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第四十一話 急転直下? あれの利用価値
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さて、どうしたものだろう、と悩む二人。服を引っ張って水を絞るエミリアは、困った顔してローゼのひらめきに期待した。
その期待、ちゃんと応えてあげましょう、とローゼはマントと腰マントを一生懸命絞ってから、それらを担いでビーチの端にある雑木林まで走って行く。
木の陰からビーチを窺うと、まだクラゲ野郎は戻って来ていない。このまま魚のえさになってくれていれば儲けもんなんだけれど。なんて考えている間に、クラゲ野郎は戻ってきた。辺りを行ったり来たり、二人を探している様子だ。溺れている、と思ったのか海の中も捜索している。
「とりあえず、アイツが乾燥に弱いのは間違いないようね」ローゼが言った。
「夢の高校生活エンジョイしてませんもんね」
「わたしに良い考えがあるわ」とほほ笑むローゼは、雑木林の中を散策して「うんうん」と頷く。
「どうするんですか?」
「ふっふっふっ、ひみつー」
とりあえずクラゲ野郎の視界に入らないように遠回りをして町に戻る。やって来たのは懐かしのぼろアパート。おむつジジイのお家です。
「こんにちわ―」とローゼ。「――て、まだいたの? アリアス」
相変わらずのおむつ姿。アリアスは、おむつジジイに砂糖粥を作って食べさせてあげている。中身砂糖と水を煮詰めただけで、他の添加物一切なし。
「あれ? グレタさんがいる」とエミリア。数日しかたっていないのに戻って来ていた。
「うん、お口臭いの治ったから」
それを聞いたローゼ、「口臭くなったのって全部おむつジジイのせいだよ。オムツ縛りの術」
「あはははは、知ってる」グレタが笑う。
しばらく和やかな雑談が続いた。グレタは、裏組織再建のために今まで以上に搾り取って来い、と言われたらしい。
おむつジジイが割って入ってきて、ローゼに言った。
「それで、なんじゃぁ? お前さんたち何しに戻って来たんじゃ?」
「クラゲ野郎にやられちゃって」
「クラゲ? ああエイドリアンか。奴は強いぞ。なんせクラゲの悪魔を喰らって、クラゲ野郎になったと言われておるからな」←ってクラゲ野郎って名称過去に浸透?
それを聞いて、無言で顔を見合わせるローゼとエミリア。???
「この間、おむつくれるって言ったでしょ? だから好きなだけ貰って帰ろうかと――」
とローゼが言い終わる前にバタンと扉があいて、どかどかチンピラどもが入ってきた。
「なんじゃ、なんじゃあ?」おむつジジイが慌てふためく。
中央にいるチンピラの兄貴分が叫んだ。
「よう、じいさん、差し押さえた年金だけじゃたんねーんだ。お前の溜まった借金のカタに、今あるもん持っていかせてもらうぜ」
それを聞いたローゼが止める。
「何言ってんの? この間アジトが吹っ飛んだ時に、おむつジジイの借用書も燃えちゃったでしょ!」
「ああ」と言ったチンピラ兄貴が、笑って続ける。「この数日で、これだけのつけを溜めたんだ」
見ると、パブでバカ飲みした代金の紙束。パッと見ただけでも金貨五、六十枚はくだらない。この数日でどんだけ砂糖水飲んでんだよ。
「ストレートじゃもーん、高くつくんじゃ」
つかねーよ。ほんとは何千分の一? 何万分の一? だと思うぞ。
ローゼが呆れている間に、チンピラどもが辺り構わず赤い紙を貼っていく。差し押さえ? まずい差し押さえられる、と驚いたローゼは、チンピラを蹴飛ばしておむつを庇う。
「それだっていただいていくぞ」とチンピラ兄貴。
「渡すおもんですかァ」とローゼ、窓の外へホイホイ放り投げていく。そして叫んだ。
「エミリア!」
「はい!」
エミリアは、放りだされた新品おむつを回収するために、窓から外に飛び出していった。
「新品すら持っていこうとするとは、長年貯めたて熟したおむつも――」とおむつジジイが愕然とする。「渡してたまるもんかぁ」と叫んで、押入れの中に積まれていた長年大事に温めてきた使用済み(時々再使用)おむつを抱えて、「新品だってやらんもんねー」エミリアの後を追って窓から飛び出した。
「あいつ!」とチンピラ兄貴。「財産隠し持っていやがったぞ、追いかけろ」
「へい」と手下ども。
あれ、ただの汚いおむつだけれど、気がついていない様子。
「新品は貰わないと!」とローゼも外に飛び出した。残されたのは、アリアスとグレタだけ。アリアスちょっと寂しそう。
「ばぶばぶ、おねーたん?」
誰もいないことをいいことに、本性丸出し変態レベル。幼児化。変貌。自主規制。
ところ変わって、おむつジジイとローゼリッタ。再戦決定。
おむつジジイが叫ぶ。
「しつこいやつじゃんなぁ、これでも喰らえ!」
「わっ、今度は何?」
投げてきたのはおむつじゃない。ガチガチガチガチ、入れ歯がガチガチ。上下別個のはずなのに、上下の歯を打ち鳴らして飛んでくる。
「ぎゃー!」と叫ぶチンピラども。見ると噛まれてもがいている。
「いったい幾つ入れ歯持ってんのよ!」ローゼがたじろぐ。
「恋人の数だけじゃー」
「プレゼント入れ歯っていったい⁉」
しつこく追いかけるチンピラ兄貴。結構実力あるみたいで、なんとかジジイに食らいつく。
おむつジジイは「しつこいのー」と、ため息交じりでチンピラ兄貴を見やった。
「これでも喰らえ」
ほんとに入れ歯喰らわせたー! 歯みんな砕けて収まっちゃったよ。いろんな菌うつっちゃったよ。もう絶対口臭なおんないよ。
「もがもがもが~」と屋根から転げ落ちるチンピラ兄貴を踏み台にして、ローゼが屋根に飛び登る。レイピアを抜いて追いかけるローゼめがけて飛んでくる入れ歯雨あられ。はたき落そうとすると、ガチガチとレイピアに噛みつく。
「わっわっ、なんか生きてる」
刃にまとわりつく歯を振り落して、ちょうど近くで倒れたチンピラの服でよだれを拭う。
「よく気がついたのー?」と褒めるおむつジジイ。
「何が? 何にも気がついていませんけど……」
「わしの入れ歯は生きておる。正確には入れ歯で虫歯菌を飼っておっての。入れ歯攻撃で人を殺められるように調教しておいたのじゃ」
カエル跳びで迫る入れ歯から身をかわしながら、「そんな危なっかしいこと何のために?」と叫ぶローゼ。
「お前さんたちのような借金取りから身を守るためじゃー」
初めっから殺害して踏み倒す気満々かー! 情状酌量なし決定! ローゼも殺す気モードで、地面に下りたジジイを追いかける。
生き入れ歯は無差別に住人を襲っているようだ。そこら中から老若男女の声が響く。
遠くから馬の蹄の音と叫ぶ声が聞こえる。駐在兵団だ。気を取られたおむつジジイ。その隙をローゼは見逃さない。咄嗟にジジイを捕まえて、しおらしく涙目で大げさに叫ぶ。
「助けて~兵士のみなさーん、あの悪いやつらが、おじいちゃんをいじめるんですぅ。
サノス家のこと忖度してね♡」
うるうるお目目のローゼちゃん、ちょっと可愛い子ぶりっ子。
ローゼが指さすチンピラたちの方へ「おおー」と叫びながら雪崩を打って突撃していく兵士たち。抱きつかれる前におむつジジイを引っぺがして、放り捨てたローゼ。アリアスの名前で兵隊通してリアカーを借りて、エミリアが集めて守り抜いたおむつを積み込んでいく。
「おむつジジイにグレタさんから伝言」とローゼが叫んだ。「『なっがい頭を抱き枕にしてお昼寝したい』ですって」
「そうか、伝言すまんな」
おむつジジイはそう言い残して、アパートへと帰っていった。入れ歯たちを引き連れて。
これでようやく一件落着。ローゼたちは、パニック状態の町の中を悠然とリアカーを引いてビーチへと戻っていった。
その期待、ちゃんと応えてあげましょう、とローゼはマントと腰マントを一生懸命絞ってから、それらを担いでビーチの端にある雑木林まで走って行く。
木の陰からビーチを窺うと、まだクラゲ野郎は戻って来ていない。このまま魚のえさになってくれていれば儲けもんなんだけれど。なんて考えている間に、クラゲ野郎は戻ってきた。辺りを行ったり来たり、二人を探している様子だ。溺れている、と思ったのか海の中も捜索している。
「とりあえず、アイツが乾燥に弱いのは間違いないようね」ローゼが言った。
「夢の高校生活エンジョイしてませんもんね」
「わたしに良い考えがあるわ」とほほ笑むローゼは、雑木林の中を散策して「うんうん」と頷く。
「どうするんですか?」
「ふっふっふっ、ひみつー」
とりあえずクラゲ野郎の視界に入らないように遠回りをして町に戻る。やって来たのは懐かしのぼろアパート。おむつジジイのお家です。
「こんにちわ―」とローゼ。「――て、まだいたの? アリアス」
相変わらずのおむつ姿。アリアスは、おむつジジイに砂糖粥を作って食べさせてあげている。中身砂糖と水を煮詰めただけで、他の添加物一切なし。
「あれ? グレタさんがいる」とエミリア。数日しかたっていないのに戻って来ていた。
「うん、お口臭いの治ったから」
それを聞いたローゼ、「口臭くなったのって全部おむつジジイのせいだよ。オムツ縛りの術」
「あはははは、知ってる」グレタが笑う。
しばらく和やかな雑談が続いた。グレタは、裏組織再建のために今まで以上に搾り取って来い、と言われたらしい。
おむつジジイが割って入ってきて、ローゼに言った。
「それで、なんじゃぁ? お前さんたち何しに戻って来たんじゃ?」
「クラゲ野郎にやられちゃって」
「クラゲ? ああエイドリアンか。奴は強いぞ。なんせクラゲの悪魔を喰らって、クラゲ野郎になったと言われておるからな」←ってクラゲ野郎って名称過去に浸透?
それを聞いて、無言で顔を見合わせるローゼとエミリア。???
「この間、おむつくれるって言ったでしょ? だから好きなだけ貰って帰ろうかと――」
とローゼが言い終わる前にバタンと扉があいて、どかどかチンピラどもが入ってきた。
「なんじゃ、なんじゃあ?」おむつジジイが慌てふためく。
中央にいるチンピラの兄貴分が叫んだ。
「よう、じいさん、差し押さえた年金だけじゃたんねーんだ。お前の溜まった借金のカタに、今あるもん持っていかせてもらうぜ」
それを聞いたローゼが止める。
「何言ってんの? この間アジトが吹っ飛んだ時に、おむつジジイの借用書も燃えちゃったでしょ!」
「ああ」と言ったチンピラ兄貴が、笑って続ける。「この数日で、これだけのつけを溜めたんだ」
見ると、パブでバカ飲みした代金の紙束。パッと見ただけでも金貨五、六十枚はくだらない。この数日でどんだけ砂糖水飲んでんだよ。
「ストレートじゃもーん、高くつくんじゃ」
つかねーよ。ほんとは何千分の一? 何万分の一? だと思うぞ。
ローゼが呆れている間に、チンピラどもが辺り構わず赤い紙を貼っていく。差し押さえ? まずい差し押さえられる、と驚いたローゼは、チンピラを蹴飛ばしておむつを庇う。
「それだっていただいていくぞ」とチンピラ兄貴。
「渡すおもんですかァ」とローゼ、窓の外へホイホイ放り投げていく。そして叫んだ。
「エミリア!」
「はい!」
エミリアは、放りだされた新品おむつを回収するために、窓から外に飛び出していった。
「新品すら持っていこうとするとは、長年貯めたて熟したおむつも――」とおむつジジイが愕然とする。「渡してたまるもんかぁ」と叫んで、押入れの中に積まれていた長年大事に温めてきた使用済み(時々再使用)おむつを抱えて、「新品だってやらんもんねー」エミリアの後を追って窓から飛び出した。
「あいつ!」とチンピラ兄貴。「財産隠し持っていやがったぞ、追いかけろ」
「へい」と手下ども。
あれ、ただの汚いおむつだけれど、気がついていない様子。
「新品は貰わないと!」とローゼも外に飛び出した。残されたのは、アリアスとグレタだけ。アリアスちょっと寂しそう。
「ばぶばぶ、おねーたん?」
誰もいないことをいいことに、本性丸出し変態レベル。幼児化。変貌。自主規制。
ところ変わって、おむつジジイとローゼリッタ。再戦決定。
おむつジジイが叫ぶ。
「しつこいやつじゃんなぁ、これでも喰らえ!」
「わっ、今度は何?」
投げてきたのはおむつじゃない。ガチガチガチガチ、入れ歯がガチガチ。上下別個のはずなのに、上下の歯を打ち鳴らして飛んでくる。
「ぎゃー!」と叫ぶチンピラども。見ると噛まれてもがいている。
「いったい幾つ入れ歯持ってんのよ!」ローゼがたじろぐ。
「恋人の数だけじゃー」
「プレゼント入れ歯っていったい⁉」
しつこく追いかけるチンピラ兄貴。結構実力あるみたいで、なんとかジジイに食らいつく。
おむつジジイは「しつこいのー」と、ため息交じりでチンピラ兄貴を見やった。
「これでも喰らえ」
ほんとに入れ歯喰らわせたー! 歯みんな砕けて収まっちゃったよ。いろんな菌うつっちゃったよ。もう絶対口臭なおんないよ。
「もがもがもが~」と屋根から転げ落ちるチンピラ兄貴を踏み台にして、ローゼが屋根に飛び登る。レイピアを抜いて追いかけるローゼめがけて飛んでくる入れ歯雨あられ。はたき落そうとすると、ガチガチとレイピアに噛みつく。
「わっわっ、なんか生きてる」
刃にまとわりつく歯を振り落して、ちょうど近くで倒れたチンピラの服でよだれを拭う。
「よく気がついたのー?」と褒めるおむつジジイ。
「何が? 何にも気がついていませんけど……」
「わしの入れ歯は生きておる。正確には入れ歯で虫歯菌を飼っておっての。入れ歯攻撃で人を殺められるように調教しておいたのじゃ」
カエル跳びで迫る入れ歯から身をかわしながら、「そんな危なっかしいこと何のために?」と叫ぶローゼ。
「お前さんたちのような借金取りから身を守るためじゃー」
初めっから殺害して踏み倒す気満々かー! 情状酌量なし決定! ローゼも殺す気モードで、地面に下りたジジイを追いかける。
生き入れ歯は無差別に住人を襲っているようだ。そこら中から老若男女の声が響く。
遠くから馬の蹄の音と叫ぶ声が聞こえる。駐在兵団だ。気を取られたおむつジジイ。その隙をローゼは見逃さない。咄嗟にジジイを捕まえて、しおらしく涙目で大げさに叫ぶ。
「助けて~兵士のみなさーん、あの悪いやつらが、おじいちゃんをいじめるんですぅ。
サノス家のこと忖度してね♡」
うるうるお目目のローゼちゃん、ちょっと可愛い子ぶりっ子。
ローゼが指さすチンピラたちの方へ「おおー」と叫びながら雪崩を打って突撃していく兵士たち。抱きつかれる前におむつジジイを引っぺがして、放り捨てたローゼ。アリアスの名前で兵隊通してリアカーを借りて、エミリアが集めて守り抜いたおむつを積み込んでいく。
「おむつジジイにグレタさんから伝言」とローゼが叫んだ。「『なっがい頭を抱き枕にしてお昼寝したい』ですって」
「そうか、伝言すまんな」
おむつジジイはそう言い残して、アパートへと帰っていった。入れ歯たちを引き連れて。
これでようやく一件落着。ローゼたちは、パニック状態の町の中を悠然とリアカーを引いてビーチへと戻っていった。
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