帯びていて針金のように頑丈な髪なのに……。避けなかったらマジ死んでた。
エミリア、血の気が引いて顔面蒼白。
「あははー、冗談ですよ、ローゼさん。ほらおじいちゃん、逃げちゃう逃げちゃう」
笑う顔をひきつらせて、エミリアが言った。
しかし、激昂したローゼの耳には入らない。
「やんちくりんのぺんぺんちきー!」
「わっ、わっ、わっ、ローゼさんがキレた!」
今度はエミリアが防戦一方。ローゼの剣速めっちゃ速い。十メートル近く離れて見物している人々の耳にも、風を切る音が聞こえてくるくらいだ。
「死ねっ‼」とローゼ。
「『死ねっ』て言いました? ねえ今『死ねっ』て言いませんでした? ひぇぇぇぇっ、ごめんなさ~い!」
どんなに逃げ回っても切先ロックオン。エミリア、ローゼから逃げ切れない。
ローゼがレイピアを突くたびに、むこうにある吊り看板やら壺やらが落ちたり割れたりする。エミリア声を失い「……」それらを見やって微妙な間。エミリアの頬に一筋の汗。
「的が避けるなァァエミリアぁ」ローゼ咆哮、空気が震える。
「霊力使えないくせにナゼ⁉? 気合? 気功? 何飛ばしたらあんなことに⁉」
「潔く切り刻まれろー!」
「ローゼさん、頭に血管浮いてる! 血管キレたら大変ですから、落ち着いてくださいぃぃぃー‼(泣)」
エミリアはローゼを見やって恐怖絶頂泣き叫ぶ。
「――ああっ! 影になって見にくいけど、目の周り血管だらけ、おでこまで全部血管だらけでピクピクしてる。もはや人間の顔じゃないよぅぅ‼(恐)」
なんとか攻撃に転じようとした時に切先に腕を絡め取られて、エミリアは引き倒された。蹴飛ばされて腹ばいにさせられたエミリアめがけて顔面シュテッヒェン(刺突)。避けたところを激しく突いたレイピアの三分の一が石畳に刺さった。間違いなく殺す気だ。避けなかったら、頭がい骨反対側まで貫通している。
「ひぃぃぃ、お助け~!」エミリアが我を忘れて助けを乞うた。
闇に飲まれたローゼの顔面に浮かぶまなこは金色(こんじき)に輝き、エミリアを心の底から恐怖させた。身動きが取れない。レイピアを引き抜いたローゼがもう一撃。
エミリアは、獲物めがけて飛びかかる大鷲の爪のように光線を引いた切先を咄嗟に真剣白刃取り。半端ないほど超必死。
ハーフハンドで体重を乗せてくるローゼ。
「ぬぐぐぐぐっ、しぶといわね」
エミリア絶体絶命の大ピンチ。不意に右手を引いたローゼは軽くジャンプし、三度一撃。それを避けたエミリアは、ローゼの攻撃で剥がれた石畳の下の砂を掴んで投げつけた。顔にかかって目を潰されてひるんだ隙に、エミリアは脱出に成功。ローゼの視野が回復した時には、既に家の屋根の上を飛んでいくエミリア。
彼女の背中が遠くに見える。
「チッ、仕留め損ねた!」
ローゼは舌を鳴らした。
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