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110 アツレンでの再会 4
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ジャックに代筆を頼んでルウェンに手紙を出した後、屋敷の人々と時折話を交わしながら夕食の時間までを過ごした。ハルタカは終始あまり話をせず、ただマヒロの後ろについて回っているだけだった。始めのうちは龍人に気後れする者もいたが、マヒロがあまりに何も気にせず話を続けるので皆そのうち慣れてしまった。
ハウザの指示で手早く晩餐の支度が行われた。本来の主に当たる人物がいない状態だが、アーセルの指示によってマヒロを主賓客に据えてもてなすよう言われていたので、屋敷の者たちは喜んでその準備をした。また、アーセルは屋敷の使用人たちや騎士、退異師などとマヒロが話したいだろうということも考えてくれていた。本来の着席式ではなく、大勢の人数が集まっても気楽に話せるような半立食の形で晩餐がとれるようにと重ねてハウザに指示をしてくれていた。
おかげで、カッケンの渾身の料理を交流のあった様々な人々とともに、思う存分語り合いながら楽しむことができた。
ハルタカはあまり表情を崩すことなく、いつも影のようにマヒロの後ろについていた。
「マヒロ様、その‥額は?」
随分と食事も進み、マヒロもほんの少し果実酒を口にして顔を赤らめていた頃合いで、エレネがマヒロの龍鱗に気づいた。前髪で隠れる位置でもあるしそもそも小さいので、ヒトの目には止まらないだろうと思っていたのだが、顔が熱くなったマヒロが何の気なしに前髪をかき上げてしまったのだ。
はっとして前髪を下ろしたがもう遅い。後ろでハルタカが威圧するような空気を出している。マヒロは慌ててハルタカを手で制し、エレネの近くで囁いた。
「えっと‥多分なんだけど、仮の龍鱗、らしい‥んだよね」
「ええっ!?」
「しー!しー!」
マヒロは慌ててエレネの口を塞いだ。エレネはこくこくと頷いて黙った。
「別に隠すつもりでもないんだけど‥もう少し色々落ち着いたら知らせようかなって。ジャックには言ってもいいけど、基本黙っててもらえると嬉しい」
エレネはもう一度大きく頷いて満面の笑顔を見せた。そしてぎゅっとマヒロの手を握った。
「マヒロ様、おめでとうございます。よかったですね。‥後、ジャックにはマヒロ様の口から言ってあげてください。俺の方が先に聞いたと知ったら、ジャックは嫉妬しそうですからね」
エレネは美しい顔でそう囁いた。
龍鱗らしきものを得たことを、今まで知り合った人々にどう伝えるかはまだマヒロ自身決めかねていることだった。今回はとりあえず、アーセルには絶対に伝えようと思っていたのだが、伝えることと伝えないことのメリットデメリットがそれぞれどういうものなのか、マヒロではつかめない。とりあえず、ジャックとアーセル、ルウェンくらいにはいっておこうか‥とぼんやり考えていたところにエレネに見られてしまった。
最近では、マヒロの赤髪黒目が随分屋敷の人々に浸透してしまったこともあり、街中に出る時以外は目隠しをつけていない。今度からその代わりにレースで額飾りでも作ろうかな‥と考えてもみた。
しかし、感覚的にあまり額に何かをのせたくないのだ。自分でも龍鱗はあまり触りたくないから結構感覚が過敏なのかもしれない。本来、心臓の上ほどにもっと大きく出ると聞いていたから、衣服はどうしているのか‥とハルタカに聞いたところ、元ヒトであるハルタカの親は、特に気にせず衣服をつけていたということだったので、この感覚は額の時のみのことかもしれない。
額が見えないように気をつけながら、食事を楽しんでいるうちに時間は過ぎ、そろそろお開きの様相を呈してきた。皆明日も仕事がある者たちばかりなので、マヒロがハウザに頼んでそろそろ、という合図をしてもらった。
参加していた者たちがぞろぞろと帰途についている時に、ジャックがマヒロの傍に寄ってきた。
「マヒロ様、ルウェン様が到着されました。アーセル様の執務室隣の応接室にお通ししています」
「わかった」
マヒロはそう答えてから、ハルタカの顔を見た。ハルタカは実に不満そうな顔をしてマヒロを見つめている。出来るならルウェンとマヒロを会わせたくない、という気持ちが表情に現れていた。
「ハルタカ、そんな顔しないで。‥怒んないでよ?」
「‥‥努力はするが確約はせん」
「もう‥」
頑固な物言いに半ば呆れながら、二人で応接室へ向かった。
ノックをして扉を開ける。入った時にはルウェンが立ち上がって迎えてくれた。
「マヒロ様、ハルタカ様」
「ルウェン」
三か月ぶりに見るルウェンは、マヒロの目から見ても痩せたように見えた。そして覇気がなかった。以前はアーセルのために色々とてきぱき仕事をこなしていて精力的なヒトの印象だったのに、今は見る影もない。マヒロは一声発した後、二の句が継げなかった。
そんなマヒロに向かってルウェンは深く騎士礼を取った。
「マヒロ様、そしてハルタカ様。先だっての行いを改めてお詫び申し上げます。ハルタカ様に置かれましては、大切な番い候補様の身を害しかねなかった私の行いは許しがたいことであると拝察します。どのような処分、処罰であろうとも甘んじてこの身に受ける覚悟はあります」
そう一気に言って、また深く騎士礼を取る。マヒロはすぐにルウェンを制して言った。
「いやいや、そういう話をしたくて呼んだんじゃないから!とりあえず座って!話を落ち着いてしたいし」
「しかし」
渋るルウェンに向かって、マヒロはやや強引に言った。
「いいから座って!私が落ち着かないから!」
再度マヒロにそう促されたルウェンは、ようやく長椅子に腰掛けた。マヒロとハルタカもその向かいに座った。
マヒロは改めてルウェンの顔を見た。随分と顎のラインがシャープになってしまっている。ダンゾが攻めてきたときにルウェンも大怪我をしたと聞いていたが、そのせいだろうか。
「ルウェン、あの‥なんか随分痩せてない?体調悪かったりしてない?」
ルウェンは薄く笑って応えた。
「さあ、どうでしょうか。あまり体重を測る機会はありませんから‥でも元気ですよ、怪我もほとんど治っておりますし」
「でも、なんか顔色悪いよ」
マヒロはそう言ってじっとルウェンの目を見た。ルウェンはそっとその視線をそらして俯いた。
「‥マヒロ様は、こんな俺のこともそうやって気遣ってくださるんですね‥」
「だって、ルウェンは友達だって思ってるからね」
「友達‥」
ルウェンが少し呆気にとられたような顔をした。マヒロはうんうんと頷いてまたルウェンの顔を見る。
「ねえ、ルウェン。ルウェンは私にすごく悪いことしたって思ってるみたいだけど‥私はあんまりそう思ってないんだ」
「マヒロ!」
横で鋭くハルタカが言ってマヒロの肩をぐいっと抱き寄せた。マヒロは肩に載せられたハルタカの手に、自分の手をのせて宥めながら話を続けた。
「だってさ、なんかその薬物を買って持ってただけじゃん、結局ルウェンのしたことって」
「‥パルーリアは指定禁止薬物です。買うことも所持することも違反です」
マヒロは頷いた。
「うん、そうらしいね。でもその分の謹慎ってしたんだよね?お給料もだいぶ返還したって聞いてるよ」
「‥まあ、そうですが‥」
ルウェンは歯切れ悪く答えた。マヒロは気にせず続ける。
「頭の中の計画だけでヒトを罰してたら、牢屋がいくつあったって足りなくなっちゃうし、そもそも頭の中まで縛ることはできないよ。大事なのは実際にやったかやってないか、じゃない?ルウェンは計画はしたかもしれないけど、結局実行はしてないじゃん」
ハウザの指示で手早く晩餐の支度が行われた。本来の主に当たる人物がいない状態だが、アーセルの指示によってマヒロを主賓客に据えてもてなすよう言われていたので、屋敷の者たちは喜んでその準備をした。また、アーセルは屋敷の使用人たちや騎士、退異師などとマヒロが話したいだろうということも考えてくれていた。本来の着席式ではなく、大勢の人数が集まっても気楽に話せるような半立食の形で晩餐がとれるようにと重ねてハウザに指示をしてくれていた。
おかげで、カッケンの渾身の料理を交流のあった様々な人々とともに、思う存分語り合いながら楽しむことができた。
ハルタカはあまり表情を崩すことなく、いつも影のようにマヒロの後ろについていた。
「マヒロ様、その‥額は?」
随分と食事も進み、マヒロもほんの少し果実酒を口にして顔を赤らめていた頃合いで、エレネがマヒロの龍鱗に気づいた。前髪で隠れる位置でもあるしそもそも小さいので、ヒトの目には止まらないだろうと思っていたのだが、顔が熱くなったマヒロが何の気なしに前髪をかき上げてしまったのだ。
はっとして前髪を下ろしたがもう遅い。後ろでハルタカが威圧するような空気を出している。マヒロは慌ててハルタカを手で制し、エレネの近くで囁いた。
「えっと‥多分なんだけど、仮の龍鱗、らしい‥んだよね」
「ええっ!?」
「しー!しー!」
マヒロは慌ててエレネの口を塞いだ。エレネはこくこくと頷いて黙った。
「別に隠すつもりでもないんだけど‥もう少し色々落ち着いたら知らせようかなって。ジャックには言ってもいいけど、基本黙っててもらえると嬉しい」
エレネはもう一度大きく頷いて満面の笑顔を見せた。そしてぎゅっとマヒロの手を握った。
「マヒロ様、おめでとうございます。よかったですね。‥後、ジャックにはマヒロ様の口から言ってあげてください。俺の方が先に聞いたと知ったら、ジャックは嫉妬しそうですからね」
エレネは美しい顔でそう囁いた。
龍鱗らしきものを得たことを、今まで知り合った人々にどう伝えるかはまだマヒロ自身決めかねていることだった。今回はとりあえず、アーセルには絶対に伝えようと思っていたのだが、伝えることと伝えないことのメリットデメリットがそれぞれどういうものなのか、マヒロではつかめない。とりあえず、ジャックとアーセル、ルウェンくらいにはいっておこうか‥とぼんやり考えていたところにエレネに見られてしまった。
最近では、マヒロの赤髪黒目が随分屋敷の人々に浸透してしまったこともあり、街中に出る時以外は目隠しをつけていない。今度からその代わりにレースで額飾りでも作ろうかな‥と考えてもみた。
しかし、感覚的にあまり額に何かをのせたくないのだ。自分でも龍鱗はあまり触りたくないから結構感覚が過敏なのかもしれない。本来、心臓の上ほどにもっと大きく出ると聞いていたから、衣服はどうしているのか‥とハルタカに聞いたところ、元ヒトであるハルタカの親は、特に気にせず衣服をつけていたということだったので、この感覚は額の時のみのことかもしれない。
額が見えないように気をつけながら、食事を楽しんでいるうちに時間は過ぎ、そろそろお開きの様相を呈してきた。皆明日も仕事がある者たちばかりなので、マヒロがハウザに頼んでそろそろ、という合図をしてもらった。
参加していた者たちがぞろぞろと帰途についている時に、ジャックがマヒロの傍に寄ってきた。
「マヒロ様、ルウェン様が到着されました。アーセル様の執務室隣の応接室にお通ししています」
「わかった」
マヒロはそう答えてから、ハルタカの顔を見た。ハルタカは実に不満そうな顔をしてマヒロを見つめている。出来るならルウェンとマヒロを会わせたくない、という気持ちが表情に現れていた。
「ハルタカ、そんな顔しないで。‥怒んないでよ?」
「‥‥努力はするが確約はせん」
「もう‥」
頑固な物言いに半ば呆れながら、二人で応接室へ向かった。
ノックをして扉を開ける。入った時にはルウェンが立ち上がって迎えてくれた。
「マヒロ様、ハルタカ様」
「ルウェン」
三か月ぶりに見るルウェンは、マヒロの目から見ても痩せたように見えた。そして覇気がなかった。以前はアーセルのために色々とてきぱき仕事をこなしていて精力的なヒトの印象だったのに、今は見る影もない。マヒロは一声発した後、二の句が継げなかった。
そんなマヒロに向かってルウェンは深く騎士礼を取った。
「マヒロ様、そしてハルタカ様。先だっての行いを改めてお詫び申し上げます。ハルタカ様に置かれましては、大切な番い候補様の身を害しかねなかった私の行いは許しがたいことであると拝察します。どのような処分、処罰であろうとも甘んじてこの身に受ける覚悟はあります」
そう一気に言って、また深く騎士礼を取る。マヒロはすぐにルウェンを制して言った。
「いやいや、そういう話をしたくて呼んだんじゃないから!とりあえず座って!話を落ち着いてしたいし」
「しかし」
渋るルウェンに向かって、マヒロはやや強引に言った。
「いいから座って!私が落ち着かないから!」
再度マヒロにそう促されたルウェンは、ようやく長椅子に腰掛けた。マヒロとハルタカもその向かいに座った。
マヒロは改めてルウェンの顔を見た。随分と顎のラインがシャープになってしまっている。ダンゾが攻めてきたときにルウェンも大怪我をしたと聞いていたが、そのせいだろうか。
「ルウェン、あの‥なんか随分痩せてない?体調悪かったりしてない?」
ルウェンは薄く笑って応えた。
「さあ、どうでしょうか。あまり体重を測る機会はありませんから‥でも元気ですよ、怪我もほとんど治っておりますし」
「でも、なんか顔色悪いよ」
マヒロはそう言ってじっとルウェンの目を見た。ルウェンはそっとその視線をそらして俯いた。
「‥マヒロ様は、こんな俺のこともそうやって気遣ってくださるんですね‥」
「だって、ルウェンは友達だって思ってるからね」
「友達‥」
ルウェンが少し呆気にとられたような顔をした。マヒロはうんうんと頷いてまたルウェンの顔を見る。
「ねえ、ルウェン。ルウェンは私にすごく悪いことしたって思ってるみたいだけど‥私はあんまりそう思ってないんだ」
「マヒロ!」
横で鋭くハルタカが言ってマヒロの肩をぐいっと抱き寄せた。マヒロは肩に載せられたハルタカの手に、自分の手をのせて宥めながら話を続けた。
「だってさ、なんかその薬物を買って持ってただけじゃん、結局ルウェンのしたことって」
「‥パルーリアは指定禁止薬物です。買うことも所持することも違反です」
マヒロは頷いた。
「うん、そうらしいね。でもその分の謹慎ってしたんだよね?お給料もだいぶ返還したって聞いてるよ」
「‥まあ、そうですが‥」
ルウェンは歯切れ悪く答えた。マヒロは気にせず続ける。
「頭の中の計画だけでヒトを罰してたら、牢屋がいくつあったって足りなくなっちゃうし、そもそも頭の中まで縛ることはできないよ。大事なのは実際にやったかやってないか、じゃない?ルウェンは計画はしたかもしれないけど、結局実行はしてないじゃん」
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