400 / 515
第八章
封印を解いて14
しおりを挟む
「どうだ、カレン?」
「うーん、なんか言葉にするのは難しいけど力が湧いてくるような感じがあるよ」
『八重樫カレン
レベル51
総合ランクD
筋力C(C+)(伝説)
体力C(B)(神話)
速度D(一般)
魔力D(D+)(英雄)
幸運E(一般)
スキル:大地の力(+)
才能:不屈の再生力を持つ肉体』
レッドフォックスレックスなどの戦いを経てカレンもいつの間にかレベルが上がり、総合ランクもD級になっていた。
才能や盾の効果もあってカレンの体力はB級にまでなっている。
一般的なタンクの能力値がどれほどのものなのか圭は知らないけれどかなり優秀な方なのではないかと思っている。
さらには盾の効果かスキル大地の力の横に見慣れないプラス表示まで増えていた。
レベルアップによって魔力もD級になっていて盾を扱うのにギリギリ届いていたのもラッキーであった。
「ふぅ……疲れたわい」
「かなり力使いましたね」
「うむ。それほど強力な封印であった」
右近が持ってきた冷たい水を飲む剣心はようやく汗が引いてきていた。
「これならばあの黒刀も期待ができるな」
本当に力が封印された魔道具であった。
こうなると圭の鑑定により信ぴょう性が出てくる。
剣心はチラリと黒い鞘に収められた黒い刀に視線を向けた。
盾と同じように力が封印されているとしたら魔石がたくさん必要だなと考えていた。
「これで取引は正式に終わったな」
「ええ、ありがとうございました」
実際圭たちの方が得をしたのではないかと思う。
剣心が封印を解くのに使ったのはB級モンスターの魔石である。
圭がブラックマーケットで売った時の金額を考えると使った魔石の金額は五億円でもきかないだろう。
以前に売った時は魔石は普通は出回らないことに加えて質も高かったのでかなり高額になったので単純な比較はできないが、それでもかなりの金額になる。
鑑定不可となるようなものを鑑定できる人が他にいないとしたら圭のやったことの価値も計り知れはしないのだけど、圭の実感としてはやっぱりありがたいという感覚があった。
「このようなものがあるとは私も予想外だった。良い経験になったよ」
「こちらとしても助かりました」
「もしよければ連絡先を交換してもらえないか? うちのは高等級覚醒者で時折変なものをゲートから持ってくる。メインで鑑定してくれるのは恵美子さんだがまたこうしたことがあるかもしれない」
「ええ、構いませんよ」
世界でも数少ないオープナーと繋がれるのは良い機会である。
剣心の人柄もよく、ついでにA級覚醒者である風馬ともお近づきになれるチャンスだ。
「右近……私のスマホを……」
『イスギスがあなたと交渉したがっています!』
「……えっ?」
「どうかしたか?」
圭の前に表示が現れた。
思わず声を上げた圭を剣心が不思議そうな顔で見る。
「し、師匠!」
「むっ? ……なに!」
「みなさん、下がってください!」
圭の前に表示が現れた直後魔石がカタカタと揺れ出し窓も開いていないのに風が吹き始めた。
部屋の真ん中に魔力が集まって青く目に見えるようになって、みるみると渦巻く魔力が大きくなっていく。
その場にいた全員がすぐにその正体を察する。
「ゲートです!」
ーーーーー
後書き
こちらの話を持ちまして当小説400話となりました!
ここまでお読みくださって誠にありがとうございます!
物語はまだまだ続きます。
目標は500話100万字!
よかったら星、応援、応援してるや面白かったなどのコメントあるとやる気になります!
改めていつも読んでくださってありがとうございます!
「うーん、なんか言葉にするのは難しいけど力が湧いてくるような感じがあるよ」
『八重樫カレン
レベル51
総合ランクD
筋力C(C+)(伝説)
体力C(B)(神話)
速度D(一般)
魔力D(D+)(英雄)
幸運E(一般)
スキル:大地の力(+)
才能:不屈の再生力を持つ肉体』
レッドフォックスレックスなどの戦いを経てカレンもいつの間にかレベルが上がり、総合ランクもD級になっていた。
才能や盾の効果もあってカレンの体力はB級にまでなっている。
一般的なタンクの能力値がどれほどのものなのか圭は知らないけれどかなり優秀な方なのではないかと思っている。
さらには盾の効果かスキル大地の力の横に見慣れないプラス表示まで増えていた。
レベルアップによって魔力もD級になっていて盾を扱うのにギリギリ届いていたのもラッキーであった。
「ふぅ……疲れたわい」
「かなり力使いましたね」
「うむ。それほど強力な封印であった」
右近が持ってきた冷たい水を飲む剣心はようやく汗が引いてきていた。
「これならばあの黒刀も期待ができるな」
本当に力が封印された魔道具であった。
こうなると圭の鑑定により信ぴょう性が出てくる。
剣心はチラリと黒い鞘に収められた黒い刀に視線を向けた。
盾と同じように力が封印されているとしたら魔石がたくさん必要だなと考えていた。
「これで取引は正式に終わったな」
「ええ、ありがとうございました」
実際圭たちの方が得をしたのではないかと思う。
剣心が封印を解くのに使ったのはB級モンスターの魔石である。
圭がブラックマーケットで売った時の金額を考えると使った魔石の金額は五億円でもきかないだろう。
以前に売った時は魔石は普通は出回らないことに加えて質も高かったのでかなり高額になったので単純な比較はできないが、それでもかなりの金額になる。
鑑定不可となるようなものを鑑定できる人が他にいないとしたら圭のやったことの価値も計り知れはしないのだけど、圭の実感としてはやっぱりありがたいという感覚があった。
「このようなものがあるとは私も予想外だった。良い経験になったよ」
「こちらとしても助かりました」
「もしよければ連絡先を交換してもらえないか? うちのは高等級覚醒者で時折変なものをゲートから持ってくる。メインで鑑定してくれるのは恵美子さんだがまたこうしたことがあるかもしれない」
「ええ、構いませんよ」
世界でも数少ないオープナーと繋がれるのは良い機会である。
剣心の人柄もよく、ついでにA級覚醒者である風馬ともお近づきになれるチャンスだ。
「右近……私のスマホを……」
『イスギスがあなたと交渉したがっています!』
「……えっ?」
「どうかしたか?」
圭の前に表示が現れた。
思わず声を上げた圭を剣心が不思議そうな顔で見る。
「し、師匠!」
「むっ? ……なに!」
「みなさん、下がってください!」
圭の前に表示が現れた直後魔石がカタカタと揺れ出し窓も開いていないのに風が吹き始めた。
部屋の真ん中に魔力が集まって青く目に見えるようになって、みるみると渦巻く魔力が大きくなっていく。
その場にいた全員がすぐにその正体を察する。
「ゲートです!」
ーーーーー
後書き
こちらの話を持ちまして当小説400話となりました!
ここまでお読みくださって誠にありがとうございます!
物語はまだまだ続きます。
目標は500話100万字!
よかったら星、応援、応援してるや面白かったなどのコメントあるとやる気になります!
改めていつも読んでくださってありがとうございます!
16
あなたにおすすめの小説
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
焔の幽閉者!自由を求めて最強への道を歩む!!
雷覇
ファンタジー
とある出来事で自身も所属する焔木一族から幽閉された男「焔木海人」。
その幽閉生活も一人の少女の来訪により終わりを迎える。
主人公は一族に自身の力を認めさせるため最強の力を求め続ける。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる