愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

文字の大きさ
17 / 151
ムーンライト・ホーリースライム編

奈落の底と盟主の身体

しおりを挟む
「こりゃ~驚いたな…もしかして、伝説のホーリースライムってヤツかい?」

 ナディアは四肢をその壁(スレイン)に囚われ、身動き取れない暗闇にあって状況を把握して分析する。

 しかも正解。

「流石と言う他ないですが…盟主オーバーロードってみんなそんなにキレモノばかりなんですか?」
 正直驚き続けているオレは、冷静を装って尋ねる。

「ははは、どうかな?ボクは自分に自信がないから必死にやってるけど、他二人は努力とかしてないんじゃ無いかな?」必死にやってる彼女を圧倒する実力なのか、違う方面で優れた力を発揮するのか…
 とりあえず、オレ一人では全くどうにもならない領域の人材が地方都市のギルドを仕切って居ると知ると、だいぶ己が無謀さを自覚するに至るのだが、まあ、雫が居ればどうとでもなるとも思う。

「オレの事をさっき『魔王』って言いましたよね?オレはただの冒険者にも成りきれない、唯の転生者ですよ」
「ボクも自分の迂闊を今猛省して居るんだけど、手遅れみたいだから少し語ろうか…」

 ナディアは自分が此処から無事に正気を保って外に戻ることはないと理解しているようで、淡々と語り出した。
「君に会った時、匂いの話をしたのを覚えているかい?冒険者は鼻が効く。ボクは特にね…エルトに会った時、同じ匂いがした…彼女が此処を訪れたのは一カ月も前の話だ。汗と精液と愛液の混ざった男女の営み…そして媚薬の香り。ケルベロス中隊は清廉潔白の処女部隊だぞ…その部隊が揃いも揃って皆同じ匂いをさせていたら…まぁ何が起きているのか気づくよね」

 そう聞いて思わず自分の匂いを嗅ぐが、よく分からない。
「ははは、君に最初に会った時、あのマックスのギルドは何処からも同じ匂いがしたよ。一番強烈なのはあのサリーって受付の子かな。彼女はギルドスタッフ全員と混ざっていた」
 まるで伝説の淫魔サキュバスみたいだ…と彼女の正体まで見抜いている。

「だが、君は別格だ、根源的なフェロモンの香り、つまり媚薬そのものを撒き散らしている…自覚ないみたいだがな、自分の体臭なんて四六時中自身で放っていれば、いちいち自覚なんてしないよね」

 体臭一つでそこ迄秘密がバレるモノなのか…
 だが、肝心な答えを貰っていない。
「ソレとオレが魔王って言う話に何の繋がりが?」

「まあ、私が知ったのは偶然だけど、冒険者ギルドの中枢には過去の資料が死蔵されててね。ボクはほら、石橋叩いて砕いちゃうタイプだから、新しいクエストには過去の資料とかもある程度漁っておくんだ」
 そこで神話時代の資料に行き当たってね…

 この世界でもかつて魔王と勇者、賢者と海神が覇権を争ったと言う民間伝承の御伽話がかつてあったと言う証拠を集めた記録があったという訳さ。
そう語るナディアは好奇心を讃える少女の顔だ。

「そこには、『かつて魔王は愛欲によって民衆を支配し、説明不可能なモンスターを操り支配を広げた』とある。全部当てはまっているじゃ無いか」

 頭がクラクラする話だ。
 思わず雫を見る。
「汝がそれを望むなら、『魔王』を名乗るがよい…我は、呼称に関しては関心は無い」
「いや、何というか…過去にもそう言うことってあったのか?」
「最初の試練を覚えているか?…汝は暗闇に一歩踏み出し、我の提案を飲み…我を受け入れ、自分を解放したのだ…そうした人間は、大体世界に絶望し、だが一縷の望みを求めてさまようものだ」

 雫は俺の顔に両手を添えて自分の口を開けて差し出す。
 オレはいつもの様に口づけをして、舌を絡ませる。

「汝の高い情熱を感じる。汝は…我が歴史の記録にも残らない過去の伴侶に嫉妬しているのか?処女でないと抱けないのか?」
「雫は…オレだろ?スレインに映したオレなんだよな?…オレはさ…過去に全てに絶望する人生を送ってた…だから、全てを受け入れてくれる今が大切に思う。まあ、魔王を名乗るのはちょっと今は抵抗あって、自分の実力を考えても先の話かな…と思うが、改めてそういった存在を目指すのは悪くない…かな」

「なるほど…ボクは正に魔王誕生の瞬間に立ち会っているのかな?」ナディアが口をはさむ。
「だから、未だ名乗らないって…なんか魔王って悪の組織の頂点って感じだけど、オレは別にそこを目指している訳じゃない……でも、オレの支配を受け入れてくれたら、その瞬間に立ち会える」かもね…

「冒険者としての矜持に刺さる誘い文句だね…ボクは濡れそうだよ」
「鼻が良いんだよね…そしてずっとオレと雫と一緒に居れば…ね。遠慮しなくていいんだ…」
 匂いの問題は気になってたけど、ナディアは自覚してずっとその匂いを対策しているようには見えない。つまりそう言うことだ…「」のだ。

「もう、じゃなくて…既に…ってことで良いのかな?」
 そっと彼女の顔をオレが優しく撫でる…少し発汗していて熱い。鼻筋を撫でて唇を指でなぞる。
 ナディアはオレを見たままで抵抗しない。唇は柔らかく、彼女は力を入れていないので指の形になぞられるに任せて歪み、ジワリと唾液がそこに染みわたる。

「舌を出して」オレがお願いすると、顎先まで伸ばして舌を差し出す。
 両手で彼女の顔を挟んで舌を吸う様にしながら口づけをする。彼女の口臭はハーブティーの香りがした。
 オレが彼女の口の中をゆっくりと舌と唾液で蹂躙し、フェロモンを交換し舌同士でうねり合い気持ちを高ぶらせる間に、雫が横からしゃがみこんで、彼女の装備と衣服をはぎ取っていく…健気で可愛い。

「ぷはぁ…はっはっはっぁ…う、ゲホゲホ…」
 オレの唾液を飲み過ぎて咽るナディアが涎塗れのみっともない顔を暗闇に晒す。
 呼吸は荒くなり殆どの装備と意匠を外されて下着だけになったわがままボディは上気し発汗し、下着を通しても固くなるところは固くなり、蜜壺は絶え間なく分泌される体液を流し続けている。

「一応確認するんだけど…オレを受け入れる気はあるのかな?」
「はぁ…はぅ…ここまで来て別に人生をここで終わらせて終わらせてしまう程に何かに忠誠を尽くしている訳じゃないしね…君を受け入れるよ」

「ありがとう。オレとしても、色々君から学べたからお礼をしないとと思っていたところだよ…」

 豊満につぶれる胸をギリギリ支えている下着を下からゆっくり押し上げる。支えを失っても必要以上に垂れることなく形を維持する二つの果実をゆっくりとその質感を確かめる様にゆっくりと、しかししっかりと掌を押し当てて指を食い込ませる。指に絡みつくように形を変えつつも弾力が押し出そうとプルプルと暴れる。

 そしてその突き出した先端に突き出している二つの突起は痛そうなくらい尖っている。それをつまんでその硬さを確かめると、未だ四肢が不自由な躰は激しくうねりつつも逃げ場がなく激しく跳ねる。
 サリーの胸も凶器だと思ったが、このコントラスト高めの果実も良いなと思う。

 最後の関門の下腹部の秘密の蜜壺を下着を横にずらして触る。

 小さな突起に僅かに触れると「くふぅつ」と鳴き声の様なため息の様な声を出し、更に痙攣し…オレの指はヌラヌラとそこから垂れる蜜で受け止められない程に濡れる。
 あまりにガクガクと痙攣するので、少し触るのを躊躇する。

 ここまで敏感で準備万端なら入れてもいいだろうか?
 オレがズボンを脱いで向き合うと、ナディアはその瞳にハートマークを浮かべながら「そ、それは…既に魔王級じゃない…私に入るかしら…」と言いながら腰をくねらせる。

 雫に合図すると、彼女は壁から解放される。未だ余韻で腰が痙攣している…「壁に手をついて、こっちに腰を突き出して」「いきなり…後ろからですか…」と言いつつ期待に震える様に発達したメリハリの張りの部分の臀部を突き出し足を開き素敵な姿勢を取る。
「冒険者としての矜持…未知への体験になるのかな?」息をするようにパクパクしている蜜壺の奥まで一気に押し込む。ズブズブと襞を押しのけ奥の中心まで突き進む。

「ぎひぃ…」という女性の嬌声とは到底言えない断末魔の様な声を出してナディアの下半身は激しく潮を吹きながら
 それでも拒絶せずに受け入れる。ミチミチとその後絡みついてその形を記憶する様に包み込む感触をしばし楽しむ。

 そして十人十色の違いを楽しんだ後、激しく出し入れする。入れるたびに潮を吹きながら彼女は応えた。
 抜く時には離すものかというくらい纏わりついてきて剥がれてしまうのでは?という心配をするほどだ。
 ゆっくり、時にはその出し入れの距離を変えつつ往復しその接地面に泡が立つほど交わると、最期最深部にそのオレの迸る支配の印を吐き出す。三度ナディアは痙攣して果てた。

「さて…これで、紹介状の一枚は手に入ったのかな…」当初の目的を思い出す。
「あと二枚か…このあと少しは楽になっていくのか…?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

処理中です...