愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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ムーンライト・ホーリースライム編

奇襲逆襲突貫

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 オレ達(ナディア、レイラ、アストリッド、オレ、雫)はこれ以上の後塵を拝すのを良しとしないという考えで、この国の支配をする前に他勢力に蹂躙されるを良しとしないという方針で、冒険者ギルド・オーバーロードのメンバーで北西の商業都市マリヴェイルをガルバルディ帝国の占領から取り返すべく動いた。

 最短ではそのままマリヴェイルに続く街道を走破するのが早いのだが、早馬を飛ばしても5日掛かる距離を馬の乗り換えも無しでは無理なので、王都を経由してケルベロスの駿馬を借り受けて急ぐ。
 王都の一部の貴族が冒険者ごときに王国の大切な資産を貸し与えることに対して反対したらしいが、エルトの脅しは効果が高かったと聞いた。
 王都の事情も複雑そうだ…

「王都ってでっかいんだな…」
「シェル様…王都は初めてでしたか…」
「我々が拠点にしている北東城塞都市フォージリッジは人口5万程度…比較して王都エルドラシオンは30万人と言われています…」
「ふぅん…」前世で言えば驚くような数ではないが、この世界の文明度合いで考えるとかなりの強国だなと思う。
 そんな巨大都市を抱える王国を手中に収めるという感覚が、自分で立てた目標であっても今は何となくぼんやりとしてイメージがあまり湧かない…そんなので良いのか?と思いつつ先ずは目の前の問題を解決しようと考えることにする。

 今回はスピード勝負ということもあって、彼女たちとのは極力我慢した。
 馬の交換とか休憩、食事中は雫に相手をしてもらったけど。

 そうして1週間かけて北西の港町「マリヴェイル」に到着した。

 当然ながら、街道からの都市の入り口には、敵兵が門番として立ち、商人や農民の出入りは可能なものの厳重なチェックを受けている様子である。少し離れた丘から様子を観察する。
「騒ぎを起こすような、強行突破は出来ないぞ?」武装解除して農民や商人に化けるにも仕込みが必要だ
「なんでボクが行けるって立候補したと思ってんの?」ナディアが自慢げに都市の側面の城壁側に案内する。
「とりあえず、夜まで待ちましょう」

 という訳で、丘の反対側の林の中で馬を休ませ、夜に向けて体を休める。……訳ないよね。
 青空の元、小川で体を清めては獣の様に交わりオレ流の労りをする。

 夜になると活動を再開する。小川が流れ、鉄格子を通して都市の中に流れ込んでいる。
「ここは用水路みたいだが…当然警戒して見張りが付いているんじゃ…?」
「まあ、そうなんだけど…都市機能の大部分を占拠したといっても、速度重視で進軍し来ているから、完全制圧されている訳じゃないし…穴は幾らでもあるよ」と水路奥からアッサリ隠し通路に辿り着き、都市の中に潜入できた。
「お前実は盗賊ギルドのオーバーロードなんじゃ…」
「蛇の道は蛇って言うでしょ…野暮なこと言わないでよ」
 盗賊兼任なのか…

「領主が人質ってことだけど、どうして殺さないのか…?」
「おそらく占領軍本体が到着するまでは都市機能を止めないために、皆殺しするより情けを掛けて従わせるという方法を取ったと考えられます…戦力が圧倒的でも全員が反攻作戦をとったら泥沼の消耗戦になります」
 ナルホド…戦闘ギルドのレイラの見識は合っているのかもしれない。

「先ずはこの街のギルド事務所に向かいましょう…占領されてないと良いのですが」
 この都市には三カ所のギルド事務所があり、その一つ東のギルド事務所に着くと、裏口からナディアが潜入する。

 手引きされて中に入ると、薄い茶色の毛を後ろで三つ編みにした若い娘が居た「ナディアお姉ちゃん…この人が?」
「そうです、我らが主シェル様です」
「主って顔じゃないけど…」フンと小娘は鼻息荒い。事務所の中は荒らされて閑散としている。

「この娘は?」
「アニタ、私の妹です」ナディアが頭を撫でる。
「ここのギルド盟主よ」アニタもと呼ばれた小娘はない胸を張ってフンと言った。
「え?」マジで?齢十五歳と言ったところか?
「違います、母が冒険者ギルドのグランドマスターなのです」
「グランドマスターってなんかカッコ良。オーバーロードより上なのか?」
「この国の冒険者協会の会長なので…一応は」

 まぁ、身内がギルドトップなら自信もあるわな。
「一荒れした様だな…メンバーは?」レイラが尋ねる。
「……レイラお姉様その腕は?!」
「ソコのシェル様に再生して頂いた」
「はええ……男なんか脳筋のクズ、メンヘラオタクしか居ないと思ってたけど…以外とやるじゃん」
 ニヤリと笑うと少し可愛い。

「メンバーは地下に潜ったよ…反抗作戦を練っているところ」
「反抗作戦は少し待って。敵の数とリーダーの所在が知りたい」ナディア聴きながら何か呪文を唱えるとメモの様な文様が彼女の手の甲に刺青の様にメモが刻まれる。
 まるで、スマホの機能みたいだな…

「では、行きましょう…先ずはトップのヴァレリア・ストームを堕としてしまいましょう」
 夜明け前に領主館に地下水郷を伝い潜入する。ナディアとの肌を合わせた経験から得られた隠密、スニーキングを駆使して客間に拠点を構える帝国の中枢に潜入する。

 リーダーのヴァレリアは簡易ベットでアーマー武装したまま休んでいた。
 流石リーダーだ。覚悟が違う。だがまあ、呼吸をせずに寝れないからな…顔は出している。
 寝顔は…美しい。だが、敵将であるから遠慮は無用…

「…んんぅ!!」無理やり隠密状態から唇を奪う。一気に唾液を流し込み抵抗はナディアと雫が抑え込む。
 一分程口を塞ぎ抵抗を抑え込んでいると、力が抜ける。
 そこから時間をかけて舌を絡ませはじめ、彼女もそれを受け入れる。

 そこまで進めばあとは早い。
 衣服をはぎ取り、防弾防刃チョッキを剥ぎ取る。ナディアと雫も舌を這わせてマルチアタックでその快楽を一気に引き出す。ヴァレリアは息を荒くして悶え、肢体が波打つ。

 彼女もまた軍人で、鍛えられた筋肉とうっすらと混ざり合った脂肪の張りと柔らかさを楽しむ。
 大きな二つの巨大な丘陵を征服し、山頂に舌を這わせて強く甘噛みして固くさせ、彼女の下半身の末端、恥丘ちきゅうの秘密にたどり着く。そこに湛える海のさざ波が外に溢れる。
 征服の証であるオレの潜水艦を潜航させる。

「アァ…アアァァァ…ハァ…こ、こんな…わ、私がぁ…ぐぅ……」海底洞窟の最深部まで急速潜航する。
 柔軟性のあるその洞窟を更に奥まで壁を変形させるまで押し込む。「あぁっ…き、気持ち…イイぃ」
 しばし着底して形を覚えさせた後、急速離脱~急速潜航をあらゆる角度に機首変更して潜入する。
 うねる鍛えられた肉体、発汗し紅潮する肌

「も、もう…はぁあぅっつっつう…また…ひぃ」洞窟に満ちる海の水はまとわりつく粘液以外をすべて外に掻き出されてしまっている。

 ボリュームがありすぎて掴み切れない洞窟を支える巨大な丘陵に指を食い込ませて、枯れた潮の代わりにオレの征服の証の波動と潮流をドクドクと脈打つ最深部に大量に放つ。
 ヴァレリアのしなやかに鍛えられた身体が受け入れ難い快楽の濁流に跳ね上がり、やがて溺れて沈んで行く。

 彼女の思考が流れ込んでくる。
 軍事産業が主力の帝国での彼女の地位は決して高くなく、造船鉄鋼の主幹業務を担う技術職だった両親の元、造船では上の地位は望めず、野心の高かったヴァレリアは、軍部に就職し特殊部隊に身を置き男女無い厳しい訓練を乗り越えて実戦を経験し、国内外の鎮圧行動に参加して重火器の扱いの優秀さを評価され、海軍特殊部隊に所属し、侵入工作特殊任務において優秀な成績を示し、今作戦の指揮官に抜擢された。

 アースライト・ホーリースライムのことは知らなかった。だが、急激に金属精錬技術が成長し、火薬と石炭の発明発見が工業機械の急速な発展をもたらせた中に生きてきていて、両親の像善含めた技術革新の目まぐるしさには目を見張るものがったようだ。

 ガルバルティ帝国の敵将ヴァレリアは意識を飛ばして沈黙する。痙攣しながらも息はしているから死んでないよな?

 これでハッキリしたのはアースライトは人心掌握や支配は行わず、あくまでい技術供与が主眼であることの様だ。
 雫含めたムーンライトはどちらかというと思想補助と魔力提供だから、だいぶ異なる関わり方だ。

 日が昇り切る前に衣服を戻して我々は退散し、人質になっている領主のところに急ぐ。
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