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分かり合おうと ※
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気絶したように寝ているジャスを見ながら、アウルは思った。
――セックス、しちまってもいいんじゃねえか?
ジャスは人生を明け渡す覚悟だと言っていた。
ならもう契のセックスをしてもいいだろう。寝てる間に終わらせてしまうなら問題ないんじゃないか。
アウルは、ジャスとのしない約束が、自分の欲情に負けつつある自覚があった。
――だって無理だろう。あんなに乱れた姿を見て、あんな風に言われて、これで耐えろという方が無理だな。
アウルは、自分も下着を降ろして陰茎を取り出した。
そして、ジャスの背中に再度キスをすると、その窄みに、自分の硬くそそり勃つモノをあてがった。
その時だった。
「……アウル……本当は僕……嫌いじゃないからな……」
「あん?」
アウルは、急に声を発したジャスの口元に耳を寄せた。
「何だ?何か言ったか」
「……お前との、毎日のキス。キスで……少しずつ……お前と分かり合おうと……思ってる……よ」
ジャスの目は完全に閉じていて寝ている。寝言だろうか。
「……ああ、クソ!」
アウルはイライラと叫び、ジャスの窄みから自分の陰茎を離した。
「んな事言われたら!キスの契にするしかねえだろうが!」
そう言って、くったりと寝ているジャスの腰を上げ、その両足の間に自分の陰茎を挟み込んだ。
「これで勘弁してやる」
そう呟いて、アウルはジャスの両太腿の間に、何度も自分のそそり勃つ陰茎を叩きつけた。
ジャスの柔らかい太腿を堪能して、夢中で腰を振り、欲を放つ。
気づくとジャスも、ダラダラと欲を漏らしていたので、アウルは少し満足した。
ジャスの頭を優しく撫で、魔法でドロドロになった寝具を軽くかたづけると、アウルは上機嫌で部屋を出て行った。
次の日、ジャスはぐったりと机にうつ伏せていた。
朝起きて無理矢理魔法薬を飲ませられたので、キスの中毒性は免れてスッキリしているものの、屈辱感が拭えない。
途中記憶がなかったので、何されたのかよく覚えていないのも気分が悪い。
「何ダラダラしてんだよ。飯も食ってねえで」
「ちょっと放っておいてくれ」
ジャスは不貞腐れたようにアウルに背を向ける。
アウルは黙ってジャスの前にコーヒーのカップを置いた。
ジャスはチラリとカップを見た。
「いつもなら無理矢理飲ませるくせに」
「何だ、無理矢理の方がお好みみてえだな」
アウルはそう言って、ジャスの顎をわしづかみにして湯気の立ったコーヒーを流し込もうとした。
「わー!!違うって!やめろよ!」
「何なんだよ、全く」
アウルはジャスの顎を放して、目の前にドカッと座った。
ジャスは、仕方なくチビチビとコーヒーを啜る。
「あの、さ」
目の前で食べるのを監視しているかのようにしているアウルに、ジャスはおそるおそる言った。
「そんなに見ないでよ」
「……んだよ。見るのも駄目なのか」
チッと舌打ちをして席を立とうとするアウルに、ジャスは慌てて言った。
「違、今のは、単にそんな怖い顔で睨まれてると飲みづらいだけっていうか。駄目とかじゃ」
ジャスの言葉に、アウルはまた座り直した。
「あのさ、昨日のことだけど」
ジャスはアウルと目を合わせずに話しだした。
「あん?」
「あの、僕も少し妥協するっていうか…」
「妥協だと?」
「えっと、妥協っていうか。少しアウルと距離縮める努力を、するから」
「ほう」
「えっと、だから昨夜みたいなのは、ちょっと控えてもらいたいんだけど」
「……まあ、そうだな」
あっさりとアウルは頷いた。そして立ち上がり、ジャスの顎を掴んで少し深めのキスをする。ジャスは無意識的に抵抗して、アウルの胸を押してキスから逃れた。
「おい、急に何すんだ」
「これはいいだろ」
「そっ……れは……。1番勘弁してもらいたいやつ…」
「ふん、素直じゃねえな」
アウルはニヤリと笑った。
「本当は嫌いじゃねえんだろ?俺とのキスで分かり合おうとしてんだろ?」
「は?何でキスで分かりかえるんだよ。意味わかんねえ」
「……テメェは本当に……自分の発言に責任持てよ……」
アウルは呆れたようにジャスを睨んだ。
――セックス、しちまってもいいんじゃねえか?
ジャスは人生を明け渡す覚悟だと言っていた。
ならもう契のセックスをしてもいいだろう。寝てる間に終わらせてしまうなら問題ないんじゃないか。
アウルは、ジャスとのしない約束が、自分の欲情に負けつつある自覚があった。
――だって無理だろう。あんなに乱れた姿を見て、あんな風に言われて、これで耐えろという方が無理だな。
アウルは、自分も下着を降ろして陰茎を取り出した。
そして、ジャスの背中に再度キスをすると、その窄みに、自分の硬くそそり勃つモノをあてがった。
その時だった。
「……アウル……本当は僕……嫌いじゃないからな……」
「あん?」
アウルは、急に声を発したジャスの口元に耳を寄せた。
「何だ?何か言ったか」
「……お前との、毎日のキス。キスで……少しずつ……お前と分かり合おうと……思ってる……よ」
ジャスの目は完全に閉じていて寝ている。寝言だろうか。
「……ああ、クソ!」
アウルはイライラと叫び、ジャスの窄みから自分の陰茎を離した。
「んな事言われたら!キスの契にするしかねえだろうが!」
そう言って、くったりと寝ているジャスの腰を上げ、その両足の間に自分の陰茎を挟み込んだ。
「これで勘弁してやる」
そう呟いて、アウルはジャスの両太腿の間に、何度も自分のそそり勃つ陰茎を叩きつけた。
ジャスの柔らかい太腿を堪能して、夢中で腰を振り、欲を放つ。
気づくとジャスも、ダラダラと欲を漏らしていたので、アウルは少し満足した。
ジャスの頭を優しく撫で、魔法でドロドロになった寝具を軽くかたづけると、アウルは上機嫌で部屋を出て行った。
次の日、ジャスはぐったりと机にうつ伏せていた。
朝起きて無理矢理魔法薬を飲ませられたので、キスの中毒性は免れてスッキリしているものの、屈辱感が拭えない。
途中記憶がなかったので、何されたのかよく覚えていないのも気分が悪い。
「何ダラダラしてんだよ。飯も食ってねえで」
「ちょっと放っておいてくれ」
ジャスは不貞腐れたようにアウルに背を向ける。
アウルは黙ってジャスの前にコーヒーのカップを置いた。
ジャスはチラリとカップを見た。
「いつもなら無理矢理飲ませるくせに」
「何だ、無理矢理の方がお好みみてえだな」
アウルはそう言って、ジャスの顎をわしづかみにして湯気の立ったコーヒーを流し込もうとした。
「わー!!違うって!やめろよ!」
「何なんだよ、全く」
アウルはジャスの顎を放して、目の前にドカッと座った。
ジャスは、仕方なくチビチビとコーヒーを啜る。
「あの、さ」
目の前で食べるのを監視しているかのようにしているアウルに、ジャスはおそるおそる言った。
「そんなに見ないでよ」
「……んだよ。見るのも駄目なのか」
チッと舌打ちをして席を立とうとするアウルに、ジャスは慌てて言った。
「違、今のは、単にそんな怖い顔で睨まれてると飲みづらいだけっていうか。駄目とかじゃ」
ジャスの言葉に、アウルはまた座り直した。
「あのさ、昨日のことだけど」
ジャスはアウルと目を合わせずに話しだした。
「あん?」
「あの、僕も少し妥協するっていうか…」
「妥協だと?」
「えっと、妥協っていうか。少しアウルと距離縮める努力を、するから」
「ほう」
「えっと、だから昨夜みたいなのは、ちょっと控えてもらいたいんだけど」
「……まあ、そうだな」
あっさりとアウルは頷いた。そして立ち上がり、ジャスの顎を掴んで少し深めのキスをする。ジャスは無意識的に抵抗して、アウルの胸を押してキスから逃れた。
「おい、急に何すんだ」
「これはいいだろ」
「そっ……れは……。1番勘弁してもらいたいやつ…」
「ふん、素直じゃねえな」
アウルはニヤリと笑った。
「本当は嫌いじゃねえんだろ?俺とのキスで分かり合おうとしてんだろ?」
「は?何でキスで分かりかえるんだよ。意味わかんねえ」
「……テメェは本当に……自分の発言に責任持てよ……」
アウルは呆れたようにジャスを睨んだ。
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