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piece10おまけのお話 悠里と拓真
甘えてもいいのかな
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拓真の優しい声が、耳に届く。
『ゴウはね。絶対、悠里ちゃんの言葉、聞いてくれるよ?』
「……うん」
『だから、もし何かあったらさ。我慢しないで、何でも、ゴウに話しな?甘えな?』
「……うん」
泣いてしまいそうになり、悠里は唇を噛んだ。
「……拓真さん」
『ん?』
「私、甘えてもいいのかな……」
思わず、ぽろりと不安を口にしてしまう。
『あったりまえでしょー!』
拓真が、悠里の弱気を明るく笑い飛ばしてくれる。
『思いっきり甘えなよ! 悠里ちゃんが甘えたら、そんなのゴウにとって、ご褒美でしかないから!』
拓真の勢いに、悠里は吹き出してしまう。
「ご褒美?」
『そうだよ!』
拓真が、大きな肯定をみせた。
『ゴウは、もともと人に頼られたい、世話焼き人種だし!他でもない悠里ちゃんに頼られたら、嬉しいに決まってんじゃん』
むしろ、と拓真は続ける。
『悠里ちゃんに頼って貰えなかったら、ゴウは悲しいよ?』
「……うん」
『……まあ、話せること、話せないことって、あるかも知れないけどさ。忘れないで、悠里ちゃん』
拓真は優しい声で、言った。
『ゴウは、悠里ちゃんの傍にいるよ』
不安を抱えたままの悠里の心に、深く染み入る声だった。
『ゴウはね。いっつも悠里ちゃんのネックウォーマー付けてるから』
「ふふ……嬉しいな」
涙を堪え、悠里は微笑んだ。
拓真が、ナイショね? と言って、教えてくれる。
『ゴウってば、すごい大事そうにしてたからさ。クラスのヤツらに、誰から貰ったのって聞かれたんだ。そしたらアイツ、「俺の、大事な子」って答えたんだよ』
「ほ、本当?」
思いがけない甘いナイショ話に、悠里の頬が熱くなる。
『ゴウって、たまにキザなんだよなー』
拓真が、優しい声で笑う。
『そんだけゴウは、悠里ちゃんのこと、大好きなんだからさ!』
「……うん」
『自信、持ってあげてよ』
「うん」
自分に自信を持つことは、剛士の気持ちを、信じること。
拓真に、教えられた気がした。
悠里は、零れた涙を振り払い、明るい声を出した。
「拓真さん。ありがとう」
『うん!』
拓真は嬉しそうに笑った。
『オレも、彩奈ちゃんも。悠里ちゃんとゴウのこと、応援してる。何かあったら、絶対、力になるよ。だから、大船に乗ったつもりでいて?』
「うん! 心強いです」
『ゴウはね。絶対、悠里ちゃんの言葉、聞いてくれるよ?』
「……うん」
『だから、もし何かあったらさ。我慢しないで、何でも、ゴウに話しな?甘えな?』
「……うん」
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「……拓真さん」
『ん?』
「私、甘えてもいいのかな……」
思わず、ぽろりと不安を口にしてしまう。
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「ご褒美?」
『そうだよ!』
拓真が、大きな肯定をみせた。
『ゴウは、もともと人に頼られたい、世話焼き人種だし!他でもない悠里ちゃんに頼られたら、嬉しいに決まってんじゃん』
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「……うん」
『……まあ、話せること、話せないことって、あるかも知れないけどさ。忘れないで、悠里ちゃん』
拓真は優しい声で、言った。
『ゴウは、悠里ちゃんの傍にいるよ』
不安を抱えたままの悠里の心に、深く染み入る声だった。
『ゴウはね。いっつも悠里ちゃんのネックウォーマー付けてるから』
「ふふ……嬉しいな」
涙を堪え、悠里は微笑んだ。
拓真が、ナイショね? と言って、教えてくれる。
『ゴウってば、すごい大事そうにしてたからさ。クラスのヤツらに、誰から貰ったのって聞かれたんだ。そしたらアイツ、「俺の、大事な子」って答えたんだよ』
「ほ、本当?」
思いがけない甘いナイショ話に、悠里の頬が熱くなる。
『ゴウって、たまにキザなんだよなー』
拓真が、優しい声で笑う。
『そんだけゴウは、悠里ちゃんのこと、大好きなんだからさ!』
「……うん」
『自信、持ってあげてよ』
「うん」
自分に自信を持つことは、剛士の気持ちを、信じること。
拓真に、教えられた気がした。
悠里は、零れた涙を振り払い、明るい声を出した。
「拓真さん。ありがとう」
『うん!』
拓真は嬉しそうに笑った。
『オレも、彩奈ちゃんも。悠里ちゃんとゴウのこと、応援してる。何かあったら、絶対、力になるよ。だから、大船に乗ったつもりでいて?』
「うん! 心強いです」
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