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第四章
犯罪覚醒者7
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モンスターの写真を撮って検索をかけてみるとヒットした。
フェイスメロンというモンスターだった。
いわゆるマスクメロンのような網目状の模様があるメロンではなくつるんとしたタイプのメロンらしい。
それに大きな口があるのでフェイスメロンと名付けられている。
ヘタのところから生えているツタを使って移動や攻撃を行う。
攻撃はシンプルにツタで掴んでくるか叩きつけ、接近するとメロンの口で噛みついてもくる。
ツタの力も高くなく、速さもそれほどではない。
弱点はメロン部分で狙いやすくもあるのでF級モンスターであった。
過去に出たモンスターはこうした情報が共有されている。
そんなに強いモンスターでもないようなので先ほどのような不意打ちを受けなきゃピンクダイヤモンドの助けがなくても攻略はできそうだと思った。
「可食……」
さらに情報はまだある。
モンスターが素材として買い取れるかも書いてあるのだ。
情報によるとフェイスメロンは食べられる。
モンスター素材として加工して武器などに転用はできないがメロンのところはちゃんと食べられるので持っていくと引き取ってくれる。
覚醒者協会などに持っていくと素早く加工してジュースにしたり近くのスーパーに並んだりするらしい。
濃厚な甘みがあってフェイスメロンは美味しいようだ。
「いや、今回はいいか」
フェイスメロンは売れるらしくもったいない気もするが今回に関してはさっさと攻略を終わらせたい。
メロン部分の真ん中から取れる魔石だけを回収してフェイスメロンそのものは放置していくことにした。
「終わりましたぁ~?」
「おい……!」
「カレン……」
圭たちが戦っている間にピンクダイヤモンドが何をしていたのか。
何もしていない。
戦いが始まったらピンクダイヤモンドは少し距離を取ってただただ戦いを眺めていたのである。
食ってかかろうとするカレンを圭が止める。
気持ちは分かるが戦いの最中に耳障りな声を上げて近くで邪魔になられるよりはよほどいい。
足手まといになるなら離れていてくれれば圭たちとしてはその方がいいのでこのままにしておくつもりだった。
圭もかなり苛立ちは覚えている顔をしているのでカレンも大人しく引き下がる。
「怖かったですぅ~」
しかし神経を逆撫でするのが上手い。
ピンクダイヤモンドは唯一この場にいる男である圭に擦り寄る。
戦いもしなかったのに何が怖かったのだと夜滝も目元がピクピクとしている。
もう目標はボスを倒してゲートを閉じることに設定して圭たちは早足で移動する。
途中途中で出てくるフェイスメロンを倒してボスを探す。
その間もピンクダイヤモンドは戦いに参加しない。
フラストレーションは溜まるがいないものとして扱ってゲートの攻略を進める。
ゲートの中を歩いていくと地面が耕された畑のようになっている場所が現れた。
その真ん中に大きなメロンが見える。
「あれがボスだな」
どう見ても大きさ的にゲートのボスである。
「ようやく終わるな……」
こんなにストレスを感じる攻略は初めてだったと圭はため息をついた。
「本当だよ……」
「いや、思い返してみても人をイラつかせることしかしてないからねぇ」
「とっとと倒しちまうぜ!」
この攻略さえ終えてちゃんとした評価をもらえればギルドとしてちゃんと認められる。
最後の戦いだと圭たちは気を引き締める。
「行こうか!」
「いくよー!」
「ああ!」
「ぶっ飛ばしてあげるよ!」
ピンクダイヤモンドと連携を取るつもりもない。
圭たちは一気に走り出してボスフェイスメロンに向かう。
「こい!」
魔力を向けるカレンに挑発されてボスフェイスメロンがカレンに向かってツタを伸ばす。
「オラっ!」
カレンは腕を振って盾で伸ばされたツタを弾き飛ばす。
「食らえ!」
夜滝が渦巻く水を打ち出す。
ボスフェイスメロンはそれを飛び上がってかわし、大きな口を開いて波瑠に襲いかかる。
地面ごとバクリとボスフェイスメロンが口を閉じて地面が抉れる。
しかしボスフェイスメロンの口に入ったのは土だけであった。
「遅いよ!」
後ろに回り込んだ波瑠が飛び上がってナイフでヘタから生えているツタを切りつける。
「こっちもいるぞ!」
ツタが減って多少をバランスを崩しながらも波瑠の方に振り向いたボスフェイスメロンだったが横から圭も迫っていた。
「浅い……!」
メロンを切り付けたけれど傷は浅くてボスフェイスメロンを倒しきれなかった。
「カレン、任せたよぅ!」
畳み掛けて反撃はさせない。
ボスフェイスメロンの下から水が噴き出してボスフェイスメロンが空中に打ち上がる。
落下地点にはカレンが待ち構える。
「ムカ……つくんだよ!」
カレンは全力でメイスをスイングした。
グシャリと音を立ててメロンが砕け散って飛んでいく。
「わっ!」
「……甘いねぇ……」
メロン汁が飛び散って波瑠や夜滝にかかってしまう。
夜滝は顔にメロン汁がかかってしまい、垂れてくる汁をペロリと舐めた。
確かにメロンの味。
普通のものよりも濃くて確かに美味しくはあった。
「いっちょ上がり!」
完全にメロン部分が砕かれてボスフェイスメロンは倒されてしまった。
フェイスメロンというモンスターだった。
いわゆるマスクメロンのような網目状の模様があるメロンではなくつるんとしたタイプのメロンらしい。
それに大きな口があるのでフェイスメロンと名付けられている。
ヘタのところから生えているツタを使って移動や攻撃を行う。
攻撃はシンプルにツタで掴んでくるか叩きつけ、接近するとメロンの口で噛みついてもくる。
ツタの力も高くなく、速さもそれほどではない。
弱点はメロン部分で狙いやすくもあるのでF級モンスターであった。
過去に出たモンスターはこうした情報が共有されている。
そんなに強いモンスターでもないようなので先ほどのような不意打ちを受けなきゃピンクダイヤモンドの助けがなくても攻略はできそうだと思った。
「可食……」
さらに情報はまだある。
モンスターが素材として買い取れるかも書いてあるのだ。
情報によるとフェイスメロンは食べられる。
モンスター素材として加工して武器などに転用はできないがメロンのところはちゃんと食べられるので持っていくと引き取ってくれる。
覚醒者協会などに持っていくと素早く加工してジュースにしたり近くのスーパーに並んだりするらしい。
濃厚な甘みがあってフェイスメロンは美味しいようだ。
「いや、今回はいいか」
フェイスメロンは売れるらしくもったいない気もするが今回に関してはさっさと攻略を終わらせたい。
メロン部分の真ん中から取れる魔石だけを回収してフェイスメロンそのものは放置していくことにした。
「終わりましたぁ~?」
「おい……!」
「カレン……」
圭たちが戦っている間にピンクダイヤモンドが何をしていたのか。
何もしていない。
戦いが始まったらピンクダイヤモンドは少し距離を取ってただただ戦いを眺めていたのである。
食ってかかろうとするカレンを圭が止める。
気持ちは分かるが戦いの最中に耳障りな声を上げて近くで邪魔になられるよりはよほどいい。
足手まといになるなら離れていてくれれば圭たちとしてはその方がいいのでこのままにしておくつもりだった。
圭もかなり苛立ちは覚えている顔をしているのでカレンも大人しく引き下がる。
「怖かったですぅ~」
しかし神経を逆撫でするのが上手い。
ピンクダイヤモンドは唯一この場にいる男である圭に擦り寄る。
戦いもしなかったのに何が怖かったのだと夜滝も目元がピクピクとしている。
もう目標はボスを倒してゲートを閉じることに設定して圭たちは早足で移動する。
途中途中で出てくるフェイスメロンを倒してボスを探す。
その間もピンクダイヤモンドは戦いに参加しない。
フラストレーションは溜まるがいないものとして扱ってゲートの攻略を進める。
ゲートの中を歩いていくと地面が耕された畑のようになっている場所が現れた。
その真ん中に大きなメロンが見える。
「あれがボスだな」
どう見ても大きさ的にゲートのボスである。
「ようやく終わるな……」
こんなにストレスを感じる攻略は初めてだったと圭はため息をついた。
「本当だよ……」
「いや、思い返してみても人をイラつかせることしかしてないからねぇ」
「とっとと倒しちまうぜ!」
この攻略さえ終えてちゃんとした評価をもらえればギルドとしてちゃんと認められる。
最後の戦いだと圭たちは気を引き締める。
「行こうか!」
「いくよー!」
「ああ!」
「ぶっ飛ばしてあげるよ!」
ピンクダイヤモンドと連携を取るつもりもない。
圭たちは一気に走り出してボスフェイスメロンに向かう。
「こい!」
魔力を向けるカレンに挑発されてボスフェイスメロンがカレンに向かってツタを伸ばす。
「オラっ!」
カレンは腕を振って盾で伸ばされたツタを弾き飛ばす。
「食らえ!」
夜滝が渦巻く水を打ち出す。
ボスフェイスメロンはそれを飛び上がってかわし、大きな口を開いて波瑠に襲いかかる。
地面ごとバクリとボスフェイスメロンが口を閉じて地面が抉れる。
しかしボスフェイスメロンの口に入ったのは土だけであった。
「遅いよ!」
後ろに回り込んだ波瑠が飛び上がってナイフでヘタから生えているツタを切りつける。
「こっちもいるぞ!」
ツタが減って多少をバランスを崩しながらも波瑠の方に振り向いたボスフェイスメロンだったが横から圭も迫っていた。
「浅い……!」
メロンを切り付けたけれど傷は浅くてボスフェイスメロンを倒しきれなかった。
「カレン、任せたよぅ!」
畳み掛けて反撃はさせない。
ボスフェイスメロンの下から水が噴き出してボスフェイスメロンが空中に打ち上がる。
落下地点にはカレンが待ち構える。
「ムカ……つくんだよ!」
カレンは全力でメイスをスイングした。
グシャリと音を立ててメロンが砕け散って飛んでいく。
「わっ!」
「……甘いねぇ……」
メロン汁が飛び散って波瑠や夜滝にかかってしまう。
夜滝は顔にメロン汁がかかってしまい、垂れてくる汁をペロリと舐めた。
確かにメロンの味。
普通のものよりも濃くて確かに美味しくはあった。
「いっちょ上がり!」
完全にメロン部分が砕かれてボスフェイスメロンは倒されてしまった。
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