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サンライト・ホーリースライム編
聖戦の開始
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翌日の朝は双方に陣営が揃って対峙する状況が出来上がっている。
特使が行き交う。
「我等はこの大陸で生活する住人として、汝らの侵攻さえ無ければ平和に暮らす故、何ゆえにその平和を乱して進行するのかを問う」
「我等は海洋の脅威を退け、狭い島国での閉塞された死を受け入れるに能わず。されど難民にあらず。故に新天地を求めて渡航せんとする」
「それが何故戦力による進行なのか理解しがたし」
「我等は戦闘による侵略意外に外交の手段を持たず、力による平定こそが民の安定と社会構造の恒久的維持であると理解している」
「最早意思疎通による平和的解決は望むこともかなわぬか?」
「対話は主義主張が異なる存在の上で行われるのが時間の無駄である」
「この戦いでの勝者こそこの世界を統べる資格を持つものだと理解した」
「「決着すべし」」
最早この期に及んでホーリースライムによる勢力争いを表層の代弁者が何を言っても解決しない…という、宿命みたいな決まりごとになってしまっている以上、何をどう繕ったところで結果は同じという事なのだ。
だがそれでも、オレ自身はこの世界にどっぷり漬かってしまってその中で、体の関係を通してではあるが相互理解が叶うという成功体験を知ってしまい、ここまで来れた自信もあった。
だが、ここ迄一方的に開戦以外の選択肢が無いのだとは、今更ながら臆するまでも無いが、先遣隊の七人の侍を返り討ちにしたのはこの状況を招いた事実として、今更ながら受け止めざるを得ないと少しだけ後悔する。
「お主は、この聖戦に関しては当事者じゃ…ワシは主にすべてを託す故、その真価を発揮して見せよ…必要ならワシを呼び出しても構わんぞ…」
エラリアはそういうと天幕に戻ってしまった。傍にいるとプレッシャーになるからと気を使ってくれたのかもしれない。
「アストリッド」オレの顔を見てコクリと頷くアストリッド。
「はぁい…」彼女がやるべきとは決まっている。
地面から湧き上がるスケルトンの兵士。
ざっとその数二千体…味方だからいいけど、これ完全に悪者が使う手だよな…
「出陣」
スケルトンの兵士の波が一斉に敵陣に襲い掛かる。
敵陣から迎撃の矢が飛ぶが、ほとんど意味はない。
敵の前線は盾と槍で武装した足軽侍たちだ。
槍は突進してくる勢力に対して非常に有効だが、骨の戦士は面積が少なく、また血肉が通わないため並べた盾と槍ではあまり効果的に止めることが出来ない。
だが、次の瞬間、太鼓の合図が入ると槍を突く道具としてではなく上から叩く先方に切り替わる。
点ではなく線、そしてそれが横一文字で並んで号令で叩き落とす様に振るわれると、蠅叩きの様にスケルトンを上から叩きつぶす。前哨戦で投入したスケルトンは敵の前線を崩しきれずに崩壊する。
バラバラと崩れ落ちて敵前線の足元に転がってしまう。
「慣れているな…」オレが感嘆のつぶやきを漏らす。すると、
「相手が騎兵なら前に長く突き出した槍で突進を止め、歩行する兵士なら線、面で迎え撃つというのをやり慣れている…まあ、想定内だ」
ブリギッタが鎧姿で現れる。
「ややグロテスクなわが軍だが、犠牲をいとわないで済むのはありがたい。続けて投入可能か?」
「勿論ですぅ…ブリギッタ将軍」
「はは、将軍っていい響きだな…使わせてもらおう!エルフェルト!」
「ここに」
ブリギッタの前に進み出たエルトは前回の侍戦で仲間を失い、自身も深い傷を負ったが治癒している。前回の戦いで学んだ点も多いことだろう…彼女は魔族適正は無かった…本人も言っていたが叩き上げの純粋な人間なのだ。
失った目を復元してやる時に赤外線の見える目を与えたので、前回の戦いではその利点でやや優位に戦えたと思う。それでも犠牲なしには戦えなかった。
彼女の目を見ると、これまでの経験で仲間を失う悲しさを引きずってはいない。だが、決して忘れても居ない歴戦の勇者としての決意が見て取れる。
「エルト、エルダリア聖騎士団団長としての責務ひと時でも忘れたことが無い貴殿の誇りを持ってスケルトン兵の第二陣に合わせて側面からの騎兵突貫を願う」
「承知いたしました。蹴散らして御覧に入れます」
「スケルトン兵突貫!」
「はいぃ!」スケルトン兵の残りがすべて吐き出されて津波のように敵陣にツッコむ。
併せる様に側面からエルトのケルベロス聖騎士騎兵団が銀色の甲冑を輝かせて二手に分かれて側面方向に流れ込む。敵側も側面に対して防御陣営を展開し、さらに多くは無いが、騎馬隊が後方から展開する。
「馬なんて運んできてたのか?」「機動力は戦地における大切なアドバンテージだからな…だが、あの馬は…」
騎馬戦が展開されるが、敵騎兵の馬が倒れた際に紙の束になって散るのが見えた「魔術か?」
「東洋の島国では変わった魔術を使うようだな」
「こっちだって切り札がある」オレはアストリッドに合図する「アストリッドやってくれ!」
「承知した我が主ぃ!」
アストリッドのネクロノミコンの魔術が発動すると、敵陣に先ほど打倒されたスケルトンがその場で再生する。
足元の残骸だと思っていた散乱する骨が再構築して襲い掛かる状態は中々酷い状況を生む。
敵前線は内側と外側から打ち崩されて崩壊する。
「よし!一気に打ち崩せるぞ!」
ブリギッタの声にも力強さがこもる。
だが、次の瞬間その勢いも一瞬でひっくり返されてしまう。
敵本陣の中央に立った、青い髪、全身を鱗のようなスケルタルメイルで覆われた美しい指揮官らしき女性が美しい歌声と共に三叉の槍を天高く掲げると、目に見える巨大なエネルギーの衝撃波が発せられ、その波動が広がると、スケルトンは尽く塵に帰ってしまう。さらに、それまで戦い傷ついた兵士たちはその範囲全域が治癒される。
勿論突貫して行っていたケルベロス騎士団も同様だ。
「な…?!」オレは驚愕の声を上げる…オレや雫、アストリッドの使う治癒とも異なる問答無用の全体回復魔法の様である。
「こんなことありえるのか…?」
「アレは恐らくアクアライト・ホーリースライム『海洋の露』の力」
控えていた雫がさらっとネタをばらす。
あの女は、サンライト・ホーリースライムの配下に入った代わりにその力を継承したままでその力をふるうという事か…
せっかく状況を変えて有利に戦えると思ったとたんにリセットどころか、スケルトンは浄化され、敵兵は回復しこちらが手札を失った状態になってしまった。
「エルト!撤退だ」この距離であれば意思疎通ができる程度には彼女と感応は出来るオレは慌てて騎士団を呼び戻す。
騎兵を戻すと同時に、今度は敵軍に動きが出る。
前線に巨大な鬼が投入される。何だありゃ…オーガ?敵側にそんな巨漢を運送する余裕があったのか?
「あれも、恐らく敵の魔術による召喚かと…」アストリッドの想定では、アレは先ほどの騎兵の騎馬同様魔術による構成だという。
「ケルベロス重装歩兵団防戦!」ブリギッタの指令が飛ぶ
重装歩兵団は今回の戦に備えて、ある程度人員の層を厚くしているが、歩兵騎士団の兵士長のガエウィンが戦死していたため、ブリギッタの配下で再編されている。
急造感否めない部隊は個人の力量関係なく指揮系統の機能がどうしても反応の遅れにつながる。
「アストリッド!魔法師団による援護!」「はいぃ!」
魔法師団が各々得意な魔法で迎撃する。
そこにようやく鉄魁がオーク軍を率いて、地面に空いた穴から現れる。
「お待たせしました!…ってあっちょっと遅かった?」
「鉄魁!」
彼女に続いて続々とオーク兵が現れ、崩壊しかかった前線で敵の鬼と戦う。
そしてその後から、自国のオーガが現れる。良くその洞窟通って来たな…という…起き上がると巨漢が立ち上がる。シンとヘイ…更に二人ほどではないが巨漢のオーガ…しかも女性が現れる。
もしかして…「あ、シェル叔父き!」鉄心と鉄平である。いつの間にそんなに大きく…
「挨拶は抜きだよ~!」と出てくるなり敵の鬼を粉砕する。頼もしすぎる。
粉砕された敵の鬼は紙の束になって崩れ落ちる…これも魔法なのだ。
「聞いたことあるな…式神って奴か」っても前世のゲームの知識だが。
合戦の様相ではあるが、やや怪獣大決戦の様相を呈してきている。
いずれにしても、あの敵のアクアライトの回復はよろしくない…どう打破すべきかがこの後の展開のカギになりそうである。
特使が行き交う。
「我等はこの大陸で生活する住人として、汝らの侵攻さえ無ければ平和に暮らす故、何ゆえにその平和を乱して進行するのかを問う」
「我等は海洋の脅威を退け、狭い島国での閉塞された死を受け入れるに能わず。されど難民にあらず。故に新天地を求めて渡航せんとする」
「それが何故戦力による進行なのか理解しがたし」
「我等は戦闘による侵略意外に外交の手段を持たず、力による平定こそが民の安定と社会構造の恒久的維持であると理解している」
「最早意思疎通による平和的解決は望むこともかなわぬか?」
「対話は主義主張が異なる存在の上で行われるのが時間の無駄である」
「この戦いでの勝者こそこの世界を統べる資格を持つものだと理解した」
「「決着すべし」」
最早この期に及んでホーリースライムによる勢力争いを表層の代弁者が何を言っても解決しない…という、宿命みたいな決まりごとになってしまっている以上、何をどう繕ったところで結果は同じという事なのだ。
だがそれでも、オレ自身はこの世界にどっぷり漬かってしまってその中で、体の関係を通してではあるが相互理解が叶うという成功体験を知ってしまい、ここまで来れた自信もあった。
だが、ここ迄一方的に開戦以外の選択肢が無いのだとは、今更ながら臆するまでも無いが、先遣隊の七人の侍を返り討ちにしたのはこの状況を招いた事実として、今更ながら受け止めざるを得ないと少しだけ後悔する。
「お主は、この聖戦に関しては当事者じゃ…ワシは主にすべてを託す故、その真価を発揮して見せよ…必要ならワシを呼び出しても構わんぞ…」
エラリアはそういうと天幕に戻ってしまった。傍にいるとプレッシャーになるからと気を使ってくれたのかもしれない。
「アストリッド」オレの顔を見てコクリと頷くアストリッド。
「はぁい…」彼女がやるべきとは決まっている。
地面から湧き上がるスケルトンの兵士。
ざっとその数二千体…味方だからいいけど、これ完全に悪者が使う手だよな…
「出陣」
スケルトンの兵士の波が一斉に敵陣に襲い掛かる。
敵陣から迎撃の矢が飛ぶが、ほとんど意味はない。
敵の前線は盾と槍で武装した足軽侍たちだ。
槍は突進してくる勢力に対して非常に有効だが、骨の戦士は面積が少なく、また血肉が通わないため並べた盾と槍ではあまり効果的に止めることが出来ない。
だが、次の瞬間、太鼓の合図が入ると槍を突く道具としてではなく上から叩く先方に切り替わる。
点ではなく線、そしてそれが横一文字で並んで号令で叩き落とす様に振るわれると、蠅叩きの様にスケルトンを上から叩きつぶす。前哨戦で投入したスケルトンは敵の前線を崩しきれずに崩壊する。
バラバラと崩れ落ちて敵前線の足元に転がってしまう。
「慣れているな…」オレが感嘆のつぶやきを漏らす。すると、
「相手が騎兵なら前に長く突き出した槍で突進を止め、歩行する兵士なら線、面で迎え撃つというのをやり慣れている…まあ、想定内だ」
ブリギッタが鎧姿で現れる。
「ややグロテスクなわが軍だが、犠牲をいとわないで済むのはありがたい。続けて投入可能か?」
「勿論ですぅ…ブリギッタ将軍」
「はは、将軍っていい響きだな…使わせてもらおう!エルフェルト!」
「ここに」
ブリギッタの前に進み出たエルトは前回の侍戦で仲間を失い、自身も深い傷を負ったが治癒している。前回の戦いで学んだ点も多いことだろう…彼女は魔族適正は無かった…本人も言っていたが叩き上げの純粋な人間なのだ。
失った目を復元してやる時に赤外線の見える目を与えたので、前回の戦いではその利点でやや優位に戦えたと思う。それでも犠牲なしには戦えなかった。
彼女の目を見ると、これまでの経験で仲間を失う悲しさを引きずってはいない。だが、決して忘れても居ない歴戦の勇者としての決意が見て取れる。
「エルト、エルダリア聖騎士団団長としての責務ひと時でも忘れたことが無い貴殿の誇りを持ってスケルトン兵の第二陣に合わせて側面からの騎兵突貫を願う」
「承知いたしました。蹴散らして御覧に入れます」
「スケルトン兵突貫!」
「はいぃ!」スケルトン兵の残りがすべて吐き出されて津波のように敵陣にツッコむ。
併せる様に側面からエルトのケルベロス聖騎士騎兵団が銀色の甲冑を輝かせて二手に分かれて側面方向に流れ込む。敵側も側面に対して防御陣営を展開し、さらに多くは無いが、騎馬隊が後方から展開する。
「馬なんて運んできてたのか?」「機動力は戦地における大切なアドバンテージだからな…だが、あの馬は…」
騎馬戦が展開されるが、敵騎兵の馬が倒れた際に紙の束になって散るのが見えた「魔術か?」
「東洋の島国では変わった魔術を使うようだな」
「こっちだって切り札がある」オレはアストリッドに合図する「アストリッドやってくれ!」
「承知した我が主ぃ!」
アストリッドのネクロノミコンの魔術が発動すると、敵陣に先ほど打倒されたスケルトンがその場で再生する。
足元の残骸だと思っていた散乱する骨が再構築して襲い掛かる状態は中々酷い状況を生む。
敵前線は内側と外側から打ち崩されて崩壊する。
「よし!一気に打ち崩せるぞ!」
ブリギッタの声にも力強さがこもる。
だが、次の瞬間その勢いも一瞬でひっくり返されてしまう。
敵本陣の中央に立った、青い髪、全身を鱗のようなスケルタルメイルで覆われた美しい指揮官らしき女性が美しい歌声と共に三叉の槍を天高く掲げると、目に見える巨大なエネルギーの衝撃波が発せられ、その波動が広がると、スケルトンは尽く塵に帰ってしまう。さらに、それまで戦い傷ついた兵士たちはその範囲全域が治癒される。
勿論突貫して行っていたケルベロス騎士団も同様だ。
「な…?!」オレは驚愕の声を上げる…オレや雫、アストリッドの使う治癒とも異なる問答無用の全体回復魔法の様である。
「こんなことありえるのか…?」
「アレは恐らくアクアライト・ホーリースライム『海洋の露』の力」
控えていた雫がさらっとネタをばらす。
あの女は、サンライト・ホーリースライムの配下に入った代わりにその力を継承したままでその力をふるうという事か…
せっかく状況を変えて有利に戦えると思ったとたんにリセットどころか、スケルトンは浄化され、敵兵は回復しこちらが手札を失った状態になってしまった。
「エルト!撤退だ」この距離であれば意思疎通ができる程度には彼女と感応は出来るオレは慌てて騎士団を呼び戻す。
騎兵を戻すと同時に、今度は敵軍に動きが出る。
前線に巨大な鬼が投入される。何だありゃ…オーガ?敵側にそんな巨漢を運送する余裕があったのか?
「あれも、恐らく敵の魔術による召喚かと…」アストリッドの想定では、アレは先ほどの騎兵の騎馬同様魔術による構成だという。
「ケルベロス重装歩兵団防戦!」ブリギッタの指令が飛ぶ
重装歩兵団は今回の戦に備えて、ある程度人員の層を厚くしているが、歩兵騎士団の兵士長のガエウィンが戦死していたため、ブリギッタの配下で再編されている。
急造感否めない部隊は個人の力量関係なく指揮系統の機能がどうしても反応の遅れにつながる。
「アストリッド!魔法師団による援護!」「はいぃ!」
魔法師団が各々得意な魔法で迎撃する。
そこにようやく鉄魁がオーク軍を率いて、地面に空いた穴から現れる。
「お待たせしました!…ってあっちょっと遅かった?」
「鉄魁!」
彼女に続いて続々とオーク兵が現れ、崩壊しかかった前線で敵の鬼と戦う。
そしてその後から、自国のオーガが現れる。良くその洞窟通って来たな…という…起き上がると巨漢が立ち上がる。シンとヘイ…更に二人ほどではないが巨漢のオーガ…しかも女性が現れる。
もしかして…「あ、シェル叔父き!」鉄心と鉄平である。いつの間にそんなに大きく…
「挨拶は抜きだよ~!」と出てくるなり敵の鬼を粉砕する。頼もしすぎる。
粉砕された敵の鬼は紙の束になって崩れ落ちる…これも魔法なのだ。
「聞いたことあるな…式神って奴か」っても前世のゲームの知識だが。
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