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ムーンライト・ホーリースライム編
都市再奪取
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北西商業都市マリヴェイルをガルバルディ帝国の「鉄嵐艦隊」は、5隻の蒸気戦艦(主砲搭載)と10隻の揚陸艦をもって制圧し、末端の銃装歩兵に幾何かの犠牲が出たものの、迅速に要所を制圧し占領を完了していた。
出入領は規制線を帝国兵に差し替えて厳密に管理しつつ、商業行動を止めすぎると住民が暴動を起こしかねないので再開した。
「ヴァレリア大佐…いえ、司令!」
「何だ?ライリー・ブラックストーン少佐」
「都市を制圧し、要所を掌握してから一週間経ちます…このまま座して待つ必要がありましょうか?」
「おかしなことを言うな?我々は勝利して領主を人質に、大きな混乱もなく制圧しているではないか…」
「本国からの増員と今後のエルダリアからの抵抗を考慮すれば、あまりのんびり腰を落ち着けてしまっては…」
「本国からはこの都市を拠点とした本隊20万人が動員される予定だ…だが、ここまでこの前哨戦の結果が早く出るとは想定していなかった様だ…これはひとえにライリー少佐以下優秀な部下のお陰だな…」
「はっ!光栄であります!」
敵の指揮官を押さえてしまえば、命令で既に陥落した都市は抵抗しないと領主の確約も取れて、従順だと流布し、本国の本体が間もなく到着すると噂レベルで流せば、張り詰めた緊張感が緩むのは一瞬だ。
「ライリー、今晩付き合わないか?」
「ヴァル…あ、いや、ヴァレリア司令!お供致します!」
ヴァレリアの誘いに副官のライリー少佐は目を輝かせる。
指揮官と副官…タダならぬ関係なのは分かるので、ささやかなプレゼントの威力を発揮してもらおう。
深夜迄酒を飲んだ二人はそのまま寝所に転がり込む。
「ライリーお前は美しい」逞しいヴァレリアに比べてライリーは銀髪のストレートヘアで薄いピンクに近い白くて密度の高い肌質で明るいエメラルドグリーンの瞳が輝く美少女と言える。
慣れた手つきで二人は唇を重ね合いながらも互いの制服を手際よく脱がして行く。
シュルシュル、カチャカチャと言う衣擦れの音と共にピチャピチャという粘膜接触の隙間から漏れる水音、ハアハアと言う興奮を隠しきれない細かい吐息がハーモニーの様に響き合う。
やがて吐息は息遣いからあっ、うっ、いゃ…と言った喉奥から湧き出る音声混じりに変化する。
やがて互いに秘密舐め合うウロボロス体制になり、秘密の奥を舌で探り合う。
漏れ出る蜜を分け合い互いに軽く達すると、ヴァレリアが「今日は特別な贈り物がある」と言う。
新しい玩具かと期待をするライリー。
「秘密合わせをしよう…」
「貝合わせならコレまでも散々…あっ!ひぃ!!」
ライリー少佐の秘密の洞窟に生々しい異物が侵入して来る。
「な、何かしらぁっ!くっうっ…」鳥肌立つ程の快楽に脳天まで痺れるなか、どうにか自分の中に何が侵入しているのか見ると、ヴァレリアの身体から生えている立派な肌色のウロボロスの頭が自分の秘密を貫いて恥丘を押し上げている。
「い、一体コレは…っは!うっ…」
明らかに玩具の類の感触では無く、的確な急所を攻めて来るその肉の槌。内臓五臓六腑が自分の中で制御出来ない別の生き物の様に喜び、痙攣をする。
コレまでに無い快楽が悦びが自分の細く緻密な回廊を押し通る度にその肉壁から分泌される潤滑液…ジュプリジュプリと移動する肉圧に自分の躰が纒わり着こうと必死に畝る…
「嗚呼こんな…こんな事が、ヴァル…肉体は疎かこんな魂まで貫かれ悦びに私が震えるなんて…!あぁ、一体何が…お前の身体に…ふぅっ!何が起きている?」
「はっふっあっ…ライリー…お前の胎の中は最高だ!こんなにも私を締め付けて離さない…あの方が…私に下さった…サイコウの贈り物…だ!」
最奥に放たれた唾棄液は最愛人の贈り物であると同時に、彼女たちの新たな支配者の凌辱でもあった。
同時刻、オレ達が冒険者ギルドに戻ると、ギルドグランドマスター…つまりナディアの母が待っていた。
「ナイヤ・ウィンドウォーカーだよ…娘たちとよろしくやっているそうじゃないか…」
長身で筋肉質のボディに、銀糸のような長い髪をポニーテールに束ね、風のマントを羽織る。左目に古傷の痕があり、革製の冒険者装束に魔法の杖剣を携える豪快な人だ。四十代後半と聞いているが三十代前半に見える。
「シェルと言います…ど、どこまで…ご存じで?」
「ガッハッハッハ!何だい?魔王候補とか聞くからどんな傑物が現れるかとか期待したんだが…」
「まあ、オレの目指す行先にその名前があるかもしれませんが…そこを目指しているわけではないので」
「謙遜するタイプかい…この世界では長生きできないよ…」フと笑う横顔は少し寂し気だ。
「領主セリナ・ウェーブハードは堕としました…監禁させたままですが」
ナイヤは少し目を見開いてまた豪快に笑った。
「あのイケズ馬鹿女を手懐けたのか?!…そりゃいい…アノ女のせいで防衛隊は機能せず、あっさり港に侵入を赦しちまった結果が今だからね…開放はしても黙っててもらわないと困るからね」
「ついでに言うと敵国司令官のヴァレリアは既に支配下にあるし、たった今副官のライリーも篭絡した」
「はっはっは…見事な手際を持っている様だ…娘をモノにしただけのことはあるようだね。気に入った」
レイラとアストリッドを通して事情を知っている彼女の采配は見事で、都市に潜んだ冒険者たちに依頼をして一斉蜂起、あっと言う間に奪還出来た。
電撃作戦による手際のよい占領作戦は、骨抜きにされれば数で圧倒出来ていない分逆襲も容易かった。
ただ、上手くいったとは言え、少なからずの死傷者が出ることは防ぎきれるものではなかった。
だが、犠牲者に関しては雫がキレイに回収して供養した。
また、生き延びた戦った兵士には生命に危機が無い兵士、市民は教会に任せ、オレと雫が比較的簡易な致命傷や欠損治療を行い、大規模欠損の重傷者はアストリッドがキーになって行うことで、民衆の支持を得た。
結果的には、協会側からその手際と奇跡の治療技術を称賛され、北西のこの街、マリヴェイルの主教側から挨拶と感謝の意を伝えたいというアポを取ることが出来た。
紹介状とか細かいことやっていたことが無駄になったと思わなくもないが、ナディア達が居なかったらこうもアッサリ逆襲して街を取り戻すことも出来なかったと思うので、ラッキーと言えるだろう。
帝国は占領の為の兵士を失いヴァレリア・ストームは艦隊を率いては撤退した。
出入領は規制線を帝国兵に差し替えて厳密に管理しつつ、商業行動を止めすぎると住民が暴動を起こしかねないので再開した。
「ヴァレリア大佐…いえ、司令!」
「何だ?ライリー・ブラックストーン少佐」
「都市を制圧し、要所を掌握してから一週間経ちます…このまま座して待つ必要がありましょうか?」
「おかしなことを言うな?我々は勝利して領主を人質に、大きな混乱もなく制圧しているではないか…」
「本国からの増員と今後のエルダリアからの抵抗を考慮すれば、あまりのんびり腰を落ち着けてしまっては…」
「本国からはこの都市を拠点とした本隊20万人が動員される予定だ…だが、ここまでこの前哨戦の結果が早く出るとは想定していなかった様だ…これはひとえにライリー少佐以下優秀な部下のお陰だな…」
「はっ!光栄であります!」
敵の指揮官を押さえてしまえば、命令で既に陥落した都市は抵抗しないと領主の確約も取れて、従順だと流布し、本国の本体が間もなく到着すると噂レベルで流せば、張り詰めた緊張感が緩むのは一瞬だ。
「ライリー、今晩付き合わないか?」
「ヴァル…あ、いや、ヴァレリア司令!お供致します!」
ヴァレリアの誘いに副官のライリー少佐は目を輝かせる。
指揮官と副官…タダならぬ関係なのは分かるので、ささやかなプレゼントの威力を発揮してもらおう。
深夜迄酒を飲んだ二人はそのまま寝所に転がり込む。
「ライリーお前は美しい」逞しいヴァレリアに比べてライリーは銀髪のストレートヘアで薄いピンクに近い白くて密度の高い肌質で明るいエメラルドグリーンの瞳が輝く美少女と言える。
慣れた手つきで二人は唇を重ね合いながらも互いの制服を手際よく脱がして行く。
シュルシュル、カチャカチャと言う衣擦れの音と共にピチャピチャという粘膜接触の隙間から漏れる水音、ハアハアと言う興奮を隠しきれない細かい吐息がハーモニーの様に響き合う。
やがて吐息は息遣いからあっ、うっ、いゃ…と言った喉奥から湧き出る音声混じりに変化する。
やがて互いに秘密舐め合うウロボロス体制になり、秘密の奥を舌で探り合う。
漏れ出る蜜を分け合い互いに軽く達すると、ヴァレリアが「今日は特別な贈り物がある」と言う。
新しい玩具かと期待をするライリー。
「秘密合わせをしよう…」
「貝合わせならコレまでも散々…あっ!ひぃ!!」
ライリー少佐の秘密の洞窟に生々しい異物が侵入して来る。
「な、何かしらぁっ!くっうっ…」鳥肌立つ程の快楽に脳天まで痺れるなか、どうにか自分の中に何が侵入しているのか見ると、ヴァレリアの身体から生えている立派な肌色のウロボロスの頭が自分の秘密を貫いて恥丘を押し上げている。
「い、一体コレは…っは!うっ…」
明らかに玩具の類の感触では無く、的確な急所を攻めて来るその肉の槌。内臓五臓六腑が自分の中で制御出来ない別の生き物の様に喜び、痙攣をする。
コレまでに無い快楽が悦びが自分の細く緻密な回廊を押し通る度にその肉壁から分泌される潤滑液…ジュプリジュプリと移動する肉圧に自分の躰が纒わり着こうと必死に畝る…
「嗚呼こんな…こんな事が、ヴァル…肉体は疎かこんな魂まで貫かれ悦びに私が震えるなんて…!あぁ、一体何が…お前の身体に…ふぅっ!何が起きている?」
「はっふっあっ…ライリー…お前の胎の中は最高だ!こんなにも私を締め付けて離さない…あの方が…私に下さった…サイコウの贈り物…だ!」
最奥に放たれた唾棄液は最愛人の贈り物であると同時に、彼女たちの新たな支配者の凌辱でもあった。
同時刻、オレ達が冒険者ギルドに戻ると、ギルドグランドマスター…つまりナディアの母が待っていた。
「ナイヤ・ウィンドウォーカーだよ…娘たちとよろしくやっているそうじゃないか…」
長身で筋肉質のボディに、銀糸のような長い髪をポニーテールに束ね、風のマントを羽織る。左目に古傷の痕があり、革製の冒険者装束に魔法の杖剣を携える豪快な人だ。四十代後半と聞いているが三十代前半に見える。
「シェルと言います…ど、どこまで…ご存じで?」
「ガッハッハッハ!何だい?魔王候補とか聞くからどんな傑物が現れるかとか期待したんだが…」
「まあ、オレの目指す行先にその名前があるかもしれませんが…そこを目指しているわけではないので」
「謙遜するタイプかい…この世界では長生きできないよ…」フと笑う横顔は少し寂し気だ。
「領主セリナ・ウェーブハードは堕としました…監禁させたままですが」
ナイヤは少し目を見開いてまた豪快に笑った。
「あのイケズ馬鹿女を手懐けたのか?!…そりゃいい…アノ女のせいで防衛隊は機能せず、あっさり港に侵入を赦しちまった結果が今だからね…開放はしても黙っててもらわないと困るからね」
「ついでに言うと敵国司令官のヴァレリアは既に支配下にあるし、たった今副官のライリーも篭絡した」
「はっはっは…見事な手際を持っている様だ…娘をモノにしただけのことはあるようだね。気に入った」
レイラとアストリッドを通して事情を知っている彼女の采配は見事で、都市に潜んだ冒険者たちに依頼をして一斉蜂起、あっと言う間に奪還出来た。
電撃作戦による手際のよい占領作戦は、骨抜きにされれば数で圧倒出来ていない分逆襲も容易かった。
ただ、上手くいったとは言え、少なからずの死傷者が出ることは防ぎきれるものではなかった。
だが、犠牲者に関しては雫がキレイに回収して供養した。
また、生き延びた戦った兵士には生命に危機が無い兵士、市民は教会に任せ、オレと雫が比較的簡易な致命傷や欠損治療を行い、大規模欠損の重傷者はアストリッドがキーになって行うことで、民衆の支持を得た。
結果的には、協会側からその手際と奇跡の治療技術を称賛され、北西のこの街、マリヴェイルの主教側から挨拶と感謝の意を伝えたいというアポを取ることが出来た。
紹介状とか細かいことやっていたことが無駄になったと思わなくもないが、ナディア達が居なかったらこうもアッサリ逆襲して街を取り戻すことも出来なかったと思うので、ラッキーと言えるだろう。
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