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第一章
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「友達だとか、ずっと一緒にいるのとか、無し?
クガヤ…なんで…」シャプナは薄緑の目を大きく見開いていた。
「さっき、ほんのさっきだよね?…ずっと一緒だって。
シャプナ、クガヤの幸せ願ったらクガヤ笑ってくれた。」
クガヤは、妖魔の近くにいるという恐ろしさで身震いしながらも、シャプナの話が耳に入り、その時のことを思い返した。
シャプナは話しながらもっと近くに来ようとしたが、クガヤが飛ぶように下がって距離をおいたので、ショックを受けたような顔をした。繊細な顔立ちが引き歪んでいた。
「二人で家族の話とか将来の夢の話した、たくさん楽しく笑った…
シャプナそれからクガヤの近くにいる毒ヘビ殺した。クガヤの命救った。」
シャプナは、クガヤに歩みよろうとしてはそれをやめるのを、繰り返していた。
まるで近づいてはっきり気持ちを確かめたくても、実は嫌われているとわかってしまうことが怖いとでもいうように。
「クガヤにきちんとお礼できた。シャプナ良かった思った。
でも気づいたらクガヤ、シャプナのこと好きじゃなくなってた。」
シャプナは胸がさかれるような声で叫んだ。「なんで!クガヤ!」
シャプナは綺麗な瞳から涙をポロポロこぼし始めた。「シャプナ何か悪いことしたの…?一体、何が悪かったの?
シャプナ、何が悪かったのか、わからないよう…」
「別に悪くないよ」
クガヤは恐怖でもう会話できないと思っていたが、それまでのシャプナと普通に話していた感じが蘇ったのか、するりと言葉が出てきた。
「俺、シャプナが妖魔だって気づいてなかったんだ。人間の女の子だと思ってたから。
妖魔だと怖いから友達とか一緒にいるとか考えられない。」
シャプナは黙って下を見た。少しして上を見上げてこう言った。
「あれはお礼じゃない。借りを返した。」
シャプナは視線を合わせずに向こうを向きながら言った。
「蛇殺したのお礼じゃない。
飢えた時に肉をもらった借りを返しただけ。
今、貸し借りなくなった。もう行く。さよなら。」
シャプナは走って去ってしまった。
クガヤはしばらくうなだれて立っていた。
ジャリ、という土を踏む音が背後から聞こえてきて振り返ると、ヤトルが気まずそうな顔で立っていた。
「あ、あれ、ヤトル…いつからそこに?」
横を見るとサタヴァも立っていたが、青ざめており表情は固く強張っていた。
ヤトルは言った。
「蛇を倒したあたりから。まだ少しここより遠くにいて、ここへ来ようとしてたけど、何があったかは見えてた。」
クガヤは裏口を探してたらさっきの娘を見つけ、肉をあげて会話した、妖魔だと判明して別れた、と話した。
これでサタヴァが気にしていた気配が近いものはすべていなくなったはずだ、今、ここで宿泊するのが一番安全のはずだということになり、すでに夕方近いため宿泊の準備を皆でした。
屋根や壁の崩れていないましな部屋が広間だったので、そこに三人集った。
簡単な食事を終えた後、サタヴァが珍しく背中を向けて無言で早々と休んでしまったので、クガヤはヤトルと話をした。
クガヤが建物が突然ボロになったと不思議がっていたので、ヤトルはクガヤと離れた後、
幻術を使う獣をサタヴァが倒したから術が破れて本来の光景が見えるようになったと話した。
「サタヴァさんが言うには、あまりボロだと人が寄ってこない、休める場所がほしいと思っていた人の念を拾って幻術をかけられたんだろうと。」
「サタヴァが倒してくれて良かったよ。それにしてもこいつは術にかからないんだな。
何があったか本人の口から説明聞きたかったんだけど、いきなり寝てるし」
クガヤは背中を向けてごろ寝しているサタヴァをさして言った。
ヤトルがサタヴァさんはこの手のことに慣れてるらしい、今日はきっと色々あって疲れて先に寝てしまったんだろうと話した。
その獣が術にかかった人を食べる予定だったとヤトルが話すと、クガヤは「やっぱり!怪しい術を使う連中は信用したらいけない!俺は正しかったんだ!そうだよな!」
と先程シャプナに冷たい言葉をあびせてしまった件について言い出した。
クガヤは自分の口から出てしまったきつい言葉は、仕方なかったんだとなぜかヤトル相手に必死にいい始めた。
「でも、先程の女の子は害意はないってサタヴァさん言ってましたよ、気配で害意がなかったって。
僕が見てても、そんな感じでしたもん。友達だって嬉しそうに言ってましたから。」
「相手は妖魔だよ?普通仲良くできないだろ!」
「でも話だと、途中まで仲良くしてましたよね」
ヤトルが指摘するとクガヤは考えこんだ。
「それはそうかもしれないけど、いずれにしろ先までずっと仲良くはできないだろ?
人間じゃないんだから。
今はっきり言って別れた方がいいじゃんか。
ぱっとけりがついて、向こうも引きずらないだろう。」
「だとしても、言い方がもっとあったのでは。
クガヤ、昔、付き合ってた女の子に別れを告げられたとき、面と向かってはっきり言われてて、結構傷ついてましたよね。
今回はそれを言う方の側になったんだと僕は思いますよ。
付け加えていうなら、その女の子にはっきり言われたせいで、
クガヤかなり引きずってますよね。
はっきりいうのがいいとか言ってますけど、どう考えても逆効果ですよね。」
「じゃ俺はどう言えば良かったんだろう。」
ヤトルは話が堂々巡りになりそうな気配を察してため息をついた。
「それ、もう終わった話になりそうですよね。どこに行けば会えるか知らないし。あの子ももうこちらに来ないだろうし。僕らも移動しますし。
あれは仕方なかったってクガヤが思うなら、もうこのままそう思っていくしかないですよ。
もしまた会うことがあれば、その時に謝る感じなんじゃないですかね。」望み薄ですけどね、とヤトルは付け加えた。
クガヤ…なんで…」シャプナは薄緑の目を大きく見開いていた。
「さっき、ほんのさっきだよね?…ずっと一緒だって。
シャプナ、クガヤの幸せ願ったらクガヤ笑ってくれた。」
クガヤは、妖魔の近くにいるという恐ろしさで身震いしながらも、シャプナの話が耳に入り、その時のことを思い返した。
シャプナは話しながらもっと近くに来ようとしたが、クガヤが飛ぶように下がって距離をおいたので、ショックを受けたような顔をした。繊細な顔立ちが引き歪んでいた。
「二人で家族の話とか将来の夢の話した、たくさん楽しく笑った…
シャプナそれからクガヤの近くにいる毒ヘビ殺した。クガヤの命救った。」
シャプナは、クガヤに歩みよろうとしてはそれをやめるのを、繰り返していた。
まるで近づいてはっきり気持ちを確かめたくても、実は嫌われているとわかってしまうことが怖いとでもいうように。
「クガヤにきちんとお礼できた。シャプナ良かった思った。
でも気づいたらクガヤ、シャプナのこと好きじゃなくなってた。」
シャプナは胸がさかれるような声で叫んだ。「なんで!クガヤ!」
シャプナは綺麗な瞳から涙をポロポロこぼし始めた。「シャプナ何か悪いことしたの…?一体、何が悪かったの?
シャプナ、何が悪かったのか、わからないよう…」
「別に悪くないよ」
クガヤは恐怖でもう会話できないと思っていたが、それまでのシャプナと普通に話していた感じが蘇ったのか、するりと言葉が出てきた。
「俺、シャプナが妖魔だって気づいてなかったんだ。人間の女の子だと思ってたから。
妖魔だと怖いから友達とか一緒にいるとか考えられない。」
シャプナは黙って下を見た。少しして上を見上げてこう言った。
「あれはお礼じゃない。借りを返した。」
シャプナは視線を合わせずに向こうを向きながら言った。
「蛇殺したのお礼じゃない。
飢えた時に肉をもらった借りを返しただけ。
今、貸し借りなくなった。もう行く。さよなら。」
シャプナは走って去ってしまった。
クガヤはしばらくうなだれて立っていた。
ジャリ、という土を踏む音が背後から聞こえてきて振り返ると、ヤトルが気まずそうな顔で立っていた。
「あ、あれ、ヤトル…いつからそこに?」
横を見るとサタヴァも立っていたが、青ざめており表情は固く強張っていた。
ヤトルは言った。
「蛇を倒したあたりから。まだ少しここより遠くにいて、ここへ来ようとしてたけど、何があったかは見えてた。」
クガヤは裏口を探してたらさっきの娘を見つけ、肉をあげて会話した、妖魔だと判明して別れた、と話した。
これでサタヴァが気にしていた気配が近いものはすべていなくなったはずだ、今、ここで宿泊するのが一番安全のはずだということになり、すでに夕方近いため宿泊の準備を皆でした。
屋根や壁の崩れていないましな部屋が広間だったので、そこに三人集った。
簡単な食事を終えた後、サタヴァが珍しく背中を向けて無言で早々と休んでしまったので、クガヤはヤトルと話をした。
クガヤが建物が突然ボロになったと不思議がっていたので、ヤトルはクガヤと離れた後、
幻術を使う獣をサタヴァが倒したから術が破れて本来の光景が見えるようになったと話した。
「サタヴァさんが言うには、あまりボロだと人が寄ってこない、休める場所がほしいと思っていた人の念を拾って幻術をかけられたんだろうと。」
「サタヴァが倒してくれて良かったよ。それにしてもこいつは術にかからないんだな。
何があったか本人の口から説明聞きたかったんだけど、いきなり寝てるし」
クガヤは背中を向けてごろ寝しているサタヴァをさして言った。
ヤトルがサタヴァさんはこの手のことに慣れてるらしい、今日はきっと色々あって疲れて先に寝てしまったんだろうと話した。
その獣が術にかかった人を食べる予定だったとヤトルが話すと、クガヤは「やっぱり!怪しい術を使う連中は信用したらいけない!俺は正しかったんだ!そうだよな!」
と先程シャプナに冷たい言葉をあびせてしまった件について言い出した。
クガヤは自分の口から出てしまったきつい言葉は、仕方なかったんだとなぜかヤトル相手に必死にいい始めた。
「でも、先程の女の子は害意はないってサタヴァさん言ってましたよ、気配で害意がなかったって。
僕が見てても、そんな感じでしたもん。友達だって嬉しそうに言ってましたから。」
「相手は妖魔だよ?普通仲良くできないだろ!」
「でも話だと、途中まで仲良くしてましたよね」
ヤトルが指摘するとクガヤは考えこんだ。
「それはそうかもしれないけど、いずれにしろ先までずっと仲良くはできないだろ?
人間じゃないんだから。
今はっきり言って別れた方がいいじゃんか。
ぱっとけりがついて、向こうも引きずらないだろう。」
「だとしても、言い方がもっとあったのでは。
クガヤ、昔、付き合ってた女の子に別れを告げられたとき、面と向かってはっきり言われてて、結構傷ついてましたよね。
今回はそれを言う方の側になったんだと僕は思いますよ。
付け加えていうなら、その女の子にはっきり言われたせいで、
クガヤかなり引きずってますよね。
はっきりいうのがいいとか言ってますけど、どう考えても逆効果ですよね。」
「じゃ俺はどう言えば良かったんだろう。」
ヤトルは話が堂々巡りになりそうな気配を察してため息をついた。
「それ、もう終わった話になりそうですよね。どこに行けば会えるか知らないし。あの子ももうこちらに来ないだろうし。僕らも移動しますし。
あれは仕方なかったってクガヤが思うなら、もうこのままそう思っていくしかないですよ。
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