江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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貿易交渉(1)

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 ・貞吉二年(1544年) 八月  越前国敦賀郡  六角定頼


「あれか」

 馬上から伸び上がると遠目に大きなジャンク船が見えた。
 普段見るジャンク船の倍ほどの大きさだ。さしずめ倭寇の旗艦と言う所か。

「で、源左衛門はまだ王直とやらの船の中か?」
「そのようです。この二人……通辞を含めて三人と交換だということで……」

 伴庄衛門が苦み走った顔をして歯を食いしばる。これほど悔しそうな顔をする庄衛門を見るのは久しぶりだな。甚太郎を失った時以来か。

 あの後、アントニオから俺の申し出を受けたい旨の返答があった。
 その十日後に庄衛門が慌てて堺を訪ねて来た。博多の様子を探っていた布施源左衛門が何故か敦賀に現れ、しかも海賊に人質に取られているという。

 海賊の名は王直。その名には聞き覚えがある。確か倭寇の頭目として東シナ海を荒らしまわった大海賊だったと記憶している。
 王直の要求は、堺に招いたポルトガル人達の身柄を引き渡すことだ。どうやって王直が布施源左衛門を知り得たのかも気になるが、ポルトガル人達の身柄も出来れば渡したくはない。

 庄衛門からは源左衛門の書いた文も見せられた。
 倭寇に捕らえられていること、王直は硝石を買い付けて博多に卸していた商人の元締めらしいこと、さらには明の商人であるとも書かれてあった。

 寧波で細川と大内がいざこざを起こしてからという物、日本の勘合船は出禁を食らっている。まあ、相手の官吏にも死人が出たほどの大事件になったそうだから、無理もないとも思う。
 今更言っても仕方ないが、ただでさえ倭寇でイメージ悪いのにこれ以上日本のイメージを悪くしてどうしようってんだ。馬鹿野郎どもが。

 まあ、済んだことは仕方ないとして、明は現在『下海通蕃の禁』によって明国人の海外交易の一切を禁じている。そのため、日本と明との交易は密貿易に支えられている。博多に宋銭や明銭が集まるのも、正式な交易船では無く密貿易に頼らざるを得ないことが大きな理由だ。
 誰だって後ろ暗いことは出来るだけ素早く済ませたい。近場の九州に多くの密貿易船が集まるのも仕方ないと言えば仕方ない。

 だが、王直はそんな中をわざわざ敦賀まで自ら出向いた。しかも日本の有力者である俺に半ば喧嘩を売る形でだ。
 余程交渉に自信があるのか、それとも何としても二人を手放すわけには行かない理由があるのか……。

「本当に王直本人が来たと思うか?」

 後ろを向いて話しかけると、アントニオが怯えたような顔でこちらを向いた。
 たったの十日だが、毎日話していると口頭でどうにか簡単なコミュニケーションは取れるようになってきた。まだ複雑な内容を伝え合うには筆談が必要だが、ちょっとした意思疎通くらいは可能だ。

「分からない。実は私達も提督本人に会ったことは無い。提督は用心深い男だ」

 輿に乗ったアントニオが青い顔で返答して来る。
 日本の鞍は西洋の鞍とは乗り方が随分違うようで、アントニオとフランシスコは馬に乗ることが出来なかった。とはいえ、二人の歩みに合わせていたら敦賀まで何日かかるか分からん。進藤は渋い顔をしていたが、特例として二人を輿に乗せて走って来た。

「オホンヨサマ(六角定頼)は本当に我々の身柄を交渉してくれるのか?」
「くどいぞ。そうでなければ俺自身が敦賀に来たりはしない」

 気になると言えば、このアントニオとフランシスコの怯えっぷりも異常だ。
 王直を裏切った報復を恐れていると本人達は言うが、彼らの言葉を信じれば王直は異常なほどに用心深い。それほど用心深い男が、裏切り者に制裁を加える為だけに人前に姿を現すというのが妙にしっくり来ない。
 二人が裏切ったというだけならば、刺客でも送り込めばそれで充分なはずだ。そうではなく身柄を取り戻したいということは、この二人は王直の配下でも有力な者と言うことになる。
 だが、それにしては二人は王直の顔も見たことが無いと言う。何から何まで奇妙だ。

 こうなると、俺の推測もあながち的外れと言う訳ではなさそうか。



 ・貞吉二年(1544年) 八月  越前国敦賀郡 敦賀港  六角定頼


 桟橋に床几を用意して相手の小船を待つ。
 こちらは俺と庄衛門、ポルトガル人の二人、通訳、そして護衛として柳生宗厳と冨田景家の二人を随伴させている。
 冨田景家は京八流の流れを汲む中条流小太刀の使い手で、朝倉滅亡後に牢人していた所を護衛として召し抱えた。柳生宗厳は景家をライバル視しているようだが、まあ年長の景家が上手くいなしているような恰好だな。
 無論、桟橋の後ろの浜には完全武装の兵二百を待機させている。相手が妙な動きをすれば、一息に軍勢が動き出す手筈だ。

 万全の態勢で待ち構えていると、待つほども無く源左衛門を乗せた小船が桟橋に近寄って来る。どうやら元気そうで安心した。
 相手は源左衛門と日に焼けた男が三名。頭領格の男が用意された床几に座った。こいつが王直だな。

 王直がポルトガル人二人を見て安堵の表情を浮かべた。
 やはり王直がこの二人を処罰するというのは何かの間違いではないのか? 今の安堵の顔は、無事でいたことを喜ぶ風だったが……。

「お待たせした。不躾な願いにも関わらずこちらの願いを聞き届けて頂き、感謝している」
「ほう……随分と流暢にこちらの言葉を話すものだな」

 素直に感心する。他国の言葉をこれほど流暢に話すには相当な訓練が必要なはずだ。
 密貿易の中で覚えた物だろうが、少なくとも相手の言葉を理解しようと努める姿勢は見えるな。

「これも商いの為だからな。では、早速三人を引き渡してもらいたい」
「その前に、少し俺と話をせんか?」
「……無用に願いたい。三人を渡してもらえれば、私達は大人しく敦賀を去る。源左衛門殿にも一切の危害を加えていない」

 源左衛門に視線を移すと、王直の言葉通り丁重にもてなされていたことがわかる。
 だが、こいつらをこのまま帰せば俺は結局何も得られぬまま終わる。ここまで手間かけた分のモトは取らせてもらわんとな。

「まあ、そう言うな。話し合うのが嫌ならば、俺の話を聞き流してくれていればいい」
「一体何の話があるというのだ」
「俺なりに今回何故お主が敦賀に出張って来たのかを考えてみた。
 アントニオとフランシスコの二人は、お主を用心深い男だと言い、お主に直接会ったことは無いとも言う。にもかかわらず、お主はわざわざこの二人を迎えに来た。
 察するに、この二人が大切なのではなくこの二人によって余計な情報がもたらされることを恐れた。
 そう考えれば、お主の行動に辻褄が合う。刺客を送るでもなくすぐにでも取り返そうとしたのは、二人と俺が情報を交換することを恐れたからだろう」
「……」

 王直の顔がやや強張る。少しは聞く気になったかな?

「では、その情報とは何か。この二人は、お主に言われて種子島に鉄砲を売りに来たと言った」

 王直が二人に鋭い視線を送る。どうやら俺の予想通りか。

「お主はポルトガルを通じて日ノ本に鉄砲を売り捌くことが目的だった。いや、正確には違うな。それだと二人を取り返す動機にはならん。まだ日ノ本には鉄砲があまり無いから、鉄砲を仕入れれば高値で売れるのは変わらん。
 お主が恐れたのは、硝石の作り方がこの二人から漏れることだ。
 お主の真の目的は、日ノ本に鉄砲をばら撒いて硝石を大量に買わせることにある。鉄砲を買えば、それを使うための火薬が必要になる。そして、日ノ本には硝石が無い。
 お主の元には黙っていても大量の硝石の注文が入るというわけだ。さしずめ、今頃は大量の硝石をシャムから買い付けていると言ったところか」

 つまり、ハードをばら撒いてソフトを買わせる手法だ。
 鉄砲そのものが広く普及してしまえば、それを運用する為の硝石の需要はうなぎのぼりになる。その為にもまずは鉄砲の武器としての有用性を日本国内に広く認知させる必要がある。
 この二人には、その為の先行投資として鉄砲商売をさせようとしていたのだろう。

「……ふん。よく理解しているな。だが、仮にそうだとしてもあなたに何ができる? 倭国で硝石を作れないという事実は変わるまい。
 倭国には豊富な銀がある。そして我々は、今後倭人が欲しがる硝石を大量に持っている。お互いの利害が一致している以上、どれほどあなたが怒ろうとも我々の取引は止められない。違うか」
「作れるんだよ。それが」
「何!?」
「嘘だと思うならばこの二人に聞いてみるといい」

 王直の目が大きく見開く。
 硝石の作り方は俺の領内でも秘中の秘だ。知っている者はごく少数に限られる。王直が知らないのも無理はない。

 王直が二人に向き直って早口のポルトガル語でまくしたてる。
 二人には国友で作った鉄砲の試射を見せた。そして、大量に積まれた火薬壷も見せておいた。
 国内生産の鉄砲と火薬があることは疑いないだろう。

 しばらくポルトガル語でやり取りをしていた王直が、俺に向き直った。

「正直、驚いた。だが、あなたはそれを他の諸侯には秘密にしているそうだな。ならばあなたの敵に売ればいい。買い上げてくれるのはあなた一人ではない」
「硝石と火薬の作り方は、広く日ノ本に公開する。鉄砲の製造法もな」
「なんだと!?」

 今度こそ王直が言葉を失う。こうなればもうこちらのペースだ。

「馬鹿な……それではあなたの有利が失われるはずだ……」
「それがどうした」

 その一言に迫力を込める。さすがの王直も少し怯んだか。

「俺は怒っているんだ。お前たちはこの日ノ本の戦を食い物にしようとしている。自分達の利益の為だけにな。
 俺にはこの日ノ本を守る使命がある。例え俺が不利になろうとも、お前たちにこの国が食い物にされるよりははるかにマシだ」
「ほ……本気、なのか……?」
「ああ、もちろんだ。それに、もう一ついい物を見せてやろう」

 懐から一通の書付を取り出した。俺の手元にあった勘合札だ。

「……それは?」
「明との通商を認める勘合札だ。これを所持している以上、俺は明との交渉が可能だ。
 そして寧波に行ってこう言おうか。『日ノ本を荒らす海賊が御国から来ている。こちらで討伐する故、その許可を頂きたい』と。
 明は交易を認めていない。喜んで俺の言葉に同意を示してくれるだろう。今後お前たちは、明にも日ノ本にも居場所が無くなることになるな」

 これはハッタリだけどな。今のところ明とは没交渉だ。
 だが、明も倭寇の活動には頭を痛めていたはずだ。勘合札を持つ俺が倭寇を討伐すると言えば、同意してくれる可能性は充分にある。

「どうした? さっきよりも随分顔が青くなっているようだな?」

 恐らくこれが王直の唯一にして最大の弱点だ。
 倭寇が活動できるのは、明と日本がお互いに交渉を持っていないことが大きい。明は日本を下手に刺激したくない。日本は明の産物を手に入れたい。
 両者の思惑が重なった時のみ、海賊行為は双方から黙認される。日本と明が正式な交渉を持てば、倭寇は立場を失う。ちょうど足利義満が倭寇討伐と引き換えに勘合貿易を行ったようにな。

「はっはっは。どうやらこちらの負けのようですな」

 突然ポルトガル人の方から声が上がった。
 驚いて振り返ると、通訳の男がすっと立ち上がった。

「碧渓(徐惟学)。ご苦労だったな」
「ワ……王・大人ワン・ターレン……」

 ワン……? 今、王と言ったか?
 ということは、今までただの通訳だと思っていたこの男が本物の王直なのか?


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