愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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ムーンライト・ホーリースライム編

亜人の姫

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「帝国の艦隊が港の水平線を埋め尽くしている」

 その侵攻を知ったのは、オーク達との交渉から一週間も経たない内であった。

 北西の街厳戒態勢に移行し、ケルベロス中隊も全員動員された。国としての機能はオレが掌握はしていないが、領主二人と教会の司教ニ拠点、冒険者ギルドはグランドマスター迄繋がっているので情報伝達は早い。

 そんな中、オレは必死に雫と子作りをしていた。

 但し、今回は少し考えて黒曜の様な究極生物は目指さず、アストリッドのネクロノミコン秘術と、雫が初めて生まれた時のスレインの分身としての亜人をまとめるために、コチラの意向を伝えるための使者として生成する事にした。

 思考や習性は元のオークの持つ性質を残し、雫と思想接続を残してオークを導く存在としてある程度の自立性も持ちつつ設計する。

 錬成された巨躯の筋肉質な女性はオレの趣味がどうしても反映される為、脂肪の付く場所はある程度限定され、濃いグレーの肌はオークのモノだが、見た目は逞しい精悍巨漢巨乳美女になっていた。
 目付きは鋭く耳は長く少し垂れ、頭髪は黒と白の斑ら鼻はオークの特徴は少なく、口を開けば牙が並ぶ。
「我に亜人の未来を託してくださる栄誉を頂き感謝致します、我が主」

「彼女は我の娘ではなく妹のような存在。彼女にも汝の主人としての繋がりを持つと良いぞ」
 ナルホド…
「よし、では忠誠の証として我が巨砲に奉仕してもらおうか…」オレがズボンのベルトに手を掛けると…
「我が主、順番が違う」と雫のツッコミが入る。
「は、はは…冗談だってば…」
 なんか新しい刺激に反応してしまってマジボケしてしまった。

「とーさま、黒曜もみんなみたいに愛して欲しい」
「おわっ!いつの間に?!…よ、良い子は寝てなさい」「とーさまのイジワル」
 黒曜がいつの間にか乱入していた。まあ、洞窟内同居しているのだから予想できる事態だった…

「雫、悪いが…」「心得た…黒曜、父上は大切な仕事があるのだ、いい子なら邪魔をしてはならん」とか言いながら彼女の居住区に連れて行く。
 そこだけ切り取れば、微笑ましい母娘の風景に見える。

「我が主、あの娘には途轍もない力を感じます。我は雫様の姉妹として同じ性質を受けている様ですが、果たして皆をどの様にお呼びすれば?」
「好きに呼べばいいと思うが…あ、そうか…すまん。そうだな…お前に名前が必要だったな」
 うーん中々難しいな…立派な体、強そうな…
「よし、お前を『鉄魁てっかい』と名付けよう…お前の肌は無彩色で鉄の様に丈夫にみえるし、美しく魁るという意味だ」

「我感謝に絶えません…その、更なる絆を結んでは頂けませんか?」
 今度こそ互いに体を使った絆を結ぶ行為に浸れるというわけか…
「よしそのまま跪いて口を開け…」鉄魁の開いた口を見て玉ヒュンする…その牙はヤバイ…最初のプランは捨ててオーソドックスに切り替える「膝立ちで目線を合わせてくれるかな?」

「はい我が主」
 鉄魁の顔は辛うじてオレより少し上くらいなので、優しく頭をなでて耳、頬、顎を撫でて少し厚みの多い唇に触れる。少しくすぐったそうにする仕草は愛おしく感じる。この辺りのリアクションは雫と姉妹を感じさせる。

 僅かながら獣臭がするかと思ったがほとんど気にならない…優しく口づけをする。
 舌入れたら歯に当たるだけで切れる…程ではないのを確認して舌を触れ合う。この辺りはこれまでにない刺激で、オレ的には何とも言えない緊張感と興奮がある。鉄魁は熱心にオレの干渉に応じてくれる…最初の頃に雫を求めた時の興奮も蘇る。

 彼女の逞しくも女性をらしさを失わない胸部丘陵の頂にはそこだけが彼女に流れる血がオレと同じ色であることの証明の様に薄い桃色になっている。雫が熟れたマンゴーなら、鉄魁の果実は西瓜である…西瓜が果物なのかの定義はこの際置いておく。圧倒的な質量と弾力、頂点の敏感なか弱さとの対比が更に興奮を呼び寄こす。
 こちらの扱き、擦り、捻じり、舐めて吸い取る刺激に荒い呼吸で応える。
 脇、臍周りは筋肉の圧力が強く、そこに上手く攻め手を見いだせないので、優しく口づけをしながら下まで攻め降りていく。
 彼女を上向きに寝かせ、鼠径部から恥丘を攻める。普通の女性よりは少し大きい秘密の洞窟は蜜が漏れ出ているモノの、外に広がる部分は少なく広げて覗けばテラテラと光るその内側はやはり薄い桃色である。
 ゆっくりと秘密の洞窟を攻めて入口から攻略する。

 そうして最後、オレ自身の分身をその秘密の中に侵入させる。
 どこまでも飲み込まれそうな感覚は初めてで、力強く包み込み逃がさないと圧力を掛けられる感覚はこれまでに経験のない深淵にオレを吸い込む。ヤバイ、支配するつもりが支配されている感覚に陥る。
 必死にすべてを持っていかれないように引き戻してから再び侵入する…

 鉄魁はその行為に耐える様に顔を手で覆い荒い息を吐きながら声を出さないようにしている。
 彼女も必死にこの打ち寄せる吸い込まれる様な快楽に身をゆだねつつも最後のラインで耐えているのだと思えばこそオレも必死に打ち返す抉り取る、突き進むを繰り返す。

 そうして打ち寄せる最後の波に果てにオレの全てを吐き出す
「ィィィィィィ!!!」高周波の様な声を発して鉄魁も腰をのけ反らせて達する。その勢いにオレは躰が浮き上がる…コレ、オレが下でやったら死ぬかもしれん…醒めていく興奮の中ちょっとゾッとする興奮が。
 兎に角彼女の強靭な肉体が躍動する感覚は新たな刺激をオレにもたらしてくれる。そのまま後ろからもう一度達して強い意識で繋がる感覚を共有した。

 翌日黒曜に鉄魁と雫と共に再度西へ飛んでもらい、鉄魁を拠点の指導者として遣わし今後の指導を行わせるとオークたちに伝える。
「鉄魁、お前の役目は分かっているな…お前がリーダーだが基本は共存共栄だ、うまく飢饉にならない様開墾と牧畜の文化を定着させろ…できるな?」

「お任せください我が主…」彼女は屈託なく笑う。

 オーク達もかように美しい自分たちの因子を持ったリーダーなら受け入れるというので、その足で北西の街マリヴェイルに向かう。
 領主セリナ・ウェブハートの元に行くと今回は上陸させてしまうだけで街が焼き尽くされることが想定できるのか分かっているのか、海上封鎖の為に商船含めた全船籍で人を犠牲にしない港の封鎖を行い敵襲に備えている。
 ケルベロス含む王都の騎士団及び魔法守備隊の再編成での上陸前の抵抗はある程度の規模をもって備えている。

 果たして帝国の侵攻をどこまで食い止めることが出来るのか…街は二度目の侵攻だが、その緊張度は奇襲ではないため極限まで高まっていた。

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