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第十章
色々と考えることも必要なものもある
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「このリストにあるモンスターの素材があったら教えてほしいです」
何かの情報を集めるならブラックマーケットがいい。
一通りリストのモンスターを検索した圭はブラックマーケットを訪れていた。
いくつか検索でヒットしたモンスターもいたけれど、どのモンスターも出現した時期が古くて素材は市場に流通していなかった。
そこでブラックマーケットを頼ってみることにした。
表に出ない情報や素材も扱っているブラックマーケットならばどこかに眠っている素材の情報や今は表に流れていない素材もあるかもしれない。
圭は検索でヒットしたモンスターの名前を書いた紙をブラックマーケットの店員に渡す。
「承りました。情報が入りましたらご連絡させていただきます」
「それともう一つ、塔の情報も欲しいんです」
「塔の情報でございますね」
「十一階から現在攻略中の階まで。特に十二階について」
「承りました」
ついでに塔の情報も集めておく。
十階まではまだネットに情報があって簡単に調べられたのであるが、そこから上の階は攻略している人も少なく情報があまりない。
大型ギルドが攻略するのみで小規模なギルドや個人で攻略を目指している人はほとんどいないというのが現状なのである。
情報開示していないギルドもあるために情報を集めるのが非常に難しいのだ。
ギルドとして情報共有の請求をすることはできるだろうが受けてくれるかは相手次第となる。
なんの実績もなく小規模ギルドの圭たちでは話に応じてくれない可能性が高い。
ヴァルキリーギルドが塔を攻略しているギルドなので聞いてみようかと考えたが、ヴァルキリーギルドも他のギルドと共同で塔を攻略しているのでもしかしたらそうした関係から無理だと言われることもあり得る。
金さえ払えばどんな情報も集めてくれるブラックマーケットは確実である。
「前金として500万いただきますがよろしいですか?」
「ええ、俺の残高から払ってください」
「かしこまりました。ではそのように処理いたします」
あとはブラックマーケットの連絡を待つしかない。
次はヴァルキリーギルドにも連絡してみるかなんて思いながら店を出た。
「……なんで十二階を気にしてるんですか?」
今回ブラックマーケットには薫がついてきていた。
一人でも構わないのだけど何か不測の事態が起きた時に一人だと対処が大変かもしれないということで休みだった薫が来てくれた。
夜滝は家でお留守番でシャリンとフィーネの面倒を見ている。
流石にフィーネはともかくシャリンをブラックマーケットに連れていく勇気は出なかった。
薫はどうして圭が十二階について特にと念を押したのか不思議そうにしていた。
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「何をですか?」
「十二階には俺のことを敵視してる女神がいるんだよ」
塔の四階で圭たちは偽の女神と戦った。
色々とあったのだけど最終的には圭が偽の女神の分体とやらを倒して偽の女神は大きなダメージを負ったらしく圭は偽の女神から目をつけられていた。
その女神の本体がいるのが十二階であるのだ。
「あの時薫君女神に乗り移られてたしな……」
薫の口から十二階にいると聞いたのだけど薫の口からであってもあの時の意識は女神のものだった。
十二階にそんなことがあるかどうか説明したかもここまでで色々なことがあったので圭も薫も記憶が曖昧になっていた。
「それで十二階なんですね」
「何してくるか分からないからな。少しでも情報がある方がいい」
「そうですね……また襲ってくるなら今度こそ倒してやりましょうよ!」
「そうだな。やれるもんならやってみろって思うことにするか」
どれだけ準備をしても相手が待ち受けるステージに飛び込まねばならないことに変わりはない。
事前の情報が通じないこともあるだろう。
それでもやるしかない。
「その前に素材見つかって……剣直せればいいんだけどな……」
何かの情報を集めるならブラックマーケットがいい。
一通りリストのモンスターを検索した圭はブラックマーケットを訪れていた。
いくつか検索でヒットしたモンスターもいたけれど、どのモンスターも出現した時期が古くて素材は市場に流通していなかった。
そこでブラックマーケットを頼ってみることにした。
表に出ない情報や素材も扱っているブラックマーケットならばどこかに眠っている素材の情報や今は表に流れていない素材もあるかもしれない。
圭は検索でヒットしたモンスターの名前を書いた紙をブラックマーケットの店員に渡す。
「承りました。情報が入りましたらご連絡させていただきます」
「それともう一つ、塔の情報も欲しいんです」
「塔の情報でございますね」
「十一階から現在攻略中の階まで。特に十二階について」
「承りました」
ついでに塔の情報も集めておく。
十階まではまだネットに情報があって簡単に調べられたのであるが、そこから上の階は攻略している人も少なく情報があまりない。
大型ギルドが攻略するのみで小規模なギルドや個人で攻略を目指している人はほとんどいないというのが現状なのである。
情報開示していないギルドもあるために情報を集めるのが非常に難しいのだ。
ギルドとして情報共有の請求をすることはできるだろうが受けてくれるかは相手次第となる。
なんの実績もなく小規模ギルドの圭たちでは話に応じてくれない可能性が高い。
ヴァルキリーギルドが塔を攻略しているギルドなので聞いてみようかと考えたが、ヴァルキリーギルドも他のギルドと共同で塔を攻略しているのでもしかしたらそうした関係から無理だと言われることもあり得る。
金さえ払えばどんな情報も集めてくれるブラックマーケットは確実である。
「前金として500万いただきますがよろしいですか?」
「ええ、俺の残高から払ってください」
「かしこまりました。ではそのように処理いたします」
あとはブラックマーケットの連絡を待つしかない。
次はヴァルキリーギルドにも連絡してみるかなんて思いながら店を出た。
「……なんで十二階を気にしてるんですか?」
今回ブラックマーケットには薫がついてきていた。
一人でも構わないのだけど何か不測の事態が起きた時に一人だと対処が大変かもしれないということで休みだった薫が来てくれた。
夜滝は家でお留守番でシャリンとフィーネの面倒を見ている。
流石にフィーネはともかくシャリンをブラックマーケットに連れていく勇気は出なかった。
薫はどうして圭が十二階について特にと念を押したのか不思議そうにしていた。
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「何をですか?」
「十二階には俺のことを敵視してる女神がいるんだよ」
塔の四階で圭たちは偽の女神と戦った。
色々とあったのだけど最終的には圭が偽の女神の分体とやらを倒して偽の女神は大きなダメージを負ったらしく圭は偽の女神から目をつけられていた。
その女神の本体がいるのが十二階であるのだ。
「あの時薫君女神に乗り移られてたしな……」
薫の口から十二階にいると聞いたのだけど薫の口からであってもあの時の意識は女神のものだった。
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「それで十二階なんですね」
「何してくるか分からないからな。少しでも情報がある方がいい」
「そうですね……また襲ってくるなら今度こそ倒してやりましょうよ!」
「そうだな。やれるもんならやってみろって思うことにするか」
どれだけ準備をしても相手が待ち受けるステージに飛び込まねばならないことに変わりはない。
事前の情報が通じないこともあるだろう。
それでもやるしかない。
「その前に素材見つかって……剣直せればいいんだけどな……」
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