3 / 5
はじめの一匹
「コウタロウ。私はキリル、君たちのいう宇宙人だ。よろしく」
「よ、よろしく……。」
真っ白い病室のような部屋で、その生き物と光太郎は出会った。壁を直接抉ったような台座に、材質のよくわからない柔らかな敷物。ツルツルとした貫頭衣を纏った状態で目を覚ました。目の前のそれと挨拶を交わして光太郎は下腹をさする。
「体の具合はどうだ?」
「……え?えっと、少しぼうっとして……、腹が痛いっていうか……?」
違和感を言葉にするのには抵抗があった。腰骨から這い上がる妙な熱。
キリルは急に距離を詰め、光太郎の肩を抱いて引き寄せた。簡単に抱き込まれてしまう人間の下腹を遠慮なしにまさぐって圧迫する。
「疼くという感覚ではないかな」
「う、うず……っ?はは、そ、そうかも?」
ぎゅうと抱きしめられ、感じて当然の嫌悪感が湧かないことに驚いた。さりさり臍の周りを優しく撫でられて心地よささえ感じる。光太郎は不思議に思いながら、ぐったりと火照った上体をキリルから引き離した。自分は警官だ。市民を守りこそすれ、こんなふうに見知らぬ他人に迷惑をかけてはいけない。
「あ、あの、俺っ!勤務先に戻らないと……あれ、パトロールに行ってから、あれ?」
うまく思い出せない。あの日は交番から市街の方へ巡回に行き、迷子の子供を保護した。お母さんとお父さんが見つかるといいね。そう言い聞かせながら公園を出た、その一瞬の赤。そこから記憶が途切れている。
膝上までの短い貫頭衣をキリルの脚が捲り上げる。太腿が露わになり、光太郎は思わず裾を押さえた。
「や、やめろっ!!」
バシンとそれを叩き落とす。なんだこれ。腕?足?何か変だと心臓が早鐘を打つ。そもそも自分は下着さえ着ていない。裸に布一枚みたいなスリットの入った服もどきを着ているだけだ。それに、こいつは何だ?
「ふうん。大抵このまま発情状態に入るそうだが……君は特別自制心が強い個体のようだね。コウタロウ」
人ではないと理解した段階で叫びを上げたが遅かった。洞のような寝台に引きずり込まれ、改めてその異形を思い知る。長く太い4本の触手。光沢を伴って滑る胴。縁に牙が生え揃った奇妙な丸い口。くるりと大きい黒目だけの虚が、光太郎を凝視していた。
異形の宇宙人は執拗に人間の腹を解した。せっかく与えられた苗床だ。保護区最初の一人は大事にしたかった。ぬめる触手で両腕を頭上に拘束し、貫頭衣の下へずるずると余った脚を這わせる。地球生命体の中にも触手と張り出した三角頭を持つ生物がいたらしい。コウタロウはしばらく罵声を吐いていたが、それもすぐに大人しくなった。下腹の蟲が騒ぎ出したのだろう。
ずちゅずちゅと腸壁を舐め回せばやめてくれと哀願し、膨れた腹筋を健気に震わせた。
「な、なんれぇ……ッ♡ぁっひっぐ、ひぅうッ♡熱いっ!!あちぃよぉおっ♡♡♡!!」
「君のお腹にある蟲を仕込ませてもらったよ。荒れた宇宙で、それでも繁殖しようと進化し続けた貴重な蟲だ。……この蟲はいわゆる雄に寄生して内側で巣を作る。ちょうどこの下だ」
「ひっ……!!!」
コウタロウの臍を軽く吸盤で吸う。全身桜色に染めてはねる体は種を植えるに申し分ない。怯える彼にのしかかって言い聞かせる。最初に上下関係を仕込まねば、後々この子自身が困る。
「当然ながら巣で蟲は産卵するだろう。何度も何度も、君の腸の行き止まりでね。本来蟲が何百と孵化するが、そこは申し訳ない、私の種で上書きさせてもらう。蟲の卵に、私の種を受精させるのだ」
我が◯◯族を増やしてもらう。簡潔にわかりやすく伝えたはずだがコウタロウの反応は酷かった。丸く、大きな両目を未開いて数秒静止した直後激しく抵抗しだしたのだ。もちろん押さえ込むのは容易だ。しかし母体に負荷がかかる。心理的な抵抗が無いよう催淫効果の高い寄生蟲を仕込んでいるのに、どうしてかこの人間は意思が強か過ぎるらしい。
「熱い、ひぃっ……!!やだ、ヤダァア!!ァぎっ」
ぶつん。首筋に吸い付いて牙を立てる。キリルの種族には獲物を捕食するための麻痺毒が備わっていた。なるべく使いたくなかったが仕方ない。この取引がこの青年にとっても損ではないことをじっくりと証明していけばいいのだ。ぐったり力の入らなくなった手足を今度こそ、寝床の最深部へ引き入れる。四本の触手がカーテンのように両脇へ寄せられ、胴のスリットからそれが姿を現した。
コウタロウの目は薄く開いたまま、いや、と緩慢に口元が動くのを確認できた。身動きができなくなるだけで意識はあるのだ。ずるずると総身を現した異星人のペニスにその瞳が潤んでいく。
太ましく大振りな赤褐色の竿がコウタロウのアナルへゆっくりと割り入った。
ぞぷぷぷぷ……っ♡♡♡!ずるっ……♡ずるる…ッ♡!!
「…………っんひ、ぇっァ……ッ!!」
「ああ、いいね……っ!!」
人間の肉はどこもかしこも柔らかい。おまけに全身を押さえ込む触手から啜る汗は好みの味だった。青年の体にはうぞうぞと触手が絡み、今や大きく両の腿を開いてキリルを受け入れている。肉棒を深みへと送り込むたびに腰が跳ね、瞳は快楽に濁っていく。寄生蟲の淫毒で性交したくてたまらなかったろうから、その痴態が正しい状態なのだ。
仰向けに異星人を受け入れ、光太郎は白む意識を保とうと必死だった。尻の穴を異物が侵入してきていると言うのに背骨からゾクゾク悪い快感が這い上がってやまない。声も出せず身動きすら取れず、ひたすら心地よさを与えられて恐怖した。自分の身体が何者かに作り替えられていく。
(し、しっかりしろ……!!何が宇宙人だ、これは夢だ!)
幸い勝手に痙攣する敏感な直腸も、異星人ペニスに吸い付くばかりで刺激を受けずに済んでいる。呼吸が苦しいほど腹の奥まで到達した後はキリルも動きを止めていた。冷たい滑りがじんわり肌に馴染む。新たに刺激が加えられることなく、ゆったりとした時が過ぎた。キリルの寝床は薄暗く、生臭いような甘いような、微かな生き物の匂いで満ちている。
そのまま肉鞘にされてどれくらいの時間が経っただろう。光太郎は湯船に浸けられた赤子のように、とろとろと心地よく意識を落としかけていた。上にのし掛かっている巨大な軟体生物は絶妙な重しとなって肌を湿す。時折内腿や首筋を触手が撫でていくけれどそれだけだ。寒くもなく暑くもなく自分の鼓動だけが遠くに聞こえる。警戒心を保つのが難しいほど、光太郎の体力は削られ切っていた。
「ン……はぁ、は……っ」
「気づいてるかいコウタロウ。君の腰」
「あ、ぇ……っ?」
白痴になりかけていた青年は意識の糸をどうにか引き寄せ、自分の下肢を見た。蠢く巨大烏賊星人の体に隠れて、触手の合間から放り出された足がびくびくと突っ張っては垂れる動きを繰り返す。腰がはしたなく揺れていた。クチュクチュ、と甘く淫らな水音さえ大きく響く。
(嘘だ……これは夢だ、これは夢だっ!!)
「ぁん、ァ……っはぁ、はぁ……♡」
麻痺毒が十全に働いているため控えめな動きしか許されないが、光太郎の腰の動きは止まなかった。蕩け切った顔で生暖かな肉洞を擦るとじゅわ、と腸液が滲み出た。青年の体は意思に反して、キリルの巨根で自慰を図り続ける。
「や、ぁ……っ♡んー、ふぅうっ」
「……準備も整ったようだし、種漬けになってもらおうかな」
「ふぇっ!?ん、んぁッ!!」
結腸奥が戦慄いた。頑なだった最後の砦も陥落しきり、肉の輪は異星人のカリ首に抑え込まれてすっかり媚態を晒している。張り出した鰓に吸い付いて降参していたのに、太々しい槍はさらに奥を目指して動き始めた。嫌々と首を緩く振って抵抗するが無駄である。嫌な予感が背筋を這い上ってきた。
「ニンゲンのペニスは先割れしないんだろう?生の精莢の味、気に入ってくれるといいが」
深々と杭打たれた腹奥で、異形の亀頭が四つに割れた。ぐっぱり開いた巨根の口から勢いよく脈打つ管が打ち出される。肉の輪も結腸のカーブも越えて、あるはずのない場所へと輸精管は甘く牙を食い込ませた。
じゅぷじゅぷじゅぷッ♡♡♡どくどくどくっ…♡!!びゅうぅうう……ッ♡♡♡
「や、っっっぁ………ッ♡♡♡♡♡!!……?…………♡??」
「はぁ……ッ♡聞いた以上だ、この柔さ、脆さ……っ!ここに蟲特製の子宮があるんだ。気持ちいいだろう?蟲は産卵を終えると繭を作って壁に埋まる。孵化まで温かな君のお腹で眠るわけ。一番奥から、ほら、続きができてるのがわかるか!?」
のけぞって子宮イキを繰り返す光太郎の中で、追い討ちをかけるように四つ割れの竿が動き出す。ぐっぷりと蟲謹製の雄子宮へ頭を突っ込ませた輸精管が脈動する一方、敏感になった雄膣を大ぶりな竿が滑し始める。肉竿をぞりぞりと外へ引き摺れば、蟲子宮に食い込んだ輸精管がぴんと張られて深い絶頂に侵される。反対に奥へと突き入れれば、前立腺と結腸奥の媚肉リングが激しく引き潰された。
「いぁっ♡!!いやぁああッ♡♡♡♡♡!!も、だめッ!!やらぁあッッッ♡♡♡!!」
子供のように泣き喚く人間雄を押さえ込んで、異星の主は丁寧に躾を続けた。何時間もかけて激しく異性間交尾が続けられる。光太郎は正気を保てず、ついに壊れた。幾度も続けて絶頂の波に晒され続けるとニンゲンは総じて従順になる。ねっとりとペニスで雄子宮を穿つことはやめずにキリルは呼びかけた。
「卵、気持ちいいかい」
蟲の繭で織り上げられた子宮は勿論、植え付けられた卵にも腸壁の神経が編み込まれているはずだ。惚けた恍惚の表情で光太郎は僅かに頷く。
「ぁ、あぁ……♡ぁっあっあッ……♡♡♡」
つぷん、とちゅ、と抵抗しようのない蹂躙が続けられている。粘度の高い静液が雄子宮を満たし、下腹からの快楽にどんどん馬鹿になっていく。出すものを吐き出し切った輸精管が牙を抜いて子宮から退去するのさえ寂しいように感じる。ずっと、もっとナカにいて欲しい。全身の筋肉を粘液でヌルつかせながら、光太郎は甘イキを繰り返した。しなやかな内腿が抜き去られるのと同時に激しく痙攣する。
「ぁあああんッ……♡♡♡お゛ッ!!ほ、ォ…………♡」
舌をはみ出させて狂うニンゲンを愛情深く撫で摩る。これが最初の一匹だ。キリルの保護区で、少しずつ増やしていこう。
「よ、よろしく……。」
真っ白い病室のような部屋で、その生き物と光太郎は出会った。壁を直接抉ったような台座に、材質のよくわからない柔らかな敷物。ツルツルとした貫頭衣を纏った状態で目を覚ました。目の前のそれと挨拶を交わして光太郎は下腹をさする。
「体の具合はどうだ?」
「……え?えっと、少しぼうっとして……、腹が痛いっていうか……?」
違和感を言葉にするのには抵抗があった。腰骨から這い上がる妙な熱。
キリルは急に距離を詰め、光太郎の肩を抱いて引き寄せた。簡単に抱き込まれてしまう人間の下腹を遠慮なしにまさぐって圧迫する。
「疼くという感覚ではないかな」
「う、うず……っ?はは、そ、そうかも?」
ぎゅうと抱きしめられ、感じて当然の嫌悪感が湧かないことに驚いた。さりさり臍の周りを優しく撫でられて心地よささえ感じる。光太郎は不思議に思いながら、ぐったりと火照った上体をキリルから引き離した。自分は警官だ。市民を守りこそすれ、こんなふうに見知らぬ他人に迷惑をかけてはいけない。
「あ、あの、俺っ!勤務先に戻らないと……あれ、パトロールに行ってから、あれ?」
うまく思い出せない。あの日は交番から市街の方へ巡回に行き、迷子の子供を保護した。お母さんとお父さんが見つかるといいね。そう言い聞かせながら公園を出た、その一瞬の赤。そこから記憶が途切れている。
膝上までの短い貫頭衣をキリルの脚が捲り上げる。太腿が露わになり、光太郎は思わず裾を押さえた。
「や、やめろっ!!」
バシンとそれを叩き落とす。なんだこれ。腕?足?何か変だと心臓が早鐘を打つ。そもそも自分は下着さえ着ていない。裸に布一枚みたいなスリットの入った服もどきを着ているだけだ。それに、こいつは何だ?
「ふうん。大抵このまま発情状態に入るそうだが……君は特別自制心が強い個体のようだね。コウタロウ」
人ではないと理解した段階で叫びを上げたが遅かった。洞のような寝台に引きずり込まれ、改めてその異形を思い知る。長く太い4本の触手。光沢を伴って滑る胴。縁に牙が生え揃った奇妙な丸い口。くるりと大きい黒目だけの虚が、光太郎を凝視していた。
異形の宇宙人は執拗に人間の腹を解した。せっかく与えられた苗床だ。保護区最初の一人は大事にしたかった。ぬめる触手で両腕を頭上に拘束し、貫頭衣の下へずるずると余った脚を這わせる。地球生命体の中にも触手と張り出した三角頭を持つ生物がいたらしい。コウタロウはしばらく罵声を吐いていたが、それもすぐに大人しくなった。下腹の蟲が騒ぎ出したのだろう。
ずちゅずちゅと腸壁を舐め回せばやめてくれと哀願し、膨れた腹筋を健気に震わせた。
「な、なんれぇ……ッ♡ぁっひっぐ、ひぅうッ♡熱いっ!!あちぃよぉおっ♡♡♡!!」
「君のお腹にある蟲を仕込ませてもらったよ。荒れた宇宙で、それでも繁殖しようと進化し続けた貴重な蟲だ。……この蟲はいわゆる雄に寄生して内側で巣を作る。ちょうどこの下だ」
「ひっ……!!!」
コウタロウの臍を軽く吸盤で吸う。全身桜色に染めてはねる体は種を植えるに申し分ない。怯える彼にのしかかって言い聞かせる。最初に上下関係を仕込まねば、後々この子自身が困る。
「当然ながら巣で蟲は産卵するだろう。何度も何度も、君の腸の行き止まりでね。本来蟲が何百と孵化するが、そこは申し訳ない、私の種で上書きさせてもらう。蟲の卵に、私の種を受精させるのだ」
我が◯◯族を増やしてもらう。簡潔にわかりやすく伝えたはずだがコウタロウの反応は酷かった。丸く、大きな両目を未開いて数秒静止した直後激しく抵抗しだしたのだ。もちろん押さえ込むのは容易だ。しかし母体に負荷がかかる。心理的な抵抗が無いよう催淫効果の高い寄生蟲を仕込んでいるのに、どうしてかこの人間は意思が強か過ぎるらしい。
「熱い、ひぃっ……!!やだ、ヤダァア!!ァぎっ」
ぶつん。首筋に吸い付いて牙を立てる。キリルの種族には獲物を捕食するための麻痺毒が備わっていた。なるべく使いたくなかったが仕方ない。この取引がこの青年にとっても損ではないことをじっくりと証明していけばいいのだ。ぐったり力の入らなくなった手足を今度こそ、寝床の最深部へ引き入れる。四本の触手がカーテンのように両脇へ寄せられ、胴のスリットからそれが姿を現した。
コウタロウの目は薄く開いたまま、いや、と緩慢に口元が動くのを確認できた。身動きができなくなるだけで意識はあるのだ。ずるずると総身を現した異星人のペニスにその瞳が潤んでいく。
太ましく大振りな赤褐色の竿がコウタロウのアナルへゆっくりと割り入った。
ぞぷぷぷぷ……っ♡♡♡!ずるっ……♡ずるる…ッ♡!!
「…………っんひ、ぇっァ……ッ!!」
「ああ、いいね……っ!!」
人間の肉はどこもかしこも柔らかい。おまけに全身を押さえ込む触手から啜る汗は好みの味だった。青年の体にはうぞうぞと触手が絡み、今や大きく両の腿を開いてキリルを受け入れている。肉棒を深みへと送り込むたびに腰が跳ね、瞳は快楽に濁っていく。寄生蟲の淫毒で性交したくてたまらなかったろうから、その痴態が正しい状態なのだ。
仰向けに異星人を受け入れ、光太郎は白む意識を保とうと必死だった。尻の穴を異物が侵入してきていると言うのに背骨からゾクゾク悪い快感が這い上がってやまない。声も出せず身動きすら取れず、ひたすら心地よさを与えられて恐怖した。自分の身体が何者かに作り替えられていく。
(し、しっかりしろ……!!何が宇宙人だ、これは夢だ!)
幸い勝手に痙攣する敏感な直腸も、異星人ペニスに吸い付くばかりで刺激を受けずに済んでいる。呼吸が苦しいほど腹の奥まで到達した後はキリルも動きを止めていた。冷たい滑りがじんわり肌に馴染む。新たに刺激が加えられることなく、ゆったりとした時が過ぎた。キリルの寝床は薄暗く、生臭いような甘いような、微かな生き物の匂いで満ちている。
そのまま肉鞘にされてどれくらいの時間が経っただろう。光太郎は湯船に浸けられた赤子のように、とろとろと心地よく意識を落としかけていた。上にのし掛かっている巨大な軟体生物は絶妙な重しとなって肌を湿す。時折内腿や首筋を触手が撫でていくけれどそれだけだ。寒くもなく暑くもなく自分の鼓動だけが遠くに聞こえる。警戒心を保つのが難しいほど、光太郎の体力は削られ切っていた。
「ン……はぁ、は……っ」
「気づいてるかいコウタロウ。君の腰」
「あ、ぇ……っ?」
白痴になりかけていた青年は意識の糸をどうにか引き寄せ、自分の下肢を見た。蠢く巨大烏賊星人の体に隠れて、触手の合間から放り出された足がびくびくと突っ張っては垂れる動きを繰り返す。腰がはしたなく揺れていた。クチュクチュ、と甘く淫らな水音さえ大きく響く。
(嘘だ……これは夢だ、これは夢だっ!!)
「ぁん、ァ……っはぁ、はぁ……♡」
麻痺毒が十全に働いているため控えめな動きしか許されないが、光太郎の腰の動きは止まなかった。蕩け切った顔で生暖かな肉洞を擦るとじゅわ、と腸液が滲み出た。青年の体は意思に反して、キリルの巨根で自慰を図り続ける。
「や、ぁ……っ♡んー、ふぅうっ」
「……準備も整ったようだし、種漬けになってもらおうかな」
「ふぇっ!?ん、んぁッ!!」
結腸奥が戦慄いた。頑なだった最後の砦も陥落しきり、肉の輪は異星人のカリ首に抑え込まれてすっかり媚態を晒している。張り出した鰓に吸い付いて降参していたのに、太々しい槍はさらに奥を目指して動き始めた。嫌々と首を緩く振って抵抗するが無駄である。嫌な予感が背筋を這い上ってきた。
「ニンゲンのペニスは先割れしないんだろう?生の精莢の味、気に入ってくれるといいが」
深々と杭打たれた腹奥で、異形の亀頭が四つに割れた。ぐっぱり開いた巨根の口から勢いよく脈打つ管が打ち出される。肉の輪も結腸のカーブも越えて、あるはずのない場所へと輸精管は甘く牙を食い込ませた。
じゅぷじゅぷじゅぷッ♡♡♡どくどくどくっ…♡!!びゅうぅうう……ッ♡♡♡
「や、っっっぁ………ッ♡♡♡♡♡!!……?…………♡??」
「はぁ……ッ♡聞いた以上だ、この柔さ、脆さ……っ!ここに蟲特製の子宮があるんだ。気持ちいいだろう?蟲は産卵を終えると繭を作って壁に埋まる。孵化まで温かな君のお腹で眠るわけ。一番奥から、ほら、続きができてるのがわかるか!?」
のけぞって子宮イキを繰り返す光太郎の中で、追い討ちをかけるように四つ割れの竿が動き出す。ぐっぷりと蟲謹製の雄子宮へ頭を突っ込ませた輸精管が脈動する一方、敏感になった雄膣を大ぶりな竿が滑し始める。肉竿をぞりぞりと外へ引き摺れば、蟲子宮に食い込んだ輸精管がぴんと張られて深い絶頂に侵される。反対に奥へと突き入れれば、前立腺と結腸奥の媚肉リングが激しく引き潰された。
「いぁっ♡!!いやぁああッ♡♡♡♡♡!!も、だめッ!!やらぁあッッッ♡♡♡!!」
子供のように泣き喚く人間雄を押さえ込んで、異星の主は丁寧に躾を続けた。何時間もかけて激しく異性間交尾が続けられる。光太郎は正気を保てず、ついに壊れた。幾度も続けて絶頂の波に晒され続けるとニンゲンは総じて従順になる。ねっとりとペニスで雄子宮を穿つことはやめずにキリルは呼びかけた。
「卵、気持ちいいかい」
蟲の繭で織り上げられた子宮は勿論、植え付けられた卵にも腸壁の神経が編み込まれているはずだ。惚けた恍惚の表情で光太郎は僅かに頷く。
「ぁ、あぁ……♡ぁっあっあッ……♡♡♡」
つぷん、とちゅ、と抵抗しようのない蹂躙が続けられている。粘度の高い静液が雄子宮を満たし、下腹からの快楽にどんどん馬鹿になっていく。出すものを吐き出し切った輸精管が牙を抜いて子宮から退去するのさえ寂しいように感じる。ずっと、もっとナカにいて欲しい。全身の筋肉を粘液でヌルつかせながら、光太郎は甘イキを繰り返した。しなやかな内腿が抜き去られるのと同時に激しく痙攣する。
「ぁあああんッ……♡♡♡お゛ッ!!ほ、ォ…………♡」
舌をはみ出させて狂うニンゲンを愛情深く撫で摩る。これが最初の一匹だ。キリルの保護区で、少しずつ増やしていこう。
あなたにおすすめの小説
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。
飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。顔立ちは悪くないが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
2025/09/12 ★1000 Thank_You!!
お客様と商品
あかまロケ
BL
馬鹿で、不細工で、性格最悪…なオレが、衣食住提供と引き換えに体を売る相手は高校時代一度も面識の無かったエリートモテモテイケメン御曹司で。オレは商品で、相手はお客様。そう思って毎日せっせとお客様に尽くす涙ぐましい努力のオレの物語。(*ムーンライトノベルズ・pixivにも投稿してます。)
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
人気アイドルの俺、なぜかメンバー全員に好かれてます
七瀬
BL
デビュー4年目の人気アイドルグループ「ECLIPSE(エクリプス)」に所属する芹沢 美澄(せりざわみすみ)は、昔からどこか抜けていてマイペースな性格。
歌もダンスも決して一番ではないはずなのに、なぜかファンからもメンバーからも目を離されない存在だった。
世話焼きな幼なじみ、明るく距離の近い同い年、しっかり者で面倒見のいい年上、掴みどころのない自由人、そして無言で隣にいるリーダー——。
気づけば、美澄の周りにはいつも誰かがいて、当たり前のように甘やかされていく。