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1945年8月15日 占守島
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『耐え難きを耐え...』
日本最北端では電波の感度が悪い、ということなのだろうか。日本の降伏を告げる有名な天皇の玉音放送は、ただでさえ分かりにくい言葉な上、雑音と受信状況の悪さで綾瀬コウにはほとんど理解出来なかった。
しかし、集まった多くの将兵は日本が負けたことを知ったようだ。あちらこちらで嗚咽が聞こえ、その場に崩れ落ちる者、慟哭を上げる者もいた。事実こういう光景だったのかもしれない。コウにとっては全くの逆で、それはエンペラーガーディアンの始まりを告げるサイレンのようだった。
玉音放送のあと、第283大隊長竹下少佐の訓示があり、91師団より別命があるまでは戦時下体制で待機という旨の話があってその場は散会となった。分隊長の杉田が何かコウに言いかけたが、コウは彼の肩をぽんと叩いて兵舎に向かって歩き出した。
兵舎内では将校にはそれぞれ個室が与えられている。脳内に溢れ出したデータの一つだ。コウは自室に入ると地図を探した。簡素な文机の上に広げられている占守島の地図とGPSを照らし合わせる。司令部があることから現在地は『台歳千』。いや、読み方が逆か。千歳台。GPSの縮尺を変えながら、コウは椎名さくらの居場所を探ろうとした。現在地よりやや東に青い反応がある。地図によると旅団司令部と野戦病院とあるので、コウは地図を折りたたんで懐にしまい、そこに向かった。
コウの不安の一つが解消された。
千歳台は占守島南部。ソ連軍上陸地点からは30kmほど離れている。もしかしたら戦闘に巻き込まれずに済むかもしれない。そんな淡い期待も抱いていた。
未だ戦闘を経験していない占守島の野戦病院に収容されている患者は病人だけだ。旅団司令部と別棟の野戦病院でコウはGPSを最大限拡大した状態でさくらを探した。兵舎から出るとき、旅団司令部、そして野戦病院。かなりの人数の将兵とすれ違って気がついたことがある。
将校下士官と兵とで、表情が180度違うのだ。天皇のため、国のために全てを捧げてきた職業軍人たち将校下士官は絶望のような表情の者が多い。反面、徴兵検査で召集された兵は生きて帰れる喜びに満ちているのだ。もちろん、それを職業軍人の前で見せることは出来ないので、彼らとすれ違うときは敬礼をして、表情を引き締めている。
がらがら、と引き戸を引いて部屋から出てきた人物にコウの視点が定まり、目が会う。さくらだ。長い間離れていたようなそんな感覚に陥る。コウは思わず、
「さくら!」と叫んでいた。何人かの視線が集まったが、関係なかった。さくらにも安堵の表情が見てとれた。走り寄ったコウはさくらの両腕をぐっと掴んだ。
「良かった、心配してたんだ。」
「うん、わたしも不安だった。」
さくらは軍帽こそ被ってはいなかったが、コウと同じく軍服姿だ。胸には少尉の階級章。
「外で話そう。」
人が行き交う建物の中を避け、2人は野戦病院と司令部の間の中庭に出て腰を下ろした。
さくらの二の腕には赤十字の腕章がある。
「さくらの所属兵科は?」
左腕に止められた腕章に目をやってコウが聞く。
「野戦病院所属の衛生部隊。ね、フラッシュバックみたいに思い出すような感覚になった?」
さくらにもコウと同じ現象が起きたようだ。コウは頷き、ここに辿り着くまでのことを話した。まだ地図は見ていなかったらしく、それを聞いたさくらはほっと胸をなでおろした。後ろで束ねたさくらの髪が風で揺れている。
「衛生部隊には他にも女の人がいるの?」
さくらは首を振る。
「わたしだけ。でも、他の人は違和感を感じてないみたい。そういう設定なのかな。」
そう解釈するのが妥当のようだ。
コウはさくらと合流したら、すぐにでもやりたいことがあった。懐から地図を取り出し、
地面に広げ、端に小石を乗せる。
「この島の地理を覚えたいんだ。」
コウは現在地から、占守街道に沿って指を北上させる。陸軍飛行場や天神山、四嶺山から竹田浜まで街道が島を南北に貫いている。
「うん、絶対必要だよね。でも、歩けるかな?」
「おれ、大隊司令部でトラックを見たんだ。あれを使えば問題ない。」
「なら安心だね。じゃあわたし上の人に声をかけて用意してくる。ちょっと待っててください。」
そう言うとさくらは小走りに野戦病院へと消えていった。
ボンネット部分が前面に飛び出したような古い型の自動貨車の荷台には機銃が据えられている。エンジンの故障を防ぐために暖機運転中の車内にコウとさくらはいた。部隊を離れることがNG行為ととられかねないと思い、コウも上官である中隊長の許可を得た。
陣地視察のために、とコウが申告すると中隊長は輜重隊の貨車を手配してくれた。その輜重隊でも当番将校が運転手を付けようと申し出てくれたりと役所なんかよりよっぽど親切だな、とコウは感じた。
エンジンが十分暖まったところでトラックを始動させる。ミッション車の運転は教習所以来だ。アスファルト舗装などではない道は整備されているとはいえ、凸凹も多く何度もエンストさせてしまう。
「ここ、どこなんだろうね?」
日魯漁業の缶詰工場を右に曲がり街道に入ったところでさくらが口を開いた。
「あの白い部屋からここに来るまでそんなに時間経ってないはずなのに。」
さくらの疑問はコウも解けないでいる。
「さっきのあの工場。あれは1945年当時、ほんとに占守島にあったと思うんだよな。。」
「そうなの?」
さくらは振り返り荷台のガラス越しに遠ざかる工場を見ている。地表面の霧は晴れて視界が開けてきた。
「当時の占守島を再現しているとしたら、もはやゲームなんていうレベルじゃない。手間暇、金。何よりサバイバルさせたいなら、適当な無人島に送り込めば済むはずなんだ。」
「そうよね...。ここの人たちも作りものには思えないし...。何がNGワードかわからないから、怖くて聞けないしね。」
「今日は1945年8月15日、ここは占守島。その認識で行動するしかない。」
この辻褄の合わない疑問を解決させる一語をコウは持っていたが、敢えて口にはしなかった。それを認めてしまうことになりそうな気がしたからだ。
北上する街道の右手の陸軍三好野飛行場を過ぎる。駐機された航空機はたったの3機しかない。杉田が教えてくれたように転出したからだろう。
「さくら、GPS頼む。」
「あ、そうだね。」
他のプレイヤーの位置は確認しておきたかった。恐らくコウとさくらの他に3組6人。千歳台付近の配属は2人だけだ。
「この辺りにはいなさそう。もっと先っぽい。」
ところどころに湿地帯がある街道の路面を確認しながら天神山を過ぎる。高地はどこも陣地が構築されているようだ。縦深陣地というらしい。万が一敵軍の上陸を許しても、艦砲の届かない内陸で迎え撃てるようにしているのだ。
四嶺山に近づいたとき、さくらがあっ、と声を上げた。
「GPSに灰色が2つある。あっちの方。あっちにも。」
指を指した方向が四嶺山だ。続いてさくらが視線を送った方角は竹田浜方面だ。
「あのプレイヤーたちは占守島の戦闘を知ってるのかな。」
もし竹田浜に近い位置の部隊だとしたら真っ先に上陸軍と相対するはずだ。コウは未だ見ぬ他のプレイヤーに思いを馳せずにはいられなかった。
やがて占守街道の終点、国端崎に到着した。結局残りの2人のプレイヤーの位置は確認出来なかった。どこかで見落としたのだ。コウとさくらはトラックを降り、北方を眺める場所まで歩いた。周りを見渡すとコンクリート製の監視所があり、歩哨が立っている。
「ここから10km先がソ連領カムチャッカ半島ロパトカ岬。」
コウはそう言って指を指した。ある程度霧が晴れたとはいえ、霞んでいてそこまでは見通せなかった。双眼鏡を覗いてみたが同じだった。
「国境が近いんだね。」
と言いながら、さくらの目は双眼鏡に釘付けだ。
「それ、どうしたの?」
「双眼鏡?部屋にあったから役立つと思って持ってきた。役割が違うから、さくらにはないのかもね。」
改めてさくらの姿を見ると同じ軍服姿でもコウとは随分装備品が違う。肩からたすき掛けした赤十字マークの2つの鞄。腰に差した短剣。ホルダーに入った拳銃はコウと同じものだ。
「薬はいっぱいあるよ。」
さくらは鞄を開けて中身を見せる。
その時、海峡から飛翔音が聞こえ、2人は反射的に腰を落とした。コウは双眼鏡を目に当てるが、霧のせいで肉眼と変わらない。海面で爆発したのか、炸裂音が届く。
「何の音?」
さくらは怯えた表情でコウの腕にしがみつく。
「まさか、ロパトカ砲台からか!」しばらく間をあけてもう1発。射程距離が足りないのか、挑発しているのかどちらかだろう。
「さくら、車に乗れ!戻るぞ!」
コウはさくらの腕を掴み、無理矢理立たせる。そして歩哨に向かって、
「すぐに報告しろ!」
と叫び、運転席に飛び乗った。ソ連の侵攻は今日ではないはずなのに、コウは不安で押し潰されそうになるのを必死で堪えた。
日本最北端では電波の感度が悪い、ということなのだろうか。日本の降伏を告げる有名な天皇の玉音放送は、ただでさえ分かりにくい言葉な上、雑音と受信状況の悪さで綾瀬コウにはほとんど理解出来なかった。
しかし、集まった多くの将兵は日本が負けたことを知ったようだ。あちらこちらで嗚咽が聞こえ、その場に崩れ落ちる者、慟哭を上げる者もいた。事実こういう光景だったのかもしれない。コウにとっては全くの逆で、それはエンペラーガーディアンの始まりを告げるサイレンのようだった。
玉音放送のあと、第283大隊長竹下少佐の訓示があり、91師団より別命があるまでは戦時下体制で待機という旨の話があってその場は散会となった。分隊長の杉田が何かコウに言いかけたが、コウは彼の肩をぽんと叩いて兵舎に向かって歩き出した。
兵舎内では将校にはそれぞれ個室が与えられている。脳内に溢れ出したデータの一つだ。コウは自室に入ると地図を探した。簡素な文机の上に広げられている占守島の地図とGPSを照らし合わせる。司令部があることから現在地は『台歳千』。いや、読み方が逆か。千歳台。GPSの縮尺を変えながら、コウは椎名さくらの居場所を探ろうとした。現在地よりやや東に青い反応がある。地図によると旅団司令部と野戦病院とあるので、コウは地図を折りたたんで懐にしまい、そこに向かった。
コウの不安の一つが解消された。
千歳台は占守島南部。ソ連軍上陸地点からは30kmほど離れている。もしかしたら戦闘に巻き込まれずに済むかもしれない。そんな淡い期待も抱いていた。
未だ戦闘を経験していない占守島の野戦病院に収容されている患者は病人だけだ。旅団司令部と別棟の野戦病院でコウはGPSを最大限拡大した状態でさくらを探した。兵舎から出るとき、旅団司令部、そして野戦病院。かなりの人数の将兵とすれ違って気がついたことがある。
将校下士官と兵とで、表情が180度違うのだ。天皇のため、国のために全てを捧げてきた職業軍人たち将校下士官は絶望のような表情の者が多い。反面、徴兵検査で召集された兵は生きて帰れる喜びに満ちているのだ。もちろん、それを職業軍人の前で見せることは出来ないので、彼らとすれ違うときは敬礼をして、表情を引き締めている。
がらがら、と引き戸を引いて部屋から出てきた人物にコウの視点が定まり、目が会う。さくらだ。長い間離れていたようなそんな感覚に陥る。コウは思わず、
「さくら!」と叫んでいた。何人かの視線が集まったが、関係なかった。さくらにも安堵の表情が見てとれた。走り寄ったコウはさくらの両腕をぐっと掴んだ。
「良かった、心配してたんだ。」
「うん、わたしも不安だった。」
さくらは軍帽こそ被ってはいなかったが、コウと同じく軍服姿だ。胸には少尉の階級章。
「外で話そう。」
人が行き交う建物の中を避け、2人は野戦病院と司令部の間の中庭に出て腰を下ろした。
さくらの二の腕には赤十字の腕章がある。
「さくらの所属兵科は?」
左腕に止められた腕章に目をやってコウが聞く。
「野戦病院所属の衛生部隊。ね、フラッシュバックみたいに思い出すような感覚になった?」
さくらにもコウと同じ現象が起きたようだ。コウは頷き、ここに辿り着くまでのことを話した。まだ地図は見ていなかったらしく、それを聞いたさくらはほっと胸をなでおろした。後ろで束ねたさくらの髪が風で揺れている。
「衛生部隊には他にも女の人がいるの?」
さくらは首を振る。
「わたしだけ。でも、他の人は違和感を感じてないみたい。そういう設定なのかな。」
そう解釈するのが妥当のようだ。
コウはさくらと合流したら、すぐにでもやりたいことがあった。懐から地図を取り出し、
地面に広げ、端に小石を乗せる。
「この島の地理を覚えたいんだ。」
コウは現在地から、占守街道に沿って指を北上させる。陸軍飛行場や天神山、四嶺山から竹田浜まで街道が島を南北に貫いている。
「うん、絶対必要だよね。でも、歩けるかな?」
「おれ、大隊司令部でトラックを見たんだ。あれを使えば問題ない。」
「なら安心だね。じゃあわたし上の人に声をかけて用意してくる。ちょっと待っててください。」
そう言うとさくらは小走りに野戦病院へと消えていった。
ボンネット部分が前面に飛び出したような古い型の自動貨車の荷台には機銃が据えられている。エンジンの故障を防ぐために暖機運転中の車内にコウとさくらはいた。部隊を離れることがNG行為ととられかねないと思い、コウも上官である中隊長の許可を得た。
陣地視察のために、とコウが申告すると中隊長は輜重隊の貨車を手配してくれた。その輜重隊でも当番将校が運転手を付けようと申し出てくれたりと役所なんかよりよっぽど親切だな、とコウは感じた。
エンジンが十分暖まったところでトラックを始動させる。ミッション車の運転は教習所以来だ。アスファルト舗装などではない道は整備されているとはいえ、凸凹も多く何度もエンストさせてしまう。
「ここ、どこなんだろうね?」
日魯漁業の缶詰工場を右に曲がり街道に入ったところでさくらが口を開いた。
「あの白い部屋からここに来るまでそんなに時間経ってないはずなのに。」
さくらの疑問はコウも解けないでいる。
「さっきのあの工場。あれは1945年当時、ほんとに占守島にあったと思うんだよな。。」
「そうなの?」
さくらは振り返り荷台のガラス越しに遠ざかる工場を見ている。地表面の霧は晴れて視界が開けてきた。
「当時の占守島を再現しているとしたら、もはやゲームなんていうレベルじゃない。手間暇、金。何よりサバイバルさせたいなら、適当な無人島に送り込めば済むはずなんだ。」
「そうよね...。ここの人たちも作りものには思えないし...。何がNGワードかわからないから、怖くて聞けないしね。」
「今日は1945年8月15日、ここは占守島。その認識で行動するしかない。」
この辻褄の合わない疑問を解決させる一語をコウは持っていたが、敢えて口にはしなかった。それを認めてしまうことになりそうな気がしたからだ。
北上する街道の右手の陸軍三好野飛行場を過ぎる。駐機された航空機はたったの3機しかない。杉田が教えてくれたように転出したからだろう。
「さくら、GPS頼む。」
「あ、そうだね。」
他のプレイヤーの位置は確認しておきたかった。恐らくコウとさくらの他に3組6人。千歳台付近の配属は2人だけだ。
「この辺りにはいなさそう。もっと先っぽい。」
ところどころに湿地帯がある街道の路面を確認しながら天神山を過ぎる。高地はどこも陣地が構築されているようだ。縦深陣地というらしい。万が一敵軍の上陸を許しても、艦砲の届かない内陸で迎え撃てるようにしているのだ。
四嶺山に近づいたとき、さくらがあっ、と声を上げた。
「GPSに灰色が2つある。あっちの方。あっちにも。」
指を指した方向が四嶺山だ。続いてさくらが視線を送った方角は竹田浜方面だ。
「あのプレイヤーたちは占守島の戦闘を知ってるのかな。」
もし竹田浜に近い位置の部隊だとしたら真っ先に上陸軍と相対するはずだ。コウは未だ見ぬ他のプレイヤーに思いを馳せずにはいられなかった。
やがて占守街道の終点、国端崎に到着した。結局残りの2人のプレイヤーの位置は確認出来なかった。どこかで見落としたのだ。コウとさくらはトラックを降り、北方を眺める場所まで歩いた。周りを見渡すとコンクリート製の監視所があり、歩哨が立っている。
「ここから10km先がソ連領カムチャッカ半島ロパトカ岬。」
コウはそう言って指を指した。ある程度霧が晴れたとはいえ、霞んでいてそこまでは見通せなかった。双眼鏡を覗いてみたが同じだった。
「国境が近いんだね。」
と言いながら、さくらの目は双眼鏡に釘付けだ。
「それ、どうしたの?」
「双眼鏡?部屋にあったから役立つと思って持ってきた。役割が違うから、さくらにはないのかもね。」
改めてさくらの姿を見ると同じ軍服姿でもコウとは随分装備品が違う。肩からたすき掛けした赤十字マークの2つの鞄。腰に差した短剣。ホルダーに入った拳銃はコウと同じものだ。
「薬はいっぱいあるよ。」
さくらは鞄を開けて中身を見せる。
その時、海峡から飛翔音が聞こえ、2人は反射的に腰を落とした。コウは双眼鏡を目に当てるが、霧のせいで肉眼と変わらない。海面で爆発したのか、炸裂音が届く。
「何の音?」
さくらは怯えた表情でコウの腕にしがみつく。
「まさか、ロパトカ砲台からか!」しばらく間をあけてもう1発。射程距離が足りないのか、挑発しているのかどちらかだろう。
「さくら、車に乗れ!戻るぞ!」
コウはさくらの腕を掴み、無理矢理立たせる。そして歩哨に向かって、
「すぐに報告しろ!」
と叫び、運転席に飛び乗った。ソ連の侵攻は今日ではないはずなのに、コウは不安で押し潰されそうになるのを必死で堪えた。
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