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第一章 女子大生 真澄 (19歳) NTR 前編
始まり
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狭い和室は熱帯夜のせいもあり、若い男女の人熱れで咽せ返る程の暑さだった。
2ヶ月に渡ったA大庭球部の夏季合宿、今夜はその打上げ、そして今から、恒例の箝口無礼講の2次会が始まろうとしていた・・
他校の男子部員から、羨望と嫉妬を浴びる程、A大の女子部員は美人揃いだった。
その中でも、10年に一人と噂の美貌の美少女が、有村 真澄・・
愛らしい大きな瞳、文字通りの清楚な顔立ちだが、ユニの上からでも分かる成熟した身体が、男達を虜にしていた。
斯く言う俺もその一人で、車座で正面に座る真澄を、チラチラと盗み見ては、微かな溜息を吐いている。
「おい伊崎っ、お前、まだ真澄を・・」
タメの部員が俺を肘で突く。
「テツ、あの娘は岩井サンの物だぜっ、いい加減に諦めて、他の娘にしろって」
「この2次会で告れば、デきるって伝説はマジだぜっ」
男達と同数の女子も時折、さり気無くそんなに熱い視線を投げ掛けている。
そんな中、真澄は落ち着いた表情ながらも、何故か柱の時計を気にしていた。
「あらぁ、真澄ったら、そんなに時間が気になるのぉ?」
「そぉょねぇ?愛しいコーチ、もうじきだものねぇ」
「半年振りの帰国?身体が待ち切れ無いわよねぇ?」
「ち、ちょっ・・先輩ぃ、私、そんなコト・・」
恥じらいを含んだ真澄の声、偶然か?俺と視線が交差した。
俺の脳裏に蘇る、デジャヴの如き昨年の打上げ・・
2ヶ月に渡ったA大庭球部の夏季合宿、今夜はその打上げ、そして今から、恒例の箝口無礼講の2次会が始まろうとしていた・・
他校の男子部員から、羨望と嫉妬を浴びる程、A大の女子部員は美人揃いだった。
その中でも、10年に一人と噂の美貌の美少女が、有村 真澄・・
愛らしい大きな瞳、文字通りの清楚な顔立ちだが、ユニの上からでも分かる成熟した身体が、男達を虜にしていた。
斯く言う俺もその一人で、車座で正面に座る真澄を、チラチラと盗み見ては、微かな溜息を吐いている。
「おい伊崎っ、お前、まだ真澄を・・」
タメの部員が俺を肘で突く。
「テツ、あの娘は岩井サンの物だぜっ、いい加減に諦めて、他の娘にしろって」
「この2次会で告れば、デきるって伝説はマジだぜっ」
男達と同数の女子も時折、さり気無くそんなに熱い視線を投げ掛けている。
そんな中、真澄は落ち着いた表情ながらも、何故か柱の時計を気にしていた。
「あらぁ、真澄ったら、そんなに時間が気になるのぉ?」
「そぉょねぇ?愛しいコーチ、もうじきだものねぇ」
「半年振りの帰国?身体が待ち切れ無いわよねぇ?」
「ち、ちょっ・・先輩ぃ、私、そんなコト・・」
恥じらいを含んだ真澄の声、偶然か?俺と視線が交差した。
俺の脳裏に蘇る、デジャヴの如き昨年の打上げ・・
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