俺を倒せるやつに巡り会うまで

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「今日も街は平和だ」

ドラゴンの屍の上でそう語る青年の名はシロア・フォルテッシモ。
自称最強の生物だ。
否、自他認める最強の人物だ。

「強い奴がいるかと思って地獄そうまで来てのはいいものの、やっぱり雑魚狩りになっちまったなー」

「お金にはなるしいいんじゃない？」

「それもそうか」

彼と話すのは零れいこの子についてはこの物語を読んでいけばわかるのだが、今はパートナーとでも言っておこう。

「じゃあギルドでも寄って帰るか」

そう言って、帰路へと向かった。
ギルドに到着するやいなや、大量の黒炎竜ダークドラゴンの核コアを提出する。

「こんなに買い取れないですよ！うちのギルドを破産させたいんですか？！」

「仕方ないから一旦持って帰るよぉ」

「その量はいつ来ても買取りませんからね！」

「ミトンは怒りっぽいなー」

ちなみにこれはいつものやり取りである。
結局持って帰ってきたものも売れず、自宅に帰ってきたシロア。
シロアを楽しませるようなことは今後起きるのだろうか？