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第五章
神に翻弄された悪魔と人々4
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大きな屋敷ではあるが全員で突入できるような場所ではない。
北条を中心とした精鋭部隊で屋敷に突入することにして、他の人たちは周りで警戒にあたる。
「映像をボディカメラに切り替えます」
ここまでは多くがドローンの映像であったが、狭い室内で高価なドローンを飛ばすのはリスクが大きいために戦闘の様子は攻略隊が体や頭につけたカメラを介して映し出す。
戦うためにドローンよりもはるかに揺れるので見ているのも注意が必要。
まずは屋敷の前にいるモンスターから倒していく。
中に入る精鋭部隊を除いた覚醒者がメインで戦う。
「少し様子が違うな」
映像を見ながら屋敷の前にいるモンスターが鎧を身につけ剣を持っていることに圭は気がついた。
それでも覚醒者たちの方が強くてあっという間にモンスターは倒された。
覚醒者で屋敷を取り囲みモンスターが逃げないようにしながら精鋭部隊が中に入る。
中は明かりもなく窓から差し込む光しかない。
厚い雲がかかる曇天なので外もそれほど明るくはなく、外からの光だけでは屋敷の中は暗かった。
魔法使いが魔法で光の玉を出して屋敷の中を照らす。
屋敷の中にも鎧を身につけたモンスターが待ち受けていた。
「う……ちょっと酔いそう」
カレンが映像から目を背けた。
体につけられたカメラは大きく揺れる。
戦いの様子をより近くで見ることができるがその分苦手な人にとって揺れる画面は辛い。
「あっちの魔法使いの方見ればいい」
「そうだねぇ、あっちの方はあまり動かないから見るならそっちの方がいいかもねぇ」
魔法使いにもボディカメラが付けられている。
近距離戦闘組に比べて動きが少ないのでカメラの揺れも少ない。
「そうするよ」
実態戦いを見るなら一歩引いたところから見れる魔法使いの映像の方がいいかもしれない。
攻略隊は危なげなくモンスターを倒して屋敷の捜索を始める。
一階から順に部屋を見ていき、その場にいるモンスターを倒す。
「あの剣を持った個体は魔力測定によるとC級なのですが全く問題ありませんね」
分析官が安心したよう大きく頷いた。
何も身につけていないモンスターに比べて鎧や剣を装備しているモンスターは魔力も強く測定され、それによるとモンスターの等級としてはD級ではなくC級相当になるらしい。
圭たちにとっては等級一つ上がるだけでもおそらく戦うことは厳しいだろう。
しかし攻略隊は何も変わらないかのようにモンスターを倒してしまった。
そして調査を進めていき、残すは二階の奥の部屋だけとなった。
「鎧がやや豪華。第一区域におけるボスモンスターの可能性があります」
ボスモンスターというのは目に見える形で他の通常モンスターと異なっていることも多い。
奥の部屋には三体のモンスターがいた。
他のモンスターよりも見た目的に良さそうな鎧を身につけていて悪魔のようなモンスターの中でも格上に見えた。
まだお城のある町があることを考えると中ボスといったところかもしれない。
中ボスは部屋に入ってきた北条を見るとゆっくりと腰の剣を抜いた。
ほんの少しだけ理性的にも見えたのだが剣を構えるとすぐさまモンスターは北条たちに襲いかかった。
確かに実力で見れば中ボス程度だったのかもしれない。
しかしそれでも北条には敵わなかった。
「相手モンスター沈黙。討伐確認しました」
北条のパワーに押されたモンスターは吹き飛ばされて窓から落ちた。
頭から落ちてグシャリと地面に衝突するとそのまま動かなくなった。
「やっぱり強いな……」
割れた窓からモンスターを冷たく見下ろす北条には傷の一つも付いていなかった。
北条を中心とした精鋭部隊で屋敷に突入することにして、他の人たちは周りで警戒にあたる。
「映像をボディカメラに切り替えます」
ここまでは多くがドローンの映像であったが、狭い室内で高価なドローンを飛ばすのはリスクが大きいために戦闘の様子は攻略隊が体や頭につけたカメラを介して映し出す。
戦うためにドローンよりもはるかに揺れるので見ているのも注意が必要。
まずは屋敷の前にいるモンスターから倒していく。
中に入る精鋭部隊を除いた覚醒者がメインで戦う。
「少し様子が違うな」
映像を見ながら屋敷の前にいるモンスターが鎧を身につけ剣を持っていることに圭は気がついた。
それでも覚醒者たちの方が強くてあっという間にモンスターは倒された。
覚醒者で屋敷を取り囲みモンスターが逃げないようにしながら精鋭部隊が中に入る。
中は明かりもなく窓から差し込む光しかない。
厚い雲がかかる曇天なので外もそれほど明るくはなく、外からの光だけでは屋敷の中は暗かった。
魔法使いが魔法で光の玉を出して屋敷の中を照らす。
屋敷の中にも鎧を身につけたモンスターが待ち受けていた。
「う……ちょっと酔いそう」
カレンが映像から目を背けた。
体につけられたカメラは大きく揺れる。
戦いの様子をより近くで見ることができるがその分苦手な人にとって揺れる画面は辛い。
「あっちの魔法使いの方見ればいい」
「そうだねぇ、あっちの方はあまり動かないから見るならそっちの方がいいかもねぇ」
魔法使いにもボディカメラが付けられている。
近距離戦闘組に比べて動きが少ないのでカメラの揺れも少ない。
「そうするよ」
実態戦いを見るなら一歩引いたところから見れる魔法使いの映像の方がいいかもしれない。
攻略隊は危なげなくモンスターを倒して屋敷の捜索を始める。
一階から順に部屋を見ていき、その場にいるモンスターを倒す。
「あの剣を持った個体は魔力測定によるとC級なのですが全く問題ありませんね」
分析官が安心したよう大きく頷いた。
何も身につけていないモンスターに比べて鎧や剣を装備しているモンスターは魔力も強く測定され、それによるとモンスターの等級としてはD級ではなくC級相当になるらしい。
圭たちにとっては等級一つ上がるだけでもおそらく戦うことは厳しいだろう。
しかし攻略隊は何も変わらないかのようにモンスターを倒してしまった。
そして調査を進めていき、残すは二階の奥の部屋だけとなった。
「鎧がやや豪華。第一区域におけるボスモンスターの可能性があります」
ボスモンスターというのは目に見える形で他の通常モンスターと異なっていることも多い。
奥の部屋には三体のモンスターがいた。
他のモンスターよりも見た目的に良さそうな鎧を身につけていて悪魔のようなモンスターの中でも格上に見えた。
まだお城のある町があることを考えると中ボスといったところかもしれない。
中ボスは部屋に入ってきた北条を見るとゆっくりと腰の剣を抜いた。
ほんの少しだけ理性的にも見えたのだが剣を構えるとすぐさまモンスターは北条たちに襲いかかった。
確かに実力で見れば中ボス程度だったのかもしれない。
しかしそれでも北条には敵わなかった。
「相手モンスター沈黙。討伐確認しました」
北条のパワーに押されたモンスターは吹き飛ばされて窓から落ちた。
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「やっぱり強いな……」
割れた窓からモンスターを冷たく見下ろす北条には傷の一つも付いていなかった。
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