愛玩洞窟〜汝洞窟を愛せよ、奥に深く深淵に

黒船雷光

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アースライト・ホーリースライム編

帝国改革邁進

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 実質的にはガルバルディ帝国は、エルダリア王国自治領という形になるのだが、一般市民はそのことに対しての反感は実はそこまでない。厳格な検閲、自由のない国の職業あっせんは撤廃し、ある程度の職業選択の自由を保障することにした。
 だが、いきなり王国の様な、民衆による評議会の制定など急激な社会構造改革をしても混乱が起き、果ては暴動が起き、それを押さえようとしたら内紛が起きてしまっては意味がない。

 市民に自由意志を持たせて上手くいくはずがないと強固に反対したのは人民潤滑省総帥(プロパガンダ・文化・福利厚生担当)ロザリンド・ヴェルクマイスター…
 …ではなく、人を歯車と思っている機械教総帥セレナ・クロイツァー、ルドルフの後任で、工場生産性を堕としたくない科学技術総帥フリーデリケ・フォン・レーベンシュタイン。そして、生産力総帥クララ・シュトールも人を人とは思っていないタイプであった。
 だが、女帝アウグスタ・フェルンブラットの命により、ある程度封じ込めることは出来た。

 ここでクーデターで起きると面倒であったのだが、女性上位思想がココでは致命的な問題になった。
 ガンツやクラーラ等王国での捕虜経験がある大多数の男性兵士、市民が女系の貴族特権階級に対して、明確な否定派として立ったからである。つまり、クーデーターを起こそうにも実行部隊は基本的に反体制派に回った形になる。

 ナディアとレイラが市民集会などを啓蒙し、一方的な制度の押しつけやこれまでの悪習に対する意見を吸い上げて部分的な制度の変更と見直しも図る。
 ガンツや、補給部隊を指揮していたクラーラなども市民側の立場に立って動き、動き始める。
 だが、この改革は時間がかかるだろう…不満這っても強制になれてしまった市民に自分で考えろと突然言っても理解はしてもらえないだろう…
 更に二人は、技術応用と知識を得ての王国とのやり取りにおける方針転換、技術共有を受けての魔法との組み合わせなどを模索する。

 教育も改革を行い、機械科学と自然科学の両立と、文化交流を行い、それぞれの良さを融合させていく予定だ。

 しかし、幹部だけでも納得しないまま理不尽を押し付けても、火種はくすぶると考えた俺は、セレナとフリーデリケを堕としにかかることにした。

 宿舎にて、雫と共に作戦を練ることにする。彼女たちを堕とすに当たり、出来れば安全を確保する場所が欲しい。
 要はこの地での『愛玩洞窟』を確保したい。

 味もそっけもない四角いベッドの上で、オレと雫は互いを求め合う。
「地脈の零はやはりこの歳の地下に根を張って存在しているのか?」雫に尋ねる。
「その通りだ。だが、殆ど地表に干渉しないため、地下資源に向けて広がっているだけで、我らと接触するには、地下資源鉱脈出力地に行く必要がある」
「聞くだけで面倒くさそうな場所だな…ルドルフは鉱山加工のノウハウを独占して自分を護ろうとしたのか…」

「そうだ!わるいか?」ルディアナになったルドルフが湧いて出てきた。
「どっから湧いて出てきた?」
「シェルには関係ないだろ…私は雫お姉さまに用があるのよ…あんた達いつも二人だと合体してるの?」
「夫婦だからな…」

 素直にオレが応えると、ルディアナは呆れたような顔をする。
「いや、そう言う話のレベルじゃないだろ!」このTSした元オッサンはいつの間にか暴言妹設定に落ち着いたのか?
「では言い方を変えよう…常に一心同体でありたいのだ」
「いや、ちょっと…常識的にどうなの?」
「非常識な科学力を持ち込んであまつさえ世界征服しようとして失敗した科学者に言われたくない」
「今は儚い美少女科学者だ」
「美少女なら何でも許されると思うな…」
「おまえだって、私のアイデアパクっただろ!」

「なに?!」
「わたしが暇つぶしに作った『玩具』のアイデア利用して…あんなことやこんな事…私にも使って…ヘンタイ!」
「お前だって、ソレに爆弾仕掛けて利用しようなんてどんなマッドサイエンティストだよ!」
「し、仕方ないじゃん…誰も私の話なんか聞いてくれないんだもん」
「コミュ障かよ!」
「い、今は違いますぅ~美少女にしてもらったお陰様で…なんと、ガンツにも言い寄られちゃったもん…アイツ、ワシだと気付いてないんだぜ~ウケるぅ~女ってだけでチヤホヤされるの最高!」
 女性化するとこんなに性格歪むのか?…いや、元々歪んでたか…

「とにかく…雫姉さまばかりずるいです…」
「別に遊んでいるわけじゃない…親密度を感じながら、相談したんだろうが…」
 かなり苦しい言い訳だが…ん?待てよ…
「え?羨ましいの?」
「あ…いやぁ…その…」と顔を赤らめて反らしながらも、自らスカートをめくると…
 下着をつけてないツルツルの恥丘は下に洪水を起こしているではないか…
「よし…我の席を譲ろう…んふぅ」ズルズルと立ち上がるにつれて、雫を貫いていた「天空を突く鉾」が矢じりの先まで濡れ光りながらその全貌を表す。

「そのまま跨れるか?」
「いちいち聞くなよ…おほぉ…んぐ」
 ちいさなクレバスに不釣り合いな巨大で長大な鉾を自ら咥え込む。
「あっ!キタコレ…んふぅ」

 オレは少しだけ、ルディアナを貫きながら、前世の社会構造に思いを馳せる。
 日本という国は、島国で戦争も内戦もなく日々の不満はあっても平和であった。
 オレは選挙には行ったことが無かった…政治に興味も無かった。
 だが、ある日突然国家が無くなりシステムが崩壊したら…

 エンジニアで会社のシステムを管理していた俺は、社内の情報システムが止まったら、会社は瞬時に潰れるだろうと思っていた。そういう意味では何一つメリットない管理者であったが、脅しにしないまでももう少しちゃんと上司や会社に対して交渉すべきだったと反省する。

 前世に戻る気はないが…

 オレに跨り鉾を受け止め押し上げられる彼女の恥丘がオレの鉾がどこまで刺さっているのかがうっすら形が分かる動きをしていて、それがとてつもなく興奮を呼び起こし、彼女の細い腰を掴むと自分のペースで激しく揺さぶる。
「んんんんんんんんんふぅっ!!!!」未だ受け入れに慣れていない新鮮な肉襞を気の済むまで蹂躙する。

 奥底に真打に突き刺して放つと奥の部屋の入り口が矛先を飲み込むように吸い付いて少しも漏らさないようにと躍動して貪る。

 そこには、科学者として生きて来た矜持も結果的には利用され成果を上げても取り上げられ、失敗すれば即気切り捨てられる無情な社会に対する屈辱と、後悔そして今得たこの躰を如何に友好的に扱うか…を悩み、最初から零に意識を持たせて対話していたら上手く行ったのか?という自分の通り一辺倒な下手な使い方を悔いる思いが流れ込んでくる。

「わかった…とりあえず、後任のフリーデリケが気に入らないのが良くわかった。ルディアナ…とりあえず、零のところに行って、ここの地下の鉱脈とは別に安全な基地【愛玩洞窟】を作ろう」

「あぐぅ…ま、まだ逝ってます…はふぅ…ア…愛玩洞窟?」
「お前は零を鉱物生産機械程度にしか考えてなかったのが分かる…」
「オレと組んでもっと有効な使い方を教えてやる。ついでにフリーデリケと、クララも危なそうだからその二人を沈めるぞ…」

「わ、わかりました…ひん」彼女を雫が助けて立たせ、鉾を抜くと大きく糸を引いたが、逆流はしていない。貪欲な彼女の性格を表しているなと思った…
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