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第五章
倒して出るか、死んで終わるか2
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「それではお願いします」
「分かりました」
サポート部隊の安全は確保した。
護衛の高等級覚醒者たちがシールドの中から出て戦う準備をする。
近づいてきているのは鎧も身につけていない悪魔のようなモンスター。
等級としてはD級であるのでBからD級までの覚醒者が戦いに向かう。
サポート部隊もただ見ているだけではなくカメラを回して戦況を記録する。
レッドゲートという異常事態は発生したけれどモンスターの強さには影響がないようでB級覚醒者を中心としてモンスターを倒していく。
「戦闘終了! 怪我人、損害なし!」
戦いを終えて覚醒者たちが状況を確認する。
他に丘を上ってくるモンスターはおらず、戦った覚醒者たちに怪我人もいない。
もちろんサポート部隊の方に来たモンスターもいないので被害もない。
「こちらサポート部隊、戦闘が終了しました」
安全になったので攻略隊と連絡をとる。
どうするのか話し合いが行われて結果的にサポート部隊は攻略隊に合流することになった。
安全性を担保できないというのが理由だった。
通常モンスターはゲート近くには寄ってこないのであるが、ゲート近くまでやってきたことでサポート部隊の危険が高くなった。
シールド発生装置があるけれど燃費が悪く長時間作動させられない。
攻略隊が攻略を終えるまでシールドを発せさせ続けられることは無理な話である。
それならば攻略隊と合流して後ろの方にでもいる方が安全であるということになった。
攻略隊から更なる護衛の人員が送られてきて、圭たちは効果な機材など持てるものを持ってゲート前の拠点を捨てた。
持てないような機械類はシールド発生装置のそばに寄せてシールドで保護することにした。
シールドの範囲を極力狭くして守ることで出来るだけシールドを長持ちさせるのである。
しっかりと守ってもらったけれど道中襲われることもなく攻略隊と合流することができた。
圭としては北条が近くに居ることも不安だが背に腹はかえられない。
今のところモンスターの方が脅威である。
圭たちは一番後ろではなく攻略隊の中でやや後ろで周りを守ってもらえるようなところに置かれた。
元々帯同していたサポート部隊に合流する形である。
他に選択肢はないのだがこのまま攻略を続けることとなった。
ドローンによる空撮でお城のある第二区域もある程度マップができている。
レッドゲートの発生にも依然として士気は高いので問題はなかった。
「チッ……雨うっとおしいな」
問題にするほどのことではないがゲートの中で変わった点が一つある。
レッドゲートになった時から雨が降り出したのだ。
かなり大粒の雨で降り止むような気配はない。
雨に打たれると体温が下がり体力が奪われてしまう。
服も濡れて動きが悪くなってしまうために今魔法使いが交代で弱いバリアを上空に張って雨を防いでいる。
魔力は消耗するけれど攻略隊全体の人数を考えた時に雨による消耗を避けた方がいいと判断したのだ。
だが上からの雨を防げてもすでに地面はひどくぬかるんでいた。
柔らかい土壌なのか水を吸って一歩ごとに足が沈み込む。
特に圭たちは重たい機材を持っているのでぬかるみが厄介になっている。
ゲートの中では何があるか分からないので防水の靴を履いてはいるが、このままではじわじわと靴の中も濡れてくることだろう。
「大丈夫か?」
「体力的には問題ないけどさ、やっぱ歩きにくいよな」
「もう少し行けば町に入ります。そうしたら道は少しマシになりますよ」
圭とカレンの会話を聞いていたサポート部隊の女性がニコリと笑って教えてくれた。
町の範囲まで行けば地面は石で舗装されているのでぬかるみに足を取られる心配はなくなる。
その分モンスターとの戦闘の心配は出てくるけれども。
「また町に入らないと出てこないみたいだな」
手前の町でもそうだった。
ゲート前からドローンを飛ばした時にはモンスターの姿は確認できず、町に入ったら家の中から出始めた。
今はお城のある町を目前にしてドローンを飛ばしている。
雨のせいで視界は悪いけれどモンスターのような姿は確認できずにいた。
「面倒だな……」
「こういうタイプも普通にあるからな」
一定の領域に入らないと動かないモンスターというのも存在する。
今回の相手も町という分かりやすい場所があるのでそうしたタイプなのである。
「レッドゲートになったのも同じようなもんかもな」
「んー? なんでだ?」
「最初はレッドゲートじゃなかっただろ? 攻略隊がある程度進んであるラインを越えたからレッドゲートが発動したのかもしれない」
本来ならばそれがゲートに突入する時なのだろうが、今回は手前の町とお城の町の間のどこかにラインがあったと考えた。
「なるほど、興味深いですね」
「確かにそのようにも考えられますね」
近くにいたサポート部隊の人が圭の話を聞いて大きく頷いた。
検証などはできないが一定の説得力はある説明だった。
「これから町の中に突入する! 戦闘が予想されるために各自警戒を怠るな!」
ドローンで一通り町を確認した。
出来るならお城も見てしまいたかったけれどもお城にドローンが近づくと機械の調子が悪くなるため調査は打ち切られた。
「分かりました」
サポート部隊の安全は確保した。
護衛の高等級覚醒者たちがシールドの中から出て戦う準備をする。
近づいてきているのは鎧も身につけていない悪魔のようなモンスター。
等級としてはD級であるのでBからD級までの覚醒者が戦いに向かう。
サポート部隊もただ見ているだけではなくカメラを回して戦況を記録する。
レッドゲートという異常事態は発生したけれどモンスターの強さには影響がないようでB級覚醒者を中心としてモンスターを倒していく。
「戦闘終了! 怪我人、損害なし!」
戦いを終えて覚醒者たちが状況を確認する。
他に丘を上ってくるモンスターはおらず、戦った覚醒者たちに怪我人もいない。
もちろんサポート部隊の方に来たモンスターもいないので被害もない。
「こちらサポート部隊、戦闘が終了しました」
安全になったので攻略隊と連絡をとる。
どうするのか話し合いが行われて結果的にサポート部隊は攻略隊に合流することになった。
安全性を担保できないというのが理由だった。
通常モンスターはゲート近くには寄ってこないのであるが、ゲート近くまでやってきたことでサポート部隊の危険が高くなった。
シールド発生装置があるけれど燃費が悪く長時間作動させられない。
攻略隊が攻略を終えるまでシールドを発せさせ続けられることは無理な話である。
それならば攻略隊と合流して後ろの方にでもいる方が安全であるということになった。
攻略隊から更なる護衛の人員が送られてきて、圭たちは効果な機材など持てるものを持ってゲート前の拠点を捨てた。
持てないような機械類はシールド発生装置のそばに寄せてシールドで保護することにした。
シールドの範囲を極力狭くして守ることで出来るだけシールドを長持ちさせるのである。
しっかりと守ってもらったけれど道中襲われることもなく攻略隊と合流することができた。
圭としては北条が近くに居ることも不安だが背に腹はかえられない。
今のところモンスターの方が脅威である。
圭たちは一番後ろではなく攻略隊の中でやや後ろで周りを守ってもらえるようなところに置かれた。
元々帯同していたサポート部隊に合流する形である。
他に選択肢はないのだがこのまま攻略を続けることとなった。
ドローンによる空撮でお城のある第二区域もある程度マップができている。
レッドゲートの発生にも依然として士気は高いので問題はなかった。
「チッ……雨うっとおしいな」
問題にするほどのことではないがゲートの中で変わった点が一つある。
レッドゲートになった時から雨が降り出したのだ。
かなり大粒の雨で降り止むような気配はない。
雨に打たれると体温が下がり体力が奪われてしまう。
服も濡れて動きが悪くなってしまうために今魔法使いが交代で弱いバリアを上空に張って雨を防いでいる。
魔力は消耗するけれど攻略隊全体の人数を考えた時に雨による消耗を避けた方がいいと判断したのだ。
だが上からの雨を防げてもすでに地面はひどくぬかるんでいた。
柔らかい土壌なのか水を吸って一歩ごとに足が沈み込む。
特に圭たちは重たい機材を持っているのでぬかるみが厄介になっている。
ゲートの中では何があるか分からないので防水の靴を履いてはいるが、このままではじわじわと靴の中も濡れてくることだろう。
「大丈夫か?」
「体力的には問題ないけどさ、やっぱ歩きにくいよな」
「もう少し行けば町に入ります。そうしたら道は少しマシになりますよ」
圭とカレンの会話を聞いていたサポート部隊の女性がニコリと笑って教えてくれた。
町の範囲まで行けば地面は石で舗装されているのでぬかるみに足を取られる心配はなくなる。
その分モンスターとの戦闘の心配は出てくるけれども。
「また町に入らないと出てこないみたいだな」
手前の町でもそうだった。
ゲート前からドローンを飛ばした時にはモンスターの姿は確認できず、町に入ったら家の中から出始めた。
今はお城のある町を目前にしてドローンを飛ばしている。
雨のせいで視界は悪いけれどモンスターのような姿は確認できずにいた。
「面倒だな……」
「こういうタイプも普通にあるからな」
一定の領域に入らないと動かないモンスターというのも存在する。
今回の相手も町という分かりやすい場所があるのでそうしたタイプなのである。
「レッドゲートになったのも同じようなもんかもな」
「んー? なんでだ?」
「最初はレッドゲートじゃなかっただろ? 攻略隊がある程度進んであるラインを越えたからレッドゲートが発動したのかもしれない」
本来ならばそれがゲートに突入する時なのだろうが、今回は手前の町とお城の町の間のどこかにラインがあったと考えた。
「なるほど、興味深いですね」
「確かにそのようにも考えられますね」
近くにいたサポート部隊の人が圭の話を聞いて大きく頷いた。
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「これから町の中に突入する! 戦闘が予想されるために各自警戒を怠るな!」
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