7
ファンタジー 連載中 長編
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。 人類は敗北した。 99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。 覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。 たった一人を除いて。 愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。 けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。 そんな時に新たなスキルが覚醒した。 戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。 けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。 人類が滅びたことを嘆くような声。 この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。 声の主人は邪竜だった。 邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。 トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。 気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。 トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。 けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。 死んだのだ。 そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。 側には見覚えのない黒い卵。 友といたい。 そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。 次こそ人類を救えるかもしれない。 やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。 卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。 「ヒカリと一緒なら」 「トモナリと一緒なら」 「「きっと世界は救える」」
24h.ポイント 434pt
小説 3,705 位 / 201,886件 ファンタジー 561 位 / 46,709件
文字数 496,986 最終更新日 2025.06.28 登録日 2025.02.08
神様にいっぱい希望を出したら意思疎通のズレから竜人になりました。 異世界を救ってほしい。 そんな神様からのお願いは異世界に行った時点でクリア⁉ 異世界を救ったお礼に好きなように転生させてくれるっていうからお酒を飲みながらいろいろ希望を出した。 転生しても人がいい……そんな希望を出したのに生まれてみたら頭に角がありますけど? 人がいいって言ったのに。 竜人族? 竜人族も人だって確かにそうだけど人間以外に人と言われている種族がいるなんて聞いてないよ! それ以外はおおよそ希望通りだけど…… 転生する世界の神様には旅をしてくれって言われるし。 まあ自由に世界を見て回ることは夢だったからそうしますか。 もう世界は救ったからあとはのんびり第二の人生を生きます。 竜人に転生したリュードが行く、のんびり異世界記ここに始まれり。
24h.ポイント 177pt
小説 8,031 位 / 201,886件 ファンタジー 1,380 位 / 46,709件
文字数 1,114,862 最終更新日 2025.06.27 登録日 2024.02.21
突如として変わった世界。 塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。 弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。 けれども違ったのだ。 この世の中、強い奴ほど才能がなかった。 これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。 見抜いて、育てる。 育てて、恩を売って、いい暮らしをする。 誰もが知らない才能を見抜け。 そしてこの世界を生き残れ。 なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。 更新不定期
24h.ポイント 63pt
小説 14,576 位 / 201,886件 ファンタジー 2,195 位 / 46,709件
文字数 985,917 最終更新日 2025.06.13 登録日 2024.05.17
魔力には色がある。 赤い魔力は炎、青い魔力は水といった力を持つ。 誰しもが魔力を持ち、魔力を活用して生きている中で黒い魔力を持つ少年がいた。 赤い魔力が炎ならば黒い魔力は何になる。 その答えを少年も周りの人も知らない。 黒い色がゆえに不吉な魔力、何にもならないがゆえに使えない魔力と呼ばれ少年はさげすまれていた。 両親を失いながらも強く生きていようとしていた少年だったが黒い魔力を待っているために周りの目は冷たかった。 そんな少年はある時黒い魔力の真の力の一端を知る。 血の復讐を果たして逃げた少年の前に魔族の少女が現れた。 初めて必要とされた。 黒い魔力が役に立つのなら。 そう思った少年は魔族についていくことにした。 黒い魔力の持つ力とは。 そして少年は黒い魔力で何を成し遂げるのか。 死が生を活かす。 死者にも、正者にも、何かの思いがあるのかもしれない。
24h.ポイント 0pt
小説 201,886 位 / 201,886件 ファンタジー 46,709 位 / 46,709件
文字数 102,767 最終更新日 2025.05.04 登録日 2025.04.07
世界は一度滅んだ。 急に現れたゲートダンジョンからモンスターがあふれ出し必死に抵抗した人類であったけれど、竜人族という種族の前に人類は敗北し、滅亡してしまったのである。 マサキは最後の抵抗で竜人族の玉を潰した。 その結果もう一度やり直す機会を与えられた。 神様から世界に起きたことが神々のゲームであったことをマサキは知り、ゲートダンジョンを配信することが世界を救うことに繋がるのだということも知った。 どの神にも注目されなかった男は二回目の人生神様の推しを配信して生き残る。 神様の推しを配信するんです。 少しぐらい投げ銭もらったっていいよな?
24h.ポイント 0pt
小説 201,886 位 / 201,886件 ファンタジー 46,709 位 / 46,709件
文字数 99,050 最終更新日 2025.05.04 登録日 2025.04.07
何度も死んだ。 他の者に殺されたり、時には同族と争ったり、餓死することもあった。 それでも何度も生き返った。 正確には転生した。 何度も、何度も。 望んでいないのに何度も転生させられて、そして死んだ。 人に転生できたならまだやりようがあったかもしれない。 けれど何度転生しても、どんな死を迎えてどんなに期待をしても、なぜなのか転生してしまうのだ。 “ゴブリン”に。 次の生こそは生き延びる。 次こそは転生などしないで死んでやる。 そう思っていた。 しかしドゥゼアは思い出す。 なぜゴブリンに転生するのかを。 なぜ何回もゴブリンになるのかを。 魔王を倒す。 それが最弱の魔物ゴブリンに課せられた使命なのだった。
24h.ポイント 0pt
小説 201,886 位 / 201,886件 ファンタジー 46,709 位 / 46,709件
文字数 596,213 最終更新日 2024.10.23 登録日 2024.05.13
恋愛 連載中 長編
その日皇女は断罪された。 聖女に毒を盛り殺害しようとした罪で皇女たる身分を剥奪され、国外追放の処罰となった。 けれど皇女は何の反論もすることなく、それを受け入れた。 まるで最初からそうなることが分かっていたように。 「自由に旅をして、幸せを見つけたい」 断罪された皇女は神官として旅に出た。 自分の身を預かってくれた教会のため、そして幸せを願う人々のために巡礼を行いながら自分の幸せを見つけるための旅。 そこで出会ったのは変な男キリアン。 善きことをするのだと言い、助けてやったら妙に懐かれてお礼をするのだとついてきた。 元皇女テシアは巡礼旅の末に幸せを掴み取れるのか。 いや、絶対にハッピーエンドにしてみせるのだ。 「私は絶対に幸せになります」 後に聖女テシアの世直し旅と呼ばれることになる、世直しのつもりもないトラブル旅の物語が始まる。
24h.ポイント 7pt
小説 37,586 位 / 201,886件 恋愛 16,648 位 / 59,261件
文字数 102,697 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.04.21
7