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piece3 持てる者と、持てない者
あと、30分
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カンナが、ふふっと笑いを零す。
「その次の日ね。私、わざとエリカにくっつきまくったの。エリカは何にも知らないから、私を従えたまま、剛士くんのとこ行くじゃん」
身を固くしている悠里に、更に詰め寄り、カンナは笑った。
嬉しそうに笑いながら、話し続けた。
「剛士くんがね、チラチラ私のこと見るの。エリカは何にも気づかずに、いつも通り楽しく剛士くんに話しかけてんの。でも剛士くんは上の空なわけ。だって、私のこと考えてるからね」
そうして当時の状況を、台詞も交えて詳細に語る。
「『ちょっと剛士、聞いてるー?』って、エリカが怒ったの。でも剛士くん、私に告白されたなんて、エリカに言えるわけないじゃん? バレたくないじゃん? だからただ、困った顔して、ひたすらエリカに謝ってた」
無機質な光を放っていたカンナの目が、トロリと恍惚の色を浮かべた。
その異様な目つきに、悠里は戦慄する。
「エリカと一緒にいるのに。エリカが話しかけてんのに。あのとき剛士くんの心は、私でいっぱいだった。私だけを、見てた」
あははっと、カンナが甲高い笑い声を上げた。
ビクッと、悠里は肩を竦ませる。
剛士が、切れ長の瞳に深い憂いをたたえて言った言葉の意味が、いま、はっきりとわかった。
『あいつは俺の思う、一般的な常識とか、倫理観が通じない』
『俺にとって、得体の知れない人間だった』
まさに、その通りだ。
悠里にも、カンナの価値観は理解できない。
まったく、悠里の思う常識や倫理観から、かけ離れていた。
悠里は必死に、カンナの異様な目から顔を逸らした。
しかしカンナが、逃すまいとするように、悠里の襟首を両手で掴む。
カンナは、呻くように言った。
「……私は、知ってるの」
悠里は声を出すこともできず、涙を浮かべてカンナを見る。
「バスケが上手いだけじゃなくて、礼儀正しくて、さりげない気遣いができて、みんなのために動いてくれる、頼もしい剛士くん。誰かが傷つかないように、ひとりでそっと傷を請け負ってくれる、優しい剛士くん。エリカのこと――自分の彼女のこと、本当に大切にして、愛を捧げてくれる、一途な剛士くん」
カンナの両手に力が込もり、悠里の首元を締め付ける。
「アンタなんかよりも、ずっとずっと。私は剛士くんのこと、知ってる」
「……うっ」
ギリギリと襟首を締め上げられ、悠里は恐怖と痛みに喘ぐ。
「どうしてエリカじゃないのよ。相手がエリカなら、私許せたのに。どうして剛士くんは、エリカを手放しちゃったのよ……」
目の前にある、底知れぬ闇を前に、悠里の胸は震える。
カンナの、歪んだ剛士への思い、エリカへの劣情。
「エリカじゃないなら、私だっていいじゃない。私を見てくれたっていいじゃない。私にしてくれたって、いいじゃないの……!!」
「うぅ……っ!」
「エリカと別れてからね。私もう一度、剛士くんに言ったの。付き合ってって。そしたら『貴女をそんなふうに見れません』って。そのときは、私の顔、見てもくれなかったの」
カンナの手は容赦なく、悠里に向かって力を込め入れた。
逃れようと脚をバタつかせる悠里の首元を離さず、乱暴に引き寄せる。
「酷いよね。私が、エリカの親友だから。エリカの親友だってだけで、永遠に、私は剛士くんに見て貰えない。私はずっとずっと、こんなに好きなのに!」
悠里への激しい嫉妬心が、カンナの憎しみの炎を燃えたぎらせる。
「どうして、アンタなのよ。どうしてバスケ部でもないアンタが、剛士くんに選ばれんのよ!!」
悠里に伸し掛かりそうな勢いで、カンナが迫ってきた。
悠里は恐怖に震えながら、必死に彼女の強い手から逃れようとした。
そのとき、悠里の鞄から、スマートフォンの振動が聞こえた。
悠里のスマートフォンは、3度柔らかく震えた後、また静かになった。
メッセージだ。
悠里とカンナも、ユタカも後輩たちも。
一瞬、我に返ったように、床に放り投げられていた悠里の鞄に目を向けた。
カンナは悠里の襟首から手を離し、すぅっと立ち上がる。
そうして、真っ直ぐに悠里の鞄へと向かった。
悠里は痛む首を押さえ、小さく咳き込む。
カンナが、鞄のポケットから悠里のスマートフォンを探り当てた。
画面に表示されたものを見た瞬間、カンナの目に、暗い炎が宿る。
「……アンタ、これから剛士くんと、会うんだ?」
カンナは、通知画面に映った剛士のメッセージを読み上げた。
「『こっちは終わったよ。駅前のカフェで待ってる』だってさ?」
グッと唇を噛み締めた悠里を見下ろし、カンナが白々しく笑った。
「あ、そうなんだー! ちょうど良かった! 私もね? この後、エリカと会う約束してるんだ」
腕時計を指し、カンナが明るい声を上げた。
カンナの声音の変化について行けず、悠里は警戒に身を固くし、彼女の動きを注視する。
「だから、アンタにかまってあげられるのも、あと30分かな」
――30分。
あと30分耐えれば、解放される?
ゴウさんに、会える?
カンナの口から出た制限時間に、悠里は思わず期待してしまう。
笑っていたカンナの口元が、ふいに固く結ばれた。
淡い期待が、手から滑り落ちそうになり、悠里はぎゅっと両手を握り締める。
カンナは悠里を見下ろし、言った。
「……私ね、実家が遠方なの。でも、どうしてもマリ女に通いたくてね。親に無理言って、高校3年間は、親戚ん家でお世話になって、通ってたんだ」
唐突に語られるカンナの身の上に、悠里は耳をそばだてる。
「大学も、こっちで決めて。1人暮らしして、通うつもりだったんだ。そんなふうに両親と話し合って。許して貰ってたはずだったんだ」
でもね、と続くカンナの声が、震えた。
「卒業式の前日の夜にね、言われたの。地元帰って来いって。大学の入学金も学費も。実は払ってないからなって。私に、こっちの大学を許した覚えはないって。浪人していいから、地元の公立大学を受験し直せって」
やるせない怒りに、カンナの顔が青ざめた。
その目は悠里に向けられてはいたが、悠里を見てはいなかった。
「はは、どうしようもないよね。そんな急に言われたって、私1人で入学金に学費なんて大金、払えないし」
全てを諦めたような、乾いた笑いを交えて、カンナは言った。
「だから私、明日実家に帰るんだ。多分もう二度と、こっちには戻れない。親が許さないから。今日エリカに会って、このこと話すの。そして……お別れするんだ」
そこでカンナは言葉を切り、冷ややかな目で、悠里を見下ろした。
「……アンタ今、ホッとしたでしょ。私が明日から、いなくなるんだって。エリカにも剛士くんにも、一生会えなくなる私に、ざまぁって、思ったでしょ」
悠里は慌てて、かぶりを振る。
そんなことは、露ほども頭に浮かばなかった。
いくら自分に危害を加えてきた相手とはいえ、いま語られた理不尽な境遇を笑おうなどとは、悠里にはとても思えない。
カンナが、手に持っていた悠里のスマートフォンを、振り上げた。
「ムカつくのよ、アンタ。良い子ぶってるけど、実際のところ、自分が恵まれてるから他人に優しくできる余裕があるだけってことに、気づいてない」
カシャンッ!と悠里のスマートフォンが、床に叩きつけられた。
悠里は反射的に腕を伸ばし、ほんの数十センチ先に転がったそれを、拾おうとした。
四つん這いの姿勢になった、悠里の身体。
そのみぞおちを、カンナが思い切り蹴り上げる。
「ひぅっ……!!」
悠里よりも10センチ以上身長が高く、体格の良いカンナからの暴力。
悠里の華奢な身体は、不自然な形で浮き上がり、グラリと床に倒れ込んだ。
何をされたのかすら、わからないまま。
悠里は、重く激しく、熱い痛みに痙攣するお腹の上を押さえる。
無意識のうちに背中を丸め、身を縮こまらせる。
悠里は、脂汗と涙が滲み出る顔を、歪ませた。
息が、できない。
吸おうと喘ぐ度に、鈍く、それでいて刺すような鋭い痛みに襲われ、呼吸をすることに、恐怖を覚える。
悠里は床に這いつくばったまま、耐え難い苦痛に怯え、全身を強張らせることしかできなかった。
「その次の日ね。私、わざとエリカにくっつきまくったの。エリカは何にも知らないから、私を従えたまま、剛士くんのとこ行くじゃん」
身を固くしている悠里に、更に詰め寄り、カンナは笑った。
嬉しそうに笑いながら、話し続けた。
「剛士くんがね、チラチラ私のこと見るの。エリカは何にも気づかずに、いつも通り楽しく剛士くんに話しかけてんの。でも剛士くんは上の空なわけ。だって、私のこと考えてるからね」
そうして当時の状況を、台詞も交えて詳細に語る。
「『ちょっと剛士、聞いてるー?』って、エリカが怒ったの。でも剛士くん、私に告白されたなんて、エリカに言えるわけないじゃん? バレたくないじゃん? だからただ、困った顔して、ひたすらエリカに謝ってた」
無機質な光を放っていたカンナの目が、トロリと恍惚の色を浮かべた。
その異様な目つきに、悠里は戦慄する。
「エリカと一緒にいるのに。エリカが話しかけてんのに。あのとき剛士くんの心は、私でいっぱいだった。私だけを、見てた」
あははっと、カンナが甲高い笑い声を上げた。
ビクッと、悠里は肩を竦ませる。
剛士が、切れ長の瞳に深い憂いをたたえて言った言葉の意味が、いま、はっきりとわかった。
『あいつは俺の思う、一般的な常識とか、倫理観が通じない』
『俺にとって、得体の知れない人間だった』
まさに、その通りだ。
悠里にも、カンナの価値観は理解できない。
まったく、悠里の思う常識や倫理観から、かけ離れていた。
悠里は必死に、カンナの異様な目から顔を逸らした。
しかしカンナが、逃すまいとするように、悠里の襟首を両手で掴む。
カンナは、呻くように言った。
「……私は、知ってるの」
悠里は声を出すこともできず、涙を浮かべてカンナを見る。
「バスケが上手いだけじゃなくて、礼儀正しくて、さりげない気遣いができて、みんなのために動いてくれる、頼もしい剛士くん。誰かが傷つかないように、ひとりでそっと傷を請け負ってくれる、優しい剛士くん。エリカのこと――自分の彼女のこと、本当に大切にして、愛を捧げてくれる、一途な剛士くん」
カンナの両手に力が込もり、悠里の首元を締め付ける。
「アンタなんかよりも、ずっとずっと。私は剛士くんのこと、知ってる」
「……うっ」
ギリギリと襟首を締め上げられ、悠里は恐怖と痛みに喘ぐ。
「どうしてエリカじゃないのよ。相手がエリカなら、私許せたのに。どうして剛士くんは、エリカを手放しちゃったのよ……」
目の前にある、底知れぬ闇を前に、悠里の胸は震える。
カンナの、歪んだ剛士への思い、エリカへの劣情。
「エリカじゃないなら、私だっていいじゃない。私を見てくれたっていいじゃない。私にしてくれたって、いいじゃないの……!!」
「うぅ……っ!」
「エリカと別れてからね。私もう一度、剛士くんに言ったの。付き合ってって。そしたら『貴女をそんなふうに見れません』って。そのときは、私の顔、見てもくれなかったの」
カンナの手は容赦なく、悠里に向かって力を込め入れた。
逃れようと脚をバタつかせる悠里の首元を離さず、乱暴に引き寄せる。
「酷いよね。私が、エリカの親友だから。エリカの親友だってだけで、永遠に、私は剛士くんに見て貰えない。私はずっとずっと、こんなに好きなのに!」
悠里への激しい嫉妬心が、カンナの憎しみの炎を燃えたぎらせる。
「どうして、アンタなのよ。どうしてバスケ部でもないアンタが、剛士くんに選ばれんのよ!!」
悠里に伸し掛かりそうな勢いで、カンナが迫ってきた。
悠里は恐怖に震えながら、必死に彼女の強い手から逃れようとした。
そのとき、悠里の鞄から、スマートフォンの振動が聞こえた。
悠里のスマートフォンは、3度柔らかく震えた後、また静かになった。
メッセージだ。
悠里とカンナも、ユタカも後輩たちも。
一瞬、我に返ったように、床に放り投げられていた悠里の鞄に目を向けた。
カンナは悠里の襟首から手を離し、すぅっと立ち上がる。
そうして、真っ直ぐに悠里の鞄へと向かった。
悠里は痛む首を押さえ、小さく咳き込む。
カンナが、鞄のポケットから悠里のスマートフォンを探り当てた。
画面に表示されたものを見た瞬間、カンナの目に、暗い炎が宿る。
「……アンタ、これから剛士くんと、会うんだ?」
カンナは、通知画面に映った剛士のメッセージを読み上げた。
「『こっちは終わったよ。駅前のカフェで待ってる』だってさ?」
グッと唇を噛み締めた悠里を見下ろし、カンナが白々しく笑った。
「あ、そうなんだー! ちょうど良かった! 私もね? この後、エリカと会う約束してるんだ」
腕時計を指し、カンナが明るい声を上げた。
カンナの声音の変化について行けず、悠里は警戒に身を固くし、彼女の動きを注視する。
「だから、アンタにかまってあげられるのも、あと30分かな」
――30分。
あと30分耐えれば、解放される?
ゴウさんに、会える?
カンナの口から出た制限時間に、悠里は思わず期待してしまう。
笑っていたカンナの口元が、ふいに固く結ばれた。
淡い期待が、手から滑り落ちそうになり、悠里はぎゅっと両手を握り締める。
カンナは悠里を見下ろし、言った。
「……私ね、実家が遠方なの。でも、どうしてもマリ女に通いたくてね。親に無理言って、高校3年間は、親戚ん家でお世話になって、通ってたんだ」
唐突に語られるカンナの身の上に、悠里は耳をそばだてる。
「大学も、こっちで決めて。1人暮らしして、通うつもりだったんだ。そんなふうに両親と話し合って。許して貰ってたはずだったんだ」
でもね、と続くカンナの声が、震えた。
「卒業式の前日の夜にね、言われたの。地元帰って来いって。大学の入学金も学費も。実は払ってないからなって。私に、こっちの大学を許した覚えはないって。浪人していいから、地元の公立大学を受験し直せって」
やるせない怒りに、カンナの顔が青ざめた。
その目は悠里に向けられてはいたが、悠里を見てはいなかった。
「はは、どうしようもないよね。そんな急に言われたって、私1人で入学金に学費なんて大金、払えないし」
全てを諦めたような、乾いた笑いを交えて、カンナは言った。
「だから私、明日実家に帰るんだ。多分もう二度と、こっちには戻れない。親が許さないから。今日エリカに会って、このこと話すの。そして……お別れするんだ」
そこでカンナは言葉を切り、冷ややかな目で、悠里を見下ろした。
「……アンタ今、ホッとしたでしょ。私が明日から、いなくなるんだって。エリカにも剛士くんにも、一生会えなくなる私に、ざまぁって、思ったでしょ」
悠里は慌てて、かぶりを振る。
そんなことは、露ほども頭に浮かばなかった。
いくら自分に危害を加えてきた相手とはいえ、いま語られた理不尽な境遇を笑おうなどとは、悠里にはとても思えない。
カンナが、手に持っていた悠里のスマートフォンを、振り上げた。
「ムカつくのよ、アンタ。良い子ぶってるけど、実際のところ、自分が恵まれてるから他人に優しくできる余裕があるだけってことに、気づいてない」
カシャンッ!と悠里のスマートフォンが、床に叩きつけられた。
悠里は反射的に腕を伸ばし、ほんの数十センチ先に転がったそれを、拾おうとした。
四つん這いの姿勢になった、悠里の身体。
そのみぞおちを、カンナが思い切り蹴り上げる。
「ひぅっ……!!」
悠里よりも10センチ以上身長が高く、体格の良いカンナからの暴力。
悠里の華奢な身体は、不自然な形で浮き上がり、グラリと床に倒れ込んだ。
何をされたのかすら、わからないまま。
悠里は、重く激しく、熱い痛みに痙攣するお腹の上を押さえる。
無意識のうちに背中を丸め、身を縮こまらせる。
悠里は、脂汗と涙が滲み出る顔を、歪ませた。
息が、できない。
吸おうと喘ぐ度に、鈍く、それでいて刺すような鋭い痛みに襲われ、呼吸をすることに、恐怖を覚える。
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