身体がTSしちゃったから、親友を性的にからかって遊んでたら、逆襲されて手込めにされる話

黒鯨白鯨

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身体がTSしちゃったから、親友を性的にからかって遊んでたら、逆襲されて手込めにされる話

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 TS病、それは現代日本に突如として現れた、謎の奇病である。
 主に思春期を迎えた男性に多く発症し、一夜にして性別が変化して身体が女性化してしまうのである。

 原因、発症理由等は完全に不明で、根本的な治療方法も無いが、一時的に変化を押さえ、元の姿(男性)に戻す薬剤が、現在は開発されている。


 ーーーーーーーーー


「しまった、薬持ってくるの忘れちゃった……」

 沢海そうみ紫音しおんは焦っていた。

 一年前、高校一年の時に突如として発症したTS病。
 急に身体が女体化してしまう為、抑制する薬を常時持ち歩いているのだが、今日に限って家に忘れてきてしまったのだ。

 女体化した事により、元々中性的だった紫音の顔は、どことなく原型を残した、美しい少女のそれに変わっていた。
 髪も伸びて背中まで届くストレートになり、身体付きも丸みを帯びた女性っぽい体格に変わっていた。
 特に胸の部分は大きく変貌し、それまで来ていた男性用シャツを大きく押し上げてしまうほどの変化だった。

 慌てて自宅まで帰ろうとした紫音だったが、弱り目に祟り目というか、泣きっ面に蜂というか、運の悪いことは重なるもので、帰宅途中で盛大なゲリラ豪雨に巻き込まれてしまった。

「どうしよう……」

 大雨を浴びてしまい、身体中ずぶ濡れだった。
 シャツも濡れてしまって完全にスケスケ、ブラももちろん着けていなかったので、形の良い大きな双峰は外から丸見えであった。

 なんとか雨宿りできる場所までたどり着き、胸を腕で隠しながらその場にしゃがみこんだ。そこは、シャッターの降りた何かの商店の軒先で、隣にはジュースの自動販売機があった。

 途方に暮れて、しばしそこで雨宿りをしていると、

(やばっ、誰か来る)

 人の気配がして、慌てて身を隠した。
 こんな恥ずかしい姿を誰かに見られたくはない。

 はたしてやって来たその人物は、自動販売機の前で立ち止まると、お金を投入し始めていた。いったいどんな人が来たのか、おそるおそる身を乗り出して覗いてみると、

「あっ、真司……」

 そこにいたのは親友の神坂こうさか真司しんじだった。

 ◆

 真司は紫音の子供の頃からの友人だった。
 ちょっと傲慢な所はあるが、不思議と馬が合い、よく一緒につるんでいた相手だった。

「えっ、お前誰だ?」

 いぶかしむような表情の真司。

(あっ、真司にはTS病の事、言ってないんだった)

 というか、家族以外の誰も紫音がTS病だとは知らない。
 恥ずかしくって、誰にも打ち明けたくなかったのだ。

「何で俺の名前知ってんだよ」

「えっ……あ、学校で時々見かけたから……」

 紫音の声は女体化にともない、声変わりする前の子供の頃の声のようになっていた。ちょっとだけ幼く、男心を擽る、甘い声。

「……そうか、別のクラスの奴かな」

「……。」

「お前、酷い格好だな。ずぶ濡れじゃないか」

「あっ……うん」

「家に寄ってくか? シャワーぐらい貸してやるよ」

「いいの?」

「ああ……」

 少しだけニッと笑う真司。

(やっぱり真司は良いやつだな。見ず知らずの相手を助けてやるなんて)

 この時の紫音は、男の部屋に女が一人で入って行くという事の意味が、よく分かっていなかった。

 ◆

 誰かに見られるのが恥ずかしくて、紫音は傘を差す真司の背中に隠れながら先へ進んだ。なぜか妙にその背中が広く見えるのは、女体化によって少し紫音の背が低くなったせいだろうか。

 真司の家は、近くにある高級マンションの一室だった。真司の親はかなりの資産家らしく、息子をこんな場所に独り暮らしさせる事ぐらい、どうということは無いらしい。

 紫音も何度か来たことのある場所だったので、すんなりと真司のあとに続いて部屋に入った。

「シャワーはそっち、好きに使っていいから」

「うん、ありがとう……」

 ずぶ濡れだったので、すぐにバスルームに向かった。

 濡れた服を脱ぎ捨てるように脱衣場の片隅に置いた。
 かなり引っ張られていたので、シャツが伸びてやしないか心配だった。

 一糸纏わぬ姿になると、バスルームに入った。
 暖かいシャワーを浴びて、ようやく紫音は生き返る思いだった。

 バスルームには大きな鏡が張ってあり、そこには女体化した自分の姿が映っていた。

(こうして見ると、僕って結構可愛いよな……)

 流れるような艶やかな黒髪のストレート。
 染みひとつ無い、白磁のような色白の肌。
 わりとある胸の膨らみに、少しだけくびれた腰回り、年相応のプリっとしたお尻に、ややむっちりとした太もも、そこから伸びるすらりとした脚。

(もし、これが自分じゃなかったら、惚れてしまってるかもね)

 なんてナルシスト気味な妄想に浸っていると、

「えーっと、着替え、外に置いとくから。俺のジャージで悪いけど、他に無いから」

 真司の声で現実に引き戻される。

「うん、分かったー」

 と、その時、紫音はちょっとだけ魔が差してしまった。
 この身体を利用して、真司をからかって遊んでやろうと思ったのだ。

 ◆

 ガラガラ~っと引き戸を開けて、紫音は外に出た。

「ふうっ、助かった……お湯、どうもありがとう~」

「ああ、…………って、オイっ!」

「ん?」

「き、着替え置いといただろっ?!」

 紫音は湯上がりにバスタオル一枚という姿で、部屋の中に入って来ていた。

「あ、ごめんごめん」

 わざとらしく、いそいそと脱衣場に戻る紫音。

(ふふふ、意識してる、意識してる♪)

 紫音はジャージに着替えて部屋に戻って来た。
 が、なんとなくその胸元のチャックのスリットは深い。

「ごめんね?」

 ちょこんと真司の側に座る紫音。
 濡れた髪の、湯上がりの女の子から立ち登る匂い。
 それが真司の理性を激しく揺さぶりに掛かった。

「天気予報だと、ゲリラ豪雨が止むまで、あと二時間ぐらいだって。それまで、居させてもらっていいかな?」

「あ、ああ……いいぜ」


 それからしばらく、なんとなく気まずい沈黙が続いた。
 時計の秒針の音が、妙に大きく聞こえる。

 居たたまれなくなった真司が、先に折れた。

「暇だし、ゲームでもするか」

 ◆

 ゲーム機を用意し、それぞれコントローラを持った。
 スマ○ラは、紫音と真司で散々対戦してきたゲームだ。
 勝率は五分五分といった所だった。

 ゲームスタートし、対戦が始まる。
 いつものように、五分五分の戦いが進む中、紫音が真司にちょっかいを掛ける。

「うーん、そう来るかぁ~」

 そう言いながら、身体を傾けて、胸のスリットが真司から覗き込めるような姿勢に変えてやる。

「ぬっ……んっ……」

 案の定、チラ見してくる真司。
 その隙を利用して紫音は真司のキャラを倒してしまう。

「よし、勝利!」

 ニヤニヤ笑いで真司を見る紫音。

「……。」

 真司は気を取り直してゲームを再スタートさせる。

「ふぅ~、なんか暑くない?」

 わざと音を立てて、ジィィィっとジャージのファスナーを降ろす紫音。

 またもやチラ見してくる真司。
 その隙に倒す紫音。

「真司は、あまりスマ○ラ強くないね」

「ぬぅ~~」

 挑発されて、真司はもう紫音を見ようとしなくなる。
 ちょっとだけジャージの胸元を広げてやったりしてもダメだった。

(つまんないな、これじゃ)

 紫音は座ったまま擦り寄るように移動して、真司のやや斜め後ろにピッタリと身体を寄せて座る。

 紫音のわりとあるおっぱいが、ジャージ越しに真司の背中に、むにゅっと触れる。

「ぬっ!」

 ちょっと移動して逃げる真司。
 追いかけてまた、むにゅっとやる紫音。

 また逃げる真司。
 またむにゅっと紫音。

 逃げる。
 むにゅっと。

 逃げ。
 むにゅ。

 逃げ……

 ずに、真司は静かにコントローラを床に置いた。

「あ……」

 それから紫音の方を振り向いたときの真司の顔は、長年連れ添った紫音ですら、初めて見る顔であった。

(やばっ、本気で怒らせちゃった……)

「あはは……ごめん、ちょっと、やり過ぎちゃった、ね……」

「……。」

 紫音は真司からやや後退りながら、

「……ほんと、ごめん」

 そう言ってこうべを垂れた。

 だが、そのしおらしい姿は、真司に残った最後の理性のタガを、外させる事になってしまった。

 実は、真司は怒っていたのではない。欲情していたのだ。


 ◆


 突如、ガバッと紫音にのし掛かってくる真司。

「お前がいけないんだからな、こんな、こんな格好で、挑発してきやがって……っ!」

 紫音は肩口を捕まれて、床に押し倒された。
 したたかに後頭部が床に打ち付けられて、痛い。

「えっ……ま、待って……ちょっと」

 真司を押し退けようとする紫音、だけど真司の力は思いの外強く、びくともしない。

(こんなに真司の奴、強かったっけ……)

 実は真司が強くなったのではなく、紫音が女体化して弱くなったのだ。単純な力比べでは、どうしても女性の方が分が悪い。

 真司はジャージのファスナーに手を掛ける。

「や、やめ……っ」

 制止の声を無視して、真司はファスナーをジィィィっと一気に降ろす。上着がはだけて、紫音の豊かな果実が二つとも外気にまろび出る。

「ま、待ってよ、僕は……」

 本当は紫音なんだ、って言う暇もなく、
 いきなり真司に両胸を鷲掴みにされた。

「うあっ! ああっ!」

「こんな立派なもん、さんざん見せつけてくれやがって!」

 円を描くように紫音の両胸を揉みしだく真司。
 男に触られるなんて、嫌なはずなのに、胸から広がっていく甘美な快感に、紫音は戸惑いを覚えた。

「お前のおっぱい最高だぜ、マシュマロみたいに柔らかくて、指に吸い付いて来そうなぐらい、滑らかだ」

「ああっ……なんで……こんな、に……あっ」

 自慰オナニーをするときは、いつも男の身体でやっていた。だから紫音は女の身体の感じ方を知らない。それを今、真司の手によって強引に教えられようとしている。

 抵抗が弱まったのを感じ取った真司は、片手では掴みきれないぐらいの巨乳の頂きにある、以外と可憐で薄い桜色の乳首へ、舌を這わせていく。

「……あ……は……ッ」

 片方のおっぱいを揉みしだき、もう片方のおっぱいを舌で舐めしゃぶる。特に敏感な乳首は重点的に舐め上げる。舌で転がし、嬲りあげ、時に口に含んでちゅうちゅうと吸い上げる。

「あはっ……なんでっ……き、気持ち、いい……ぁ……ちから、入んない……うそ、だぁっ……」

 たっぷりと舐め転がして楽しんだ後、今度は左右交代して反対側の乳首を舌で嬲りあげ、反対側のおっぱいを指で揉む。

「あふぅっ!」

 こちらもたっぷりと舐め転がして、紫音の乳首を苛め抜き、散々鳴かせてやってから、また反対側へ。

 何往復かして、両乳首の感度を最大限に高めてやったのち、最後の仕上げとばかりに音を立てて、ずちゅっ、ずちゅっ、と少し強めにおっぱいを吸い上げる。

「あんっ、あっ、あっ、あっ……ダメッ、おっぱい、吸われてる~~~っ……くううっ!」

 乳首だけで軽くアクメをキメた紫音の身体が、びくんびくんと弾ぜた。

「ずいぶん気持ち良さそうじゃねーか。乳首責められるの好きか?」

「あっ……はぁっ……はぁっ……変だよぉ、この身体ぁっ……」

 男のときより、ずっと強く感じる。それは女の身体だから、というだけではなく、自分でやる自慰オナニーと、他人から受ける愛撫ぺッティングの差でもあるのだが、今の紫音は快感と混乱のあまり、その違いも良く分からなくなっていた。

 紫音が荒い呼吸を整えている間に、真司はジャージのズボンをずり下げて、脱がせてしまう。女の子にとって最も大事な部分は、抵抗する間もなく、真司の眼前に晒される事になった。

「やめろっ……もう、やめろよぉっ……」

 紫音の秘所は、薄いアンダーヘアに守られている以外は、色素沈着も何もない、疑うこと無いまっさらの新品であった。

 真司は遠慮なく秘所に顔を埋め、縦スリットに沿って舌で舐め上げる。

「んひぃっ♡」

 ぴくんと反応して、本能的に逃れようとする身体を強引に押さえつけ、スリットを何往復か舐め上げたのち、いよいよ本命の一番敏感な肉芽へと舌が這わされる。

「あっ、あっ、あっ、そこ……はっ……」

 これから始まる本格的な責めの予兆に、紫音は怯えと期待が混ぜ合わさった、泣き声にも似たか細い声を上げた。

 真司はほくそ笑みながら、皮を被ったままの肉芽に舌を押し当て、周囲をなぞるように舌を蠢かす。

「ん~~~っ! んんっっ!」

 声も上げられず悶絶する紫音。
 真司はさらに舐め転がし、敏感な肉芽を弄んでいく。

「んっ♡ ……あ、ふ、……っ♡ ……あー……♡♡」

 真司は両手を伸ばして、紫音のおっぱいへと向かわせる。
 両乳首を捕らえると、少し強めにコリコリと転がしながら、肉芽を舐める舌の速度も上げていく。

「あ、ああああぁぁぁっ! だ、めっ、それ……だめぇ、だめだよぉぉっ! あひぃぃ!」

 敏感な三突起を一度に全部責められて、紫音は普段からは想像できないぐらい激しく身体を悶えさせ、淫らな声を上げて喘いだ。

 いやらしい真司の愛撫によって、紫音はどんどん高みへと追い詰められていく。その先にあるところまで、このまま連れていかれてしまったら、紫音の中で決定的な何かが壊れてしまいそうで、恐ろしかった。

「あぁっ、あぁっ、あぁぁ!イキたくない!イキたくない!嫌あぁぁあぁぁぁぁっ!」

 真司は紫音への責めに容赦はしなかった。
 舐め上げていた肉芽を甘噛みし、乳首も指で摘まんで少し強めに弄る。

「あっ! んっくぅぅぅううううっ!!!」

 身体を弓なりに反らせながら、びくんびくんと震わせて、紫音は初めて女の喜びアクメを知った。

「うぁっ……これが……女の子の……絶頂、あっ……すご……いっ……」

 放心状態の中、うわ言のように呟く紫音。
 永遠に忘れられない何かが、自分の中に刻み込まれた。
 そう感じた。

「へへっ、そんなに良かったか? まあ、女は男の10倍気持ち良いっていうからな。もう男に戻る気無くなるかもな」

「えっ……それって、もしかして……」

 びっくりして真司を見る紫音。

「ああ、気が付いてたぜ、紫音」

「い、いつから、分かってたの?」

「最初から怪しいと思ってた。着ていた服はなんとなく見覚えがあったし、俺の部屋に初めて来たにしては、妙に落ち着いてたし」

「……。」

「確信したのは、スマ○ラだ。戦い方が、まったく紫音のやり方と同じだった」

「わ、分かってるなら、もういいだろ? 僕は紫音で、男なんだから……」

「この姿、やっぱりTS病か?」

「……うん」

「じゃあ、今のお前は、女じゃねーか。何の問題もねぇだろ?」

「えっ……そんなっ……」

「つーか、男とか女とか、もうそんな事どっちでもいい」

 紫音がまだ呆然としている内に、真司は次の段階へ事を進める。カチャカチャと音を立てながらベルトを外し、ズボンを脱いで野太いぺニスを露にした。

(……っ! 男のときの、僕より、ずっと大きい……)

 雄として、生物的に負けたと思った。その思いが、そのまま真司のぺニスへの恐怖心となって紫音に襲いかかる。

 真司は野太いぺニスに手を添え、まだ汚れを知らない紫音の純潔へ、その先端部分を当てがった。

「待ってよ……この一線だけは越えちゃダメだ、これを、越えたら……僕と真司は、もう……」

「ここまで来て、我慢出来ねえよ……良いじゃないか、そんな事、とっとと越えちまおうぜ」

 真司は紫音の腰を掴むと、全筋肉をフル動員して、一気に野太いぺニスをぶち込んだ。

「い、嫌あっ、……あ゛ぐっ……ぐっ、ぐっ……あ゛っ……」

 いきなり最奥までぶち抜かれ、あまりの痛みに目の焦点がぼやけるほどだった。紫音は信じられないといった表情で、目を大きく見開き、口をぱくぱくさせて、その衝撃を必死に受け止めた。
 床には処女を奪われた証である赤い液体が、ぽたぽたと垂れ落ち、染みを作っていた。

「酷いよ……真司……こんなの……親友、だって……思ってた、のに……」

 つうーっと涙が紫音の頬を伝わって流れ落ちた。

 居たたまれなくなった真司は、紫音の身体を優しく抱き締めて、しばしそのままでいた。

「なあ、紫音。いまお前が、どれだけ可愛い女の子の姿してるか、分かるか?」

「それは……」

 紫音はバスルームの鏡に映った自分の姿を思い出していた。

「そんな可愛い姿で、挑発してきやがって……」

「その事は謝るから……謝るから、もう止めてくれよ」

「それは無理、もう我慢できねぇよ……そろそろ動くぜ、紫音」

「あっ……ぐっ……」

 ゆっくりとした動きで抽送が始まった。
 再びぶり返してきた痛みに、紫音は泣き叫んだ。

「い、痛っ……痛いっ……裂けちゃうっ……あぐっ」

 真司は辛抱強く抽送を続け、紫音がぺニスに馴染んで行くのを、ゆっくりと待った。

「もう、いいだろ……やめろよ、もう……」

 涙目になって訴える紫音。

「たっぷり濡らしてあるから、だんだん順応してくるさ、もうちょっと辛抱してろ」

 それからどれぐらい時が経ったのか、何度も何度も緩い抽送を受けているうちに、やがて紫音にとっては恐ろしい事に、本当に身体が順応し始めていた。

 それは真司の野太いぺニスによって、紫音の身体と心とが、女に造り変えられていく、瞬間でもあった。

「うそ……うそだ……こんなのっ……あ、あ、あ、あ」

「へへっ、俺のぺニスに感じ始めたようだな」

「うあっ、あっ、あっ、あっ、ああああぁぁぁっ!」

「ならもう遠慮はいらねぇな」

 真司は抽送速度を上げていく。
 最初は痛いだけだったぺニスの突き入れが、やがて鈍い快感を伴うようになり、ひと突き毎に快感の度合いが増してくる。

「あっ♡あっ♡あっ♡い、い、嫌だぁっ、も、もうっ、いやっ、いうっ♡」

「紫音の中、すごく良いぜ……ぎゅうぎゅう締め付けて来やがる……」

 やがて抽送は本気ピストンへ。
 この頃になると、もう完全に快感が痛みを上回っていた。

「真司、怖いよ……僕の身体、僕のじゃ、なくなっちゃう……ああっ♡」

「なに言ってやがる、お前はお前だろ」

「違う、こんなの僕じゃない……僕じゃないんだ」

 端から第三者が見れば、同級生の男子に犯される黒髪の美少女、にしか見えないだろう。

 今の自分は黒髪の女の子。
 それを認めるのが紫音は怖かった。

「あッ♡あっ♡う、う、う、うぅぅ……あっ♡あっ♡あっ♡」

 そんな紫音の葛藤を、圧倒的な快感が、塗り潰していく。
 思考がピンク色に犯されて、何も考えられなくなっていく。

「うあぁぁっ! 真司、真司っ!」

「紫音、俺も……もうっ……」

 ラストスパートを掛けて、ますます激しくなる抽送。
 その先に何があるのか、紫音は朧気ながら理解していたが、快楽の荒波に翻弄される中で、もう抗う気力も体力も残っていなかった。

「紫音っ! もう、射精るっ!射精るっ!」

 どくんっ! どくんっ、どくんっ、どくん~~~~っ。

「ああっ……中で……真司のが……熱いいぃぃっ♡」

 熱い白濁液を、並々と子宮に膣内射精なかだしで注ぎ込まれて、紫音はぴくぴくと痙攣しながら、ひどく重い2回目のアクメを迎え入れた。

「くうっ……うねってやがる、紫音の中、うねって……」

 真司は紫音の身体にぎゅうっとしがみついて、最後の一滴までも紫音の中に注ぎ込んだ。

 野太いぺニスが紫音の膣内から引き抜かれると、ぽっかりと開いた膣口から、逆流してきた白濁液が、とろとろと垂れ流れて来た。

 ◆

「うっ……あっ……あ……何度も止めてって言ったのに……酷いよ、真司は……う、ううっ」

 さめざめと泣く、紫音。
 そんな紫音を、真司は抱き締めて頭を優しく撫でてやり、

「ごめん、紫音があまりにも可愛すぎて、途中で止めるの無理だったんだよ……」

「……そんなに可愛い? 僕?」

「あ、ああ……」

 紫音は少し考えた後、なんとなく目を泳がせながら、

「……ふん、そんな言葉ぐらいで、騙されたりなんかしないんだからね」

「おっ、その言い方、なんかツンデレっぽいな」

「だ、か、ら~~~!」

 不意に、真司は紫音に唇を重ね合わせた。

「んっ!……んんっ……んっ……」

(これ、僕の……初めてのファーストキス、なのに……)

 紫音は、なされるがままに受け入れ、真司と舌を絡め合わせた。


 ◆ ◆ ◆


「お前さー、俺とどっかへ行くとき、なんでいつも抑制薬飲み忘れるんだよ」

「えーっ? たまたまだよ、たまたま~♪」

 ちょっとイタズラっぽい笑みを浮かべる、紫音。

(こいつ、絶対わざと飲み忘れて俺の事からかって遊んでるな……)

 でなきゃわざわざ、こんなに可愛い服を着てくる訳がない。

「というか、なんか、男の状態だと、真司に負けてるような気がするんだよ、なんとなく……」

「はあ? 何の話だ?」

「分かってないならいーよ。それより、そろそろ時間だろ、早く映画館行こうよ」

「ああ……」

 実際のところ、TS状態の紫音は相当可愛くて、真司の脳内ランキングではクラス1位の座を占めており、目下そのランキングは学年、校内、の範囲にまで拡大中である。

 それに、並んで歩いてると道行く男たちの中には、嫉妬めいた視線を送ってくる奴もいて、妙な優越感に浸れたりもするのだ。


 映画見て、そのへんちょっとぶらぶら歩いて、飯でも食って、そしてその後は……。


 ◆

「あぁん♡ んあぁん♡ あっ……♡」

「へへっ、良い声で鳴くようになってきたじゃねぇーか」

 一緒に何処かへ出掛けた帰りは、必ず最後に真司の部屋に行く。これがなんとなく決まっている暗黙の了解。
 まあ、学校でムラムラして放課後に真司の部屋に直行、の時も少なからずあるが……。

 今も正常位の姿勢で、紫音は真司に挿入されている。

 真司が野太いぺニスを振るって、紫音の膣壁を抉り込む度に、ぬちょっ、ぬちょっという淫らな水音と、紫音が甘く上げる喘ぎ声とが、部屋に響き渡っていた。

「あううっ♡ ねえ、僕たちって、どういう関係、なのかな……ああっ♡」

 セフレだろ、という言葉が思い浮かび掛けて、真司はなんとなくそれを否定した。そんな安っぽい関係で表現したくない。そう思えたのだ。

「親友、じゃねーの?」

「それは、真司が僕をレイプしたときに終わっちゃった」

「じゃあ、なんなんだよ、普通の友人か?」

「普通の友人が、ここまでするかな?」

「それなら……」

 真司は少し躊躇しながら、

「こ、恋人とか……か?」

「ぷ、ぷふふっ……そんな恥ずかしい事、良く言えるね~」

「………お前、やっぱ俺をからかって遊んでるだろ!」

 真司はお返しとばかりに、もっと激しく紫音の中に突き入れてやる。


 ぬちょっ! にゅぷっ!じゅぷっ! にゅちっ!


「絶対にお前を手離さないからな、紫音っ! くううっ!!」

 おっぱいを両方とも鷲掴みにして揉みしだきながら、ラストスパートを掛けて野太いぺニスで紫音の最奥をノックし続ける。

「はぁ、あっ、んんっ!♡ あんっ♡ 真司♡ しんじぃ~♡ んっんっ!♡ あん……っ♡」

 蕩け切った表情の紫音。
 完全に悦楽の虜になっていた。

「もう、このまま、女のままでいろよ、俺は、お前無しじゃ、もう……くっ! もう、射精るっ、射精るっ!!」

 どぴゅっ! どぴゅ~~~~~っ、どぴゅっ、どぴゅっ。

「あはぁンっ!♡ ああん♡ ああっ!♡ イクっ♡ イクうううぅぅぅっ!!」


 黒髪を振り乱しながら、身悶えして喘ぎ泣く、紫音。
 その姿は、同級生の男に膣内射精なかだしされて淫らに喜ぶ、黒髪ストレートの美少女のそれだった。

 紫音は、多幸感にも似た、頭が真っ白になりそうなぐらい激しい快感の中で、ポツリと、

「……うん、そうするのも、悪くない、かな」

 と、真司に打ち明けた……。



 ーーーーーーーーー


 TS病の発生理由は、いまだ明らかにはされていない。

 一説によると少子化の進む先進国での対策処置として、人為的にばら蒔かれたウイルスが原因なのではないか、とも言われている。

 信じるか信じないかは、あなた次第。
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