愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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ムーンライト・ホーリースライム編

北東フォージリッジの主教

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 北西の商業の街マリヴェイルは、領主、主教を征服し冒険者ギルドも洗脳はしていないが、ナディアの実母がグランドマスターとして君臨する間は、協力的であろうことを想定して一旦北東の街フォージリッジに戻ることにする。
 不幸にも失われた命と残された遺体は教会が回収し、全て雫が吸収しスライムに変えて都市の地下で集合させてスレインの分体として活動させることに。

 この街で今後起きることは、領主及び主教によりもたらされ、地下に集積される。

 行きは早馬を飛ばして強行軍であったが、帰還は馬車を調達しゆっくりと帰る。日がな一日中交互に交わる移動式ラブホみたいなものだ…馬車が揺れているのかオレ達が揺らしているのかよく分からない状態で交代で乱れた。

 北東の街の冒険者ギルドに戻ったときには半月が過ぎていた。
 マックスが既にマリヴェイルでの帝国撃退の情報を得ていて、情報の伝達力の速さを少し驚いた。
 何でも共鳴水晶という同じ周波数で共鳴する水晶を遠隔地においてマナを流すと双方で同じに反応するので、音声も送ることが出来るらしい。意外とハイテクである。

 ここでは、帝国の邪魔が入らなければ順当に支配すべき聖光教会の主教を落とす必要がある。
 先に北西の主教と副主教が堕とせたので、紹介状も冒険者ギルドと北西聖光教会主教の両方がある時点で、勝ったも同然である。

 一度門前払いに近い形で追い出された大聖堂に向かう。あのシスターが出迎える。
 彼女はあの日の出来事を覚えていない…はずだが、オレの顔を見るなり怯えた顔をした。

「冒険者ギルド盟主の連名推薦状と北西教会主教からの紹介状を持ってきました。此方の主教にお目通りをお願いします」
「か、かしこまりました…少々お待ちください」
 彼女が奥に引っ込むと、例の馬鹿カルテットが登場する。何でだよ?!

 だが今回は少々展開が異なった。
「お待ちしておりました。主教がお会いになります」ありゃ?随分と素直に…オレと雫は奥へ通される。

 イザベラ・ルミナス…北東フォージリッジの聖光教会の主教。
 慈悲の聖母というイメージだった北西マリヴェイルの主教とは異なり、厳しい顔立ちをした黒髪のストレートヘアの痩身の女性だ。
 法衣でその体型は隠されて見えないが、頬骨の浮き具合からして行き過ぎたダイエット信奉者なのだろうか?

「よく来た、シェル殿と雫様…誰も信じなかったが、女神顕現の噂は少し聞いていた」
 あ、やはりあの時の狼藉は伝わっていたか……

「にしても、セラフィナ・ルミエールはさて置き、側近で愛人のテオドールは手強かったでしょう。よく籠絡しましたね…」
 四通の紹介状を並べながら語る。

「私が貴方達に会おうと思ったのは、見ての通り最近食が細くなってしまって…他人の治療はマナを使って神聖魔法で癒してあげられるのに、自分の身体一つ維持が難しいの」
「蘇生魔術を試したいと思われたのですね?」
 オレはダイエット等と軽く考えたコトを反省した。

「そうね。私は人生の大半をこの教会で過ごし、多くの人の人生を見て感じて、そして可能な限り救ってきたの。その人生に後悔とか無いのだけど、女神の化身とか言われたら、会ってみたいじゃ無い?」ニッコリと笑う目尻の皺は、苦痛を噛み締めて無理を重ねてきた証拠なのかも知れない。

 これまで会ってきた幾人もの人達とは異なる感情が込み上げるが、コレに流されるのは危険だと心の奥から危険信号が鳴る。
 雫の顔を見ると「汝の望むその先を見据えろ」と言う顔をして居る。

「では、僭越ながら法衣を脱いで此方に来ていただけますか?」オレもシャツを脱いで気合いを入れる。

「殿方に見せて喜ばれない身体で申し訳ないわ」
 イザベラ・ルミナスの身体はどうやってその生命を維持して居るのか?と疑うレベルで骨が浮き、皮膚は弛み、想像を絶する苦痛が刻まれた姿でオレの前に現れた。

 アストリッドと共に一体となりながら練り上げて来た蘇生魔法。雫のバックアップを受けて施術する。
 悪性細胞に乗っ取られた内臓、血液を殺して再生する。幸い脳にはダメージはない様だ。
 この土地は実は既にスレインの支配下だ。
 ソコから雫を通して不足分の体組織再生の素材を受け取りながら彼女の身体を再構成する。

 彼女の身体にハリと艶、女性としての美しいラインを取り戻す。
 イザベラは信じられないと言う顔をして自分の身体を確かめる。そして自身の身体を抱きしめながら涙を流す。

「骨が軋む音も、動かす度に悲鳴を上げる筋と皮も感じません……もはや灯火の様なこの生命、何時潰えても…と思っていましたが…ふふふ、取り戻せたら捨てるのは惜しくなりますね」彼女はその喜びを既に全身で感じている様だ。

「どんな願いでも、聞き入れましょう…奇跡の主よ…ですが、どうしても願わずにはいられないことがあります」
「…言って見よ」
「信者の民草の生活を脅かすような事は今後も治めてください」この期に及んで弱者救済を謳うとは…見上げた心がけだと感心する。だが、だからこそ彼女の存在を脅威と感じた。

「オレは搾取する暴君にはならない…だからオレを受け入れろイザベラ」
「この肉体は既に貴方のモノ…その上で捧げられるのは我が忠誠…女神に捧げし人生です」

「では、その契りを交わそう…」蘇り、頬が紅潮する美しさを取り戻した彼女の顔を両手で包み、唇を奪う。
「はぁ…っ…この体で…肉欲の喜びを感じされるとは…はうぅ」一々エロいコト言うなぁ…年齢だけならおばちゃんだが蘇った肉体は二十代だ…エロ可愛い。

 舌を搦めて唾液を交換する。潤いを取り戻した彼女の躰はその悦びに打ちひしがれ震える。
 唇を重ねて匂い立つ女の香りを楽しみつつ、オレの手は彼女の肌をなぞり、小ぶりでも形の良い二つの肌に吸い付く水ようかんの感触を楽しむ。指に絡みつつも弾けて掴もうとすると逃げ出す躍動をする。

 舌で咽喉内を満たして互いの唾液の蜜月なる交換を終わらせると、首筋を通り、鎖骨の窪みに溜まる汗と垂れた涎の混ざった蜜を啜り、跳ねて逃げる水ようかんの頂点を搦め捕る。先端は本体の柔らかい弾性とは違う硬さを絞りつけると更に硬く前にせり出し更なる刺激を求めて震える。

 あばら、腹筋、そして臍を経由して、末端の丘に辿り着くころには、イザベラは自分では立っていることが叶わず、執務室の床に膝を立てて倒れ込み、両手で顔を覆いながら、ひたすら快楽に身を任せて苦しそうに息づいている。

 彼女の洞窟は湧き出る泉に入り口を光らせ襞の分け隔てる根元に埋没する小さな突起は呼吸に合わせて震えている。
「わ、私は…この体に男性を振れることをこれまで赦したことがございませんでした…ですので」
「心配するな…女神の祝福をこれからお前はその身に受けるのだ」…思い付きで適当なこと言うオレ…
 最初は指の侵入をも拒む入口の幕は丁寧に根元の塚を攻略し、泉の溢れる滴りが床を光らせる頃には大きく開いて歓迎する様に花開き、中に侵入することを赦す。

「お前の身体を救ったのはお前自身のコレまでの献身だ…これからも女神の祝福に感謝し、捧げ仕えよ」
【女神の祝福】をゆっくりと彼女の中に埋没させる。
 息が詰まり、空いた口がふさがらない彼女に口づけして過呼吸を抑え込み、それでも容赦なく彼女の奥まで突き進む。
「こ、この痛みと悦びを…人生において知り得なかったことへの懺悔と、知ってしまった後悔、満たされた気持ちと快楽に落ちる贖罪を…」といって上り詰めた彼女の信仰心と絶頂に合わせてオレも支配の女神の祝福を放つ。

 イザベラ・ルミナスはここに堕ちた。
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