愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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ムーンライト・ホーリースライム編

ネクロノミコンの術式

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「いきなりこのような辱めを…」
「何言ってるんだ…周囲を見てからそんなこと言えるか考えてみなよ…」

「し、師匠に触るな…この外道」従者らしく主人を庇う姿勢は評価できるが…師の懇願が無かったらどうなっているのか理解しているのだろうか…

 正気のまま衣服を剥がされるのは、彼女たちにとっては相当な恥辱と感じる様でレイラには随分抵抗感をだす。
 …ただまあ、そう言うのっていいよね…それでヒドラを殺された分の罰としよう。

 外套を脱がせ、シャツをめくりボタンを外す。
 上着の前を剥がすと右肩から胸部にかけて爛れた状態で複数の個所を無理やり縫い合わせた酷い状態の傷が現れた。
 肩から先は皮膚が無かったところを無理やり薬品、又は魔法か何かで焼いて失血を止めた惨状が見て取れる。

 このような傷を負って戦い、生き延びたことは賞賛に値するだろう。
 単なる好奇心でその正体を暴いたことを反省した。
「この傷は…良く生き延びたね…」素人でもわかる……さぞかし重傷だったに違いない
「100体より先は数えておらん…アストリッドの援護を受けながら斬って斬って斬りまくったが…川から這い上がるオークの群れは数も勢いも減らなかった…情報が伝わり、正規軍が辿り着くまでどう戦ったかも覚えていない。真っ先に到達したケルベロス中隊も多くの兵を失っていた…倒されれば剥がされ、人間の尊厳と共に奴らに喰われた」
 その憎悪と嫌悪の顔は、その当時の凄惨さをよく物語っているのだろう。

「なるほど…この傷は確かに見られたくない気持ちはよくわかる……雫!いるだろ?」
「汝が求める者、ここに」
「彼女の失われた部分を蘇生させたい」
 レイラの顔がこわばってこちらを見る。
 彼女は新たな登場人物に戸惑うと同時に、彼女の異常性が感じることが可能なのかもしれない。

「汝が求めるものを叶えるために我は存在している…何を遠慮することがある」
 まあ、そうだよね…それでこそ雫…スレインだ。

 よし始めよう。

「アストリッド、何時までも寝て無いでお前が望んだネクロノミコンの秘術を見せてやるから手伝え!」
 ビクっと反応した白い豊満な肢体が生まれたての小鹿の様に必死に起き上がろうとする。
「ああ、我が君シェル様…かようにも早いタイミングで、秘術を閲覧できる機会を頂けるなんて」
 結局四つん這いのままこっちに来た。その顔は喜びに溢れ、興奮に上気し、好意の後の余韻も相まって妖艶さが増している。

「何でも命じてください話が主…」
「お前の研究の成果を我に示し与えよ」
 四つん這いの彼女の後ろに回り、腰を持ち上げさせ先ほどのところとは別の場所から彼女の中に分け入る。
「あああああああ…」悲鳴とも雄叫びとも言えない低い絞りだされた声と共に行き止まりを超えて突き入れる。

「お前のこれまでの研鑽の結果を頂くぞ」
 粘膜の接触と分泌される体液の摩擦から彼女のこれまでの得た知識と能力を吸い上げる。
 膨大な実験、周囲の嫌悪と無理解、自信の真意を疑う過去、秘めたる想い、繰り返される失敗…取り込むには値しない…だが、彼女のこれまでの人生のその大半がこの研究に注がれてきた経緯が走馬灯のように流れる中、残った最後の本質は助けたかった小さな命…

 オレの中に流れる膨大なマナとスレインから与えられる叡智をそれに混ぜ合わせて一つの魔法体系を練り上げる。

 そしてそれをアストリッドに分け与える様に欲望と快楽を乗せて胎の奥に放出する。
「き、来ました…何かが…あぅ…ひぎぃ…」余韻に浸る前に再度彼女は失神して倒れ込む。

 アストリッドは過去に自分の手から零れ落ちてしまった幼い妹の命を救わんがために再生治療の研究を始めた…そして周囲から嫌悪され王都を追われた身を受け入れてくれたレイラに強い恩義を感じていた。だが、境界での戦いで体の一部を失ってしまった彼女を命をつなぎとめることは出来たが、酷い跡を残してしまったことをずっと後悔していた。
 それを知っていたレイラも現役を引退しつつも後進を育て、現場を牽引し生きて出来る事を証明し続けることで互いを支え合っていた。

「失くしたものを再生は出来ないが、代替えは可能だ…口惜しいが先ほど討伐したヒドラの体を使う」
 レイラを解放する。既に雫が衣服の類を全て取り払ってくれている。
 改めてその醜悪な治療跡含めた彼女の姿を確認する。
「抵抗するなよ?全てを受け入れろ…大丈夫だ」

 彼女の整っているが、歴戦の傷跡が節々に影響が残る顔に唇を寄せる。
 隣で従者コレットがギャーギャー騒ぐのをほっといて、口づけする。

 戦士として若い時から戦いの中に身を置いて、研鑽し続けてきた唇は渇いて固い。ケアを必要とせず、荒れても次の日の戦いに赴いて一文字に引き絞って来たであろうそのひび割れて固まった部分にオレの唇と舌を這わせて水分を与える。ジワリと沁み込み生来の温かみと湿気を取り戻させる。

 服を剥がされたときの様に恥じ入るレイラだが、歯をくいしばって耐える…だが、舌がその強固な扉を優しく撫でて唾液と共に攻め入る。扉があかないのなら、上下の歯茎も攻める。
 恐れと期待の葛藤が僅かにその隙間を開けさせる。

 そこからねじ込む、攻め込む口腔内…驚き固まるそこの主の彼女の舌を解す様に撫でまわす。刺激と快楽に反応し応え始める。そこからは互いに貪り合いその主導権を争う絡み合いが始まる。

 塞がってしまった口腔で出来ない息継ぎを鼻で行う。興奮と普段使わない筋肉の酷使で鼻息が荒くなる。
 フーフーと出し入れする空気の中に発汗による互いの大衆が混ざり込んだ匂いが鼻腔内に木霊する。

 オレの汗はそのままフェロモンの興奮剤そのものだ。鼻腔を通して脳まで直結して快楽に誘導する。
 先導する、洗脳する、興奮させる。

 同時に両手は彼女の肌の上を徘徊し、残った果実の中心を這い、茂みの奥の隠れた奥の秘密に辿り着く。
 そこは決して機能も失わず引き攣り傷ついた彼女の失われた体の肉の影響もわずかに扇情的に呼吸をしている。

 指で優しく入り口をノックする。泉の水滴がそれに応える。
 彼女を後ろから支える雫も肌を晒し背後から攻め立てレイラを弛緩させる。

 本体の侵入を許せるほどになったときに、オレの天を衝く楔を秘密の中にその鉄槌を下すが如く串刺す。

「ぐはぁ!」ミチミチといって埋まった感触にしばし余韻を待つ。オレの股間に生暖かい液体が掛かって流れ落ちる。失禁したパターンは…初めてだ。「はっ、はっ、はっ、は…」とレイナの呼吸が浅くなる。体の一部を食いちぎられる経験に比べれば…と勝手に思ったが、誰にとってどこまで…という基準は違う訳で、落ち着くまでゆっくり待つ。

「どうだ…?」
「わ、私の経験上…腕を食いちぎられ…肩から肉を持っていかれる…感触の悪夢は、怒りと絶望であった…だがコレは畏怖と…快楽が私の中に…押し寄せた…そう、私はこれを…待ち望んで…いたのかもしれない…です」

「そこまで歓迎されたのであれば、これから真価を発揮しよう」
 レイラの顔が紅潮し、恐怖と期待と快楽の入り混じった顔になり、更なる突き刺しに呼応して声を上げる。

「わ、わた…しぃ…はっ…あっ…は…コレを…うぐぅ…い、行き…行きます!」
「よし…受け止めろ…」突き上げる全身の細胞の歓喜が彼女の奥底に力の奔流と共に注がれる。
「いぃい!」レイラは全身を痙攣させてその快楽を受け止め、弛緩して床に倒れ込む。

 そこからの変化が願ったオレが驚くほどの効果を発揮する。
「おい、アストリッド!まだ寝てるのか?!」オレが再度声を掛けると、逆流する体液を大量に垂らすままのアストリッドがその光景を目を見開いて凝視する。

「これこそ…私が追い求めた術式の完成系…」涙を流しながらその光景を目に焼き付けんとしている。
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